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2017年02月18日

第4回農福連携実施研修

2月15日水曜日に

4回目の障害者福祉施設職員を対象にした

農福連携を進めるための農業実施研修がみどりの里にて開催されました。

今回は皆さんの要望もあったので

畝たてマルチ張り作業としました。



でもうちはほとんど機械作業でやってしまうのと

今回ちょうどやれる場所がなかったので

耕起したあとの田んぼで小さい畝を作ってみました。

皆が知りたいのは農業の基礎中の基礎なので

くわの使い方とか知りたいとかです。

もしかしたら、耕起まで手作業でやりたいとか言うかもと思って

みつぐわまで用意したけど

そこまでの要望はありませんでした。

あったらしんどいです。

作りたい畝のサイズに水糸を引っ張って足跡をつけて

足跡に沿ってくわで土を上げていけば

畝ができます。

一人、私より上手なスタッフがいて

日ごろ完全手作業でやってるようです。

田んぼ土だったからけっこうゴテゴテの土だったのですが、

まるでサラサラの土を扱うかのようなくわさばきだったので

もう福祉職員というよりは農家っぽかったです。

天場をならして



マルチ張りです。

二人で両端を踏んで

くわで土を寄せていきます。

ピンと張らないときれいな畝になりません。

風に弱くなります。

今はマルチャーという機械でやっちゃう作業ですが、

私がオイスカにいたころは海外研修生たちとさんざんやった作業で、

ちゃんと通ってきた道です。

それがあるから今、

機械がない場合もこうすればいいというのが説明できます。



午後からは苗場や畑に行って、

水やりの仕方や育苗、潅水設備などを説明しました。

前回実施研修でまいたレタスは



ちゃんと出て育ってますよ。

まいた人は感激してましたが、

自分でその後まいたけど発芽させれなかった

と話してくれました。

たぶん保温ができていないのではないかと聞いてみると

そこができていないようでした。

真冬に発芽させるにはどうしても加温しなければまともに出ません。

温度がその種の適温になれば

簡単に発芽して育ちますが、

適温でない時期に発芽させて育てるには

適温の環境を作らねばならず

これがけっこう大変な管理が必要になります。

まだまだこれから種は播きまくれるので

適温を考慮してどんどん播いていきましょう。



そんな実施研修の裏では

着々と農福連携は進んでいて

今やあの生活介護だった障害者さんたちは

イチゴ収穫ができるまでになっています。

皆に見せても初めからできる人にしか映らないので残念ですが、

イチゴ収穫は健常者でも最初は難しいです。

色味具合や、傷つけないように収穫して運ばなくてはなりません。

そんな難しい仕事できないだろうと思ってましたが、

できてます。

1年前はほぼ職員が収穫して

障害者さん1人だけ若干収穫できる程度でした。

残りの人は足場が悪くて誰も畑に入れませんでした。

それが今ではハウス班は皆収穫できてる。

そうやって仕事の能力が高まるにつれて

障害者さんの問題行動も減少していき、

話しかけたときの反応もどんどん良くなってます。

動きもよくなってます。

畑に出るようになって

暑い日も寒い日も雨の日も

世の役に立とうとがんばっているから

室内にこもっていたときの心のストレスが減少していき

負の感情が吐き出されて

安定してきてるのかもしれません。

一緒にいる職員が

障害者さんが仕事ができたことを喜び

障害者さんたちが活躍できる場を作ろうと頑張り続けてくれたおかげですね。



イチゴたちもそんな皆の姿を見て

うれしそうに見えますね。



  


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Posted by みどりの里 at 23:36 │イベント

