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2018年04月08日

うどんこ病出ない自然栽培イチゴ



イチゴも春になってどんどん大きくなってきました。



葉が茂りまくってます。



今年はうどんこ病を一切出さずに栽培できてます。



きれいなままでいてくれてます。

ちなみにうどんこ病とは



こういううどんこのような白い粉がついたような状態になってしまう病気で

この病気でイチゴが枯れることはない程度の病気ですが、

イチゴは全く売り物にならなくなるため

出ると最悪です。

しかも空気感染していくので

出始めるとどんどんうつっていくので

手が付けられなくなります。

実はここ2年ほどこの病気に負けてました。

冬の栽培管理(温度と水)を繊細にやれないと

冬にちらほら出始めて

そこで止められないと

春に暴発します。

昨年の冬はちらっと出たのですが、

今回はきっちり抑えました。

今1粒も出てない状態なら逃げ切れます。

これで勝率が5割になったかというところです。

今年は朝日を遮るほど大きくなった隣の竹林を農福連携パワーで伐採して

ついでに借りて開墾しました。

おかげでいつもうどんこ病が出始める場所の日当たりが良くなって

うどんこ病を抑えたまま4月を迎えれました。



今日は日曜なので

農福仲間がいないので

子どもたちを出動させました。



うちは習い事とか全くやっていないので

基本的に子どもは暇してます。

そろそろ大きくなってきて有り余る子どもパワーを仕事に向けさせてみたら



シートをうまいこと張れるようでした。



報酬は自然栽培イチゴということで成立です。



有り余るエネルギーをブルーベリーにぶつけたようです。

手にはブルーベリーの枝が・・・

この年齢ではまだ仕事はできんので

畑へ連れていくと害虫とそう変わらないです。



今日は寒いけど

ここのところの暖かさで一気に葉が出て花が咲き始めました。



ブルーベリーは下向きのスズランみたいなきれいな花を咲かせます。

イチゴハウスで働いていたミツバチをここに放したくなります。

そしたらまた増えるんじゃないでしょうか。

春は大忙しですが、

いろんなことに挑戦したくなる季節です。




  


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Posted by みどりの里 at 22:54 │いちご

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2018年03月21日

第41回勉強会

2月26日開催いたしました、第41回勉強会の内容です。

今回の自己紹介は



棚宗サラダ園の石川さんが連れて来てくださった

(株)ほうろく屋の杉崎学さんです。

ほうろく屋さんのほうろく菜種油は

原料の菜種は無農薬無化学肥料栽培で作った国産で

天日干し、薪で火をくべて焙煎し、伝統的手法で時間と手間を惜しまず作った油です。

1本1本を手詰めで瓶に入れています。

そんな菜種油は酸化しづらく、

何度でも使用でき、捨てないですむ油となっています。

揚げ物を食べても胸やけすることはない菜種油です。

杉崎さんは若者を元気にする活動が先でして

ひきこもりなどの子たちを元気にするために菜種油や農園をやっています。



棚宗サラダ園の自然栽培サツマイモをほうろく菜種油で揚げたお菓子も商品化してあるようで

食べてみたら止められなくなるほど美味しいです。

今回の発表の1人目は



勉強会最初のころから参加し続けてくれている市川誠さんです。

仕事の傍ら自然栽培に挑戦中です。



手応えを感じているのはキクイモとスイカです。

キクイモはたくさん採れたのでまた来年の種イモとしてとっておく分も十分あります。



草だらけの場所を草刈って、耕して、透明マルチを張って



育ててみました。



スイカはものすごく育ってくれました。



だんだん大きくなって



21cmのサイズまで育って

8月13日収穫して食べました。

美味しかったです。

いつもは自然栽培でスイカ作ってもソフトボールくらいにしか育たなかったのが

勉強会でスイカ栽培事例を聞いて

いろいろ試してみたら大きくなってきてくれました。



タマネギと



白菜は失敗しました。

時間がなくて質問タイムを作れなくて申し訳なかったです。

タマネギは早生品種を選んでしておく植え付け時期を守り、

冬にはトンネルしておくと自然栽培でちゃんと作れますよ。

白菜はもう少し詳細聞きたかったですが、

次に白菜プレゼンがあるので次の方にうつります。

2人目は



無門福祉会の加藤稔さんの自然栽培白菜です。



播種9月6日~14日

畑の土を9cmポットに詰めてます。

品種は野崎白菜二号と野崎白菜一二三です。



10月2日に定植です。

株間は90cmもあけたので

もっと狭くできるだろうと2条でやったとこもあります。

それでもできたので来年はもっと株間を狭めて定植します。



寒くなってきたらトンネルをしました。



結球してくれて



12月7日~1月11日かけて収穫しました。



ほとんど結球して出荷できました。

白菜のできない年だったので無肥料無農薬で白菜ができたことに

多くの方々に驚いていただけました。

3人目は



オーガニックファーム旬彩 牧野真丈さんです。

水はけの対策の紹介と皆がどうやって対策をうっているのか聞いてみたいとのことでした。



畑まわりに溝を掘ります。



豆科緑肥のセスバニアの根で下に水がはけていかないかと育ててみました。



デモ機を機械屋さんに借りて硬盤を壊しました。



トウモロコシの丈夫な根で硬盤を壊して下に水が抜けていくようにと育てました。

やってみた結果





皆さんはどのようにして水はけ対策をしていますか?

