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2017年08月16日

自然栽培イチゴ苗の様子



8月12日に見に行ってきた

標高900mの長野県平谷村においてある

みどりの里の自然栽培イチゴ苗たちです。

平谷でトウモロコシを作っている小林君との連携が

うまくいき始めて

今年はこの場所に週に1回行けば大丈夫なくらいになってきました。

昨年はここでのイチゴ苗作りの意思疎通などが小林君とうまくいかなくて

私は毎日平谷へ行ってました。

それから考えると今年はものすごい改善と

小林くんのものすごい成長があります。

徐々に平谷村での苗作りが形になりつつあります。

このまま天候不順などがないことを祈るばかりです。



イチゴ苗たちは7月4日に親から切り離されて1か月以上がたちます。

弱ってくると病斑が出てきてしまいます。

古い葉から出てきます。

普通はこうならないように農薬を多用せざるおえなくなります。

肥料を入れている場合、

病原菌のエサとなってしまうので

病気の侵攻は勢力を強めてくるので絶対に止められないです。



みどりの里の自然栽培イチゴ苗では

こういう病斑があったであろう葉が

病斑を自分で落としています。



これもそうです。

窒素を切ってあると

植物体内の窒素量が減って

病原菌のエサが足りない状態で勢力を強めることができず、

苗たちは病気を止めて

病斑を落としていくという治療にあたります。

致命傷を負わないようにしています。

本来植物は病害虫対策が自分でできます。

古葉は病害虫が出やすいです。

若葉や芯になるような場所を

植物は全力で守ります。

でも病害虫対策を植物にさせすぎると

収量が落ちたりしますので

できれば、病害虫がかからないレベルのイチゴ苗栽培にしたいです。



ちらほら毛虫がいます。



新芽を残して古葉ばかり食べてます。

こんなに食われることはまずないです。

古葉は日陰を作るつもりで残しているだけで

現在はそれほど機能していません。

だんだんイチゴ苗は小さくなっていて

実際水を吸う量は確実に減りました。

なので機能していない葉を食う分には許してやろうかと

そのままにしています。

大事なのは新芽です。

新芽を食べたら捕まえますが、

ずっと自然栽培していてこの虫が大事なところを食べているところを見たことがないです。

古葉を食べるだけなら葉かきの手間が省けていいじゃん。

無肥料にすると意外とうまく自然界は共存していることに気づきます。

うまく共存していければ

作業量が減ります。



お盆あたりから涼しくなってくるので

新しい葉が成長し始めて

消耗から再生へと変わっていきます。



まだ植えるまでに2週間以上あります。

今年はまだ致命的な病気を出すということがないまま育てれています。

雨が続きすぎなければ

ここからは回復していくのがいつものパターンです。

どうかいつも通り育ってください。

  


