2018年09月21日

第47回勉強会

8月27日に開催された勉強会の内容です。

1人目の発表者は



社会福祉法人 養楽福祉会 社会就労センター なかぎりワークスの

下 睦史 さんです。



昨年の7月から水耕栽培をしていたハウスを

自然栽培のハウスへと移行しました。

中の水耕装置を解体し、

耕してコマツナ、ミズナ、ホウレンソウ、ラディッシュ、エンドウ、トマトなどにチャレンジしてきました。

春まではそれなりにうまくいき、

初めての夏ということで

夏野菜にもチャレンジしました。







虫にもさんざん食われ



防虫ネットをしたら被害が少なくなりました。



土はみどりの里で作っている稲の育苗用の土をわけてあります。

育苗土と母材となる土の配合は土質によって変わるので

ちょうどいい配合を自分で探すしかないです。













と質問があり皆で答えました。

今は夏が暑すぎるので、ハウス内が更に暑くて全く活躍しません。

秋~春にかけて作付けを考えていくしかないでしょう。

自然栽培の空芯菜なら

ストレートアライブの近藤さんが「とものわ」として買ってくれると言ってくれました。

ホウレンソウは秋冬の野菜になりますので

いくら夏用品種と言っても

愛知県の気温では生育適温から大きく外れてすぎていて無理でしょう。

高原や北国の寒いところで夏に夏用品種をやるんだと思います。

ハウス内は高温になっているため

水の蒸発量がすごく多くなっています。

そして雨が一切当たらないので

水やりが少ないとどんどん乾いて砂漠のようになります。

水がはじくということは相当乾いているので

水量をもっと多くしないと足りていないです。

ここではラディッシュが具体的にまずい例に上がっていましたが、

アブラナ科の野菜は本来秋と春くらいの涼しさで順調に育つ野菜なので

夏では高温すぎて呼吸量が多くなりすぎてしまい

炭水化物が溜まらない状態になってしまいます。

そうすると無肥料で作っても

植物体内の窒素量が多くなってしまい

苦味が出てしまいます。

とにかく時期や野菜が望む温度を守って育てるしかないです。

これが外れると発芽すらうまくいかなくなります。

2人目は



オーガニックファーム旬彩 牧野真丈さんです。

有機栽培でピーマンを作っているのですが、

青枯病が出てしまい

どうしようもなかったのですが、

勉強会でアドバイスをもらって試してみたらちょっといい結果が出ました。



7月の畑の状況です。







青枯病がどんどんうつって止められないです。



青枯病にかかった株を引っこ抜いても関係なく次々にかかっていきます。

有機栽培仲間たちにはあきらめるしかないと言われてました。



勉強会で相談です。







7月の畑を



このように暑さ対策をしました。



雑草が伸びすぎてきてしまってますが、



青枯病がおとなしくなりました。



青枯病にかかった株の隣にうつらなくなりました。



暑さが激しすぎたので有機栽培で養分も入りやすい状態だと

完全に止めるのは難しいかもしれませんが、

けっこうおとなしくなったようです。

更に対策を打つとするなら

みどりの里の社員の天野くんが

遮光ネットを張るともっと良くなりますと助言してくれました。

3人目は



秀明自然農法の石川剛弘さんです。



今年は全く除草なしで自然栽培稲作に挑戦しました。



水位が浅いと雑草が出てしまうところもあるのですが、

今年は除草なしなのに雑草がきれいに出ないところが多くあります。





緑が代かきでピンクは田植えです。

3回代かきをやったころもあります。











ホタルイが今年なぜか多く出てしまったところがあります。



まだわからない部分がありますが、

今年除草が一切なくても

意外と雑草が出ないまま作れるかもしれないと思いました。

4人目は



名城大学の礒井先生です。

名城大学農学部と富山県氷見市が連携協定を結んだ関係で

今月初めに氷見市を訪問したのですが、

その折、自然栽培をやっている「NICE FARM」と「氷見元気やさいの会」の人たちと話をしました。



雑草を見て畑を判断しているのですが、

皆さんはどうでしょうかと聞いてくださいました。

「ハコベ、オオイヌノフグリ、ホトケノザが生えると白菜なども作れる畑になっている」

「ヨモギが生えているところがよくできているけど、雑草も大きくなっていた」

「クズが生えているところを田んぼにすぐ変えて、自然栽培で反収9俵いった」

などの意見が聞けました。

こういう事例を検証して自然栽培導入マニュアルが作れたらと思ってます。

今回は他にもいろいろ質問が多く出て

皆さんの疑問が少しは解消したかと思います。

次回は

9月25日火曜日


18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」にて開催します。

今回は月曜日は祝日でほがらかが営業してますので

火曜日にずらしました。