とのことで皆それぞれやっていることを話してくださいました。

皆はどちらかというと明渠(溝)を畑まわりに掘ることで対策としている人がほとんどでした。

ユンボで溝を掘ったり

傾斜をきちんとつけて水がたまらないようにしたり、

段々畑なら自分の畑と上の畑や田んぼの間に溝を掘って

水がたまらずに溝の最後に出口があるように作っています。

みどりの里でも畑まわりに溝を掘ってきちんと出口のある状態にすることで

水はけの悪い畑でもトラクターが入れるようにすぐなりました。

明渠で結果が出ない場合はその溝が出口がないか

傾斜が逆になっていたりすのではないかと思います。

有機栽培だと水はけが悪いと被害が大きいですが、

自然栽培だと水はけが少々悪くても夏であれば全く問題ないです。

水はけ繋がりで

次はみどりの里です。

2年ほど硬盤は収穫量に影響があるかみてました。



田が浅いと収量が下がる傾向は少しありました。





これをイメージしてたわけです。



うちはよく乾く田んぼが多かったので

硬盤をわざわざ作らなくてもいいんじゃないかと思うようになってました。











硬盤の深さで収量は影響しないけど

硬盤が下がることで田が深くなり作業性が落ちることでの減収は見られました。

サブソイラの効果も少ないので入れる必要はないです。



田んぼの深さを感じるもう一つの要素が

表層の泥(トロトロ層)の厚みがあります。

硬盤が影響していないのでそっちが収量に影響している可能性が高くなりました。

1年そこを意識してやってみて手応えが少しありました。



耕し方を2年前のやり方に戻します。

硬盤を高くして作業性をよくして、

泥を増やすほうで田んぼの深さを作ることにします。



これを1回やるだけではまる田んぼもすぐはまらない田んぼに切り替わります。

こればかりやっていると自分の田んぼは湿田が一つもないと錯覚するくらいです。











これは水はけ対策や湿田対策にすぐ結果が出るのでおすすめです。

次は自然栽培ニンジンを1年挑戦してみた結果です。





1粒まきと3粒まきとやって様子をみてましたが、

うちでは1粒まきのほうがすんなり大きくなっていました。



3粒まきのほうはどうしても近くにライバルがいる状態になり

うちの畑が砂地でやせすぎているせいか

すぐ養分の奪いあいになっているようでした。

間引き菜を販売してみました。



6月13日の写真です。

5月が雨が少なくてよく乾いてしまって

ずっと水を打たないと葉を維持できない状態が続いていました。





だんだん暑くなってきてて

下葉が赤くなったりするので抜いてみると



根に起きたことがそのまま葉に出ます。



これはいかんと一気に収穫してしまいました。



もうちょっと育てたかったけど

もう暑さでストップがかかり始めていたので

ニンジンが暑さに相当弱いことがよくわかりました。



ニンジン出荷したらあまりに好評だったので

硝酸値を測ってみたらかなり低いです。



有機栽培のものと比較すると明らかですが、

別にこの値は悪くないと思います。

ただ値が低いとどんどんきめ細かい状態になっていきますので

そういうところを評価していただけたのだろうと思います。

ただ低すぎると栽培期間内で立派にニンジンまでもっていけないので

この低い値のまま立派なニンジンまでもっていくなら

もっと早くまいて暑さが来る前に収穫できるようにするしかないでしょう。



今度は冬収穫のニンジンです。

この前に8月14日に播種したニンジンは

豪雨などの不都合なことが起きたこともあり発芽率が悪すぎて失敗してます。



最低気温が25℃を下回ると発芽率が格段に上がります。











粘土畑で無門福祉会さんが作ったニンジンはここで収穫にたどり着けていました。

自然栽培だと経験上冬野菜は粘土がいい結果を出しやすくなります。



うちのニンジンはまだ全然ここまで育ってなかったです。

試験で育てているうちの畑は朝日が影ってしまうこともあり、

それも生育を遅らせている原因かもしれません。



今年は12月から1月並みの寒さがやってきましたから



寒い寒いとニンジンの葉が言ってました。





収穫できないでしょうとあきらめてましたが写真はとってました。





やはりニンジンは寒さに強いですね。

マイナスとか出てるのに新しい葉が出てきてました。

これが写真をとり続けてみようと思った理由です。







発芽率から生育、そして形などは自然栽培では品種による差が出ていませんでした。



地温がとれない分裸畝は小さいニンジンが多くなってしまいます。

葉の緑も少なかったので仕方ないです。



マルチありは裸畝より地温を上げれるので

冬でも生育が進んだのでしっかりしたニンジンが収穫できました。



又割れとかなかったし、

ニンジンが縦に長かったです。

ここが完全に不耕起になっていて

9月に水切れになりにくい状態で生育できたため

最初に根をどんどん下へ伸ばすことがうまくいったのでしょう。

機械で耕してないので硬盤もできる要因がないです。

これで暑い時期に無理やり播種しなくても

無肥料無農薬の自然栽培でニンジンが作れるめどがついてきました。

厳寒期でも成長するので小さい場合は収穫期を後にずらせば大丈夫です。

品質もすごくよかったです。

ニンジン嫌いな子と収穫していたのですが、

その子はニンジン洗ってその場で食べたところ

「美味しい」とまでは言いませんでしたが、

「食べられる」と数本ニンジンを食べている自分に驚きながら生で食べていました。

好きな子達は甘いし食べやすいと驚いていました。

葉が寒さで赤くなって

緑の部分が少なくなってしまうと品質が悪くなるのではと心配しましたが、

全く問題ないようです。

ここから先は私たちはイチゴや米やその他野菜と作業が被ってしまって

量産にまでは作業上もっていけないので

誰か続きをお願いしますね。

と勉強会の皆にお願いしておきました。

だんだんこうして情報交換しながら無農薬農業が活発になることを願っています。


次回は3月26日月曜日18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

また皆さんのご参加とネタをお待ちしておりますので
よろしくお願いいたします。


















  


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2018年03月20日

NPO無肥研の研究報告会に行ってきました



3月18日に京都で毎年開かれている

無施肥無農薬栽培調査研究会(NPO無肥研)の報告会に

勉強会でいつもお世話になっている名城大学の礒井先生と一緒に参加してきました。

昨年この報告会に単独で参加したときに

大学の先生たちも集まってしっかりした調査のもとで

自然栽培の研究をして発表していました。

これは私の脳みそでは荷が重いと思い

礒井先生も絶対興味を持ってくれるだろうと思い誘ったところ

非常に楽しみにしていてくれての参加でした。

どんな発表かを一部紹介すると



調査地がラオスでしたが、

無施肥での30年トウモロコシの連作で

土壌が疲弊していくケースと

土壌が疲弊していかないケースと紹介しています。

土地が傾斜がついていると雨などで養分の流亡が起きて疲弊していってしまうのですが、

水平地ではそれがないため30年無施肥で作り続けても

収穫量と連作に相関関係が見られないです。

粘土畑であることも土壌が疲弊していかない要素になるようです。



これは根と共生している微生物の様子です。

さすが研究機関は根と微生物に色つけて見やすくしてくれてます。

紫が根で緑が微生物です。



「貧栄養条件下で植物の生長を促す内生糸状菌を発見した」

と書いてあります。

無肥料でもできる根拠がまた増えますね。



微生物の世界ではよく聞く話しかもしれませんが、

微生物は単独よりもいろんな種類との相互関係によって

能力を発揮します。

これは単独で検出してみた微生物を

無菌状態の土に入れたり

自然の状態の土に入れたり

いろんな組み合わせで試験してみたようで

そこでも有益な菌の効果を増強、安定化する微生物群が存在すると結論が出たようです。

裏付けがしっかりしてくると

生産者はそれを信じて作業を進めることができるので

素晴らしい研究だと思います。

もっと詳細や他の研究報告もありますが、

詳しくは礒井先生が勉強会で紹介してくれることになってますので

皆さん楽しみにしていてください。

私はこういった研究の世界が好きで

そこで研究している人も好きです。

こういった研究世界はすごく純粋で

自然の営みを知りたくて、自然の真理を掴みたくて

未知の領域を知りたいという純粋な気持ちと

その研究結果が世の役に立つことを心から願っている純粋さを

持ち合わせています。

懇親会ではそんな素敵な研究者の方々とお話しできて

頭がよくなったんじゃないかと錯覚して帰ってきました。

また来年もあるようなので楽しみにしております。

お世話になりました皆さまどうもありがとうございました。

  