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2017年08月09日

賑やかな自然栽培



いつもはひたすら浩美が自然栽培ブルーベリーを収穫していますが、

今回は高校生の職場体験ということもあって

ブルーベリー収穫なら農業体験として

いい思い出になるかと思って一緒に収穫しました。



今年も鳥の害はほとんどないまま収穫し続けてます。



うちの子たちも暇だと

畑でカタツムリを探してきて遊んでます。

ときどき子どもたちはブルーベリーに襲い掛かってきますが、



手伝ってくれることもあります。



隣の自然栽培オクラ畑では

ストレートアライブさんが収穫しに来てくれてます。

初めて畑作業をやる軽度な障害者さんたちです。

炎天下の中ではきつい作業ではありますが、

オクラから人生の厳しさと

世の役に立つ喜びを教えてもらっているようです。

最初は採ることでいっぱいいっぱいで

取り残しやサイズを合わせることがなかなかできなかったので



昨年オクラ収穫をやっていた

無門福祉会のみどりの里班も合流して改善していきました。



そうやって合流していくことで

畑で作業しながらすれ違うときに会話が弾んだり

なんだか楽しい雰囲気になってきます。

そんな雰囲気の中だと

野菜たちにもいいエネルギーを供給できるような気がします。

ストレートアライブさんは収穫だけでなく

みどりの里の田んぼも維持してくれています。



大きい草だけの除草ですが、

今年は空梅雨だった6月に

水が来ないトラブルが多発していて

ヒエが育ってしまいました。

それを週に3~4日4時間除草してもらってます。



このエリアのよその田んぼですが、

水が来ないと除草剤をまいてあってもこうなります。



うちの田んぼも何もしなかったらそうなってしまうという危機感から

雑草が小さいうちから1日3反以上できるペースで取り続けてきたので

この水が来なかったエリアでも

ヒエや他の雑草に囲まれることなく作ることができました。

ストレートアライブさんたちの障害者さんたちが

田んぼをきれいにしてくれるから

田んぼをやらないかと声をかけてもらえたり、

評判を落とさずに無農薬の自然栽培を拡大し続けていけます。

こうやってしっかり結果を出して

障害者さんたちが無農薬栽培に適した人材であることを

しっかり打ち出していきたいです。






  


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Posted by みどりの里 at 22:50 │お米野菜

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2017年08月05日

自然栽培イチゴアイスとジャム



ついに農福連携商品が開発されました。

自然栽培イチゴアイスとジャムです。

添加物なしの商品になってます。

なかなか自分でこういうもの作ろうとすると大変なのですが、

食品加工場を持っている障害者福祉施設の無門福祉会さんと一緒にやることで

可能となりました。



昨年冬から今年春にかけて皆で毎日イチゴ収穫してきました。



イチゴ畑は土耕だと畝間を歩くのも大変ですが、

皆1年で足腰がきたわり、

皆で収穫できるようになってました。



パッキングも覚えて

どんどん仕事ができるようになっていきました。

新しい仕事ができるようになることが

皆の喜びでした。



夏はさすがにイチゴは作れないのですが、

そんな時期でもイチゴが楽しめるようにと無門さんにお願いしてできたアイスとジャムです。

障害者さんたちが仕事ができるようになっただけでは

農業で工賃を格段に上げていくことは難しいです。

でもこうやって新しい加工品などを

私たち健常者が開発していくことで

販売の幅も広がっていきますし、

お客さんの喜びも広がっていきます。

その結果、障害者さんたちの工賃も自然と上がっていけば

理想的な相乗効果が生まれます。

自然栽培を通して障害者さんたちと一緒に助け合って生きていける形を作れるよう

これからも試行錯誤していきます。

毎月第2土曜日にむもんカンパニー青い空でやっている

むもん市で自然栽培イチゴアイス、ジャム、そしてイチゴジュースまで出てます。

ジャムはロージーティーハウス猿投店

自然栽培の仲間たち

でも常時販売してますので

ぜひご賞味ください。

これからもブルーベリーとかでも開発していきますので

楽しみにしていてください。  


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Posted by みどりの里 at 08:33 │お知らせ