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2017年02月13日

第28回勉強会

1月23日月曜日に第28回勉強会が開催されました。

今回のテーマは「農福連携」でした。

みどりの里に入ってくれてる無門福祉会さんとストレートアライブ(とものわ)さんの

具体的な事例を紹介して

農家も福祉施設も障害者さんをどう活かしていけばいいかという

課題に少しでも役立てばと思いこのテーマを

作付けの始まる前の1月に持ってきました。

今回は各地の福祉施設からのご参加がいただけたので

80名も集まってくれました。

みどりの里との連携ということで

ここでの農産物は全て無肥料無農薬の自然栽培です。

1人目は



ストレートアライブ(とものわ) 今枝稚加良さんです。



A型と呼ばれる軽度な障害者さんと一緒に農作業を進めていて

みどりの里にも入ってくれています。

農業での活躍はもちろんのこと

障害者さんたちの状態も非常に良くなっていきます。

まず体力が付きます。

それによりできなかった仕事ができるようになり

仕事にも前向きに取り組めるようになっていきます。

自信がついてくると私生活でも変化が起き

1人で買い物に行けなかったのに

行けるようになったり、

コミュニケーションが苦手な人も

自信がついて明るくなるので克服していきます。

精神を安定させるために薬を飲む方も

薬の量が減っていき

ゼロにまでなる人もいます。

農業は疲れるので眠れないがなくなるのでしょう。

目に障害がある方も

それでもどうやったらできるのかを考え、

アイデアをどんどん出し

チーム全体の作業の質もスピードも上がっていきました。

目の状態も良くなってます。



作業面では最初は草取りから始まりました。

みどりの里でも試行錯誤の段階です。



年数を重ねるとできる仕事も増えていき



































というわかりやすい写真で紹介してくれました。

農家は彼らが成長することを信じて付き合えるかということと

福祉側はきちんと仕事を終わらせることを意識してやれるかで

互いの事情を考慮することになり

うまく付き合えていくと思います。

2人目は



無門福祉会 中本健太さんです。

無門福祉会さんはB型と呼ばれる重度な障害者さんと農業をやっています。

無門福祉会さんでは自分の圃場を持ってやる班があり

そことみどりの里は作業協力や助け合いの連携をとり

みどりの里へ来る班とは作業委託の連携でやってます。

これは必ずしも固定されているわけではありません。

作業によって班の動きは変わります。

助け合いの事例としては



みどりの里がコンバインで稲刈りをして

無門福祉会さんがトラックで運んだり補佐に入ったりして

互いの田んぼをこの連携でやりきります。



職員のスキルアップ、作業効率のアップ、コストは互いに削減できます。

課題としては今回はまだ障害者さんがあまり入れられなかったことです。

まだ職員が作業を覚える段階です。



皆でビニールハウスの天井張りをやりました。

これはみどりの里はかなり助かります。

人手が絶対必要なのに風などでできない日もあり、

臨機応変に無門さんたちが入ってくれたので予定より早く終われました。



障害者さんも参加できました。



中本さんの誕生日が非常に風が強くてつらい日だったのですが、

障害者さんも含めて皆が昼の時間になっても必死にビニールを引っ張って

なんとか張りきれたというドラマを作ってくれた日でもありました。

ビニール張りの代わりにみどりの里が機械を無門畑へ持っていき

耕起やうねたてをします。

課題は無門さんの畑全てに入りきれなかったことです。

これは天気が悪すぎて準備が遅れてしまったためです。

この経験で、さらに早く準備をしておかねばならないことを学べました。



サツマイモ収穫では雨の合間に皆の力で一気にいもを運び



素晴らしい結果を出せました。

次の日はもう雨だったので

サツマイモを腐らせずに収穫しきれて助かりました。

この作業の前にはストレートアライブさんのツル切り作業もありました。



田んぼのわら集め作業のパターンもあります。

障害者さんの作業が少なくなってきて

どうしようというところでの作業で

重度な方もやれる作業として重宝してます。

みどりの里としても広大な田んぼのわらを集めるのは大変なので

皆の手が非常に助かってます。

こうして、できない人が役割を担える人へと変わっていっています。

3人目は



無門福祉会 藤井史子さん

主にみどりの里班での障害者さんの活躍を話してくださいました。

















主に収穫出荷準備をやっていて

その合間に管理の仕事もやります。

この1年で障害者さんの能力は信じられないほど伸びました。

ようこさんの場合













勝間田さんの場合









山下さんの場合







桐沢さんの場合









職員の皆は作業もこなしながら、

障害者さんー一人一人を見てあげて

障害者さんが仕事をこなせるとすぐほめてあげています。

新しい仕事にも前向きに取り組んでくれるので

とにかく成長が早いです。

野菜も障害者さんもよく見てあげて、ほめて成長させてあげるといいんだな

藤井さんは思ったそうです。

4人目は



無門福祉会 磯部竜太さんです。

ここでは自然栽培パーティーについて話していただきました。

詳細はこちらのホームページを見ていただけるとよくわかると思います。

自然栽培パーティー代表の佐伯さんが全国を走り回って仲間作りに励み

現在全国約50施設の障害者福祉団体が参加して自然栽培を進めています。

昨年11月には環境大臣賞最優秀賞を受賞しています。

参加希望の方は事務局の無門福祉会さんまでお問い合わせください。

と自然栽培パーティーを紹介してくださいました。

今後それぞれの地域が活発に活動し始めると

この全国のネットワークは非常に大きな役割を果たしてくれるでしょうね。

そして5人目は



名城大学の農学部 礒井俊行先生です。



前回のみどりの里のプレゼンからテーマを作っていただけました。



この写真から欠乏症をひもといてくれました。


高橋英一 「根」物語 研成社 1994

この植物体の元素の割合を示した表をよく紹介してくださいます。

この養分のどれかが足りない場合


http://www.takii.co.jp/tsk/bugs/atm/seiri

こういう症状が出ます。

これはタキイ種苗さんがネットで紹介しているので検索してみてください。


https://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/kyouzai/200701shikiso/200701shikiso1.html

緑色の葉には、何種類かの色素が含まれていて、光を吸収して光合成のためのエネルギーに変換する役割を持っています。

寒くなったり、古くなった葉は、寿命を終えて落葉しますが、その前に、必要がなくなったクロロフィルが分解されて緑色が抜けます。カロテンやキサントフィルが残るため、葉は黄色になります(黄葉)。種類によっては、落葉の前に、「アントシアン」と呼ばれる赤い色素が合成されて赤くなります(紅葉)。


米山ら 新植物栄養・肥料学 朝倉書店 2010

葉緑素です。
生成にFe、S、Mnが必要


角田公正ら 栽培環境入門 実教出版 1998

移動しやすい要素 [[ N P K Mg その他 ]]
 不足すると下葉(古葉)から伸長部に養分を転流 → 下葉から欠乏症が出る

移動しにくい要素 [[ S Ca Fe Mn B Cu Zn ]]
  不足すると、今伸長している所に欠乏症が出る。下葉から転流しないので、下葉の欠乏症は出にくい。

S, Znは体内移動する元素だが、その中でも比較的移動しにくい


実教出版 化学Ⅱ 新訂版 2012


図1 降雨前後の流量と窒素濃度の経時変化 (2001年8月)