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Posted by みどりの里 at 09:18 │イベント

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2018年03月19日

自然栽培畑も賑やかになってきました

厳しかった冬が終わって暖かくなってきました。



寒さを乗り越えるためのトンネルも片づけなくてはなりません。



もう寒くないので障害者さんたちも穏やかな顔で畑に集まってきます。



足が悪くて畑で活躍しづらい桐沢さんも

片付け作業では大活躍です。



無門福祉会の重度な障害を持つ人たちも

こういった片づけ作業では

活躍できる場面が増えます。

設置するより片づけのほうが簡単です。

活躍できてると表情もいいです。



奥ではストレートアライブさんのA型の障害者さんたちが

ダイコンとカブの間引き作業をしています。

A型(軽度)、B型(重度)、私たちや、遠藤さんや林さんといった農家も集まってくれてます。

この日は「コトノネ」の取材もあったので皆カメラに写ろうと

いつも以上に畑に人がいます。

春らしい賑やかな光景になってて

自然栽培野菜たちも賑やかなのはうれしそうです。


カブも膨らんできてます。



ダイコンも一気に育ってきてます。



苗場ではレタスなどの野菜も春を待っていました。



若者サポートステーションの皆も来てくれて

無門福祉会さんと連携して苗を定植していきました。

彼らも自然栽培畑で普段できない体験をして成長していきます。

土に触れることがもう普段できない体験となってますので

作業しながらカエルを見るだけで感動です。


無門福祉会のみどりの里班は定植慣れしてきてます。



山崎さんは高齢だけど農作業してるときはいつも

子どものころに親を手伝って農作業していたときのことを思い出して、

楽しいみたいです。


いい感じです。


どんどん進んで2時間で7畝が終わりました。



うまくいってるとこは自然栽培イチゴがわんさとなってます。

ここも春だ春だと活気づいてきました。


キャリアセンターさんから職場体験に来た子も

1週間がんばって農作業に入ってくれました。

働けるようになりたいと

自然栽培畑の中で成長していってくれました。

だんだん作業時間を自分から長くしていけたので

素晴らしい進化だったと思います。


グリーンママンさんたちとの自然栽培田んぼも今年もやります。

先週説明会がありまして

4月26日に塩水選からスタートします。

この企画は自然栽培稲作だけでなく農福連携も体験できますので

1年参加すると一気に自分の世界が広がります。

グリーンママンさんが雑草に夢中になってて

食べられる雑草をみどりの里の果樹畑で育てる企画も今年はあるようです。

先週は本当にたくさんの人が春だ春だと集まって

楽しい1週間でした。
  


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Posted by みどりの里 at 19:18 │野菜

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2018年03月05日

自然栽培イチゴで更に連携



自然栽培イチゴも春になってだんだん大きくなってきてくれました。



無門福祉会さんに渡している自然栽培イチゴハウスは

毎年みどりの里のハウスより出来がいいですね。

やっぱ障害者さんたちは純粋な気持ちでイチゴに触るから

イチゴが気持ちよく育っていけるんでしょうね。



葉に葉水が出ているので

体や根を作り始めています。

暖かくなると新葉が出るスピードがあがります。

このときは味を犠牲にしやすいです。

ここまで糖度20度付近を出し続けてきましたが、

この3月あたりはイチゴが急激に体作りをしますので

糖度が落ちてしまいます。

このときに味をのせる手はあるのですが、

体作りを犠牲にするので

ハダニなどの病害虫が多発したり

根を作ることができなくなり

これでおしまいとなってしまうのでなかなか選ぶことができません。

もうちょっとイチゴ株に体力があれば弱らせる手を選ぶのですが、

昨年の長雨などでそこまで育てられなかったので

今は体を優先したいところです。



大きな実も採れていました。

今シーズンも苦しみましたが、

あきらめずに栽培し続けることで病気も治っていきますから

自然栽培はいつもやっててよかったと思える結果になっていきます。



最近は美岳小屋の林さんたちも一緒になって収穫パッキング作業をやってます。

彼らは来シーズンから自然栽培イチゴを栽培する農家仲間なので

一緒に作業をして覚えてもらってます。

無門福祉会の障害者さんも一緒に作業して

いつもいろんな人が集まっている状態が

日常になってきているので

幸せな職場になりつつあります。

ストレートアライブさんたちも畑での収穫や販売を頑張ってくれてます。

少しずつですが、

皆で連携して助け合って結果が出るようになってきています。

もうすでに更にいい結果が出せるようにと準備が着々と進んでいます。

また次の展開を楽しみにしていてください。
  


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Posted by みどりの里 at 10:23 │いちご

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2018年02月18日

今枝さんと美恵子さんの結婚式



今枝さん結婚おめでとう!

2月17日に今枝さんと美恵子さんの結婚式が

梅坪駅のすぐ隣のpruna Marriyellにて行われました。

今枝さんはストレートアライブとものわで働いていて、

自然栽培農福連携仲間で長年みどりの里の作業に大きく貢献してくれています。

そんな今枝さんが山間部で障害者福祉事業所を立ち上げてしまうほどの

エネルギーに満ち溢れたすてきな女性の美恵子さんを射止めての結婚式です。



自然栽培農福連携仲間が祝福に集まりました。

無門福祉会の磯部さんや中本さん

自然栽培パーティーの佐伯さんまで駆けつけてますね。



うちの子も今枝さんたちに結婚指輪を運ぶという大役をいただき

見事に階段で転びました。

練習ではうまくいってたのに。



料理も自然栽培野菜を使用してますので

夢のディナーかと思うくらい素晴らしく美味しかったです。



私たちからも自然栽培農産物のイチゴ、ブルーベリー、ホウレンソウ、カブ、ニンジン、サツマイモ、お米などを出しましたし、

ストレートアライブさんからもキャベツ、白菜、カボチャ、ジャガイモなどが出てました。

カボチャのパンプキンスープも美味しかったし、

白菜などの温野菜がすごく美味しかったです。

温野菜が美味しいというのもなんですが、

自然栽培の野菜は味付けが薄ければ薄いほど

その野菜が持つ美味しさが引き立ちます。

この極寒の時期でも自然栽培野菜がそろうあたり

ちゃんと自分たちが成長できているんだなと感じました。



テーブルでは今枝さんたちを祝福しつつ

自然栽培のディナー計画を農福連携でやろうと盛り上がってもいました。

全国で度々開催されている「夢のディナー」という自然栽培野菜を使ったディナー企画が愛知県に回ってきてますので

今日の結婚式の料理はそれをイメージするにはちょうど良かったですね。

今回の結婚式では私は友人スピーチも頼まれていて

今枝さんとの出会いから振り返ることができました。

そうすると本当にいろんなことがあった5年間だったなと改めて感じましたし、

今枝さんが自然栽培と障害者福祉を結び付けて頑張って結果を出した功績を

今枝さんのご両親や美恵子さんのご両親に伝えたいと思いました。

彼は最初、みどりの里へ障害者さんたちを連れて来て

障害者さんたちと一緒に自然栽培の作業を進めてくれました。

作業を終わらせるために一人残って作業をすることも度々ありました。

障害者だからできないと言わせないためです。

そうして自然栽培農産物がだんだん実るようになり

今では

2月という野菜たちには厳しい環境の中の結婚式でも

ちゃんと自然栽培野菜を使った料理が提供できるようになりました。

ある意味いい形で自然栽培農福連携の価値を証明できたでしょう。

素敵な結婚式に呼んでいただきありがとうございました。

いつまでもお幸せに!
  


