ブーログ › 農業生産法人みどりの里ブログ
2018年12月14日

中京大学生たちと自然栽培



自然栽培イチゴが採れ始めてます。



やまのぶ梅坪店にて販売中です。



どんどん寒くなっていく中

うちは暖房なしで栽培してますので

ビニールハウスの中にもう一つビニールハウスを作っていきます。

これがまたけっこう大変な作業なのですが、



中京大学のスポーツ科の大学生たちが手伝いに来てくれました。

彼らは手伝う代わりに農産物をわけてほしいとのことでした。

彼らのゼミでアスリートたちの食の見直しを研究しているようで

食を改善してアスリートたちの体調を整えていくことを考えています。

学食も変化させていければと考えていますが、

まだとりあえず水泳部に料理を提供することから始めるそうです。



2日ほど来て手伝ってくれました。

皆陸上やアメフトなどをやっているので

体を動かすことになれているせいか

てきぱき仕事をこなしてくれて大助かりでした。



お米とサトイモを用意してそれは渡すだけでしたが、

ダイコンは欲しい分だけ取りに行こうと誘ったら

顔がパッと明るくなって

ダイコン収穫を楽しんでいました。



自分で収穫したダイコンで

アスリート向けの料理を作るのはさぞ楽しいでしょうね。

水泳部にはうちの自然栽培米と自然栽培野菜を食べるわけですから

絶対いい記録が出るでしょう。

出なかったら料理に問題ありだな。

学生たちがそれぞれ思うことがあって

こんなことしたら良くなるんじゃないかって一生懸命活動するんですよ。

私たちにも協力を求めてくるんだけど

断ったらなんだかせっかく発芽した芽が枯れてしまいそうで

彼らの中に生まれたいい芽だから

私たちはそれに水やりして育ててあげたくなります。

その芽が少しでも大きくなって社会に出ていったら

いい社会ができるんだろうなと楽しみにしています。

また新しい企画お待ちしてます。





  


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2018年11月26日

大学生企画の自然栽培講座



みどりの里に来てくれてた大学生の堀部さんが



今までみどりの里を活用していろんな企画をしてくれていました。

その中でも一番大きいのが環境大学の講座となっている

このイベントでした。

学生団体を作って大学生が主体となって行われた

お子さんづれの家族が楽しめるイベントです。

この時期のイベントで自然栽培の美味しさが畑ですぐわかりやすいものと言えば



自然栽培カブでしょう。

もう何度やっても感動を呼んで

子どもたちも必ず落ちるイベントです。



もう収穫が始まっているので残っているところを収穫です。

「1人5カブずつ持っていっていいよ。大きいのを探して持っていきな。」

と言うと

皆畑にわあっと広がって大きくていいカブを探しに行きました。



「小さいカブがすごく甘いからみつけたらそのまま食べてごらん」

と言うと



「甘ーい」

「美味しい!!」

と驚きの声が上がります。

子どもも大人も学生も皆そもそもカブをなめてますので

「えーカブかー」とテンションが下がってしまうところで

この自然栽培カブの驚きの美味しさで

皆の心をわしづかみにします。

みどりの里の必勝イベントパターンとなりつつあります。

この美味しさは無肥料無農薬の自然栽培じゃないと出せません。

肥料を入れると必ず味が薄くなり、雑味が増えます。



少し時間があったのでイチゴを見に行きました。

イチゴも自然栽培でいい結果が出やすい作物なので紹介しました。

子どもたちの勉強になるかなと思って



ミツバチの巣の中を見せてあげました。

ミツバチのような虫たちが花をまわってくれないと

きれいな形のイチゴができないんだよと

話しておきました。

ミツバチは今減少していっている時代なので

子どもたちがミツバチを守る側に育ってくれるといいなと思ってやりました。

さあ帰ろうとまたカブ畑を通りがかったとき

子どもたちはもう少し食べたいとまた畑へ行って

カブを抜いて食べ始めました。

本当に不思議な光景です。

確かに美味しいんだけど、

チョコレートとかじゃないんですよ。

カブを引っこ抜いて

土を手で払って

生でガリガリ食べて止められなくなっている子どもたちですよ。

カブにはまる子どもたち。

いつも見てて面白いです。



皆をやまのぶに連れて

ごんべいの里や自然栽培コーナーの説明をしました。

ここの商品はやっぱりストーリーがあるので伝えやすいですね。

それぞれの野菜のキャラがたっている感じです。



自然栽培みかんもたくさん届いていて

試食した子どもたちが美味しいからと

袋をかごに入れまくってました。



午後は林さんとこの天然酵母のパンや自然栽培みかんと、

自分で作った自然栽培落花生で作った自然栽培ピーナッツバターで楽しませてくれました。

野菜スープの野菜もごんべいの里から入手してくれてました。



学生たちが野菜クイズを子どもたちに出していました。

野菜の花や苗や畑の姿で野菜がわかるかのクイズでしたが、

子どもたちが意外と知っていることに驚きました。

ニンジンの花とか皆当ててました。

ジャガイモの花も当ててました。

素晴らしい英才教育がほどこされているようでした。

この中から未来の自然栽培者が生まれるのかとちょっと期待しました。



大学生たちの明るいパワーと

環境大学の職員さんの情熱で

家族を対象にした今日の自然栽培イベントは大成功でした。

私もとても楽しかったです。

どうもありがとうございました。



  


