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2016年11月23日

第25回勉強会

10月24日に開催した勉強会の内容です。



一人目は高橋正光さんです。

日進市浅田町茶園78-1でダイニングバー「陽なたぼっこ」をやっています。



飲食店をやりながら、畑や田んぼを無農薬栽培でやっています。

ここの看板メニューは



ごく微量しか流通していないほうろく菜種油を使用した

ほうろく和ヒージョです。

激うまの高橋さんの自信のメニューです。



自家菜園で作った自然農無化学肥料栽培の野菜を



ふんだんに使用したメニューもあります。



ススキ、そばがら、米ぬか、落ち葉、燻炭、枯草などを入れてうねを作ります。



ナスとラッカセイを一緒に植えて調子がよかったとか



ニンニクを植えるときは浅く植えたほうがニンニクが大きくなる



オクラの下葉はとらなくてもちゃんと収穫し続けられます。

など様々な試みでうまくいったことを紹介してくれました。

高橋さんもいろんな人に教えてもらっては菜園で試しています。



田んぼもやってます。

苗も自分で作って



他の人と隣接する田んぼのあぜからは距離をとって植えてあります。

高橋さんは飲食業をやりながら

お客さんに自分の作った納得のいく食材を食べていただきたいと

半農半Xの形で頑張ってます。

どうしても手に入らない食材は調達してきますが、

できるだけ安心安全な食材にこだわって調達してきます。

お酒やお肉や魚料理もありますので

ぜひ皆さん行ってみてください。

飲食の目線からの野菜作りもまた今後お皆に紹介していただきたいですね。

2人目は



ストレートアライブ とものわの今枝稚加良さん

2年間の自然栽培稲作挑戦記です



2年前にこの耕作放棄地を田んぼに変えることにしました。

このあたりは田んぼを誰もやっていないエリアですが、

幸いなことに水と排水路があったので田んぼに決めました。

しかし、思った以上に高低差がありすぎて

1年目ということもあり、

まだどれくらい田んぼの均平をとることが重要かわかっていなかったので

だいたい高いところから低いところへ土を移動させてあぜを作っていきました。



初めてみると高いところは水が当然つきません。



さらに田植え機がはまるほどの箇所もありました。



あぜ波トタンで仕切ってみてもあぜ波トタンが倒されてしまいます。



高いところに水をつけようと水を深くしていくと

当然水があぜ超えてしまうので

あぜ波トタンでなんとか水をせき止めていました。



このまま陸があるまま作ってしまうことになり



陸があるところは畑の草がわんさと生え

土を削って低いところへ持っていった箇所は

表土が集まってしまうため

茎数はたくさんあったけど

早々と倒れてしまいました。



草だらけの水がつかなかった高い場所と

倒れてしまって米ができなかった箇所は収穫不能の場所となって

イノシシもこの年からこのエリアで出没するようになり

イモチ病も出て・・・

採れるところだけ収穫しました。



機械は全部みどりの里の協力でなんとかしましたが、

ものすごい減収です。



初年度にあまりの洗礼を受けて

これはなめてるととんでもないことになると理解できて

冬の間に完璧に均平やあぜ作りをしっかりとやりました。

均平はレーザーのレベラーで測って出して



ユンボで土を削っては動かし、



時間はかかったけど

妥協なく均平をとっていきました。



見事2年目は水が全てにつきました。

あぜを超えることもないです。



高いところから低いところへ土を運ぶので

低いところはまた表土がたまりやすく、

倒れるところもありましたが、

昨年よりもダメになる稲が少なくて収穫は楽になりました。

イノシシも電柵で防ぎました。





収量も3倍になり、

あたらしく増えたところがあまりにスズメに食われたため

平均反収は4になってますが、

この2年目の改善した田んぼの反収は5.5俵くらいになっています。

初年度の失敗のポイントを把握して

ちゃんとそれぞれに対策を打ち

準備をしっかりやっておいたことで

その後の作業の楽に進めることができました。

すごくいい農業経験となりました。

来年は更に発展させます。

次はみどりの里です。

自然栽培稲作で新たな発見がありました。

段々畑状態の田んぼが複数個所あるのですが、

どの田んぼも



1段目より



2段目の田んぼのほうが収量が上がりました。

1段目の田んぼからの排水が

2段目に直接流れ込む田んぼの調子が良かったです。