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2017年07月21日

第33回勉強会

6月26日月曜日に行われた

第33回勉強会の内容です。

今回は特にテーマを決めていませんでしたので

自由に栽培話題が出てました。



自己紹介は牧野雅人さんです。

牧野さんはB&Dドラッグストアで勤めています。

バリバリ働いていたのですが、

皮膚を針で刺されるような痛みが出る病にかかってしまい、

普通に生活が一時期できなくなってしまいました。

働く時間も減らしてもらいながら

どうしたら治るのか

どうしてなってしまったのかを追求していると

ストレスや食のことなどに関心を持つようになりました。

自分で自然栽培のような食品を扱う店をやろうと思った時期もあったのですが、

今やドラッグストアはディスカウントショップになってしまっているけど

本当は健康を提供する店なはずという思いに至り

ドラッグストアでも自然栽培などの商品を販売していけないだろうかと考えるようになりました。

月に2回ほどみどりの里に作業に入りながら研修してます。



2人目は

愛知県豊橋市でやっている kuumaa!Farm 鈴木直樹さん です。

今回は定植のやり方で面白い結果が出たので紹介してくれました。

ちなみに前に紹介してくれたアスパラの採りっきり栽培を夏野菜に応用したところ



かなりの深植えになってしまって全然ダメだったそうです。

そんな実験もしている中で



種まき前に鎮圧するといい結果が出ました。



このようにはっきりトウモロコシで出ました。



右のナスは植えるときに土を出して穴を作って植えました。



左のナスは土を押し込んで穴を作ってそこに植えました。

種まきも定植も鎮圧したほうが明らかにいい結果が出ています。

厳しい環境のほうが植物が育っています。

続いては勉強会の前に

田んぼの耕し方や代かきなどについてどうやっているのか知りたい

という質問と

病害虫に対してどのように対処しているか知りたい

という質問をいただいていたので

みどりの里の事例を紹介しました。

ちなみにこれはみどりの里の事例であって

こういう質問に特に正解はないです。

土質や環境や、栽培者が何を狙っているのかで

やり方はおおいに変わります。

私は浅く耕してみたり、

溝をつけて耕してみたり、

何回も耕してみたり

耕す回数を極端に減らしてみたりと

いろんなことをしてみたけど

それで草がなくなったことはありませんでした。

耕し方で大きく変わらないので

耕し方はいたって普通です。

ただ爪が減るのが嫌だったり、

早く終わらせたいので

そういうことを意識して速めに耕してます。



明らかに変化があったのは

わらをすきこまないという方法をとったとき

草の生え方が変わりました。

なのでこれを採用してます。



今年は天気や作業都合で耕すのは春になって1回しかできなかったので



草もまだあるので



2回代かきをすることにしました。

これなら雨が降ろうが作業ができるので

天気に左右されないかと思いました。



今年は泥を田んぼの外へなるべく出さないことを意識してやったので

浅めの水で代かきしました。

今年からしばらく「泥」をテーマに自然栽培田んぼを進めようと思ってます。



早速しまったというところは泥を排出しないことを意識しすぎて

田んぼに水がなくなってたことです。

泥が固まってしまうので

2回目の代かきがうまくいかないです。







2回目代かきでは田植え前に水を抜きますが

このときはなるべく泥が出ないように沈殿させてました。



いつもは苗箱を25枚くらい使っていたのを

今年は18枚まで減らしてみました。

面積が広くなってきて減らしていかないと作業が回らなくなってきました。



少し遅れ気味で作業が進んでいきました。



粘土田んぼで起きやすいです。





わらを入れないやり方ではトロトロした泥の層が薄くなりやすかったです。

でも泥を残すことでそういった層が残ってくれるようになって

除草機が大きく泥を動かすので除草機効果が上がるように思いました。



早めに大きい草だけ取り除きます。

代かき2回やったらセリなどの草がだいぶ減ってくれました。



8年目の田んぼはなんとか草がおとなしくしていてくれてます。



6月前半の空梅雨で水が少なくなる地域は水が入らないため

泥が固まってしまって草が生えやすくなってしまいました。

ストレートアライブさんに早めに入ってもらいました。



こういうときはヒエがよく生えます。

ヒエと稲は見分けるのが難しいですが、

イネには輪がついてたり、葉舌という△の薄い膜があります。



ヒエは何種類もいますが、

こいつは特に稲に似ていますが、

若干毛の生え方や、葉舌がないことで見分けます。



ヒエと稲が混じってます。

水がこないとこういう草取りが増えてしまうのでたまらんです。







わらをすきこまないとコナギが弱りやすいです。



葉も痛んでいて、根も弱いです。



わらを入れてたころはとにかく手除草で対処してました。

このときのコナギは根が強かったです。



わらをすきこんでいたときは

手除草がうまくいかないとこうなってました。



昔雑草に負けた田んぼです。

耕し方を変えても助からなかったです。



こういうことがわらを入れなくなったら

なくなりました。

明らかに変わるので

耕し方でなくわらを入れるか入れないかのほうが重要でした。

次は病気の対処の仕方です。

自然栽培の無肥料無農薬で病害虫が出てしまった場合は