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Posted by みどりの里 at 09:20 │イベント

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2018年11月25日

自然栽培パーティー第3回全国フォーラム

11月23日に福岡県で自然栽培パーティーの全国フォーラムに参加してきました。



自然栽培パーティー理事長の磯部さん

今年日本一になったソフトバンクホークス工藤監督のお話しと



木村秋則さんのお話しがありました。



その後に皆で実践報告をしました。

私も話す時間をいただけたので

無門さんととものわさんとの連携の進化した現場や障害者さんたちを

写真で紹介させていただきました。

まず豊田で9月にやった夢のランチ&ディナーの障害者さんの成長ぶりの写真を見せました。

それと11月21日でみどりの里でやった農福連携の仕事を紹介しました。



無門福祉会さんから来てるみどりの里班はもう何でもできます。

トンネル作りも無事やりとげました。



ストレートアライブとものわのメンバーで収穫出荷準備とトンネル作業も進めます。



普段は無門さんで自然栽培やってる班も呼んで

進化したわら集め作業もしました。



そして私たちみどりの里メンバーは機械作業やイチゴの管理作業に入っていました。

こうして1日で複数の仕事をこなせるようになっています。

農福連携は儲かりますかと聞かれたので

そりゃこれを見てもらえば1人でやるよりよほど儲かるでしょうと伝えました。

でも

農福連携の本当にすてきなところはそこじゃないです。

障害者さんの障害が軽くなっていって

皆で仕事をこなして

うまくできたことを喜んで

うまくいかないところを皆で考えて

そんなこんなで作った自然栽培農産物を世に出せば

たくさんの人が喜んでくれます。

自然栽培農福連携をやって幸せですかって聞いてほしいです。

そりゃもう即答で幸せですって答えます。

第一回は豊田市でやったんです。

それから2年がたち

私も仲間たちも皆農福連携の進化した姿を発表できて

なんだか農福連携も具体的になってきて

すごく楽しかったです。



懇親会の会場(リタの農園)では各福祉施設の自然栽培野菜が届いて

レストランで使ってくれていました。



農家さんから仕入れていたり自社農園を持っていたりして

すごいレストランだなーと思って見てたら

私たちの自然栽培野菜も届いてて使ってくれてました。



みどりの里やとものわ、無門福祉会の名前が出て料理が並んでいました。

こんな遠くでまた会えるとはって感じで

なんだかうれしくてたまらなかったです。



スイーツにも自然栽培パーティーの自然栽培野菜が使用されていました。

このレストランはなんと

障害者福祉のA型事業所でした。



言われなかったらわからなかったです。

スタッフもほとんどが利用者さんなのに

素晴らしい料理でした。

スタッフたちが自己紹介をしているとき

自分の仕事に誇りを持って料理を作っていることがよくわかりました。

私たちもこんな感じやりたいなーと思いました。

各地で障害者さんたちが活躍しているのを実感できた福岡で

いい勉強にもなりました。

全国の仲間たちに会えたこともうれしかったです。

やっぱり農福連携やると幸せになるよなー。
  


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Posted by みどりの里 at 23:12 │イベント