この結果は予想を覆しました。

排水される力のない水しか入ってこない2段目は1段目より収量が落ちるのではないかと予想してたからです。



ちょっと草が多い箇所なのでわかりづらいかもしれませんが、

左の1段目の田んぼから排水された水が

右の2段目の田んぼに直接入ったところが生育がよくなってます。

水が落ち込むというだけで

新鮮な水になり力を取り戻しています。

取り戻しているものは

酸素だと思います。

水が少し落ち込むだけで

酸素が十分に補給されるのだなわかったし、

その補給された酸素もすぐに消費されてしまうのだなということも

稲の生育のいいエリアが水口のとこだけなので

読み取れます。

これは自分の水のイメージを覆した現象でした。

もっと排水路や川を流れてからでないと

力を取り戻せないと思ってました。

植物を育てる水の力で最も重要なのが

酸素だということがわかりました。

酸素で根の呼吸を促し育てて

根張りをよくするから養分をとるエリアが増えて

必要な養分を土中からしっかり採れるようになり、

生育が良くなるのだろうと思いました。

水の中の酸素により土中の微生物も活発に動き

窒素が出てくるでしょう。

これで雨の効果も窒素より酸素の効果が大きいのだと感じます。

なんとなく描いていた水のイメージがはっきりしてきました。

水に溶ける窒素より、酸素で見たほうが

雨のとき植物が大きく育つ理由がしっくりきます。

下の田んぼのほうが生育が全体的に良くなったもう一つの理由が

上の田んぼから落ちてくる泥だと思います。

これで自然栽培棚田計画をやってみようと思いました。

うまくいけば下の田んぼほど収量が上がるという形がとれるかもしれません。

結果は来年しか出ませんが

来年の勉強会で結果を報告します。



続いて自然栽培ダイコンです。

今年は9月10月と雨が続き、日照不足になってしまったので

さすがにシンクイムシに初めてやられました。



こんなふう芯を食われてしまいます。



葉のまるまったところを開くと



シンクイムシがいます。

こいつが9月にまいた大根の8割を食い荒らしました。

暑くて、曇りがちだった9月上旬はシンクイムシが出やすい環境でした。

これは大根が日中に光合成が満足にできないのに

夜は暑くて呼吸で炭水化物の消費量が多いという状態になり、

植物体内の窒素の割合が高くなってしまいます。

アブラナ科の野菜が暑いと虫が出やすいのはそのためです。

では暑さが和らげばシンクイムシを放っておいても食われないはずと思って

何度かまきなおしていると



食われなくなってきて



育ち始めて



とりあえず間引き菜までたどり着きました。

シンクイムシは放っておいても適した時期に大根の種をまけば、

その大根たちを食べにはきません。



しかし、その中で食われてしまうものがありました。

これは面白いです。

何度も種をまいていたら

9月まきの品種の種がなくなったので

10月まき予定の品種の種をまきました。

そしたらその品種だけ

シンクイムシに食われるのです。

これは寒さに強い大根ほど

暑さに弱いのです。

同じ大根でも、品種が違うと生育適温が違うので

寒さに強い大根は暑さに強い大根の生育適温を暑いと感じているのです。

それをシンクイムシは見抜くのです。



諦めなければ、大根畑になります。



葉もきれいなままです。



前回苗が不調で水道水が悪いんじゃないかと話題にしてたレタスも



植えたら何事もなかったかのように育ち始めました。



ここは水道水ではないので大丈夫です。

環境が整えば植物は勝手に育ってくれます。

もともと肥料がなくても育つように植物はプログラムされています。

稲も大根も新たな発見がありました。

この発見を来年の計画に盛り込むことで新たな楽しみが生まれます。

自然はどれだけ追求しても次々と楽しみを与えてくれるものですね。



時間があまったので何でも質問コーナーとしました。

25回もやってると皆顔なじみになってきたので

けっこう質問やそれに対しての考えが次々と出てとても楽しかったです。


次回は11月28日第4月曜日18:30~20:00
豊田市若草町2-6-8 ほがらか
にて開催します。

最近このパターンにも飽きてきてしまっている方も多いかと思いますので

何か一つの野菜をテーマにやってみようかと提案してみたところ

「ハクサイ」

というテーマが出てきましたので

これについての時間も作りたいと思ってます。

参加者の皆さんの知ってる情報を共有したいと思ってます。

皆で無農薬野菜作りを進化させていきたいですね。





  