梼原町の約180年生のモミ、ツガからなる天然林の流域(面積18.7ha)
ここでいう窒素とは硝酸態窒素(NO3-N)
http://www.ffpri-skk.affrc.go.jp/sj/sj30p4.htm

雨が降ると窒素がたくさん入ります。


http://hosho.ees.hokudai.ac.jp/~tsuyu/top/dct/nutr-j.html

Ca吸収はKの多用で抑制
Mg吸収はKの多用で抑制
K吸収はCa, Mgの多用で抑制

水田では水があるため、塩基類のバランスの影響は少ないが、
乾燥する畑では、養分吸収を適正にするためにも塩類バランスには注意すべき

肥料をまきすぎると

そのせいで他の養分の欠乏症が出てしまいます。

雨が降って窒素が多いことで葉緑素に必要な微量要素が足りなくなるイメージも

これらの資料からも導き出せそうです。

欠乏症の出る場所で

要素の特定もできます。

これはすでに研究してこういうルールがありますという紹介で

これらのルールを活かすことが大事です。

礒井先生が持ってきてくださる研究結果を

私たちは現場で活かして自然栽培などの無農薬栽培をさらに発展させていきたいです。

次回は
2月27日月曜日 18:30~20:00
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」にて開催します。

次回テーマは「ニンジン」でやりたいです。
皆様ネタの提供をよろしくお願いします。


  


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2017年02月04日

無門ハウスの自然栽培イチゴ



1棟だけの小さめのハウスがみどりの里にありまして

トマトや葉物に使っていたのですが、

自然栽培イチゴハウスへと切り替えました。



「このハウスは無門さんにあげるからイチゴのお世話をしてあげてね。
 採れたイチゴは全部好きにしていいよ」

と言ったら皆のモチベーションがものすごく上がりました。

昨年はそういったハウスがないので

どうしても注文最優先になってしまい、

作業を手伝ってくれてる皆に分けてあげられる分が少なくて

皆も我慢してましたね。

意外とこれは商品なんだとという意識が皆あって

自制が効いているあたりがすごいなと思いました。

でも注文から完全に切り離した新しいハウスがあれば

無門さんの中で展開したいことをやれるハウスとなり

皆自分のやってることの成果を食べたり、

販売したり、また招きたい人を連れてくることで実感できます。



お昼のお弁当のデザートになってます。



これが一番障害者さんにとってわかりやすい成果ですね。

そしてそういった仕事の意味がわかり始めると



無門ハウスで採れたイチゴで

ただ食べるだけでなく、

収穫やパッキングの練習をしていました。

職員さんたちがパッキングは練習している中で

すでに障害者さんの勝間田さんは

自分たちのイチゴでパッキングを習得しようとしてました。

新しい仕事を進んで習得しようとする姿に感動すら覚えます。

今、みどりの里班ではイチゴ収穫とパッキング能力が

昨年の倍以上の作業量をこなせるようになっていて

うちも浩美に頼り切りだったパッキング作業が減って

非常に助かってます。

イチゴだけでなく野菜の仕事もさらに進化していきます。



自然栽培ホウレンソウの大きくなりきれなかったものの

黄色い葉を取り除く作業を太田さんができることが判明しました。

これは規格外品になってしまいますが、

食味はいいので黄色い葉を取り除けば加工にまわせます。

私たちでこの作業はやってられないのですが、

太田さんがやってくれることで

畑で捨てずに野菜が活かされていきます。

もともとできるわけではないんです。

1年みどりの里へ通い続けて

自然栽培の中にどっぷりつかり続けて

体力や能力を徐々に開花させてきた今だから

太田さんができるようになったんです。

「ホウレンソウないのー」

と毎日聞いてくれるようになりました。

最近、皆活躍できる場を狙っている感じになってきました。

できそうな仕事を探し始めています。



彼らが関わるとイチゴの食味が上がる傾向があります。

そりゃ私たちの栽培のドラマだけじゃなく

障害者さんのドラマまで詰まっているイチゴですから

美味しくなるに決まってるよね。

やまのぶ梅坪店で販売してますのでぜひご賞味ください。


明日2月5日(日)に講話予定があります。
10:00~11:30
場所 エトセ工房 (愛知県岡崎市石原町字黒石33)
申し込み先 風舎事務局 0564-83-2881 

自然栽培と農福連携の事例をたくさん話します。

興味があったらぜひご参加ください。

  


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Posted by みどりの里 at 09:13 │いちご