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2018年11月22日

第49回勉強会

10月22日に開催された勉強会の内容です。



今回の自己紹介は

江南市で無農薬栽培を行っている

おもいでファームの近藤文樹さんです。

植物性の有機質肥料のみを使用して育てています。

少量多品目で作っていますが、

今後ニンジンに力を入れていこうと考えています。



一人目のプレゼンは

オーガニックファーム旬彩 牧野真丈さんです。



夏の育苗に苦戦していて

皆さんはどうやって乗り越えているか聞かせてほしいとのことでした。



牧野さんの育苗ハウスでちょっと影があって涼しいほうです。













白菜は9月末の台風前に播種してしまったので

台風で一度ボロボロにされています。







みどりの里でもずいぶん前から作りづらさを感じていて

最近は暑さがどんどん長引いていて

秋冬野菜の発芽、育苗の適温を大きく外されてしまうので

うちはレタスやインゲンの苗を標高900mのイチゴ苗を作っている平谷村で育苗しています。

レタスは最低気温が25℃以上あると本当に発芽させれなくて

最低気温が24℃になったら発芽させれたという経験があります。

アブラナ科も暑いと発芽しても徒長気味になり

虫に食われやすいです。

今年の暑さでも発芽させることができたストレートアライブの近藤さんは

事務所で20℃設定の野菜部屋でレタスを発芽させたら

90%は発芽させることができました。

ブロッコリーもそうやって発芽させました。

東郷ナチュラルファームの大倉さんも播種時期を遅らせていますが、

10月播種だと冬に育てきれなくてきついと言っていました。

キャベツ、白菜の8月末に播種したものは虫食いで終わりましたが

9月に播種したものは虫に食われなかったようです。

愛知県の産地の農家さんも

ブロッコリー、キャベツなどの野菜の苗は

冷房完備している苗屋さんから購入していて

自分で作っていないという話しを聞きました。

暑さの前では昔のように苗を作ることができなくなっているようです。

私も標高900mの平谷村で独立したみどりの里元社員の吉田くんたちに

秋冬野菜の苗を作ってくれないかと打診中です。

2人目はみどりの里です。

田んぼでいろいろ試していたことにもいいも悪いも結果が出てきたのでご報告します。





稲株を入れた分のガス沸き量が増えた結果ですが、

部分的に起きていることなので

稲株を入れてガスわき増えることを想定した水管理でなんとかできると思います。



余り苗を田んぼで育苗しておいて

除草機が終わるころに補植してやると

それほど大きな差がつくことなく育ってくれるので

これからは除草機での除草作業が終わってからすぐダメージを受けたところに

補植しようかと考えています。



これは2年前から試しているのですが、

泥を下に落とさないように沈殿させてから水を下の田に落としていると

悪い水だけが落ちてしまって水口がよく消えてしまうので

棚田はあまり取り入れないほうが良さそうです。

除草期間が終わってからなら

さほど大きな問題は起きなさそうでした。

渇水の時には大活躍します。



泥の流失を避けるのはかなりいい手応えがありました。



いい結果が出たところです。



株元を見てみると雑草が生えていないです。



ここも雑草が少なかったです。



自然栽培5年ほどたっていて昨年は草が生えていましたが、



今年は刈っていて草が生えていない場所がけっこうありました。



ここも



ここもきれいです。

泥を残せば草が少なくなるはずと狙ってやっているので

これはあたりのようです。

草が少なくなる田んぼが泥残し1年目より2年目の今年のほうが増えてます。





出来のいいところにも空っぽの籾が混ざっているので

高温はやばいです。

どうしても減収してしまいます。



すごいことが起きました。



空っぽだから穂が垂れないです。



稲は高温時に出穂してこりゃダメだと早々と諦めていたらしく

次の花が出てこちらにでんぷんを送っていました。



雑草対策にも成功していても

容赦ないです。



でも泥と草の関係はこの2年間の実験で確かそうだと感じています。



全部穂が立ってしまうエリアでも

日陰で少し涼しくなるところは穂が垂れているので

暑さが原因とみて間違いないでしょう。

穂がちゃんと垂れてくれたエリアは草が生えてこなかった田は5俵/反くらいはいっているので

手応えのあった感触と

過去最低の結果と両方手に入れた年になりました。



収穫は農福連携で行います。



3年目となります。

障害者さんは2年目です。

もう先に草を取っておいてくれたり、

刈残しを刈っておいてくれたり

かなりいい連携が組めて作業効率は格段に上がってきてます。



収穫作業の途中

暑さでダメだったところでガックリきてたところ

福祉職員の小谷野さんは

全く似ていないピコ太郎になって登場して

励ましてくれました。

障害者さんは稲刈りに夢中で一度も振り向きませんでした。

その場面が笑えて元気になりました。

くだらない農福連携でした。

3人目は秀明自然農法の石川剛弘さんです。



石川さんは今年除草機すらいれていないです。

なのに草が生えていない場所が多々あるようです。





自然栽培8年目の田んぼで

代かきを4回やってあります。

草は少ないです。



もち米のサクラモチです。



代かきは1回でしたが草は少なかったです。



イセヒカリは丈が高いので台風で倒れやすいですが、

かろうじて倒れ切ってない感じです。



稲玉(稲麹菌)が出ました。



台風で籾が落ちてしまったところもありました。



籾が暑さで変色しているところもあります。

草も全圃場で抑えれているわけではないそうですが、

代かき回数を増やすことで

その後の雑草の量を減らせるようです。

次は

シンシア豊川の田村真美子さんです。





イセヒカリは背が高いので台風で倒れがちですが、

アサヒは台風でも倒れないです。



一本植えです。















まわりの慣行栽培の田んぼもいつもと様子が違って

穂が立ってしまっていたり、

小さい穂になっていたり

枯れているような様子だったりして苦しそうでした。



同じ6/13に田植えしたイセヒカリとアサヒですが、

出穂が2週間も差が出ました。







昨年より収穫量が落ちてしまいました。

くず米も昨年3キロですんでいたものが

今年は40キロありました。

アサヒはできも良かったからもっと収量が出ると思ったのに

なぜか少なかったです。

もしかしたら粃が多かったかもしれないですね。


今回は皆さんの自然栽培稲作の状態を知って

暑さの影響も見たかったし、

品種などの対策の情報を知りたかったので

私が皆に頼んで稲情報の多い回となりました。

皆の情報が足せると

より正確に現状を把握できるのですごく助かります。

勉強会はそうやって皆で情報交換ができる場にしていきたいと思っていましたが、

皆さんのご協力のおかげで貴重な自然栽培や有機栽培などの無農薬栽培の

情報交換の場になれてきています。

本当にありがとうございます。


次回は11月26日月曜日
18時半~20時
「ほがらか」豊田市若草町2-6-8

にて開催いたします。

皆さんのご参加お待ちしてます。


















































  