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2016年11月16日

自然栽培農福連携に石山さん登場

今日は愛知県内の農福連携を進めていきたい福祉施設の方々を対象に

自然栽培農福連携実習が開催されました。

畑の小屋に皆が集まって自己紹介が終わるころ

「おーい、野中いるかー?」

と懐かしい声が聞こえてきました。



私の師匠の石山さんが立ち寄ってくれました。

なんていいタイミングの登場でしょう。

早速皆に紹介して、お話しもいただきました。

浩美もすぐ呼んで



久しぶりの再会を喜びました。

私たちに自然栽培稲作を教えてくれると同時に

もっと深い部分の農業への取り組み方や心構えまで教えてくれた人です。

まさにそういうことを今回の福祉の方々に伝えていかなくてはならないところに

象徴的な人が来てくれたというタイミングでした。

石山さんはいつも稲刈りが終わると営業に全国を回るので

そのときにいつも突然立ち寄ってくれます。

営業途中ということもあるので

ゆっくり話しをする時間もとれないのですが、

それでも毎年私たちのことを気にかけて立寄ってくれる石山さんのやさしさは

研修時のころと変わらないなと思いました。

また農業の話しをたくさんしたいです。



皆は一足先に無門福祉会さんのみどりの里班がカブを収穫しているところへ来ていました。



カブを収穫して洗って選別や古葉を取ったりしているところです。

奥では畑の片づけ作業を同時にやっています。

当たり前のように作業をこなしていくみどりの里班のメンバーの姿に

皆驚いていました。



そしてこれもナイスタイミングなんですが、

ちょうどストレートアライブさんがうちの畑のトンネル準備作業に入ってくれてるときでした。

どんどんトンネルアーチを作っていく皆の姿もまた

今回の参加者の皆の意識が変わるきっかけになったと思います。



午後からは田んぼのわらを集めて運ぶ作業です。

来年の田んぼの準備作業ですが、

2反ある田んぼのわらがあっという間に集められました。

ブルーベリーの株元にしくわらに使用する予定です。

この作業も障害者さんの力がいかんなく発揮されます。

運ぶ作業は得意中の得意です。

野菜が栽培されて、販売されて、お客さんの手元に届くまでにたくさんの仕事があります。

その仕事一つ一つを適した障害者さんチームにふりわけていきます。

そのチームはスタッフと障害者さんの混合チームです。

スタッフは障害者さんに仕事をさせて自分は見てるだけのやり方ではなく、

その仕事をチーム全体でどうやってこなすかを考えて実行することが大切です。

できない人にはできるように仕事を細分化して単純作業にしてできるようにしてあげたり、

スタッフがフォロー入れながら仕事を完成させてしまえば

障害者さんたちがやった仕事は

無駄にはならずにすみます。

自然栽培も含めて農業には

障害者さんのあり方を見直せるチャンスがあります。

新しい社会の形が生まれます。

愛知県内の福祉施設の方たちが15名ほど集まってくださったので

皆が本気で取り組んでくれたら・・・

と思うとドキドキします。















最近みどりの里で採れてる自然栽培野菜たちです。

これらの自然栽培野菜たちは全て

農福連携で生まれているんですよ。

農福連携進めるとすごいことになりますよ。

今後の展開を楽しみにしていてください。





  


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2016年11月16日

グリーンママン自然栽培田んぼ収穫祭



10月に収穫した自然栽培米です。

素晴らしく美味しいお米となっていました。

ママたちが信じられないほどの頑張りを見せてくれた自然栽培稲作のお米です。

自然栽培稲作の収穫祭が14日みどりの里にて開催されました。



今回の収穫は、子どものイノシシが入ったあとがあり、

荒らされた場所は少ないのですが、

ところどころあぜ際の倒されてしまった稲を

手刈りで稲刈りをして、

コンバインで残りは刈り取りました。



ママの力を合わせれば

手作業があってもやりきれます。

こういうときに皆の力を合わせてやると作業が驚くほど進むことを実感します。

雨が多かった10月上旬が稲刈りだったので

足場も例年より悪く

大変で、ひと段落するまでに13時までかかってしまっていましたが、

皆もう力を出しきって頑張って倒れた稲の稲刈りを終わらせました。



収穫祭では皆で今回の自然栽培稲作の感想を話しあいました。

「年々面積が増えていて作業がきつくなってきているけど、これがお米作りの大変さなんだと実感しました。」

「作業日が天候で変わってしまうので、全作業に出られないけど、来年は今年出れなかった作業にちゃんと出たいです。」

「明日雨だから今日終わらせようと言ったら、野中さんに農家の考え方になってるねと言われた。」

「除草日を来れる人が来れる日に来て毎日入れる体制を作ったことで除草能力が上がって広い面積でもできてよかった。」

「何度も心が折れそうでしたが、皆きつくても笑顔を絶やさないので、頑張れました。」

「2年目になりますが、去年より今年は作業の理解ができています。」

「田を見て気が遠くなりましたが、頑張ってやりきれたことが自信につながりました。」

「このお米を採らないと来年の自分の食べるものがないという気持ちで頑張りました。」

「一人でやっている田んぼもあるのですが、一人だと作業はきついです。でも、ここは皆でやれるから、きつい作業も楽しさがあります。」

「昔、機械のない時代の人は本当に大変だっただろうなと思いました。」

「普段ただ通り過ぎるだけの他人の田んぼの様子が気になるようになった。」

「稲作の全作業を知りたいです。」

「1年目はよく皆で話す時間があったので、来年はまた皆で話しができる時間も作りたい。」

と、たくさんの感想をいただきました。

だんだん作業がきついという声が上がってきていますが、

今年は4反あったのでまあ大変でした。

でも感想からも見られるように、

そんな大変な作業の中から見つけたものがあったと思います。

新しい感覚や、世界が見れたと思います。

無農薬の稲作が大変なことは情報として知っていても、

体感すると初めて本当に理解できて、見える世界も変わっていきます。

面積を増やして大変だったけど、

今回は例年より皆10キロ増し30キロの自然栽培米を手にすることがきました。

ここでは全量お米は皆のものになるので

頑張ったぶんだけ皆の手にするお米も増えます。

来年もやりたいとの声がたくさんありますので

来年もやりますよ。

何年やっても新しい世界を見ることになります。

複数年やるとどんどん見える世界が深まっていき、

知らなかった自分の感覚が掘り起こされていきます。

私も皆と自然栽培やることで、新しい感覚を手に入れれて楽しんでます。

それもまたこのグリーンママンさんたちとの自然栽培稲作の収穫物かなと思ってます。

また更に充実した内容に進化させますので

来年の自然栽培稲作体験も楽しみにしていてください。



  


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Posted by みどりの里 at 08:39 │お米イベント