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2017年01月27日

青森で自然栽培会議



着いたのは夜でした。

青森県弘前市は雪で埋まっていました。

そうです。

ここは木村秋則さんがいる町です。

岡山県木村式自然栽培実行委員会の理事長の高橋さんが

会議やるからおいでよと声をかけてくださったので

大寒の弘前市へ行ってきました。



前日は木村さんを含めた講演会があったのですが、

出れなくて

2日目の会議に参加させていただきました。

会議内容の1つに

農福連携自然栽培パーティーについて

があるので

それだけはしゃべらせてくれーと言う感じで

おもやの杉田さんと一緒に

自己紹介のときに農福連携の事例を少しだけ話しました。

障害者さんたちが自然栽培一緒にやっていく中で

どんどん能力を上げていく様子が

自然栽培で野菜などを育てている感覚とよく似ているんですよね。

自然栽培は栽培面でも信じられないことが起きて

目の当たりにしてしまうともう誰かにしゃべらずにはいられない感じになります。

障害者さんたちもどんどん仕事ができてきてしまうと

いったいどれほどの能力が隠れたままになっているのかと

どんどん開拓したくなるし、

その活き活きと働く障害者さんの様子を

誰かにしゃべらずにはいられない感じです。

木村さんは自然栽培が発展していく中で

障害者さんの幸せが生まれてくることが

うれしくてたまらない感じでした。

だから

木村さんへのおみやげは

今まで勉強会で蓄積してきた皆のプレゼンや

農福連携事例の写真の入ったメモリーステッィクを渡しました。

これはかなり木村さん喜んでくれました。

リンゴが自然栽培で成功してからも

ずっと全国を回り続けて

自然栽培のすばらしさを世に伝え続けてくれたおかげで

私たちがやっている自然栽培も多くの方に認めていただけます。

1年に1回は自然栽培の元に帰り

この流れからちゃんとずれていないことを確認して

また新たな1年に挑戦することの大切さが少しわかったような気がしました。

楽しい会議でした。

ありがとうございました。
  


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Posted by みどりの里 at 23:49 │イベント

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2017年01月20日

第3回農福連携実施研修

1月18日水曜日に

3回目の愛知県内の障害者福祉スタッフ対象の

農福連携実施研修がみどりの里で行われました。



圃場を回っていたら

やまのぶの山中会長が畑を見に来てたので

急きょ畑で会長の食の安心安全についての話しをいただきました。

食の安心安全に自然栽培や有機栽培などの無農薬栽培で

貢献していきたくなるような話しでしたね。

みどりの里の畑で皆に見せたかったのは

水はけの悪い畑をどんなふうに溝を切って活用すればいいかという事例や

前回皆で定植した山東菜が



無肥料無農薬の自然栽培でこんなに成長したんだよ

ということをまず見せたかったです。

自分で苗を定植したからこそ

育っていることを実感できたと思います。



そして無門福祉会からのみどりの里班が

昨年は足が悪いということでイチゴの管理などできなかった人たちが

今年は皆イチゴハウスに入って仕事ができるようになってます。

写真は平川さんがラディッシュの種まきに挑戦しているところです。

初めてのラディッシュ種まきです。



棒に5cm間隔で印をつけて

それに合わせて種をまいていきます。

この班で、ラディッシュ収穫出荷準備はできるようになってます。

そして種まきまでできてしまうと

みどりの里班が自然栽培でラディッシュを最初から最後までやれたことになります。

このラディッシュを収穫するときは

自分たちが種をまいて作ったんだという

自信や喜びに繋がるラディッシュになります。



もう皆何かしらイチゴ管理ができてます。



9月10月にえらい目にあったイチゴたちも

その後の皆の管理で

よみがえってきてます。

今回の実施研修でも

自然栽培によってイチゴが病気から回復できる姿を目の当たりにして

無肥料のイメージが覆っていったと思います。

ちゃんと無肥料無農薬のメリットデメリットも

なぜ病害虫が減るのかという理由も

しっかり話しました。

コツは無肥料にした代わりに

温度と水をしっかりその作物の望む量を毎日与えてあげることです。

これが肥料の代わりになります。

というか植物は肥料よりこれを望んでいます。



午後からは

重度の障害者さんとの農作業を見たい人は

磯部さんに連れられてわら焼き班と合流し、



農作業レベルを上げたい人は

レタス種まき班に分かれて実施研修をしました。

私は種まきの方を担当しましたので

皆に失敗しないコツを教えました。

だいたい失敗する人が必ずやるのが、

種をまいて土をかぶせてからその上に水をかけまくります。

これで種は窒息しますので

発芽しない環境が出来上がります。

種は発芽に必ず酸素を必要としますので

種をまく前に、水をかけて土を十分湿らせて

そこへ種をまいて覆土して終わりです。

覆土した後に水をやってはいけません。

発芽率が下がります。

あとは乾かないようにして

今の時期は寒いので暖かくしてやります。

これは初めての種まきで必ずひっかかるポイントです。

私もやらかしたことあるので

いつも種まきを教えるときはこれを必ず伝えます。

そして終わりに

今月23日の勉強会テーマは「農福連携」だから

絶対来てねと付け加えて

無事終了しました。

参加者の皆さん楽しい時間をありがとうございました。


  


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Posted by みどりの里 at 00:07 │イベント