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Posted by みどりの里 at 18:06 │イベント

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2018年11月13日

グリーンママン自然栽培田んぼ収穫祭2018



11月12日にママさんたちと

今年の新米とやまのぶの惣菜コトリのお弁当で収穫祭をやりました。

今年はかなり悲惨な年となってしまって



皆でがんばってた田んぼの場所が

みどりの里でガッツリ高温障害をくらって

実が入らず穂が立ってしまったエリア内だったので

ママさんたちとの田んぼもそんな穂の立った田んぼとなってしまいました。



それでもやるべきことはちゃんとやろうと

収穫も手を抜かず皆で少しでもあればと願って頑張りました。



日陰が多いちょっと涼しいところは穂が垂れているところもありました。

これが救いでした。

いつもなら皆に30キロは渡せているのに

今年は4キロになってしまいました。

たぶんこの穂が垂れていたところで収穫があったのでしょう。

収穫のときに本当に空っぽの籾を触って

収穫祭はお米なしかもしれないと皆覚悟してたようで

4キロあったことにほっとしてくれました。

申し訳ないので自然栽培サツマイモをつけて

今回はサツマイモご飯として皆で食べました。

今年のお米の美味しさは過去最高かと思うような出来にはなってます。

皆がっかりしているかなと思ったけど

今年の感想聞いてみると

「来年はチェーン除草のまだ暑くなる前の期間に初期除草を頑張って暑さ対策しよう」

「やっぱり本当に複数年やると体が慣れてきて除草作業があまりきつくなくなった」

「すごく体が引き締まって田んぼジムって感じでまたあやかりたい」

「地球温暖化の影響が本当に深刻になってきていることを実感した」

「農業はこんなことも起きるのかと驚いたけどやっぱりまたやりたい」

「収穫時に野中さんが落ち込んでてそっちが心配だった」

「田んぼ知らずに人生終われない」

などなど

皆自然の猛威を受け止め

また対策を打って来年も自然栽培やりたいと収穫祭に来れた全員が言ってくれました。

もうこれじゃあだめだと諦める人がいないことに私が驚きました。

この企画はなんていい人の集まりでできているのだろうと

これも奇跡的なことだったんだなと思いました。

収穫祭では皆で品種のことや場所を変えようかとか

来年に向けての話し合いになりました。

チェーン除草機を増やすために冬に皆で作ることも決まりました。



さんざんな結果だったのになぜか皆笑顔で写真に写れてます。

何か目に見えない収穫がそれぞれにあったんだろうと思います。

それを考えると今年はすごく大きな収穫祭だったのかなと思います。

私にとっても皆が来年も続けると言ってくれたことが

大きな収穫となりました。

皆さんありがとうございました。

また来年も自然栽培田んぼ頑張っていきましょう。  


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Posted by みどりの里 at 09:35 │お米イベント