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2016年10月23日

第24回勉強会

先月9月26日に行われた

24回目の勉強会です。



1人目は村瀬かすみさんです。

家庭菜園で無農薬無化学肥料で栽培中です。

村瀬さんが紹介してくれたのは



セイロン瓜です。



種が採れたので興味のある方にお分けしたいとのことで

勉強会で紹介してくれました。



このようにつるで大きくなっていくようです。

5月下旬~6月上旬に播種して

7月下旬から9月下旬になっても収穫し続けられます。



棚を作って育てるとまっすぐに作れるようです。

暑さにも非常に強いです。

病害虫も少ないので自然栽培でも作りやすいとのことです。



卵で炒めたり



シラスであえたりすると美味しいです。



種ほしい人と声をかけたら

行列ができていました。

料理まで見せると初めて見る野菜でも皆作ってみたくなったようです。

家庭菜園でやっていることでも

皆の知らないことを紹介できるいい事例となりました。

種を紹介するときも

写真で畑の様子や野菜そのものを見せたりできると

分かりやすくていいですよね。



2人目は

生協アイチョイスの鈴木正浩さんです。

販売者として自己紹介してくれました。

この業界で25年やってきましたが、

無農薬栽培をやっている人と付き合って畑なども見てきましたが、

安定しないし、難しい世界です。

でも最近はだんだん無農薬での栽培の世界も明らかになりつつあるような感じで、

学問を総動員して追求していけば、

非常に可能性のある世界になっていくだろうと思ってます。



3人目は

webデザイナーの加藤康次さん(マルペケ&つむぎて)

写真がうまく入れれなくてすみません。

耕作放棄地を開墾して自然栽培田んぼをやっています。

地域資源の活用や都市と農村をつないでいくことを始めて

自然栽培稲作も始めてます。

作業をイベント化して参加型で栽培を進めてます。

また自然栽培の中で様々な試みをしてくださるようなので

また結果が出たら教えてください。



4人目は秀明自然農法の石川さんです。



秀明さんは自然栽培の稲作の本も出してくれてます。

この本の内容を紹介してくれました。



穂重型、穂数型、品種のこと、などなど紹介してくれました。

除草剤や化学肥料のなかった時代のお米が自然農法に合うようです。

そんな話の中で



亀の尾を写真で紹介してくれました。



のぎが長いです。

良食味米の祖先です。

おいしさは亀の尾からきてると言われています。

種籾をとるときは

田んぼの中の稲から種をとるといいです。

外側は交雑している可能性があります。

コンバインを緩く走らせて採るといいです。

さらに穂先3分の2がよりよい種になります。



大倉さんがオクラにつくワタノメイガというイモムシに困ってます。

このように葉にくるまっていて



中にいます。



大きくなりました。

どうやって防いでいるかとのことでした。

古葉を取り除くといいという意見がちらほら出ていました。

とにかく手でとるという意見もありました。

でもそんなにたくさん発生はしていない人が多いようでした。

すぐに答えは出ないかもしれませんが、

こうやって事例を出して他の人の様子も聞けると

自分だけで畑で考えているより

いいアイディアに出会える可能性が高くなってくると思います。

またぜひ事例を出してくださいね。

5人目はみどりの里野中です。



春のレタスの育苗はそれなりにできていくのですが、



夏はうまく育てられません。

苗土は同じです。

暑さ対策で標高900mの場所で作ってます。

だから温度は低めです。



リーフレタスも同じです。



なぜだろうといろいろ考えてました。

他の人の苗で化学肥料の入った土ではうまく育っていました。

私のは自作で作った苗土で微生物の力で苗を育てる土です。

ここでハッと気づいたことが

この標高900mのレタス苗を作っているところだけ

水やりに水道水を使っていました。

化学肥料は関係なく効かせることができるけど

微生物を増やしてある土で作ろうとしたときは

水道水の塩素が微生物を殺してしまっているのではないかと思いました。

水やりをすると元気がなくなると

水やりを頼んでいる小林くんが言ってました。

雨だと調子が上がるとも言ってました。

そういうことってあるのだろうかと皆に聞いてみました。

土に問題あるのではと言われましたが、

このパターン以外なら苗は作れているので問題ないと思います。

あまりそういう経験をした人がいなかったので

今回は仮説としてあげておきます。

まだ事例をたくさんあげたのですが、

また次回書きます。

というわけで


もうすぐ次回勉強会になります。

10月24日月曜日
18時半から20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」

にて開催しますので

ぜひご参加ください。

お待ちしております。
  


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Posted by みどりの里 at 00:10 │イベント

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2016年10月16日

自然栽培米稲刈り 新米販売開始です!