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2017年01月14日

今年も自然栽培と農福連携を進めていきます



これで3年目の農福連携によるわら焼き作業になりますでしょうか。

この田んぼに来てくれてる班は

普段みどりの里へ来ている班ではなく

もう少し重度な障害を持つ人たちも多いです。

冬にわらの処理を済ましておくことで

夏の草取り作業が楽になることはわかっていますので

夏の仕事を減らすために

冬に夏の仕事を分散させているようなイメージです。

この作業は進めていただけると、

うちが非常に助かるのはもちろんですが、

無門福祉会さんの中でなかなか作業ができない重度な障害者さんの

仕事場にもなり、

この作業は無門さんの中でも重宝されています。

仕事ができなくても、仕事場にいられるだけで

障害者さんの気分もずいぶん晴れてくるものです。

この作業が進んでいるうちに



ホウレンソウ、山東菜などの収穫が進み



出荷準備も進んでいきます。



この山東菜は12月に愛知県の福祉施設のスタッフさんたちと

実施研修という形で皆で定植した山東菜です。

収穫までたどり着けて

立場上ほっとしてます。

寒い中で自然栽培やるのはけっこう難しいんですよ。



そして畑では春のダイコンやカブに向けて

ストレートアライブさんたちとトンネル作りをやってます。



1本が100mあるので

もう皆でやらないと作業が終われないです。

春は自然栽培のような無農薬野菜は品薄になります。

今の極寒期をくぐってこなくてはならないからです。

手間がかかりすぎてしまうところを

農福連携でこなして

難しくなる栽培時期をクリアしていきたいです。



イチゴは寒くてなかなか色ませれないです。

秋の長雨で大ダメージを受けて

それを取り戻そうと頑張ってますが、

9月10月の生育をその後の11月12月で取り戻そうとしても

温度が足りないので生育が遅くなってしまって

収穫が大変遅れます。

それでもヨトウムシや管理をあきらめないようにして

今青い実がちゃんと出荷できるように頑張ってます。



勝俣さんとようこさんは仲がいいです。

勝俣さんは障害者さんとして班に入っていますが、

この1年での成長ぶりは目を見張るものがあり

今では、他の障害者さんのお世話をしながら

作業を進めています。

もう黙っていても

スタッフも障害者さんも成長していきますし、それを喜んでます。

だから昨年より今年は更によくなってしまいます。

新しい連携パターンや作業もさほど苦労せずに増えていくでしょう。

みどりの里は気づけば今年は7.5haくらいになりそうです。

これがまた新しい農福パターンを生まなくてはならない環境になります。

昨年できた仕事はもうできるパターンとして存在して

そこで止まっていては今年は勝てない環境を作っておきました。

今年は更に新しいパターンで新しい環境を作ります。

ストレートアライブさんとは畑を共同で作っていく場所を新しく1反ほど用意しておきました。

昨年は関わりの薄かった無門さんの畑のほうとももっと関わって

互いに助かる関係をもっと強化していきたいです。

今年、農と福祉の共同体構想をどこまで進めていけるか楽しみです。


  


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Posted by みどりの里 at 11:20 │いちご野菜

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2016年12月31日

ありがとう2016

今年1年間どうもありがとうございました。



毎年恒例の田んぼ・畑へ挨拶回りです。













ここで採れた野菜やお米、いちごたちのおかげでたくさん勉強でき

たくさんの出会いを作ってくれました。

感謝 感謝です。

また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆様どうぞ良いお年をお迎えください。  


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Posted by みどりの里 at 19:12 │野菜