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2018年11月03日

自然栽培イチゴ保温



10月下旬からどんどん気温が下がっていくので

いつの間にか冬に近い作業着になっていってます。

もちろんイチゴもそのままでは寒さで成長がスムーズにいかなくなるので



ハウスの天ビニールを張ったりと保温作業をどんどん進めていきます。

今年は風で作業ができなくなることを防ぐため

障害者さんとの農福連携を最大限活かして作業を進めました。



これだけ人数がいると

風を受けるビニールを

重度の障害者さんの力でも抑えてられます。

昨年までは少数で張っていたので

風で動けなくなったり

ビニールが吹き飛ばされていて

重度な障害者さんが持てるときに持つくらいの活躍でしたが、

今年は大活躍です。

大勢で抑えておくことで

風抑えのマイカ線をビニールを張っている最中に張らなくてすみました。

皆張り終わるまで手を離さなくなったし

自分が何をすべきかを理解できているようです。

今年の保温作業は私たちも、福祉職員も、軽度、重度障害者も

皆同じ仕事をして一体感を持って進めていきました。



軽度な障害者さんを連れてきてくれるストレートアライブさんですが、

だんだん障害の軽い障害者さんは就職して抜けていって

新しいメンバーへと変わっていくので

チームの能力は下がってきています。

でもマイカ線の結び方をまた一から教えているときに

何度もこれでいいかと聞いてきてくれます。

覚えよう、できるようになろうと必死でくらいついてきます。

例え能力の高かったメンバーが抜けて

経験の少ない新メンバーに変わっていっても

彼らのできるようになりたいという気持ちがあれば

またすぐにできるチームへと変わっていきます。



天のビニールを張った次の日から

また葉水がたくさん上がってくるようになりました。



今までは重度と軽度の障害者さんを

分けて作業に入っていましたが、

重度メンバーの能力が著しく上がってきたので

今はとにかく合同で仕事をしてもらってます。



山下くんは潅水チューブを伸ばしていく作業が皆と一緒にできています。

手応えを感じてくれているのか

職員の安藤さんもすごく意欲的に取り組んでくれて

終わると「もっとできます」と仕事を要求してくれます。

軽度なグループに負けないぞと

重度の無門福祉会さんも刺激をもらってます。

互いに意識し合うことで仕事のスピードがかなり上がって

いい相乗効果が出ています。



潅水チューブを入れ終わったら

地温を上げるためにマルチを張ってイチゴを出していきます。

イチゴは植えてからマルチを張るので

他の野菜たちと違う張り方をします。

ストレートアライブさんのメンバーも初めてやる人が多く

最初はきちんと説明しながらやったら

1棟に2時間かかってしまいました。

でも覚えて慣れてきたら

1棟1時間でこなしていくようになりました。



マルチに穴を開けてイチゴ株を外に出しているうちに

別の人が次のマルチを張って準備しておくようにし、

仕事の流れが途絶えないように

遊んでしまう人が出ないようにと

気を付けて作業を進めていったら

皆の集中力がとぎれないでやりきれました。

その間どんどん仕事を吸収していき

作業が終わるころには

私が入らなくても仕事が終わるようになりました。

ストレートアライブの社長の近藤さん自ら音戸をとり

泥だらけになりながら

皆を仕事ができるメンバーに変えようとする情熱が伝わっているのか

とても障害者さんを入れているとは思えない

体育会系の人が集まったかのように声を出し合って作業が進んでいきました。

理想的な職場になっていると思います。

そしてそんな環境が障害者さんの能力をぐんぐん上げていきます。

そんなせわしい作業の中で

無門さんたちも自分たちで3本以上のマルチ張りを完成させました。

けっこう難しい作業なんですが、

彼らの新しいことに挑戦して

できないとされる常識を打ち破ろうとする姿勢が

私は大好きです。

これなら自然栽培イチゴたくさん採れそうだな。




  


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Posted by みどりの里 at 08:11 │いちご

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2018年10月21日

第48回勉強会

9月25日に開催された勉強会の内容です。



自己紹介は松林えみさんです。

自然栽培や農業を知りたくて参加してくれました。

みどりの里にも来て一緒にイチゴも植えました。

また皆さんからも勉強させていただきたいとのことでした。


今回は名城大学の礒井先生からスタートです。


(ウィリアム・ダビン 土壌学入門 古今書院 2009)

根からの養分吸収です。

直接根が養分のあるところに根を張る吸収します。

マスフローという水の流れに養分がのって根へ供給されたり

根が養分を吸収したところが濃度が薄くなってまわりからまた養分が移動してくる

拡散という養分の移動の仕方があります。



これらのみでは移動しにくいリン酸などは欠乏しやすくなります。


(豊田剛己 編 土壌微生物学 朝倉書店 2018)

根の周りは古くなった根の脱落細胞や根からの分泌物が供給されることで

根圏という周りの土とは違う微生物環境ができます。

こういった微生物との共生関係からリン酸のような移動しにくい養分を吸収するパターンもあります。

鉄(Fe)もまた吸収しにくくなる性質を持っていて

酸化し土壌にFeはあるのに根は吸収できなくなります。

酸化した鉄はさびです。


(山﨑耕宇ら 植物栄養・肥料学 朝倉書店 1993)


http://www.rib.okayama-u.ac.jp/plant.stress/Fe-Ma.html

植物は土壌中の難溶性のFeを吸収する仕組みをそれぞれのやり方で持っています。

根からの分泌物にムギネ酸があり

難溶化しているFe(Ⅲ)をそのままの形でムギネ酸が包みこんで

ムギネ酸ごと根が吸収します。


(米山忠克ら 新植物栄養・肥料学 朝倉書店 2010)

左の図は双子葉類が鉄獲得のために

難溶化しているFe(Ⅲ)を細胞膜にある三価鉄還元酵素(R)によって

吸収できる二価鉄Fe(Ⅱ)に還元して吸収する方法です。

右の図はイネ科植物のみが持つムギネ酸による

難溶性のFe(Ⅲ)をムギネ酸で包み込んでムギネ酸ごと吸収する方法です。


(和田・泉 土肥誌86,214,2015)

リン酸も他のものと結合して難溶性のリンになっているので

根から有機酸や酵素を出してリン酸を取り外して吸収しています。


(山﨑耕宇ら 植物栄養・肥料学 朝倉書店)

黒が施肥してあり、白が無施肥です。

そのときの根からの分泌物の量のグラフです。

無施肥だとリン酸を得るために根からの分泌物がかなり増えています。

後はリン酸を得るために根が共生関係を結ぶ菌根菌の様子です。


(D.M. Sylvia et al. : Principles and Applications of Soil Microbiology. Prentice Hall , 1999)


(梅谷献二・加藤肇 農業有用微生物 養賢堂 1990) 


(新版分子レベルからみた植物の対病性 2004)




(森崇ら 中部土壌肥料学研究 105、 46-47、 2016)

人の手が入らないほどこういった共生関係を結ぶ菌の感染率が上がります。

不耕起、無除草、無施肥状態が一番高いです。

播種2016.6.6.1.