雨が続いてなかなか稲刈りができないままでしたが、

やっと稲刈りができるようになってきました。

今年は10月19日オープン予定のやまのぶ四郷店が見える田んぼから開始です。

みどりの里もこのエリアに進出していました。



今年は雨の多い年でした。

曇りの日も多かったので

日照不足で稲たちは大丈夫なんだろうかと心配でもありました。

登熟もずいぶん遅く、

収穫予定日が10日くらい遅れてしまいました。

でも自然栽培稲たちはなんだかんだの環境にうまく適応してくれたようで

無肥料無農薬9年目でもお米はできてくれました。



きれいな籾です。



籾摺りをしてみるときれいな宝石になりました。

玄米もまだ炊いてないのに美味しそうです。



早速出荷準備です。



今年の写真はこれでいきます。

農福連携始めてから人がどんどん増えていきます。

無門福祉会さんとストレートアライブさんとは今年の稲作でより連携を強めることができました。



今年のより強化した連携の一つは

稲作を一緒にやることで作業効率を上げて

より広い面積を自然栽培でこなせるようにしようと頑張ってきました。

上の写真はむもんさんのスタッフの中本さんと鈴木さんがフォークリフトの練習をしているところです。

私がコンバインで稲刈りしているときに

中本さんたちが籾を運んで乾燥機に入れてくれれば

コンバインはずっと稲刈りを続けられます。

こうした流れ作業を作って、

その流れの中の簡単な作業に障害者さんたちを入れて

皆の仕事をより効果的な仕事にして

生産量も上げていこうと試みています。



10月15日はあの自然栽培塾をやってた田んぼに

佐伯さんや磯部さんたちがテレビカメラを引き連れて稲刈りが始まりました。



すごいことを話しているように見えます。

内容は、鎌はよく切れるから指切らないように気を付けてね。です。



今回は小さいコンバインが登場です。



手刈りの体験を障害者さんも福祉スタッフも、学生さんも、市の職員さんも、興味のある人も

皆ごちゃまぜの中で稲刈りです。



手刈りにはちょっと広すぎるので



大きいほうも出動です。

毎年恒例のコンバインに乗ろうです。



コンバインはちょっと横で操作してあげれば誰でも乗れます。

障害者さんでも乗って稲刈りできちゃいます。



子どもも大好きです。

未来の担い手を育ててます。



乗りたい人が多いので小さいほうでも試乗です。



自然栽培野菜や加工品の販売もありました。

農福イベントはいつも大盛り上がりで本当に楽しい時間です。



そして今日はストレートアライブさんの稲刈りでした。

昨年はイノシシの被害、田んぼの均平がとれていなかったことなどで悔しい思いをした田んぼですが、

今年はちゃんと対策を打っての自然栽培稲作となりました。



今枝さんの笑顔が今年のできをよく表しています。



近藤さんも初めてのコンバインが楽しかったようです。



農福連携に興味のある今枝さんの友人も手伝ってくれました。



昨年の3倍は採れたはずです。

こうやって互いに助け合いながら自然栽培を進めていけることは幸せなことです。

こんなふうに連携できればと思っている形に

だんだん近づいていくことを実感しています。



こんなに心強い味方がいれば

これからもっとたくさんの自然栽培農産物を皆さんに届けられるでしょう。

皆の力でできた自然栽培新米をぜひご賞味くださいね。  


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2016年09月30日

自然栽培サツマイモ堀り



立派なサツマイモが採れました。

雨ばかり続く中でわずかな曇りの日を逃さず

サツマイモ堀りを決行しました。

ストレートアライブさん、無門福祉会さん、若者サポートステーションとの

チームプレーがなければ

雨の止み間にサツマイモ収穫を完了させることは

できなかったでしょう。



こんな感じだったサツマイモ畑を

9月28日にストーレートアライブさんにお願いして

サツマイモのつるを切って、

マルチや防草シートを全部外してもらいました。



雨はほとんど降らないで作業を済ませられるはずだったのに

作業中に予報外れのどしゃ降りにあい

それでもやりきりますと今枝さんたちは言ってくれて

大雨の中作業を完了させてくれました。

そのときの写真がないのが残念ですが、

畝間の水がそれを物語っています。

そして次の日も午前中に雨がたくさん降って

今日収穫作業できるか心配だったけど

今日の夕方にはまた雨になってしまうという予報に

このままではサツマイモが腐ってしまうと思って

収穫できるだけ収穫を進めようと強行突破を試みました。



吉田くんと天野くんも9月の長雨と日照不足があったのに

ちゃんとサツマイモがついててくれたのでほっとしてます。



皆で植えたサツマイモなので

むもんさんのメンバーも収穫参加です。

サツマイモが採れてうれしそうです。



若者サポートステーションの皆もサツマイモ収穫作業を

楽しみながら作業を進めてくれました。

本気で掘りきろうとしている雰囲気での収穫作業なので

けっこう大変だったと思います。

すごく助かりましたよ。

ありがとうございます。

また次回も面白いの考えておきます。



午前で半分掘りきれないくらいだったので

これは全部は無理かもしれないと思っていたのですが、

むもんさんに増援を要請して

精鋭たちが午後から参加してくれました。

皆で植えて、育ててきたんです。

これで雨なんかに負けてられないんです。

もう夕方には雨が来ちゃうし

という緊張感が皆に伝わって



驚きの収穫完了です。

雨の後だったから

足場も悪くて、

皆足をとられて大変だったんです。

運ぶのはけっこう得意な皆だけど、

サツマイモコンテナを足場の悪い中運ぶのは

私たちでもしんどい作業です。

乾いた畑での収穫は簡単に掘れるけど

湿った畑でのサツマイモ堀りは

サツマイモを掘り上げるのも重くなって大変です。

それでも皆、自分のペースでもくもくと作業を進めてくれて

気づけば終わってるじゃないですか。

本人たちも作業が全部やりとげれてしまったことに驚いていました。



この達成感、充実感に満ちた皆の顔を見て

なんだか感動しちゃいました。

この経験は皆にとっても自信につながったんじゃないかと思います。

私たちみどりの里だけだったらこの長雨に負けてたことでしょう。

農福連携だったから達成できたいい事例になりました。

こういう感動があるから農福連携は楽しいんだよね。

自然栽培サツマイモは1週間後くらいに出荷しますので

楽しみにしていてください。


  