確かにどうやって対処するのだろうと思うと思います。



この苗たちは皆うどんこ病にかかってしまいました。

うどんこ病の風下で苗を作ってしまったために全部かかりました。

自然栽培だとさあ何かまかなきゃとはならないです。



早速うどんこ病にかかった葉が枯れ始めました。

うどんこ病にかかったということは

何かかかる原因があります。

このときは葉かき作業が進んでいなくて

葉が茂りすぎていました。

そうすると真ん中の若い葉に光が当たらなくて徒長気味になります。

光が足りないので植物体内の窒素分が多くなります。

それでうどんこ病にかかってしまいました。

それではそんなときはどうするかというと

葉かきをして古い葉をとってすいてやります。



そうすると若い光合成の能力の高い葉が残っていきます。

若い葉にはうどんこ病はかかっていませんでした。

これで植物体内の窒素量が減っていき

うどんこ病のエサがなくなります。

後は気候が暑くなっていくので



うどんこ病が活動できなくなって



消滅します。

何もまかなくても原因をつぶせば病気は消せます。

こういう方法がやりやすいのが無肥料無農薬の自然栽培のいいところです。

田んぼの耕し方にもいろんな方法があります。



秀明自然農法の安田喜治さんは



スズメノテッポウという雑草をなるべく大きくしてから

耕してます。

春の雑草が生えていたほうが養分になるとのことです。



代かきを4回くらいかけて



雑草を浮かせて排出して



植えるときは水を張ったまま田植えをしてます。

こういう雑草対策でコナギが出ないようにして出なくなった田んぼがあるそうです。

それぞれ皆自分の場所や都合に合うやり方になっていきます。

いろんなやり方があることが面白いんですよね。



前回のスイカでプレゼンできなかったので

ストレートアライブの今枝稚加良さんに今回自然栽培スイカやっていただきました。

品種:紅しずく(小玉)、シュガームーン(中玉)
土質:粘土
株間:100cm  1条植え
畝幅:約120cm
畝高:20cm~30cm
資材:透明マルチ、2重トンネル(内不織布、外ビニール)



2月11日播種
2月28日移植



4月3日定植













本場5~6枚で摘芯
4本仕立て
2果目から実をつける
実までのわき芽を全て取り除く









次回は7月24日月曜日18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」にて開催します。
テーマは夏野菜のナス、ピーマン、トマトです。
皆さんのネタなんでもいいのでお待ちしてます。


















  


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Posted by みどりの里 at 21:54 │イベント

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2017年07月20日

山上げしたイチゴ苗たちを見に来ました。



山へイチゴ苗を上げて16日が経ちました。

親株から切り離されて

ポット土の養分は植えたときに影響しないように

ほとんどない状態です。

ここからは消耗戦です。

苗は親から養分をもらっていて大きくなれましたが、

親から切り離されると

このポット分の土の力に合う形へと縮小していきます。



持っていったばかりのイチゴ苗より色が薄くなり始めてます。

古葉はだんだん枯れていきます。



大事な若葉が2枚残るくらいの力しかポット土にはありません。

昨年は標高900mの平谷村でどういう苗管理をすれば病気にならず

ダメージも少なく作れるかをここで水やりをしてくれる小林くんと考えながらやりました。

昨年はそんな試行錯誤もあって3回ほどタンソ病が出て

3000株ほどやられています。

今年はそんな中で学んでいった苗作りの注意点を意識しながら

水やりや苗の管理をしています。

葉はこれから本格的に3枚目の葉が枯れていきます。

枯れる中で輪斑病などにかかっていくのですが、

やたらと葉かきを進めない方がよさそうでした。

ここ標高900mは日の光の強さが豊田市より強いです。

無肥料での苗ではこの光の強さに耐えられないです。

古葉で少し影を作ってやったほうが、

若葉のダメージが少なくすみます。

でも雨が続くときは若葉のあたりが暗くなってしまうので

少し葉を取ってすいてやったほうが光が届いていいです。

その辺りも見極めてやらないとすぐ病気にかかります。

毎日酢を1000倍にして水やりとしてまきます。

5日もまかないでおけば

一気にタンソ病が広がります。

酢は確実に病気に効きます。

何度も実験したので確かです。

8月のお盆あたりまでイチゴにとって厳しい暑さが続きます。

それまでは涼しすぎる日がこない限り弱っていきます。

お盆が過ぎると少し涼しくなって回復して

葉が一枚増えてくれます。

そこまでいけばもう大丈夫です。

そこまでが勝負です。

なるべく弱らせない管理を続けることで

この消耗戦に勝ちます。

今年はいいスタートがきれています。

弱る前に



毎日豊田でイチゴ苗を管理してくれてた無門福祉会のみどりの里班が見に来てくれました。



山へ行ったイチゴ苗たちが心配で毎年来てくれます。

昨年よりイチゴ苗の状態がいいねと喜んでました。



トウモロコシの小林くんに撮ってもらったので

私も一緒に写れました。

やまのぶで人気の小林君の平谷トウモロコシも順調に育ってます。

8月10日くらいから出ると言ってました。

これも楽しみですね。




  