播種2018.5.25.




まだまだ試験は続けています。

大豆が6年かけて続けたところがよくなりつつあります。

今回はもう一つ連作障害についてもやっていただきました。


(農学大事典 養賢堂 1991)


(農学大事典 養賢堂 1991)

連作障害で落ち続けるかと思いきや

意外と回復しています。

残念ながらインゲン豆はひたすら落ちています。

インゲン豆はみどりの里では連作してもしなくてもあまり変わらないです。


(農学大事典 養賢堂 1991)


(木嶋利男 連作のすすめ 家の光協会 2012)


(木嶋利男 連作のすすめ 家の光協会 2012)


(小林紀彦 土壌病害と発病抑止土壌 化学と生物 22 1984)


(小林紀彦 土壌病害と発病抑止土壌 化学と生物 22 1984)



夏の暑さが激しすぎるのか

自然栽培でも病気が出てそれが次の年に持ち越すことがありました。

エンドウは連作障害がありました。

発病抑止してくれる微生物を感じたことはまだないです。

自然栽培でやっていても

環境が悪ければ

病気は出ます。

これは暑さが原因かもしれませんが

青枯れ病がやっかいに思うことが増えてきました。

それが連作から来ているのかが見えづらいです。

そもそも自然栽培の連作障害回避は無施肥だけにあるのか

それともまわりに雑草がいることで

全くの単一作物のみではない状態が維持されて

連作になっていないことで障害が起きないのか

仕組みをはっきりさせたいところです。

とにかく暑すぎるのは環境が悪すぎて

今まで大丈夫だったことが大丈夫ではなくなります。

みどりの里では雑草防除のためにも

マルチや防草シートを使っていましたが、

極端な暑さで大丈夫だったマルチや防草シートが裏目るようになってます。

不自然にその植物のみが育っている環境を作っていることが

青枯れ病が出やすい環境を更に作っているかもしれません。

発病抑止の微生物はまだ感じないです。

青枯れ病の発病抑止の微生物や

他の植物の根の影響で抑止できたりすることがあるはずです。

例えこれらの微生物がいることがわかっても

現場でその力を引き出せなくては意味がないです。

また自然を知り実用化させていく方法を探して

極端な天候に対して有利に栽培を進めていけるようにこれからも情報収集していきたいです。

礒井先生にはいろいろお願いしてばかりですが、

その都度関係する情報を持ってきていただいて

すごく感謝しております。



2人目はみどりの里の安部雅之さんです。

自然栽培サトイモを作ってくれました。













石川早生のあぜを削ってしまって

その土が入った畝の生育が断トツいいです。



1条で植えても2条で植えてもさほど大きな生育の差が出ません。



度々この大きなイモムシをとりにいきました。



これも見つけてはとりました。

大発生しているわけではなかったです。







マルチャーが途中で壊れてしまって

トラクターで畝をたてたところは

畝が低かったので

4月の大雨のときに水没して種いもが腐ってしまいました。

その後出てきたサトイモも高いマルチャーでの畝より生育が劣ります。



こうして育っているときなら

畝間にずっと水がはってある状態でも大丈夫です。



暑すぎてそれでも脱水症状が出ます。





葉が折れたり破れたりしました。



9月は雨が多く

日照不足が続いたので

生育不良や病気が少し出ました。



サトイモが出始めていたので試しに掘ってみましたが、

まだ早いようです。

それでもイモがたくさんついていました。



芽が出てないイモで1.2キロでした。

まだ小さいですが、

サトイモがほしいと言われたので少し収穫して出しました。



種イモの上に親イモができて

そのまわりにどんどん子イモがつきます。

親イモを種イモに来年使うと

種イモが大きいものになり、

その上にこれと同じように親イモができると複数年やっている人に教えていただきました。

それじゃあ植えるときにけっこう深く掘って植えないと

親イモができるスペースが作れないですね。

連作についても会場の皆に聞いてみると

3名中3名が連作障害で収量が落ち続けているということはないです。

と答えてくれました。

来年は面積拡大のために場所は変える予定ですが、

その後同じ場所でも大丈夫そうです。

複数年自然栽培でやってみた人に聞いてみれることが

勉強会のいいところです。



3人目は秀明自然農法の大倉千鶴さんです。



9月は雨が続いてくれたおかげで

日照りで生育が悪かった夏野菜が一気に復活してくれました。



道法さんの縛る方法で作ったところ順調に収穫ができています。



ナスやトウガラシなど密植で株間30cmです。

1年に1作茎を残したまま越冬させ

春に抜いたところの間にまた植えてます。

なので不耕起栽培です。

縛って立ててあるので台風にも強かったです。





何でも縛って野菜を立たせて栽培中です。

次回は10月22日第4月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催します。

皆さんのご参加お待ちしております。  


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Posted by みどりの里 at 14:25 │イベント