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Posted by みどりの里 at 08:39 │イベント

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2018年02月02日

第40回勉強会

1月22日に行われた勉強会の内容です。



自己紹介はぽかぽかワークス(就労継続支援B型)の工藤勉さんです。

今回は障害者福祉が自然栽培に取り組んでみて1年以上がたち

その振り返りをやってくれました。



名古屋市の中川区にある福祉施設なので

近くに農地がないこともあり、

農地を借りることにかなり苦戦したようでした。

初めはわからないことだらけだったので

農福連携事業としてみどりの里と無門福祉会でやった農業塾に参加しました。







ここで学んだことを活かして自分のところで自然栽培始めていきました。



人伝いにやっと借りれた農地で



田んぼはもうできないので畑に切り替えて始めました。





地主さんや地元の方々の協力があって進めていけました。



畝を作ったつもりが田んぼなので水没してしまいました。

これではだめだと



もっと高い畝を作ろうと作り直しました。



トンネルじゃないと作れない時期だったので

塾で習ったトンネルを作ったつもりが

ビニール幅が足りなくて低いトンネルになってしまいました。

あとで作り直しました。







毎日見て少しづつ大きくなっていくのを皆で喜びました。





収穫までたどり着けて皆大喜びです。



みどりの里の畑を見てたら無肥料無農薬でもできるんだなと思えました。

でも自分のところで本当にできるだろうかと思ってやってみたら

ちゃんと育ってくれました。

自然栽培をまわりの人に説明しても

できるわけないだろと言われてしまうけど

収穫ができると皆の見る目も変わってきました。

土地を借りたばかりのときは

地主さんが鶏糞もってきてこれをまけと言われて

断るわけにもいかず、

一部にまかなくてはならないときもありました。

そこはトンネル内でハエが飛び始めました。



稲もみどりの里で見学して

自分たちも始めてみました。





発芽して



水が足りなくて萎れさせてしまいました。



それでもなんとか育てました。



足りない分はみどりの里の苗を分けてもらいました。





まわりより田植えが遅くなってしまいました。



チェーン除草のタイミングを逃してしまってました。



手除草を頑張りました。







実ってくれました。





機械を持ってないので手刈りです。



はざ掛けしながら刈っていましたが、

雨もひどくて大変でした。





雨でなかなか乾いてくれないので

回収もできない間スズメにけっこう食われました。

それでも最終的にはなんとかお米までもっていけました。

来年は機械に頼るしかないと思ってます。



耕作放棄地を借りて開墾もしました。







飲食店さんにチンゲンサイを頼まれて作りました。



皆で収穫です。



トウモロコシはこの地域の植え時を逃して

とりあえず播いて育てていたら

トウモロコシをカナブンに食われて全滅しました。









トウガラシがよかったです。

次は



遠藤翼さんです。

少量多品目の自然栽培を勧めてくれました。



畑はユンボで溝を掘って水はけをよくしていきました。



溝にさらにところどころ穴を掘りました。



コンパニオンプランツとして1本の畝にいろいろ植えてあります。



ミズナなどの葉物は収穫しては播いてを繰り返しました。



ナスとラッカセイを一緒に植えてみたりしました。

1反の畑に43品目作って

その1品目の中でも品種が複数あったりします。

固定種や在来種のみで栽培してます。



無門福祉会さんの障害者さんたちにも作業を手伝っていただきました。







彼らと仕事をすることで3日分の仕事が半日で終わることもありました。



マルシェなどで自分で販売してます。

物を仕入れて品数も増やして販売してます。

ネットでも販売してます。

無門さんところでアルバイトもして

十分に生活できるだけ稼げました。

1反でもやれるなと思いました。



マルシェに行って販売するとお客さんにうける野菜がわかるので

その情報をもとに何を作るかを決めてます。

プロダクトアウト(できちゃったものを売る)ではなく

マーケットイン(必要とされるものを作る)を意識して作ってます。

次は



みどりの里研修生でもあり、みよし市と豊田市の間で農業をやっている

「美岳小屋」の林剛さんです。

自然栽培イチゴを習いに来てまして

イチゴの苗~収穫までの自分の圃場でやった実験結果を発表してくれました。

7月7日



標高900mの平谷村にて葉の数を2枚と3枚にして比べています。



豊田市での2枚3枚とした苗と、ポットの下に土を敷いてある葉数2枚3枚苗です。



木陰での育苗で葉は2枚です。

これらの比較実験です。

7月28日 豊田市 日向40℃ 日陰34℃ 
             地温38℃    30℃ 







7月は日差しが強かったので

豊田市の苗は日陰のほうが病気にかかりずらかったです。



8月上旬は、一気に病斑が増えましたが、

8月中旬過ぎから回復傾向が見られ、綺麗な新芽が見られるようになった。



8月中旬過ぎから回復傾向が見られ、

綺麗な新芽が見られるようになった。



8月は晴れの日が少なく、遮光試験区では8月に入り、

曇りが続くと病斑が一気に増え、枯れ株が多発した。



生存率
・株の生存率は、平谷は100%生存し、豊田では、葉が2枚の方が生存率は高かった。
なお、害虫の発生状況に関しては、苗の段階では各株とも変わりはなく、ほぼ発生しなかった。



展開数
・遮光以外の株では、1株あたり1枚以上新葉が展開していた。
これにより、葉かきの枚数に展開速度は影響しないことが伺える。
このことは、静岡県の試験データ(慣行栽培)と同じであった。
遮光試験区では、光合成が活発に行われないため、新葉の展開が遅かった。

9月13日定植(みどりの里では9月5日から定植)



それでは豊田で作った苗を定植してからを追っていきます。

みどりの里は平谷村で作った苗です。



10月13日の写真です。
3枚区は、新たな葉の3枚目が展葉しようとしています。
大きな葉も展開してきています。

2枚区は、新たな葉の2枚目が展葉しようとしています。
3枚区に比べ、1枚転用するスピードが遅く、クラウンも小さいです。

みどりの里では、この時点で開花していました。
試験株は、花芽すら出てきていません。

花芽分化に低温短日が関わっていることをしっかりと確認することができました。



開花にあっては、みどりの里の開花から約3週間遅れの開花です。



11月13日

定植から2か月後の様子です。
マルチはみどりの里と同時期の11月8日にはりました。

写真で見てわかるように、葉の大きさが違います。
マルチはり前にどちらも葉を4枚程度に整理してありますが、明らかに3枚区の方が大きいです。
また、3枚区では、開花していますが、2枚区ではまだ開花していません。