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Posted by みどりの里 at 23:18 │いちご

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2017年07月17日

自然栽培イチゴ苗の山上げ



イチゴ苗たちは目標の18000株をポットに受けることができました。



無門福祉会の皆が毎日毎日ランナーをポットに受けてくれていました。

2年目の作業ということもあって

皆1年目のことをけっこう覚えていてくれたり、

ずっとイチゴを見続けてくれていたので

難しいと言われるイチゴ栽培がだんだんできるようになってきました。

今年はこの大事な苗をポットに受ける作業をまかせることができたので

非常に助かりました。

障害者さんたちは成長しないと思われがちですが、

めちゃくちゃ成長しますので

成長しないという発想は思い込みにすぎないです。

7月に入ると35℃とか

最低気温25℃とか

もうイチゴが耐えられない温度がやってきます。

無農薬でイチゴ苗を作るとき

この温度の中にいたらイチゴ苗たちはほぼ病気にかかって終わらされてしまいます。

そういった温度が来る前に



イチゴ苗たちを親株から切り離していきます。

今年は葉かき作業などを研修生の林さんや、

うちの社員の天野くんや、

無門さんたちがしっかりやってくれたので

イチゴ苗たちを切り離しやすいです。



この作業を一気に進めたいので

そんなときはストレートアライブさんの登場です。

もう3年くらいやっている作業なので

どんどん進めてくれて

2日で終わらせてくれました。

彼らがいなかったころは

自分たちでやっていたけど

かなり時間がかかっていて

作業が後手後手になって失敗していました。

今は障害者さんたちのチームがいてくれるおかげで

一気に作業を終わらせることができます。

農作業がテンポよく片付いていくことが

自然のタイミングに合わせられることに繋がります。

絶好のタイミングは長くは続きません。

これを逃すと無農薬栽培どころか

作ることができなくなります。



無門福祉会さんもストレートアライブさんもみどりの里も

皆で力を合わせてやると

なんだか仕事のモチベーションも上がってきます。

皆がんばってるから

自分もがんばらなきゃって感じで



いい相乗効果が生まれてきます。

終わってみるとすがすがしいです。



イチゴ苗たちは軽トラで1時間半かかって標高900mの平谷村へ運ばれました。

ここは夏に30℃を超えることがまれなくらい涼しい場所です。

ここにも仲間のトウモロコシの小林君がいて

イチゴの水やりをやってくれます。

皆といい連携を組んでるから

自然栽培イチゴはできるんです。

私だけではこれだけの作業はこなせません。



イチゴは皆に面倒みてもらえて幸せそうです。
  


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Posted by みどりの里 at 22:39 │いちご