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2016年12月28日

ストレートアライブとものわさんの力



遠くから見るとさして問題なく見える自然栽培ブルーベリー畑ですが、

防草シートは一度張り直しをしないと来年は防草できなくなります。

一度めくって土と一体化し始めているのを分断して

それをまた再度張りなおせば効果が持続します。

ここは水はけが悪すぎて

トラクターがはまるので

耕さなくてすむブルーベリーにしたら

大当たりだった畑です。

周りに溝を掘ってあるのですが、

毎年それも掘りなおしてあげないと

溝がどんどん埋まっていってしまって

水はけがどんどん悪くなり

木が痛みます。

雨が降ってしまって

予定していた作業ができなくなったストレートアライブとものわさんに

ブルーベリー畑の整備をお願いしました。



溝も掘って

草刈りもして

防草シートは張りなおして



株元の草は全て取り除いて

株元にわらをしいて

ついでに近くのイチジクにもわらを株元にしいてくれてます。



1人でやったら、

200mほどの溝掘り時点で心が折れるでしょう。

とにかく皆で一気に片づけてくれるので

畑の計画がスムーズに進んで

非常に助かります。

冬場は畑や田んぼを1枚1枚きちんと整備しなおします。

これをしっかりやっておかないと

春夏の作業がつまづきます。

冬にほっとしたら負けです。

植物の動きがスローになる今が勝負どころです。

準備を着々と進めて

農繁期でもスムーズに仕事が進む状態を作っておかなくてはなりません。



それと同時に

冬でも採れる自然栽培野菜作りも進めます。

とても私たちだけではこなせないので

とものわの皆を週に1回呼んでます。

トンネルもすごくたくさん作ることになるので

寒くなってきたら、イチゴの保温作業と同時にトンネル作りも進めます。



トンネルは最初あけれるようにしておきます。

本当にトンネルでないとやばい日というのは

いきなりやってきて

でもまた寒さがゆるんでトンネルは熱すぎるみたいな日がきます。

そのあたりでどんどんトンネル作業をこなしていかないと

本当に寒くなってからでは

作業が間に合いません。

この間に合わないというのは農業にとって本当に致命的です。



来年の自然栽培農産物増産計画のため

一部の田んぼを畑に切り替えてます。

田んぼが隣接しているところや、水はけが悪いところに溝を掘って

余計な水は圃場外へスムーズに出ていくようにしておきます。



晴れが続く一瞬のタイミングで

耕して、乾かして、また耕してマルチ張りへと移行します。

さあ春にむけてのダイコンをまいてトンネルを作るのですが、

手が足りないので

とものわに頼みます。



畝の長さは100mありますが、

雨で足場も悪く、強風の中

ダイコンの播種からトンネルまでこなしてくれました。



ときにはどうしてもヨトウムシ取りも進めたいときに

2班に分けて

目の悪い人は畑片づけ作業に入り

目のいい人はヨトウムシ取りに入ります。



秋の長雨で生育をだいぶ遅らされてしまってますが、



少しづつですが赤くなってきてます。

無門さん、とものわ、天野君がヨトウムシ取りはだいぶ貢献しました。

きれいなまま年が越せます。



エンドウやソラマメもすくすく育ってます。



5月が尋常じゃない暑さでエンドウが枯れるので

4月に収穫できる可能性のある品種を選んでみました。



ソラマメは1勝1負です。

今年はアブラムシ対策で、直播を選びました。

今の時点で成長しすぎていないことはアブラムシ対策になるはずと思ってます。



自然栽培ホウレンソウは手堅い品目になりつつあります。



山東菜を収穫してはまた植えてます。



ダイコンも1月下旬~2月にとりたいと思ってますが、

自然栽培は寒さに弱いので

トンネルでなんとかそこまで成長させれるかどうか実験中です。

これらの野菜はトンネルなどが必要になるけど

それを可能にしてくれたのはとものわの存在が大きいです。



ニンニクたちも粘土に植えていくのは大変でしたが、

これも4時間で植えきってくれてます。

A型と呼ばれるストレートアライブとものわの軽度な障害者さんは

前からも言ってますが、

健常者とあまり変わらないです。

パートさん以上の働きができます。

泥も汚れも気にせず

絶対作業を終わらせるんだと燃えてる姿は

頼もしすぎて

最近は自分が別の作業を進めていて

同時に頼んだ畑作業が終わっているという状態になってます。

これは1日のチャンスを最大限活かしたことになります。

作業日和はわずかにしかやってきません。

そのわずかなチャンスの日に

収穫も、管理作業も準備も種まきも全部襲ってきます。

1人でやったらどれかの仕事しか進みません。

作業が遅れる原因です。

とものわさんがいてくれるので

うちは最低でも2つは片づけれます。

短時間で仕事を片づけれる能力を持っていますので

人を1人雇うより絶対効果的です。

来年はストレートアライブさんとの連携をさらに進化させて

自然栽培野菜増産計画を開始します。

来年は4反くらい畑が増えて

1.5町歩の田んぼが増えることが確定してます。

もちろん全部自然栽培です。

ストレートアライブさんの事業所も増えます。

戦力が増えるので

圃場も増やさないと失礼なんでね。

今年も皆さんありがとうございました。

来年は更に面白い展開を作っていきましょうね。




  


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Posted by みどりの里 at 09:56 │いちご野菜スタッフ紹介

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2016年12月28日

みどりの里班の声



もう今年も無門福祉会さんから来ているみどりの里班も

最後の仕事となりましたので

今年の作業はどうだった?

とスタッフも障害者さんも皆で今年を振り返りました。



藤井さん
収穫できる野菜の種類がこの1年でずいぶん増えて、
それと同時に皆の笑顔も増えてすごく良かったです。
来年は管理作業もできるようになりたいです。

かつまたさん
イチゴの収穫とお世話が1番楽しいです。
ヨトウムシとりが楽しい。
もっと大きいヨトウムシを取ってみたいです。
トマト収穫をやってみたいです。

ようこさん
虫取りが楽しいです。
須田さん(無門スタッフ)と一緒に仕事したいです。


ヨトウムシ取り中

平川さん
ダイコンが楽しいです。ダイコンがもっとやりたいです。


冬用のダイコンも待機中ですので楽しみだね。

三宅さん
健康で働ければいいです。野菜収穫は初めての経験でうれしいです。
肺炎で休んじゃったので、休まないようにしたいです。

国枝さん
ここで畑を学んで、自分のうちの畑に活かしたいです。
トマトのフラワーネットの活用が面白かったです。



よしえさん
キュウリ、トマト収穫が楽しかったです。トウモロコシも採ってみたいです。

太田さん
マルチはがしや、畑の片づけが楽しいです。
ダイコンやカブの収穫も楽しかったです。

木下さん
皆と収穫するのは楽しいです。
途中参加だったので、来年は一緒に育てて収穫したいです。

桐沢さん
イチゴのへた取りとポット土詰めが楽しいです。

山崎さん
土が岡崎でやってた土と違う土だった。
ニンニクやダイコン収穫が楽しかったです。
サツマイモも楽しいです。
燻炭づくりもやりたいです。
昔家でやってた農作業がなつかしくて楽しいです。


現在もニンニクは順調に育ってます。

山下さん
ポット土詰めが楽しいです。
洗うのが好きです。


苗土を再度リサイクルしてます。

小野里さん
運ぶ仕事が楽しいです。
お米の精米作業を早くやらせてください。
精米ボタンが押したいです。
ポット土詰めが楽しいです。

須田さん
味見ができる収穫を増やしてください。その場で食べれる野菜が好きです。
フルーツとかやってほしいです。

古茂田さん
1年がたって、やっと仕事が見通せるようになれました。
昨年の今ごろはシール張りしかできなかった班が
この1年にいったいいくつの作業をこなしてこれたことかと
ちょっとすぐ思い出せないけど
それくらいたくさんの仕事ができてすごい成長でした。
来年もみどりの里班の成長が楽しみです。



野中浩美
とにかく皆さんの今年の活躍で
行き詰まりかけてたみどりの里は本当に助かりました。
皆の成長は想像以上のものでした。
収穫、袋詰めとできるようになっていったので、
今度はイチゴの収穫、パッキングまで到達していきたいですね。