静岡の試験場の資料にも記載がありましたが、
常時強い葉かきをすると開花も遅延することが確認できました。



定植から3か月後の様子です。
この写真は、12月14日ですが、3枚区では、イチゴが色んできました。
2枚区は、少し膨らんできたところです。

ちなみにこの時点でみどりの里では収穫が始まっており、
あとで比較を載せます。


定植から3か月後の様子です。
全体はこんな感じになっています。



収穫開始日は平谷村で育った苗が豊田で育った苗より1か月も早いです。



各試験区に収量比較です。
各5株試験株を決め、収量を調査しています。
A品率66%、B品率33%
最大収量1日1kg(100株あたり)



表で見てわかるように3枚の試験区が収量が一番ありました。



トンネル栽培においての管理作業をまとめます。

受粉作業では、ミツバチを放てないので、多い日は毎日、
最低でも3日に1回は、筆で一花ずつ撫でて行きました。
ただ、寒くなるとトンネルが開けれないので、
裾から手を忍び込ませ、受粉作業をしていました。

ヨトウムシ取りは、定植後、9月から10月中旬まで、ヨトウムシが発生し、3枚の株に比べて2枚の株のほうが多かっ
たが、それほど多くは発生しなかった。11月に入り、ヨトウムシはあまり見受けられなくなった。
比較的ヨトウムシは成長しなかった。

防寒対策は一番大変でした。
寒さを凌ごうと育苗ハウスの余りのフレームで二重ばりをしようとしたら
不安定で崩壊し、今では、写真のように厚手のブルーシートを2じゅうに重ね、毛布をかけています。
−3度あった日も中は1〜2どあり、地温は9度くらいありました。
日中は、晴れたら40ど近くまで上がるため、
25〜30度に保つため、開け閉めが大変です。
開けすぎると冷え、閉めると暑すぎる。
上を開けようとした時も風で崩壊し、作り直しました。



11月に入ると病気になったヨトウムシが増え、
いつのまにかいなくなりました。



水遣りでぼってやると目無し株からも脇芽が出て、早くに脇芽が出た株は、
今では収穫できるほどになりました。

アブラムシは、寒さと水の多い場所で多く発生しました。
寒さでは、特にトンネルの両端がアブラムシが多くつきました。
また、水遣りの回数を増やしても同じように
葉裏にびっしりとアブラムシがつきました。

逆に水やりの間隔をわざと開け、乾燥気味にさせると
目無し株の古葉からハダニが出始め、次第に小さい株の古い葉
このままでは止めれなくなりそうなので、粘着くん(デンプン液)を葉裏一枚ずつに
散布し撃退しました。
今はアブラムシはいますが、ハダニはほぼいなくなりました



1月16日
2番花の収穫及び3番花が咲いています。

次は



名城大学 礒井俊行先生です。

今回は「1年生作物と多年生作物」というテーマです。

これは前回そのことでの質問があったので調べてきていただけました。

1年生作物はその発芽して1年以内で種を作り枯れる植物で

多年生作物は複数年生き続けます。

植物はもともとは多年生です。

ナスは温帯では1年生作物ですが、

熱帯では多年生作物となります。


(江刺洋司 植物の生と死 平凡社 1997)

白塗りが生き残る場所です。
Aは全部枯れる1年生
Bは地上部は枯れるが地下部が生き残る多年生
Cは葉が枯れるが根と茎が生き残る多年生(落葉樹)
Dは古葉は枯れるが根と茎と若葉が生き残る多年生(常緑樹)


(詳説 生物ⅠB 三省堂 1995)

双子葉類は多年生で形成層を持っているので木が大きくなれる

単子葉類は1年生が多く形成層を持っていない


(www.nikkei-science.com/page/magazine/0711/200711_052.html)

多年生の根は一般に深さ2mを超えるってすごいですね。

耕作放棄地には多年生がいっぱいいそうですが、

これによる窒素や炭素の循環が土を肥やしていくのでしょうか?

耕作放棄地は土が柔らかいし養分が多いですからね。



パーマカルチャーという農業を紹介してくれました。

多年生植物もシステムに組み込んでいるようです。

多年生植物という視点で自分の農業を見たことはなかったので

こういった視点でも更に改善できることはありそうです。

ちなみにイチゴは多年生作物です。

越冬できますからね。

今回も充実した内容となりました。

皆さんからの情報が更に無農薬産業を発展させることに繋がります。

また次回もよろしくお願いいたします。

次回は2月26日第4月曜日
18時半~20時
場所は豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

皆さまのご参加お待ちしております。

  


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Posted by みどりの里 at 16:40 │イベント