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2017年06月21日

ジャンボニンニク収穫



ずっとタマネギで使っていた畑を

最近圃場が広がりすぎて手がまわらなくなってしまうので

もう少し作るのが楽なニンニクに切り替えました。

6月15日に収穫です。

最初はやまのぶ新入社員だけで開始しましたが、



無門福祉会さんのみどりの里班の皆が登場して

賑やかさんは5倍増しになりました。

多少謹慎気味だったよしえさんは

今日から収穫作業に入ることを許可されました。

やっと念願の収穫作業に入れるよしえさんの喜びは大爆発です。



そこへちょうど今日が作業日だった若者サポートステーションの皆も来てくれました。

収穫作業は皆でやると楽しいです。



いつも誰もいない畑がいきなりにぎわっているので

近所のおじさんも何事だと見に来ました。

「これは無肥料無農薬の自然栽培で作ったニンニクです。」

と言うと

「ものすごい量があるじゃないか」

「堆肥とかも使ってないのか」

人も多くてびっくりだけど

自然栽培もびっくりだなと首をかしげて帰っていきました。

ここは何度か失敗して同情されてた畑だったので

念願の近所の人のリアクションに到達できました。



みどりの里では一番若手の天野くんも

作業を教える機会に恵まれます。



適地適作がありますね。

適地となれば手が本当にかからず作れました。



雨がなさすぎてカチカチの地面で引っこ抜けないので

スコップで少し柔らかくしてから抜きました。



どんどん運ばれていきます。



今回は購入ニンニクと昨年の収穫のときに保管しておいたニンニクを植えて採りました。



自分で採ったニンニクのほうがきれいなニンニクができました。

生育スピードは購入ニンニクのほうが早かったです。

でもこれくらいの品質になるなら

ニンニクは購入せずにここからいいものを選んで

また植えて作る方法がとれそうです。



たくさん採れたので売り切らねばと思っていたところ

「ほがらか」でむき身ならたくさん買えるよと言ってくれたので

みどりの里班の午後からの仕事となりました。



まだ乾ききっていないので

向いているとタマネギみたいに涙が出てきます。

もうすぐ乾いてしまうから

そしたら大丈夫だね。




  


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Posted by みどりの里 at 15:05 │野菜

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2017年06月21日

水がなくても

空梅雨は恐ろしいです。



グリーンママンさんとの田んぼも



うちの田んぼも

水が細くなりやすいところは水が来ない日が続きます。

たまに来る水を喜んで迎えていたけど、

だんだん来なくなってしまいます。

もとの取水口を見にいってももとの水が少ないことが問題なので

どうしようもないです。

こうなってくると草が抑えられなくなってきます。



ママさんたちもここはがんばりどころと

雨が来るまで少しでも草を減らしておけるよう

愚痴もこぼさず頑張ってます。

すごいなと感心してしまいます。

逆に水の大切さがよくわかるといつも前向きなお母さんたちです。



水が来るところの除草はたいしたことないので

どんどん進んでいけます。

やまのぶ新入社員もこれならまだ頑張れます。



ストレートアライブさんの障害者さんの頑張りがすごいので

やまのぶ新入社員たちもその勢いに能力が引っ張り上げられます。

テンポよく進んでいたけど



水がない田んぼはやばいです。

これにはストレートアライブさんの皆も足が止まりました。

ヒエと稲はよく似ているので

慣れた人じゃないとなかなか取りきれません。

ヒエと稲の見分け方を再度教えて

田んぼ全体の除草ではなく

ヒエの密集したところを頑張って取ってもらいました。

今まで冬にわらを焼くようになって

ヒエに負けたことはありません。

少しくらい生えていてもヒエが途中でなぜか枯れてしまいます。

でもそれは水があって成り立つことであって

水がない場合は稲が負ける可能性が大きくなります。

だからヒエだらけで稲がどこにあるかわからなくなっているところだけ

なんとか取れば

あとは梅雨後半の雨でなんとか逃げ切れるのではないかとみてます。

私一人ではとても取りきれません。

ストレートアライブさんの存在はこういうどうしようもなくなってきたときに

一気に勝負をかけられるありがたい存在です。

手除草に関しては他の人ではこうはいかないはずです。

今年は空梅雨さえなければ

あっさり草に勝てそうなくらいうまくいってました。



水がちゃんとくる田んぼでは



いつもより断トツ草が少ないです。

私が本当に力を入れてやらなきゃいけない仕事は

ストレートアライブさんに頼っている手除草をより楽な仕事へと変えていくことです。

それができないと面積が増やせません。

今年は5.5haの自然栽培田んぼです。

今日の雨で水環境はだいぶ良くなったはずです。

ここから巻き返していきます。




  


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Posted by みどりの里 at 14:25 │お米