イチゴのパッキングまでという言葉に
かつまたさんはやりたいやりたいと喜んでました。

皆が仕事を前向きにとらえてくれて
新しい仕事がくるたびに喜んでくれて
風邪ひいたり
痛風、肺炎、健康上のトラブルで
休みが長くなるかと思いきや
すぐに作業に復帰してくれる皆の存在や心意気が
私たちにまた次のステップを歩ませてくれる勇気をくれます。
仕事をこなせる喜びを
素直に表現してくれる皆から
学ばせていただくことはたくさんあった1年でした。
私たちと一緒に作業することを喜んでくれる皆は
わたしたちにとってのベストパートナーです。
来年はもっと皆が収穫が楽しくなるような展開をしていきますので
楽しみにしていてくださいね。

  


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Posted by みどりの里 at 08:50 │スタッフ紹介

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2016年12月27日

第27回勉強会

12月19日月曜日に第27回勉強会が開催されました。

勉強会のことを養生ラボさんに記事にしていただいてあるので

興味のある方は読んでみてください。

最初は愛知郡東郷町で自然栽培をやっている



ノーマ農園 山口伸一さんです。

5反ほどの畑を自然栽培でやってます。

たくさんの畑の写真を持ってきてくださいました。



ヤーコン



今年はニンジンの出来が良かったそうです。

八事ニンジンという品種で5年間自分で種を採り続けています。



白菜は今は結球しているけど、

今年の秋の天候不順で、

植えてもすぐ虫に食われてしまって

何度も植えなおしをしました。



キャベツ



シュンギク



葉ものたち



ニンニクやタマネギもやってます。

本当にいろんな野菜を作っていて

ここに上げた以上にたくさんの写真を紹介してくれました。

2人目からは

今回のテーマ「大豆、枝豆」になります。



アイチョイスの鈴木正浩さん

販売者ではあるのですが、

水源地を守っていく活動をしていて、御岳山のふもとで大豆を作っています。

この大豆は堆肥を使用していますが、無農薬栽培事例です。

標高1000mで6~7年目になります。

寒いところでの大豆作りのパターンになります。

7aの畑です。

5/21播種して苗を作ります。

寒いので直播はできません。



6/18に畑に定植して

7月は草取りです。20~25℃で涼しいです。



10/22収穫

2~3週間のはざがけを行って乾燥させて



乾燥したら棒でたたいて豆を出します。

大変な仕事です。

この後地元のみそ屋さんに持っていき

みそを作りました。



みそ3tが1つのたるに入っていて

年に1回それを手作業で天地返しをせねばならないようで

その作業も手伝ってみそ作りをしてます。

3人目は



愛知県立農業大学校2年生 飯田真理さん

断根摘心栽培をやってみた結果を見せてくれました。



真ん中の豆が異常についてるのがその栽培で作った豆です。

両側は普通に作った豆です。



断根摘心栽培したほうは茎が太いです。



やり方は、まず普通に種をまきます。



発芽したらすぐ日に当てて1~2日で緑化させます。

その後またシートをします。



これくらいで引っこ抜いてきて



根を切って、子葉から上を摘心します。



ポットに刺してまた根を出させます。



こんなふうになります。

でも、うまくやらないと枯らしてしまいます。

最初は枯らしてしまって、2度目にうまくいったそうです。



主根を切ってしまうことで

茎から生えてくる側根ばかりになり

木の勢を抑えて

生殖成長のほうへと促し

養分を体作りに使うのではなく、

実を作るほうに使っていきます。

土寄せがいらないことと

虫害が少なくなるメリットがあります。

この方法で作れる人はぜひ試して勉強会に事例を持ってきてください。

4人目は

無門福祉会の池田さんと河上さんです。



7/7にフクユタカ播種しました。



7/27



8/8草刈りに入ります。

うねマスターで土寄せもしました。



9/11さやができてきました。



11/10刈り取り前の様子です。



11/28刈り取った後



乾燥させた後に棒でたたいて脱穀



選別前の大豆です。



JAあいち猿投営農センターで粒選機を借りて選別しました。

予約しておけば5.4円/キロで選別機をかけさせてくれます。



選別後の大豆です。

サイズも分けてあります。



くず豆として出てきた大豆です。

度々草に囲まれ始めてしまうので

草対策が今後の課題です。



5人目は青の木農縁の青木政人さんです。



7/8に管理機に播種機をくっつけて播種



7/18に中耕

条間を75cmでまいたけど

機械の幅がぎりぎりで一部まきこまれてしまいました。



8/14土寄せ



8/28あいてしまった列がもったいないのでトウモロコシ(8/15と8・25に播種 札幌八行)を植えました。



9/6雑草取りをしてます。特にアサガオがやっかいです。



9/19トウモロコシの花が咲き、11月上と12月上に収穫できました。



9/24



枝豆は10/15~20が収穫適期でした。



12/12大豆収穫。

でも11/20ごろが収穫適期のようでした。

作業を考慮して葉が落ちるまで待ってしまったので

はざがけなどで採ってから乾燥させることにしようかと鈴木さんのプレゼン見て思いました。

6人目

ストレートアライブ とものわ 今枝稚加良さん



大豆は失敗しました。



5/27播種 6/13定植

このパターンでは木ばかりが大きくなって実がつきませんでした。

品種も晩生品種で寒いところの作付けに合わせてしまったので

豊田市ではできませんでした。

枝豆はうまくいってます。





5/20播種



6/10定植





7/29収穫




茶豆風味のかなり美味しい枝豆です。

おつな姫は定植後の管理も何もしなくていいし、

食味もいいし、

昨年もやってますが、

いい結果がだせました。

ただ8月上旬に収穫がかかってしまうと