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2016年09月28日

イノシシ対策



自然栽培田んぼも穂が垂れてきて

雨が多い中でも

ちゃんと登熟が進んでいます。

病害虫にはさほど日照不足で雨が多くても困らずこれていますが、

イノシシが田んぼの周りを荒らしています。

あまり中には入ってこないのです。

でもママさんたちとの田んぼはどうしても守りたいので



今年は電柵で守ります。

昨年までの2年間はワイヤーメッシュという鉄柵で防ごうと

重い鉄柵を皆で運んで囲っていたのですが、

昨年鉄柵で囲んだところがやられてしまって

皆で自然の厳しさを思い知り、

今年は電柵にしときました。

こっちのほうが軽いので楽です。



皆で説明書を見ながらあーじゃないかこうじゃないかとやるのは

楽しいものです。



皆で分担してやるので



電柵の柵線が絡まったりもしてたけど



作業はどんどん進んで



ついでに田の草もとりました。

ママさんたちは本当に働き者です。

大きい田んぼは電柵しないままだけど

今まで大きな被害は一度もないので

大丈夫だろうと願ってます。

どうせもううちの田んぼくらいしか

このあたりの田んぼは残っていないので

やられるときは何をしてもやられるでしょう。

でも自然栽培田んぼはけっこうイノシシにやられづらいんです。

と収穫終わってからまた言いたいです。

現在10月の収穫に向けて準備中です。

そろそろ晴れてほしいです。

皆で収穫するの楽しみだなー。
  


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Posted by みどりの里 at 20:41 │お米

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2016年09月17日

自然栽培いちご定植



やっと山から苗を下ろせたのが、

9月8日でした。

今年は残暑が厳しくてなかなか温度下がってこないし、

いつまでポットのまま平谷村に置いておかなきゃいけないんだと

ひやひやしてました。



ポットのまま長期間置いておくということは

根がつまってどんどん弱っていくということです。

しかも今年は長野県が非常に暑くて

イチゴ苗たちはだいぶ苦しみました。

平谷村にはトウモロコシの小林君が水やりしてくれるから

3日に1回山行けばいいかと思ってたのに

毎日行くはめになりました。

予想外なことが起きすぎて

見にいかないといつ全滅するかわからんぞと

もう毎日行くことでイチゴ苗を元気にしてました。

なんだかんだ行くといろいろ発見して

手を打ってました。

水の量を変えたり、

水やりの時間を変えたり、

葉かきしたり、

葉を残し気味にしたり、

酢をまいたり、

ころころ変わる天気に合わせて

その日のイチゴ苗を見て作業を決めました。

お盆まではイチゴ苗の体力が定植まで持たないかもしれないと

ぞっとしていたのですが、

その後平谷村がだんだん涼しくなってきたら

だんだんイチゴが回復してくれて今の姿になりました。

全棟分自然栽培イチゴ苗で今年も作れます。



9月9日から定植作業開始です。

今はストレートアライブさんや

無門福祉会さんと一緒に作業を進められるので

スムーズに仕事が進んで

非常に助かります。



イチゴ定植作業も慣れたものです。

やり方も覚えてくれているので順調です。



無門さんたちも皆がやっている作業を教えてもらって



定植作業開始です。



無門さんの障害者さんは一人ではとても植えられないので

スタッフがフォローしながら進めていきます。

皆昨年のイチゴを覚えているようで

テンションは高いです。



やっとポットから解放されて

根は畑の土の中へ入っていけます。

ほっとします。



植えて1週間がたちました。



畑で生まれた新しい葉がきれいなので大丈夫そうです。



苗のときは輪斑病が出まくっていましたが、

定植後は真ん中からどんどんきれいな葉が出てきます。

外葉は苗のころの葉です。

この調子で育ってください。


  


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Posted by みどりの里 at 21:51 │いちご