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2017年06月21日

第32回勉強会

5月22日月曜日に32回目の勉強会が開催されました。

80名以上の方々にご参加いただけて

お忙しい中ありがとうございました。

今回のテーマは「スイカとタマネギ」でした。

1人目は

自己紹介もかねて



みよし市で新規就農をする林 剛 さんです。

現在みどりの里で研修しながら畑作をやっています。

もともと家が農家だったためスイカやとうもろこしを作っていましたが、

自然栽培に魅了されてイチゴにも挑戦する予定でみどりの里に来ています。



昨年までは消防士として活躍していました。

スイカは慣行栽培で祖父がやっていて、自分も習っているとのことだったので

そのやり方を紹介してとお願いしました。

この勉強会は無農薬、無肥料をテーマとしていますが、

農薬肥料を使用する栽培方法からも学べるもの多くあります。

自然栽培が更に進化していくためには

様々な栽培方法のいいところを吸収していく必要があると思ってお願いしました。



透明と黒マルチでは透明のほうが少し生育が早い程度の差で

品質には差が出なかったです。

マルチをかけるときは少し湿った状態のときにかけたほうが

乾ききったときかけるより水分が保てて生育がいいです。



4月中旬以降なら最低気温が1桁になることが少ないです。



定植後つるが出始めたら親づるを摘心します。

本場が5~6枚くらいのときです。

接木苗でないときは摘心をしない場合もあるようです。



4本の子づるを伸ばしていき、

つるがトンネルを出るころに出ないように引いて

そのとき雌花を取ったり、孫つるをかいたりします。



2回そういった作業をした後

つる先に雌花が咲いて

それをスイカへと育てていきます。

その雌花がトンネル内に入っているようにつるを引いてます。

これらの整枝作業で18~24節目に雌花が来ます。



トンネル内なら雨で受粉できないということがなく

受粉させることができます。

1週間ほど続きます。



交配後10cmくらいになり、

そこから40日後に収穫です。

スイカ近くの巻つるが枯れてくるのも目安になります。

2人目は



無門福祉会の磯部竜太さん

自然栽培田んぼの後に自然栽培タマネギをすぐ植える方法を2年やってみました。



自然栽培パーティーでは愛媛県の佐伯さんが

稲作の後にタマネギを植えてます。





稲作の後に自然栽培タマネギは作れるなとは思います。




切り替え時に田の周りに溝を掘ります。

稲作後の畑作への準備が遅れてしまったり、

秋の天候で雨が多かったり、

と昨年の秋はうまくタマネギ畑を作れず

今年は田んぼではピンポン玉程度のタマネギしか作れませんでした。

その前の年は天候にも恵まれて

うまく作れてます。



畑では雨の影響はなかったので

うまく作れました。



品種は知多3号、湘南レッドです。

3人目は

青ノ木農縁の青木政人さんです。







苗の大きい小さいはのちのタマネギの大きさにさほど影響してないです。



タマネギ穴をあける道具を作りました。



タマネギは疎植だから大きくなるとは限らないことがわかってきて

密植にしたほうが収量が上がるなと思ってます。



マルチありなし比較です。

左がマルチあり、右がマルチなしです。



左がマルチなし、右がマルチあり



左マルチあり、右マルチなし

結果はマルチがあるほうがいいです。

マルチありのほうがタマネギがきれいで、食味もいいです。

マルチなしは根が大きくなっているのですが、

紫外線で変色したり、

泥が多くついてしまっていたりして汚くなってしまい、

品質が落ちてしまいます。

マルチなしによい結果を出してほしかったけど

結果的にはマルチありのほうがいい結果となりました。



トウ立ちしてないタマネギを種採り用に保管して



秋にそれを植えて春にトウ立ちさせて

種を採取してます。

品種は

愛知早生白タマネギ、養父早生(やぶわせ)、知多3号です。



極早生のタマネギは葉付きで売れます。

とうが葉を超えなければ

トウ立ちした部分がすごく美味しいです。

4人目は

名城大学 礒井俊行先生です。



みどりの里でエンドウを連作を続けていたら

ついに連作障害が出ました。

5年目です。

昨年も出たと思います。

3年目まではさほど気にならない程度でした。



エンドウを続けていたけど

2年間ソラマメをやって

またエンドウに戻したところは全然大丈夫なのですが、



5年連続エンドウを育て続けたところは

途中で伸びなくなって

花も咲かなくなり

下葉から黄色くなってきて



早く終わってしまいました。

ちょうどエンドウの終わりが早まったような感じです。

無肥料なら問題なくいけるかと実験していたのですが、

無肥料無農薬の自然栽培でも

エンドウの連作障害はありそうです。

ただ3年くらいの連作はできそうです。


(農学大事典 養賢堂 1991)


エンドウがエンドウに対して根から阻害物質出すので


複数の病原菌の影響を受けやすくなる


ということでしょうか。


でも阻害物質が土で分解される畑では


阻害物質がいつまで影響力を持つかわからないそうです。


エンドウがどうして阻害物質を出すのか知りたいですね。


みどりの里でソラマメのあとにエンドウを植えても大丈夫だから


豆科の窒素固定とかは連作障害に関係なさそうですね。



(木嶋利男 連作のすすめ 家の光協会 2012)