くれぐれもお間違いのないようお気をつけください。

皆さんのご参加お待ちしております。
  


Posted by みどりの里 at 23:08 │イベント

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2018年09月10日

自然栽培ゆめのランチ&ディナー



自然栽培イチゴと自然栽培ブルーベリーと

自然栽培イチジク(おもや)と自然栽培スイカで

できたデザートがゆめのコラボで出てきてくれました。

自然栽培フルーツがふんだんに使われたデザート

はなかなか食べれないでしょう。

美味しかったです。



昨日9月9日にやまのぶ主催で自然栽培ゆめのランチ&ディナーが開催されました。

これには奇跡のリンゴの木村秋則さんもかけつけてくださいました。



今回のゆめのランチ&ディナーには農福連携の色を全開で出させていただきました。

この自然栽培企画に乗っかって

うちに来てくれている障害者さんたちの活躍を皆に伝えようと思いました。

そして誰よりも伝えたかったのは

来てくれている障害者さんのご両親です。

こうしてゆめのランチ&ディナーができるのも

私たちと一緒に障害者さんたちが自然栽培をやってくれたおかげです。



平川さん



太田さん



山下くん



誠士さん

ディナーでは勝間田さん

皆の活躍や成長ぶりを紹介できました。

彼らは皆自然栽培を取り組むようになり

障害が軽くなっています。

ランチもディナーも100人ずつ来てくれている中だったので

ご参加くださった方々は彼らの活躍に感動してくださって

惜しみない拍手をいただけました。

平川さん、太田さん、山下くん、誠士さん、勝間田さんは

皆の前に立って顔を見せてその拍手を受けることができました。

皆すごくうれしそうで

一緒に来てくれたお母さんたちもうれしそうでした。











これらの料理がみんな自然栽培野菜でそろえることができました。

料理で障害者さんの活躍を伝えられるのは

わかりやすくていいですよね。



これらの料理はやまのぶの惣菜で活躍している

島田シェフが作ってくれています。

添加物など使わない代わりに

乳酸菌などの菌の力で

肉を柔らかくしたりと様々な工夫がされています。

あの自然栽培米糠床も使ってあります。



前回料理教室を開いてくれたCOBOさんもかけつけてくれました。



現場で起きていることを正確に伝えたいため

みどりの里にて障害者さんの面倒を見てくれている藤井さんや



古茂田さんも話してくれました。



ストレートアライブ(とものわ)の近藤さんには

販売面での協力もいただいていて





このように素晴らしい自然栽培コーナーがやまのぶにも作れたことを紹介してくれました。



情熱を持って自然栽培コーナーを作ってくださっているなるみさんも紹介させていただきました。



目の障害を持つストレートアライブの柳沢さんは

自然栽培をやって

白と黒と赤しか見えなかったのに

他の色も見えるようになったと仰っていました。

障害が重かろうが軽かろうが

みどりの里で自然栽培をやっている障害者さんたちは

なぜか皆調子を上げています。

原因は一つではないでしょう。

そこにいる物や人が複雑に絡み合っていい結果が出ているのだと思います。

名城大学の礒井先生や

名古屋文理大学の中村先生もディナーにかけつけてくださいました。

先生たちもこれら自然栽培や農福連携を応援してくださってます。

勉強会に普段参加してくださっている方も

一緒に頑張っている自然栽培農家さんたちも

かけつけてくれたり、

農産物で協力してくださったりとありがたかったです。



今回は自然栽培パーティーの協力もいただけて

北海道から自然栽培タマネギを届けてもらえたり



滋賀県のおもやの杉田さんが自然栽培イチジクと一緒にかけつけてくださいました。

その他の野菜も各地の福祉施設から届けていただけました。



愛媛県からは佐伯さんが自然栽培ミカンジュースも届けてくれて

ランチもディナーもずっと参加してくれました。





無門福祉会さんから自然栽培米から作ったお酒



自然栽培イチゴ、ブルーベリー、イチジクのジャム



自然栽培トマトジュース、ピューレなどもありました。

自然栽培で物を生み出していくだけでも大変だったのに

それが皆の力を合わせればこんなに充実させれるものかと驚きました。

無門福祉会の職員の皆さんも計画から準備

当日の進行から配膳などやってくださってありがとうございました。

ゆめのランチ&ディナーが自然栽培と農福連携が充実したこのタイミングでできて良かったです。

ご参加いただけました皆さま

こんな素敵な会にしていただきましてどうもありがとうございました。
  


Posted by みどりの里 at 19:29 │イベント

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2018年09月04日

自然栽培米糠料理



これは何でしょう?