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2017年12月31日

2017年ありがとうございました。

今年も自然栽培農福連携がすごく進んだ年となりました。



ストレートアライブさんとは収穫班が作れたことが

一番大きな体制の変化となり、

販売も今まで手がつけられなかったことに着手できました。

さらりと書きましたが、

すごい連携になり始めてます。

こんなことはストレートアライブさんだからできたことだと思います。

新しい班も作業をどんどん覚えてくれたので

来年もまだまだグループでの取り組みを大きくしていけそうです。

無門福祉会のみどりの里班が今年終わるときに

私たちも参加で今年の振り返りをしました。

無門さんとこは障害が重い人が多いので

ここからはドラマチックです。

今年も確実にこの班は進化しました。

よしえさんは「問題が多かった年だった」と言いましたが、

私は「問題を乗り越えた年だったよ」と返しました。

よしえさんはけっこう気難しくて

よくかんしゃくを起こしてましたが、

ある日イライラしてイチゴをひっくり返したとき

罰としてみどりの里に来れなくなりました。

数か月がたち反省して帰ってきたとき

「仕事の尊さがわかりました。

もう物は投げないし、藤井さん(職員)たちの言うことを聞いて

皆と仲良く仕事をしていきます。」

と皆の前で謝って仕事に復帰しました。

そんなこと言うだけでも驚きだったのですが、

彼女は本当にそこから変わりました。

かんしゃくを起こす回数はすごく減りました。

物を投げることもなくなりましたし、

職員の言うこともきくようになりました。

仕事も一生懸命やるようになってきました。

いろいろまだ失敗することはあるけど

委縮せずどんどん挑戦していってくれればいいなと思ってます。

なんてったって今年彼女は一番大きな自分の欠点を克服してしまったのだから。



勝間田さんはイチゴの収穫からパッキングまで全部やれるようになりました。

これは本当に意欲を持って彼女が取り組んだ結果だと思います。

彼女の成長ぶりはこの程度ではなく

この収穫からパッキングまでをちゃんと時間を意識してやっていることでした。

何時までに終わらせなくてはいけないと

ゆっくりだった彼女が時間を意識できるようになったのです。

この感覚は障害者さんには生まれにくい感覚です。

誰も障害者さんにそこまで期待しないでしょう。

みどりの里班はここまでやりきるんだと頑張って職員がやります。

その雰囲気が勝間田さんに自然と仕事と時間の感覚を覚えさせていったのでしょう。

小野里さんの成長もすごいです。

彼はいつもしゃべってばかりで手が動いてないことが多かったです。

集中力が高いわけではないので

来てくれていればいいやと思ってました。

でも今年彼は自分に合う仕事を見つけました。

目があまりよくないので細かい仕事は苦手です。

でも力はあるので運ぶ仕事は率先してやってくれます。

機械が好きなので

ポット土の配合は彼のお気に入りの仕事になりました。

彼は「お酒飲んじゃったの?」

が口癖で、まあ彼流の挨拶みたいなもんです。

それが最近

「土作り専門店の小野里です。」に変わりつつあります。

彼が物を運んでいるときや

この土作りをしているとき、

これは自分の仕事なのという感じの

何か誇りのようなものを感じるようになりました。

そういう感じではなかった人が

ちょっと職人っぽくなってきて

確実に働けている時間が長くなってます。

この3人はあまりに変化したのでピックアップして書きましたが、

その他メンバーもちゃんと進化してます。

それが証明されたのが

こないだのブルーベリーの苗を270本を午前中に植えきったことです。



けっこう広いです。



誰かに指導されなくても

皆バラバラになって植えるという仕事ができます。



ブルーベリーが心地いいようにちゃんと植えてくれました。

そういう農業ならではの感性が皆備わったようです。



体が自由に動かせないことで植える仕事ができない山下くんは

ポットを回収してまわってくれていました。

広い畑にバラバラで入って仕事ができるようになりました。

結果予想以上の早さで仕事ができるようになりました。

何がすごいのか伝わりづらいところですが、

障害者さんと何か植える仕事をするときは

職員が隣にいてやるのが今までのパターンだったんですよ。

ですから広い畑だと職員の目が届かなくなるので

彼らの力が発揮しづらいはずなのですが、

今回は何度も植えてきた感覚が皆に備わっているので

広い畑でバラバラに入って、

それぞれがちゃんと植えているという段階になり結果を出しました。

すごい成長です。

藤井さんや古茂田さんや奥迫さんが皆をうまく導けているから

成長し続けるのでしょう。

今年もこんなに農福連携で感動できるとは予想以上です。

いい年だったなー。

皆さんお付き合いいただいてありがとうございました。

来年はもっとすごいこと起きる予定です。

来年もよろしくお願いいたします。












  


Posted by みどりの里 at 22:51

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2017年12月22日

第39回勉強会

12月18日月曜日に開催された勉強会の内容です。



1人目は1370農園の杉浦 久直さんです。



安城市で150坪の畑で



無農薬で栽培してます。

公益財団法人名古屋市みどりの協会に勤務していて

配属は名古屋市天白区にある名古屋市農業センター(農業公園)

で勤務をしてます。

その公園で今マルシェをしているのですが、

出店者が少ないので、ぜひ出店される方を募集をお願いしたいです。

もう一つは名古屋市が企画した

名古屋市都市農業振興協議会 朝市・青空市部会

研修会の開催です。

内容は六次産業化です。

市が主催しているのですが、名古屋市の農家が少なく定員割れ、

および高齢化のため県内の農家さんで興味のある方を募集してます。

興味がある方はみどりの協会に連絡してみてください。

2人目は



ひょうたん、かぼちゃ、落花生などを無農薬で作っている農家

中島淳さんです。

落花生の新品種を交配させて生み出そうと

4年目に入っているそうです。

落花生の作付け面積は3反です。

大きい品種と中身が黒い品種を掛け合わせて

ジャンボブラックを作ろうとしています。



左の大きい落花生がジャンボブラックです。

中身は大きいはずです。

というのも前々回くらいの勉強会でやまのぶ会長が来てたときに

ジャンボブラックもって中身を見せようとしたものが

なぜかそれだけ中身が小さくて・・・

まだ固定が不十分なようでした(笑)

落花生の交配はこれだけじゃなく、

落花生油でオレイン酸の多い品種を選んで

その品種にブラックのアントシアニンを持たせて

オレイン酸とアントシアニンで栄養価の高い落花生を作ろうとしています。

これは2年目に入ったそうです。

落花生の交配はめんどくさくて

花が咲く前に交配せねばならず、

100やって7くらいがうまくいく程度です。

その7を選抜しては固定させていっているようです。

皆には落花生は勧めないけど

トマトはやりやすいようです。

大きさのミディと食味のミニをかけあわせてます。

できた実を食べてみて美味しかったらその種を残していきます。

5年かけて固定してます。

こんな面白いことやってるなら今度写真持ってきてもらわないといかんですね。

3人目は



無門福祉会の加藤稔さん

今年は自然栽培に挑戦して3年目になります。

全然結果の出ない畑でジャガイモやニンジンがとれるようになってきました。



ジャガイモは9/5に植えました。

穴を掘る人、植える人、土をかける人を分けてやることで

障害者さんも大活躍です。



ばらばらと出てきて

9/28に間引きして2本仕立てとしました。



2度の台風にも負けずにいてくれました。

腐るものもなく、

欠株が少ない状態で生育し続けてくれました。

花をとるかとらないかは

春は切ってみたけどあまり効果が見えず

秋はそのまま切ってない状態で育てました。



収穫することができました。



畑として使っていくたびにジャガイモは年々大きくなっていきました。



障害者さんが種をまけるように

段ボールに穴をあけておいてそこへニンジン種まきしました。

9/5に黒田五寸ニンジンを種まきしました。



9/11に発芽して

小指サイズのときと手のひらサイズのときに間引いています。

本当はこの写真では4条なくてはならないのですが、

下2条分をやった障害者さんが種を深くまいてしまったので

ここだけ見事に発芽しませんでした。

発芽させるために朝夕水やりして不織布もしたままでした。



1年目は水やりがあまくて失敗しましたが、

2~3年目はちゃんと水やりすることでここまで大きくできました。

できない畑なのかと思っていたら

続けていたらできる畑になってきました。



種まくときが大変だろうけど

まいてしまえば

ニンジンと粘土って相性よさそうだね。

4人目みどりの里で「燻炭の役割」



あり余ってる籾殻をこうやって



炭にして籾殻燻炭を作ります。



これを砂に混ぜてポット土を作ってます。



イチゴのポット土もこのパターンです。

このときどれくらいの%の燻炭を入れるかで大きく水管理が変わります。

結果から言うと燻炭の入れ具合で

水やりの回数や量が変わり

砂に混ぜれば混ぜるほど保水力が上がります。

燻炭が一度水を吸って、

その後砂が乾いてきたら放出してくる感じにも思えました。

粘土と混ぜても相性がいいのはそういう水の調節をしてくれるからかもしれません。

このポット土に混ぜることですごく大きな変化が起きるので

そんな気がするとかいうレベルの変化ではなく、

誰がやってもそうなるくらいの大きな変化でした。

燻炭0%、50%、25%と試して確かな傾向が出ました。

0%の場合(4年前まで)