以前にもお話しいただいた連作障害のあとに畑が落ち着いて

連作障害が起きなくなる話しを紹介してくださいました。


(木嶋利男 連作のすすめ 家の光協会 2012)


(木嶋利男 連作のすすめ 家の光協会 2012)


(木嶋利男 連作のすすめ 家の光協会 2012)


(小林紀彦 土壌病害と発病抑止土壌 化学と生物 22 1984)

病原菌などを抑止する菌を入れると障害が少なくなる事例です。

今回は用意していただいた方のプレゼンが時間の都合で

発表できなくなってしまってすみませんでした。

またどこかの時間でやりますのでいつも持参していてください。


次回は6月26日月曜日 18:30~20:00
豊田市若草町2-6-8 ほがらか 
にて開催します。

次回はテーマはありません。

ここらで日ごろの皆さんの事例や疑問などを自由に発表していただけたらと思ってます。

畑作、稲作、果樹なんでもOKです。

それではまた皆さんのご参加お待ちしてます。




  


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Posted by みどりの里 at 13:20 │イベント

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2017年06月14日

田植えと除草



今年もいい苗が育ってくれました。



田植えは5月23日~28日までやってました。



今年は反20枚で植えようと思ってたら

たくさんの人に苗を分けてくれと頼まれたので

18枚の設定で植えました。

そしたら予想以上に余りまくりました。

皆に行き届いたのでよかったです。



グリーンママンさんたちとの田植えも

ひもでやってたのを

線に変えました。



縦横で線を引いてマスを作って

その交点に植えていきます。

ひもを張るより皆がそれぞれどんどん植えていけるので

例年の半分以下の時間で終わってしまったくらい順調でした。



このときは若者サポートステーションの皆も混ざって田植えしました。



美しいです。

これなら除草機が入れるし、

草もとりやすいです。

農業で直線とかそろっているとかとても大事です。

後々の作業にものすごく影響してきます。



田植え機で植えたほうは欠株があるので

1回目の除草をしながらママさんたちは補植も頑張りました。



今年も広い田んぼで除草機を押してます。



私はもっと広いので

機械除草です。

半日で1,2haできます。



私が除草に明け暮れているころ

ママさんたちは交代しながら毎日除草に来ています。

もう私の手は離れて自主的にもっと収量あげるんだと頑張ってます。



いつもの芯だけ残している状態です。

田植え時に根が切れるので

葉が枯れやすいです。

でも大事芯は絶対枯れないです。



でもこんなときは除草機入れたくないけど

草が小さいときしか除草機は効果が発揮できないので

無理やり入ります。

生きた心地はしません。



そんなころにやまのぶ新入社員研修!!

女子5人という素晴らしい研修でしたが、

田んぼでひたすら草を取ります。

カエルが怖いからとなかなか田んぼに入らない新入社員たちも

あきらめがつくと

「わー、オタマジャクシだー」と手にすくってました。

更になれてきて

ここまでやったら帰っていいよと告げると

1反ほどの田んぼを見て

「30分で終わらせます」

と有言実行しました。

ただ田んぼに放り込んだだけなのに

どんどん成長していきました。

1週間でたくましくなってやまのぶへ帰っていきました。



うちはコナギ除草はしないので大きい草だけ拾うだけです。

コナギは生育不良を起こしてあまり根が張れていない状態です。

すぐ取れます。

ストレートアライブさんたちもコナギを無視できるので

どんどん進めて4時間で1ha以上こなせる日があります。



わらをすきこまなくなってから

コナギは葉が痛むようになって

根張りが弱くなりました。

おかげで初期除草が楽になりました。



いつ行ってもママさんたちはいます。



田植えから2週間もすると

一気に緑が濃くなって

大きくなってきます。

弱っている間に根を伸ばして

しっかり張れたとなったらすぐ地上部に反映してきます。



これくらいになると安心して田んぼに入れます。

でももうこれが最後の3回目の除草です。



だんだん見栄えがよくなってきてます。

今年は除草機効果がけっこう高そうです。






  


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Posted by みどりの里 at 23:32 │お米

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