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2018年10月17日

自然栽培稲刈り



稲刈り10月8日から始まってます。



今年は泥を残す試み自体は悪くなかったと思うのですが、

とにかく暑さにやられました。

生育適温を大きく外れてしまうと

栽培うんぬんではなく

栽培の土台を崩されてしまうようなことなので

どうしようもなかったです。



見栄えがいいところもあって



草を抑えれたところもありました。

だから試みは悪くなかったのだろうと思ってます。



でも問題は穂です。

この籾の中に中身のない籾が混ざってます。



こんな感じで中を見ると空っぽです。

確実に減収します。

出穂時に高温をくらうと起きやすいです。

今年はお盆を過ぎた後もずっと猛暑が続いてしまい

お盆が過ぎたころに涼しくなってくるから

そこで出穂させ暑さをよける作戦を完全に崩されてしまいました。

過去に9月中旬収穫できる品種をやっていたときに

高温時の出穂で同じように空っぽになったことがあり、

自然栽培の稲は高温に弱いことが分かっていました。

お盆後の出穂にして克服したと思ったのに

地球温暖化が思ったより早く進んで環境を変えていってしまうので

せっかく打った手がすぐ無効にされてしまいます。



それが本当にひどく出た場所が猿投エリアでした。

砂地でもともと収量の上がりにくい場所ではあるのですが、



株張りはいいのに

全ての穂が垂れずに立ってしまいました。



中身が空っぽということです。

こんな状態は初めてです。

暑さのひどいところは出穂あたりで肥料をまいて

色が落ちてきたのを防いで暑さ対策をするそうです。

自然栽培は無肥料でやってしまうので

暑さでイネの消耗が激しくなっているところに

更に穂を出し花を咲かす養分が必要になり

養分が一時的に足りなくなって起きてしまうのだろうと思います。

暑さが激しければ激しいほど

養分の欠乏は起きやすく

空っぽになりやすくなります。

普通の夏ならこんなこと起きないで

養分も土中にある分で足りていました。

ここの地域は保肥力がかなり低い場所でもあるので

暑さの影響と自然栽培の弱点を完全につかれてしまったようです。

もうこの地域での稲作はやめます。

今まで一度起きた異常な暑さはこの先定着する傾向があります。

また同じような暑さが来たら

自然栽培では絶対に勝てないでしょう。

9月の出穂にずらして

10月終わり~11月に収穫する手もあるかもしれませんが、

この地域はそんなこと誰もしないので

全てのスズメがその田んぼに襲い掛かってきて

たぶん収穫までにお米が残らないでしょう。

適地適作を考えて

畑にしようかと考え中です。

自然に逆らうと手間ばかりかかって結果が出にくいです。

自然も変化していくので

それに合わせて自分も打つ手を変えていきます。



収穫には無門福祉会の障害者さんがいつも手伝ってくれます。



コンバインが入る前に大きくなっている草を除去してくれたり、

借り残した稲を刈ってくれます。

この作業に慣れてきてくれて

昨年より働いてくれている時間が長くなってきました。

一緒に稲刈りするのが楽しいと言ってくれてます。

役に立てるのがうれしいんだそうです。

私はただ必死にコンバインで刈ってて、

草が詰まったりしてトラブルが起きたら必死で対処して

を繰り返しているだけなんですけど、

その必死さが伝わるのか

私が何も言わなくても

今年はコンバインに入る前に草が目立つ箇所があれば

そこに入って草を取り除いてくれます。



職員の小谷野さんも昨年からこの作業に定着してつつあり

力を伸ばしてきてくれています。

皆が非常に助かる存在にどんどんなっていってくれてます。

みどりの里の田んぼが終わったら

無門さんの田んぼを収穫します。

収穫作業をうちからは米に関する機械と私が出て

無門さんからは障害者さんチームとトラックが出て協力します。

昨年は無理やり感がある協力体制だったけど

今年は自然な感じの協力体制になってます。

心の面でも農福共同体構想は進んでいる気がします。



よく晴れた心地よい日でした。

あぜに座ってちょっと休憩している障害者さんたちも

働くことの心地よさを感じてくれているようです。


  


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Posted by みどりの里 at 07:30 │お米