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2016年09月16日

第23回勉強会

8月22日の勉強会内容です。



kuumaa!Farm の鈴木直樹さんが

明治大学で紹介された栽培方法が

無肥料でも活かせるのではないかと

聞いてきた内容を紹介してくれました。



ミニトマトのソバージュ栽培です。

株間1mでミニトマトを植えて

脇芽を伸ばして育てていく方法です。

キュウリやゴーヤのようにアーチ状にして

中から収穫できるようにします。

脇芽にどんどん実をつけていくので

収量も上がりますし、

露地栽培で作っています。

ネットで調べるとやり方の詳細が出ているそうです。

もう一つは

アスパラガスの採りっきり栽培です。



アスパラガスの苗を植えるのを早めて

2年で採りきる栽培方法です。



この図のように苗を植えることで

冬でも穴の中は地温のおかげで下がりきらず

育ってくるので普通のやり方より早く成長させることができて

収穫期を早めることができるやり方です。

鈴木さんがやったわけではないので

詳細や自然栽培でやってどうなるかはわからないのですが、

アイディアとして持ってきてくれました。

栽培方法は常に進化していて

少しでも多く、早く、有利に採れるようにと

農家や研究者が追求していきます。

これらも研究途中の話題なのですが、

自然栽培をより有利に進めていくためのいいアイディアにつながるかもしれません。

穴の中は暖かいということを利用して

早く定植して生育期間を延ばすということは

何か別の作物でもできるかもしてないです。

2人目は



ちいさな星の吉田こうやさんです。

豊田市で柿、桃、ナシ、イチジクを自然栽培でやっていく予定です。

自己紹介です。



現在果樹畑を借りて木を引っこ抜いて

苗を植える準備中です。



果樹は非常に難しい分野でしょうけど

またいろいろ情報交換ができるといいですね。



3人目は

秀明自然農法の大倉千鶴さんです。



ナスの半身萎凋病に困っています。



葉の半分が枯れてきてしまったり、



ナスの木の半分が枯れてきてしまいます。

知っていることがあったら聞いてみたいとのことで写真を用意してきてくださいました。

礒井先生も病気についての資料も最近用意してきてくれてますので

前回の話しの流れが続いている感じです。

うちだと青枯病のほうが出てくるので

この病気は初めて見ます。

病原菌は温度、湿度、水、有機物、肥料、pH、などなど

その病原菌の好きな環境が整ってしまうと出やすくなってしまいます。

そして、原因は病原菌が出ている現在に限らず、

育苗土、定植期、に原因を作ってしまっている可能性もあるので

原因を特定させるのは難しいです。

有機物マルチが多いと病気にかかりやすくなってしまったことがある

という体験を杉山さんが話してくれました。

この話題は礒井先生のプレゼン時にとっておいて

4人目はみどりの里です。

私も今回病気話題になるとみて

自然栽培やってても出てきた事例と

真夏の苗作りについて用意してきました。



キュウリの苗です。

8月4日に種をまいて

豊田市はあまりに暑いので

発芽してきてすぐ病気が出ました。



株元がきゅっと絞られた感じで苗が倒れてしまう

立枯病です。

発芽して徒長させてしまうと出やすいです。

水が多くて、温度が高いと出やすい傾向があります。

最低気温25℃以上が毎日なので

どうしても生育不良になりやすく、立枯病が出てまいます。



それでも一部の苗に出ただけで済んだので

8月21日にはほとんどの苗が順調に育ってくれました。

生育適温を大きく外している場合は

どんなに頑張っても万全にもっていけないことが多いです。

温度を下げるには遮光ネットなどでうっすらと日影を作ると

最高温度は下がってくれるけど

光が弱まり、

夜の温度は関係なく高いままなので

徒長しやすくなります。

苗を柔らかく作ってしまうと

定植したときに暑さと日差しで枯れやすくなってしまうので

今年は最初から外で作りました。

そしたら、固いがっちり苗を作れたので

遮光ネットなどで気を使うよりも

外で光をしっかり当てた方が良さそうです。



インゲンはキュウリより暑さに弱いので

8月に豊田市で種をまいても

ほぼ失敗します。

発芽してすぐ枯れるか腐ります。

春にまいてうまくいくやり方も

8月にやったら全くうまくいきません。

でも、みどりの里は長野県の標高900mの涼しい場所を持っています。

そこで発芽させれば

上の写真のように順調に育てていけます。

生育適温が合うか合わないだけで天と地の差が出ます。



苗が思ったより早く大きくなってしまったので

暑さMAXの8月15日に植えることになってしまいました。

黒マルチがはってあるので影を作らなければ

苗が良くても

半分は確実に暑さで枯れます。

でも秋の収穫時は地温を高く保てるので黒マルチはあったほうがいいんです。

でも8月はいらないです。

なのでマルチの上にこの畑で生えてた草や

前作の残骸を置いて影を作りました。

これで生存率はかなり上がりました。

わざわざ外から草を持ってくるのは大変なので

前作の残骸などを利用するとかなり楽です。



そして自然栽培田んぼ(左)と慣行栽培(右)です。

ここに葉いもち病が出てしまいました。



よく見えないけど葉に特有の斑紋が出てきました。



田んぼは全て自然栽培ですが、ここだけ病気が出てます。



お隣りさんにも出てます。



イネ科の雑草にも出てます。



発生した箇所は水口周辺でした。

穂イモチにまで続いてしまうとやばいので

ここでなんとか止めます。

まずは原因であろう水を止めて水温が下がりすぎるのを止めます。

雨が続いて日照不足になると

雨で葉が濡れてイモチ病が広がりやすい環境になります。

水温が下がりっぱなしで代謝が進まず

稲の体の窒素量が多くなってしまいます。

それらが全てそろうと