砂のみです。



あっという間に乾くので水やりがものすごくシビアになります。



このポットの土は植えてからもずっと大きく影響し続けます。



砂壌土だととにかく畑も乾きます。



しっかり2回水を打たないとすぐ脱水症状が出ます。





マルチをした後の水やりもとにかく毎日やらねばならなくなります。



水をやってればプラスに働いてくれます。

燻炭50%の場合(昨年)



0%の感覚で水をやると病気がでます。





細かい炭が集まってくると水が停滞します。



50%燻炭を砂に混ぜると

そのポット土は砂じゃないような性格になります。



植えてからも大きな変化が畑で現れました。



あんなに乾いてしょうがなかった畑がポット土だけですっかり変わってしまいました。





このあたりの写真はなかなか説明通りの感じが写せてないですが、

ここでポット土から畝に水が供給されていくのを

水の湿り気の色で確認できました。

だから燻炭ないポットのときほど畝が乾かないんだなと気づいたときでした。





燻炭25%の場合(今年)

これは予測がつくというか

0%のときと50%のときの間の水量になるはずです。















苗のときも畑に植えたあとも

予想通り水管理が0%と50%の間で落ち着きました。

ということはポット土の燻炭は水に大きく関与していることがはっきりしました。





水が使えなくなるより

使えるほうがイチゴが無肥料でもすくすく育ってくれます。

でも水をたくさんやらなければ維持できないでは

水やりが大変な労力として襲ってきますのでこれは避けたいです。



これが私たちのようなイチゴ栽培では非常に大事です。



新しい水をどんどん入れれると根が刺激されて大きくなっていきます。



溜まっている水では新しい水のような効果が出てくれません。



来年の変更点はこういうところもわかってきたので直していきます。



ここからはおまけです。





中にコガネムシの幼虫がいます。





畑に問題はないのですが、

ポットの土に細工するとことごとくNOをつきつけられてきました。

まるで畑が悪くなったようにも見えてかんちがいしてしまいそうなくらい

株元の土は大きな影響を与えます。

5人目は



礒井先生です。


(高橋英一 「根」物語 研成社 1994)

今回はマグネシウムです。



植物体内で動きやすいので若葉に優先的に使用されるので

欠乏は古葉に出ます。


(高井康雄ら 植物栄養土壌肥料大事典 養賢堂 1987)

葉緑素に使われてます。

簡単に書くとMg1つに4つのNがくっついている形になります。

前回話していた内容でNがたくさん入ってきたら

Mgは足りなくなる構図ができます。


(渡辺和彦 原色野菜の要素欠乏・過剰症 農文協 2002)


(日本土壌協会監修 図解でよくわかる 土・肥料のきほん 誠文堂新光社 2014)

欠乏すると葉脈が緑のままでその間が薄くなるか黄色くなります。

出るとその葉は治らないです。



葉緑素だけでなくこんなことにも役立ってます。


(図解でよくわかる 土・肥料のきほん  日本土壌協会監修 誠文堂新光社 2014)

マグネシウムはリン酸を引き連れて根に吸収されていきます。

礒井先生の話しからは土の中の知らなかった仕組みなどを知れて

またそういうことを意識して作業に活かしていきたいですね。


次回は1月22日第4月曜日18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
で開催いたします。

次回は皆の2017年の稲作情報集めたいですね。
畑もやりますよ。

それではネタ持ってきてくださいね。

よろしくお願いします。





















  


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Posted by みどりの里 at 17:54 │イベント