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2018年10月16日

自然栽培サツマイモ堀り



自然栽培でサツマイモは手堅いです。

サツマイモは窒素固定ができるので

豆科と同じで窒素が足りないということがまず起きません。

でもたくさん作ろうとすると

収穫作業が大変です。

ツル切って外に出して、マルチはがして、イモ掘って、運びます。



つるを切り始めてますが、

昨年の場所だけでも大変だったけど



今年はここも増やしてあります。

ここは他の野菜だと自然栽培で挑むにはちょっと砂が強すぎて難しくて

結局サツマイモにしたら生育がとても良かったです。

適地適作ですね。



ストレートアライブさん、無門福祉会さんをいつもより大勢呼んで

サツマイモ堀り開始です。

いつもはつる切りやマルチはがしはストレートアライブさんに前日にお願いして

無門福祉会さんたちとサツマイモを掘るのですが、

今年は面積も多いので同時進行でやれる人がやれる作業を進める形にしました。



皆この作業は特に楽しんでやってくれます。



40人超えてたと思います。

一見イベントのようですが、

雨の前にどこまで掘れるかをやっているので

けっこういい緊張感で仕事を進めていました。



誰が一番でかいサツマイモを掘るかも秘かに行われていました。



サツマイモがどんどん掘れてこれを運び出すのですが、

コンテナに入れるとけっこう重いです。

でも障害者さんたちが一気に運び出してくれるので

あっという間に畑からサツマイモがなくなります。



足が悪い人たちは運び込まれたサツマイモのつる切りをしてくれました。

コンテナの数が足りなくなりそうだったので

余計なものを出してイモだけにしてくれたので

コンテナはぎりぎり足りました。



2日で昨年は下の畑だけだったけど

今年はそれプラス上の畑の3分の2まで収穫が完了しました。

次の日雨が少し降りましたが

みどりの里メンバーだけで残り10畝分を収穫しました。

このとき本当に障害者さんたちの力のありがたさが身にしみました。

サツマイモ堀りは機械を使っていても大変です。

今年は例年よりぼんやりしている障害者さんが少なくなってきていたように思います。

個別でみると仕事が進んでいるのかどうかよくわからんなと思ってしまうのですが、

そんな人たちが数で勝負してくると

重労働のはずの作業が楽しみながらなんなくさくっと終わってます。

不思議な光景です。

私たちはイチゴやイネや野菜を作っているので

サツマイモをたくさん作っても3日以内で収穫を完了させないと

他の作業ができなくなります。

これは農福連携じゃないととてもできない作業だと思います。

来年はこれを強みにサツマイモ以外でもこのパターンを増やすつもりです。

今年皆の動きをみて

農作業に慣れてきている感じがしました。

自然栽培の量産を農福連携でやり遂げたいです。
  


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Posted by みどりの里 at 07:45 │野菜

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2018年10月15日

自然栽培イチゴの定植後



9月11日、平谷村に上げて暑さを2か月ほどさけていた

イチゴの苗ですが、

だいぶ疲れています。



標高900mの涼しいはずの場所が

今年は33℃くらいが普通に出てたし、

暑かったのでイチゴも避暑地になってなかったです。



今年はいつまでも暑かったので

いつもより1週間定植を遅らせました。

12日から定植しました。

写真が用意できなかったけど

障害者さんたちはここでも大活躍でした。



定植して雨や曇りが続くので

やっぱり今年も秋雨長そうだなと思って覚悟してました。

対策としては昨年までポットの土に5%混ぜていた

イネの育苗用に作った土(菌を増やした土)を今年はゼロにして

山砂と籾殻燻炭のみにしました。

これで2か月ポットのままで過ごせるのかと心配でしたが、

そんな土でも苗たちは新しい葉を出してきていました。

養分が多ければ多いほど雨に弱くなります。

養分が少なければ少ないほど水が多く必要になります。

今年は雨対策として最大限後者を選んであります。



台風とか大雨とか途中の30℃以上の暑さだったりと

病気が動くときもありましたが、



9月26日、定植から約2週間後



新しいきれいな葉を出してくれていました。



ここ3年くらいは秋が晴れ渡ることが少なくなってきて

日が足りない状態が続きます。

そうするとイモムシの発生が多くなり

イチゴも食われやすくなります。

障害者さんたちが半日に半棟ずつ虫取りをしてくれています。

午前にオクラを収穫して

午後は畑仕事かこうしたイチゴ管理に入りますので

皆立派な自然栽培者です。



10月13日のイチゴです。

葉かきが一度してあります。

定植から1か月がたちました。

この1か月雨や曇りが多かったけど

間に少し晴れてくれていたので少し助かってます。

それでもポット土に砂と燻炭だけにしたのはここまでのところ正解のようでした。



別に5%育苗土を混ぜても

ヨトウムシ、うどんこ病に対して防げる段階まで少ない状態です。

昨年イチゴも自然栽培らしさが存分に出ていましたので

秋が晴れの多い状態なら5%混ぜておいても問題ないと思います。

でも昨年はこの長い秋雨や台風にすっかりやられましたので

育苗時に危ないけどゼロでいくしか手がなかったです。

でもこれからはこういう曇りや雨や台風の多い秋を想定してないと作れないです。



ここは苗が足りなくて本当にひどい苗を植えた場所ですが、

ここも雨の中よくなった苗がいました。

これからは気温もどんどん下がって

曇りや雨が多いと畑が乾かなくなるので

病気が再発しそうで怖いところですが、

今年の試みがうまくいくことを願うばかりです。




  


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Posted by みどりの里 at 10:06 │いちご

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