そのころは暑さで食味が落ちてしまいます。

虫も食害してきます。


7人目は



秀明自然農法の石川剛弘さんです。

写真をもらいそびれて

ここに載せれませんが、

今年はうまくいかない圃場が出てしまいました。

7月末の播種でしたが、

例年はそれでも大豆が作れていたのですが、

今年は色が抜けなくて

枯れてくれないので

収穫ができずにいる場所があります。

ちゃんと収穫できるところもあるのですが、

できないところはまだ緑のままです。

なぜだろうと皆にも聞いていましたが、

皆もわかりませんでした。

石川さんはちょっと播くのが遅すぎたのかなと原因を考えてます。

うまくいかなかった事例をあげてくれるのは非常にありがたいことです。

うまくいかないパターンを避けるほうが

うまくいった話しをたどるより成功できるからです。

成功は失敗例の消去から生まれてきます。

いろんなパターンをやってみて

うまくいかないパターンを避けた結果残った方法が確実な成功法です。

最後はみどりの里です。



品種はフクユタカです。

播種しているときに予報外れの雨でぐちゃぐちゃになりながら強引にまきました。

出ないかと心配したら



ちゃんと出て、鳥の食害ゼロです。

さすが無肥料。



忙しくて1回目中耕見送りました。





条間がずれてしまっていて機械はとてもは入れそうになかったので

くわで一気に2回分の中耕をしました。





木村秋則さんと大豆の話しをしてたときに

摘心したほうが脇芽が伸びて1本あたりの大豆の量が増える

と教えてもらっていたので

全部摘心しちゃいました。

あとから摘心したとこと、摘心しなかったとこの比較をすればよかったと思いました。



かわいい花です。

開花時は水やりをしたほうがいいと言われますが、

やりすぎると虫を呼ぶので

今回は雨頼みにしました。



受粉完了です。

水がきれて花が枯れてるわけではないです。









土壌には肥料をやらなくてもずっと窒素はあります。

雨が降り続けると自然界に存在している窒素がどうしても入りすぎてしまいます。

窒素が入りすぎて止められないと

植物体内の窒素と微量要素のバランスが崩れると

葉に葉脈の間が黄色くなってしまう症状が出ることがあります。

これは水が多いサインの第2段階くらいです。

ピーマンでも出ました。

水を減らせれれば色が戻ってくる葉もあります。

こればかりが起こるわけではないですが、

これは確実に水が多いと言ってます。



今年の秋の悪天候でも虫にやられることなく収穫できました。

雨や水に強いのは自然栽培の強みです。

肥料を入れていないので

窒素が入りすぎることを最小限にとどめておくことができます。





スタートは少し早やめにして

2週間くらい収穫し続けれるようにして

採り遅れのないようにしました。



大豆選別編です。

青森の自然栽培農家大沢さんの大豆が乾燥できてない状態で来ました。

米のフレコンに入れて外で直射日光ではない状態にして乾燥中です。

鳥の害やネズミの害を避けれます。



選別前の大豆です。



うちには年に1度しか使わないベルトコンベヤーがあるので

その角度を調節して

粒選機のまねごとをしてみました。



子どもが面白がって豆を入れていきます。



丸い豆はコロコロ転がって落ちていき

形の悪い豆は転がれないので登っていきます。



上に登っていった豆たち



下に転がっていったきれいな豆たち

分けれるんだけど、欠点は

1時間に12キロくらいしか選別できないところです。

人の手でやると1日3人で30キロと聞いたことがあるので

それよりはだいぶましですが、

たくさん入れると豆同士がぶつかり合って

皆登って行ってしまいます。



無門さんが紹介してくれてたけど

JAにいいやつがあるんです。

でも



フクユタカのみなんです。

青森の品種は違うので通せませんでした。



ベルトも幅が広いのでぶつかり合わないので

たくさん入れても大丈夫です。



しかもサイズまで分けてくれる。

猿投営農センターのあるエリアは大豆作っている人はほとんどいませんので

予約もすんなりできて

使わせてもらえるようです。

使用料もすごく安いし

豊田市だけでなく、名古屋市の人も30~90キロくらい持ってきて選別しているようでした。

使用者のリストに書いてありました。

耕作放棄地をなんとかしようとしても

田んぼに向かない場所もあります。

そういう場所の有効利用としては大豆もいいかと思います。

でもコンバイン、もしくは脱穀機

そして粒選機は絶対必要です。

これらがないと手作業で米を作っているのと同じような世界になります。

大豆は勉強したくてやってみました。

農福連携で自然栽培大豆プロジェクトもできるといいなと思ってます。



農福連携の佐伯康人さんも来てくれてました。

そして来月は

テーマ「農福連携」でやってみたいと思ってます。

この先自然栽培、有機栽培といった無農薬の農業をやっていくには

量をたくさん作れるようにならないと次世代農業になれません。

どうしても手が足りない状態になります。

それを農福連携で誰でも量が作れる状態にしたいです。

みどりの里では今年1年は農福連携パターンを

ストレートアライブさん、無門福祉会さんと一緒にたくさん生み出してきました。

それをみどりの里と関わっている福祉のスタッフから現状を話していただきたいと思ってます。

農家と福祉が出会える1月勉強会にして

来年の参加者の皆さんの可能性を広げていくチャンスの場にしたいです。

礒井先生も来てくれるはずなので

農学の時間もありますので楽しみにしていてください。

1月23日第4月曜日
18:30~20:00
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」 にて開催します。

それでは来年もよろしくお願いします。
  


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Posted by みどりの里 at 21:12 │イベント

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