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2017年12月11日

第38回勉強会

11月27日月曜日に開催された勉強会の内容です。



自己紹介はオイスカ中部日本研修センターの阿部雅之さんです。



研修センターには海外からの研修生が農業を学びに来ています。

彼らの国では肥料農薬が高くて使えないという事情もあり、

自然栽培はまだ教えられないので有機栽培を教えています。

研修ということもあり、

できるだけ多くの野菜を育てています。











プレゼン1人目は

秀明自然農法から勝山学さんです。



勝山さんはトヨタ自動車で働いていて

仕事の休みの日に2反ほどの田んぼと1反ほどの畑を

自然栽培でやっています。

今回は稲作のほうを紹介してくれました。



苗作りです。

不織布トンネルをしたほうとしてないほうと分けて実験しました。



不織布のほうが早く伸びたけど

最終的にはどちらも同じような状態になったので

何もしなくてもよさそうでした。

品種はイセヒカリと亀の尾とサクラモチ(モチ米)です。



こちらの亀の尾は早生品種だったようで

知らなくて最後に植えたら

十分な分茎期間がとれないまま穂が出てきてしまいました。

こちらは全然収量がとれませんでした。



イセヒカリのほうは今年は良かったです。



2度の台風でもなんとか持ちこたえてくれました。



べったりと倒れることはなかったです。



バインダーで刈って



はざがけしていきました。





反収5.5俵までいくことができました。

モチ米は3.5俵でした。

自分で作ったものを年間食べられることが幸せです。

様々な人のおかげでできたことでもあるので感謝しております。

いつか専業になりたいと思ってます。

自然栽培モチ米はやまのぶコトリさんで使ってもらったりしてます。

2人目は

春日井市にある障害者福祉施設の

なかぎりワークスの茅野正好さんです。



今年秋から水耕栽培をしていたハウスを自然栽培ハウスへ切り替えました。



水耕栽培で作っていたけど

暖房が必要になると経費がかかりすぎてしまうことや

作って販売しに行っても無農薬じゃないんだと返されたり、

安くすることでしかお客さんに買ってもらえないという事情がありました。

それで自然栽培のことを知って切り替えました。



水耕栽培だったので何もかも完備されているハウスです。

夏に自分たちで水耕設備を片づけて

水耕設備のただの地面で草も生えたことがない土からスタートです。

水耕の液が落ちているところもあったので

一度ハウス内を水につけて余計なものは全部水で流し出しました。

そこから耕して石をとりのぞきました。

そのときの写真は勉強会ではなかったので

私が10月に見に行っていたときの写真をここで載せておきます。



水耕の板がまだあります。



ちょっと乾きすぎてて良し悪しがわかりにくいですが、

腐植とかなさそうな感じでこのまま自然栽培に突っ込んで行って大丈夫か心配でした。



石も大きいのが結構出てきたということで

これらも撤去しました。



機械はこれのみです。

土が固くて機械の馬力も小さいのでうまく耕せないようでした。

これが10月3日に私が見に行ったときの様子です。



そして今回の勉強会で持ってきてくれた自然栽培ハウスと変わった写真です。

この短期間で素人同然の茅野さんたちが障害者さんたちと一緒に開墾に近いことをやって

見事に畑へと転換することに成功しています。

すごく大変だっただろうなと思うと感動ものです。

地力はほとんどないだろうとみて

豆科の



インゲンを植えたり



スナックエンドウを植えたりしてます。

ハウス内で作ることで旬を外して作ります。



ホウレンソウが発芽してます。



ラディッシュは収穫してます。



コマツナはマルチをしておけば育ちました。

なしだと育てられなかったようです。



ミズナも試しにまいてみました。

これらの栽培期間が短い葉物からやったのは

この土がものを育てるだけの力があるかを早く見極めるためです。

水耕栽培の期間は雑草すら生えない状態が続いているので

不自然な土になってます。

温度と水をしっかり植物に合わせてあげることで

この土でもできるかを見極め

温度と水をコントロールしてできなければ

一時的に有機栽培の手法をとろうかと考えてました。



でもそんな心配もいらないようです。

しっかりと育ってくれました。

農福連携仲間がまたいいスタートを切れたようです。

これからが楽しみです。

3人目は

kuumaa!Farm 鈴木直樹さんです。



自然栽培によるサツマイモ増収のコツを教えてくれました。


左 購入苗   右 自然栽培苗

自然栽培でサツマイモの苗を作ると肥料を与えていないので

伸びが遅くて苗数が3分の1程度の量になってしまいます。

でも節が短い長さの割にイモがつく場所が多くなりますし、

苗の重さが自然栽培のほうが重いです。



苗はこれらのことを守ったほうがイモがたくさんつきます。

イモから直接出たつるが1番で

そのつるから出たつるが2番です。

2番のつるから出た3番のつるだと収量が落ち始めます。



苗を植えるときの注意点です。

植えた後はその苗についている葉を枯らさないようにしたほうが

サツマイモの収量が上がります。

追求した結果



1株で15キロのサツマイモが採れました。

1株でこんなにイモってつくの?

品種は紅はるかです。

畝幅は120cm 畝間は60cmで普通よりかなり広くとってます。

収穫は10月の長雨の後だそうで

10月30日以降ですね。

見たことない写真にみんな目を丸くしてました。

5反やってます。

2反は体験でなんとか堀りきり

残りは自分で手堀りしてます。

堀採り機を来年は入手します。

土質はちょっと粘土ですが排水は悪くないです。

いいとこわるいとこ合わせて1株に平均20個のサツマイモがついている感じです。

4人目は名をふせておいてほしいとのことなので

O氏としておきます。

前回の稲もO氏です。

O氏は全くの素人なので質問プレゼンです。



今回はサトイモで質問です。

サトイモを5月3日に植えました。



6月17日の様子です。

全くの放任です。



7月15日



8月15日

葉に色むらがあっておかしい



9月6日

葉のふちが枯れる



11月11日

葉はこんなんでいいのでしょうか?



11月25日収穫

でも

イモがない!!

なぜでしょう?

会場はかなり盛り上がりました。

まず

水が6月の時点で足りない状態のままなので水やりをしたほうがいいと

オイスカの阿部さんが教えてくれました。

芽かきをしないとイモが小さくなってしまうので

私は親から芽は3本だよと言われています。

となすびの会の柴田さんも教えてくれました。

柴田さんところでは赤芽のサトイモの親イモを植えて

芽を3本にして育てると

親よりでかい親イモが3つできて

まわりに子イモができるそうです。

芽を3以上にすると栄養が分散してイモが大きくなりません。

あとO氏は植えるときに逆さまにして植えるといいと聞いてやってみたとのことですが、

ジャガイモはそれでうまくいくけど

サトイモはやらないほうがいいでしょうと教えてもらいました。

でもサトイモも逆さに植えても出てきてとりあえず育つんですね。



イチゴも11月4日に植えてみたとのことで



11月25日にこんな感じでいいのでしょうか?

と質問がありました。

イチゴはハウスなどで温めない場合は

冬は休眠するので

これは休眠に入った状態です。

まわりの葉は調子悪そうなまま春までいきます。

真ん中の芯さえ生きていれば

春になったら目覚めて成長しますので問題ないです。

普段発言の少ない方たちもいろいろ知っていることを出してくれて

O氏のように失敗談や素朴な質問もいいですね。

皆がそれぞれ自分の体験という自分だけの情報を持っていますので

それをO氏が引き出してくれるのでありがたいです。

最後は名城大学の礒井先生です。



今回は田んぼの窒素固定です。


(Kyuma  Paddy soil science  Kyoto University Press 2004)

肥料を入れてもその多くはイネに利用されず

流れ出ていくか空気中へ放出されてしまいます。

雨や灌漑水、窒素固定できる菌などによって肥料以外からも窒素は入ってきています。

灌漑水より窒素固定菌による空気中の窒素を土壌へ固定するほうが田んぼに入る窒素量は多いです。


(日本土壌微生物学会編 新・土の微生物(7) 生態的にみた土の原生動物・藻類 博友社 2000)

水田生物による窒素固定が

稲わら、根圏、ラン藻、アゾラ 豆科などの窒素固定が理論上けっこうあります。

アゾラだけで2~15kg/反の窒素を1作で入れています。

稲の根圏にいる微生物も窒素固定をしてくれています。


(微生物生態研究会編 微生物の生態11 変動と制御をめぐって 学会出版センター 1983)

水稲と陸稲では水稲のほうが日がたつにつれて

窒素固定がうまくいいっています。


(微生物生態研究会編 微生物の生態11 変動と制御をめぐって 学会出版センター 1983)

水稲と陸稲の3週間後の根の部分による微生物の窒素固定がすごい差が出てます。

水稲1400 陸稲420

田んぼにすることで窒素固定は進みます。


(微生物生態研究会編 微生物の生態11 変動と制御をめぐって 学会出版センター 1983)

肥料を入れたとこと、無肥料区の微生物による窒素固定の差です。

無肥料区が微生物の窒素固定が一番活発にやっています。

もし、窒素固定を最大限発揮させたければ

まず無肥料にすることですね。

N₂がNH₃になるには還元状態でないとできないので

田んぼは畑より窒素固定がされやすい環境です。

肥料を入れないでも作れる理由はこのあたりにありそうです。

今回も多くの方の情報が集まるすてきな会となり皆さんありがとうございました。


次回12月は18日の第3月曜日となります。
時間は18時半~20時
場所は豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」です。

いつもと日が違うので
お間違えのないようお気を付けください。

それでは18日ご都合がつく方はぜひご参加ください。
お待ちしております。











  


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Posted by みどりの里 at 12:10 │イベント

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