さすがに無肥料でも出てしまうようです。

でもここ以外は全く出ていないので

よほど条件が悪かったようです。

そして、曇りでも少しでも窒素の代謝を進めて

原因を小さくするために

病気が出たエリアに酢を散布しておきました。

しばらくして次の葉には病斑は出ていませんでしたので

結果止めることができました。

8月のみどりの里もスリルに満ちた日々でした。



最後に礒井先生です。

「土壌病害とpH」というテーマでやっていただけました。


ウィリアム・ダビン 土壌学入門 古今書院 2009

土壌のpHがなぜ大事かということがすぐわかる表です。

だいたい6.5あたりがどの養分も吸収できます。

酸性にかたよりすぎると植物にとって害になりやすい

アルミニウムが出てきますので

なるべくこいつは少ない領域がいいです。

マンガンもマンガン過剰症があるので少なくていいです。


山根一郎 土と微生物と肥料のはたらき 
  農文協 1988

植物はそれぞれ適したpHの範囲があり

それが外れると小麦や大麦などは非常に収量が下がります。

これは小麦、大麦にアルミニウムに対する抵抗力がないためです。

1枚目の図のように酸性になるとアルミニウムが出てきてしまうので

トウモロコシやエンバクはpHが下がっても

アルミニウムへの抵抗力を持っているので収量を大幅に下げるには至りません。

でもベストな範囲じゃないとその他の養分のこともあるので

やはり下がってしまいます。


久馬一剛他 新土壌学 朝倉書店 1984

日本は雨が多いので

土壌は放っておくと酸性に傾きやすいです。

その酸性に耐性をどのくらい持っているかは

作物によって異なります。


小川奎 土壌病害をどう防ぐか 農文協 1988

これは非常にありがたい資料です。

病原菌が好む環境を示しています。

それぞれ好む環境が異なりますので

病原菌とひとくくりで見てしまうと対策は打てないようです。

それぞれに対しての対策を考えなくては効果的ではないです。

細菌由来の病気と菌由来の病気があり、

細菌はpHを下げると活動が弱まりますが、

菌類はpHを下げても活動は弱まらず

細菌が動けなくなった分

菌が動きやすくなってしまいます。


小川奎 土壌病害をどう防ぐか 農文協 1988

青枯病の行動パターンです。

これだけ見るともはや殺菌するしか手がないように思われますが

植物の体内の窒素が少なければそう簡単に入っていけないだろうと思います。

土壌には病原菌も含め全ての菌が存在していて

窒素を多く吸わせて作った植物が土壌に入ってくると

それにとりつく病原菌が喜んで動くということに繋がります。

ではなぜ無肥料で育てていても病気にかかることがあるのかと考えると

みどりの里のやられたパターンだと

ナスの苗が予定より早くできてしまって

作業の都合上早く植えることになってしまって

生育適温を下回った状態で植えられたナスは

満足な生育ができず

根を弱らせて痛めてしまい

そこから青枯病菌の侵入を許してしまったという感じです。

寒さで動きがにぶくなってしまったナスは

体に窒素をためてしまっているので

病気も入ってきやすくなっています。

それは徐々に進行していって

目に見えての発病がありますが、

原因は発病する前の植えたころに作ってしまっていることもあるのです。

半身萎凋病もどこかで生育に適さない場面があった可能性があるので

また明らかにしていただけたらと思います。


またこんな症状が出ているなどの写真などを持ってきていただけると

無肥料や自然の理解も深まっていきますので

皆さん情報提供をお願いします。

次回は9月26日第4月曜日 18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」にて開催します。

今回は突然みどりの里に会場が変わってしまって申し訳なかったですが、
次回は「ほがらか」にて開催しますのでお間違えないようお願いします。

  


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Posted by みどりの里 at 16:24 │イベント

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2016年09月07日

床土作りスタート

来年のための苗用の土作りを始めます。



米ぬかと



わらと!?



山土と今年の余り苗を混ぜて!?

ちなみに写っている人は私ではないのでご注意ください。

アフリカのベナンから助っ人が来てくれてます。

アキムさんとナタさんです。

日本語も話せるので大丈夫です。



水を足して水分50%くらいにして

発酵開始です。

春には出来上がりです。

積み込みもアキムさんとナタさんのおかげで早く終わらせることができました。



イチゴの植穴を掘ったりもしました。



彼らから刈払機をやってみたいと要望があったので

道沿いの草で練習して



田んぼの草刈りもやりました。

オイスカで研修生たちと農作業をやってたころを思い出します。

アフリカには行ったことないから

いろいろ聞かせてもらって楽しいです。

農業も興味があるようだったので床土作りを一緒にやりました。

せっかくだから何か持ち帰ってもらえたらいいなと思いまして。



無門のみどりの里班のメンバーとも交流です。

無門の皆はいきなり握手を求めて

すぐ仲良しになってしまいます。

いきなりハイタッチを求めにいくようこさんはしっかり手を繋いでます。



相手が例え外国人でも

いきなり仲良くなれる皆が

うらやましく思えました。

皆も私もいい刺激をいただけた楽しい日となりました。

  


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Posted by みどりの里 at 21:56 │お米野菜

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