答えはみどりの里の自然栽培米おにぎりに

みどりの里の自然栽培米糠のぬか床をぬった

焼きおにぎりです。

それって玄米じゃん。

てことになるのですが、

こうして糠床をぬって食べると味噌かと思うほど美味しかったです。



神奈川県からお越しくださり、

ぬか床作り教室を「ほがらか」で開いてくださった

COBO株式会社の植田さんがみどりの里の自然栽培米糠を大絶賛してくださいました。

植田さんたちは菌のエキスパートで

特に発酵菌のことなら何でも教えてくださいます。

植田さんたちは安定した発酵をするぬか床作りを目指していたのですが、

なかなか品質を安定させることに苦戦していたそうです。

そんなときたまたま無門福祉会の磯部さんとイベントで知り合い

みどりの里の自然栽培イセヒカリ米糠を紹介したところ

素晴らしい発酵を安定的にできるので

これはいいと今回わざわざ豊田市まで足を運んでくださいました。



ぬか床を作るときに昆布だしを作るのですが、

そのときにCOBOさんが商品開発した乳酸菌をフリーズドライした粉を

ほんの耳かき程度の量入れるのですが、

すぐにものすごく美味しい昆布だしがすぐにとれてしまいます。



米糠に塩(海の精)を入れ



さきほどの昆布だしを混ぜます。



これにフタをして冷蔵庫に入れておけば

混ぜることなく放っておいて

10日後に野菜や肉、ゆでたまごでもいいので入れると

ぬか漬けの出来上がりです。



使用後の糠床はなんと料理にも使え

炒めておけばふりかけや調味料として長く使えます。



サラダにパラパラとかけると

サラダが一段と美味しくなります。



ぬか漬けされたキュウリも美味しいし

鶏肉はハムかと思うような味になっていました。



自然栽培米糠が美味しいことは

自分でも食べてみて知ってました。

でも保管面など課題がありなかなか商品化が難しかったので

世に出すことはできなかったのですが、

今回無門福祉会さんとCOBOさんが絶賛してくれたので

世に出していけそうです。

自然栽培米でどこが一番他のお米と違うのですかと聞かれたら

正直米糠部分が最も違いが出るところと答えます。

だからうちは精米でも8分づきなのです。

玄米は圧倒的に違いを出せるので

うちは実際玄米の出荷量が精米を超えます。

自然栽培の農産物は発酵させたら驚きの結果を出せます。

窒素分が少ないので腐敗しにくく、発酵を失敗することがまずないです。



他にも乳酸菌発酵したパンを紹介してくれました。

酵母発酵じゃないのかと驚きましたが

これまた美味しかったです。

黒いパンが見た目完全にチョコパンなのですが、

食べてみたらやはりチョコかと思ったのですが、

黒小麦とブドウを使って砂糖なしのパンでした。

磯部さんも「えっ!チョコじゃないの!」とわかりやすいリアクションしてたので確かです。

私はこういう料理の驚きが好きです。

チョコだと勘違いさせてくる感じがにくいですよね。

またみどりの里の自然栽培イチゴや自然栽培野菜たちとも

発酵コラボしていけたらと願ってます。

農福連携しているといい出会いにも巡り合えるのでありがたいです。
  


Posted by みどりの里 at 18:41 │イベント

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2018年08月14日

第46回勉強会

7月23日に開催された勉強会の内容です。



1人目は障害者福祉のシンシア豊川の田村 真美子さんです。



1年目の自然栽培田んぼが終わった後

裏作でタマネギをやってみたら



よくできました。



そしてタマネギが終わってすぐ田んぼへと切り替えていきました。



今年は自然栽培1年目の田と2年目の田んぼがありますが、

1年目の耕作放棄地からの田んぼはもぐらの穴がたくさんあって

水がうまく溜めれずにいました。

地表が出てしまうところは草が生えてしまいます。



モグラ対策はどうしたらいいでしょう?

との問いかけに

耕作放棄地のときにモグラの穴がいっぱいあるまま田んぼにしてしまったんでしょう。

畦をしっかり塗りなおして田んぼを始めれば

水が溜まらないほど困ることはないよと教えてくれました。

今ある穴はとにかく潰すしかないです。



藻がたくさん出て取り除いていましたが、

取りきれないので

水を抜いて3日間干してみたら

藻はなくなってくれました。



自然栽培トマトを作っているのですが、

下の実が地面について傷んでしまうので

うまく誘引して立てておく方法を教えてください。

とのことだったので



みどりの里ではフラワーネットを3段に張って

枝がそこに入っていくようにしてますと紹介しました。



こうすると結ばなくても立っていてくれます。

シンシアさんからは様々な質問が出て皆さんにも答えていただけました。

2人目はみどりの里です。



高温が続いたら残念ながらトマトが枯れてしまいました。



暑さ対策の上2つは今までやってきたことでしたが、

もうそれだけでは無理だと思い

今年は畝間の防草シートも外したのですが

間に合いませんでした。

なぜ防草シートを外そうと思ったかというと地温を測ったからです。



オクラは防草シートしてても耐えてますが、



オクラ畑の防草シートや黒マルチの地温は48℃くらいになってます。



黒マルチは外せないのでその上に有機物マルチをして地温を下げてます。

約10℃下げれると思っていいでしょう。



でももっとすごいのが草があるところでした。

36℃まで下がります。

ここまでは予想通りです。

でも知らなかったことがありました。



草刈りをして地面がむき出しだと

黒マルチと変わらない48℃になっていました。

これが防草シートを外しても間に合わなかった理由です。

草が生える時間が足りなかったです。



トマトたちも全部枯れたわけではなかったので

なんとか持ちこたえているところもあります。





畝間が裸では全然暑さ対策になってないです。



わらで一部隠れている場所の地温は多少下がっても42℃もあります。



雑草が本当の暑さ対策になるのだと学びました。



水やりを毎日しているブルーベリー畑はどうでしょう。



草が生えているところに刺してみると



素晴らしいです。

ブルーベリーは寒いところの植物なので

畝間に草を生やしておこうとずっと続けてきたことは正解だったようです。



でも株元近くに草を生やすと草刈りが大変なので

畝は全部覆ってあるのですが、

他の畑より低い値が出ました。

草が生えている場所が多いので

畑全体の地温が上がりきらないのかもしれません。



もう愛知県の夏は今までのやり方では無理だと思いました。

雑草が生えないようにしてきましたが、

これからは雑草を積極的に活かして

畑の暑さ対策に取り入れていきます。





みどりの里のトマト苗を使っている家庭菜園も

雑草が適度に生えて見事になってます。



ストレートアライブさんのトマトは直射日光に当たっているのに

畝間に雑草があるおかげか耐えれています。

ついでにここも測ってみました。

時間が夕方ですが、

この日はほとんど変わらない暑さでした。





裸の土と10℃以上の差を出せるなら

これは大きな効果が出ているとして暑さに耐えられるのでしょう。

続いてまたみどりの里から自然栽培田んぼの話題です。



一緒に自然栽培田んぼをやっているグリーンママンさんたちの

自然栽培田んぼが草が出ていないので見てきました。













水が冷たいので取った水がそのまま下段の田んぼへ流れてしまう構造になってます。



とにかく稲株まで取り除くくらい頑張って冬にわらを取り除いています。

おかげでガス沸きはいっさいないです。

あとはチェーン除草などをとにかく初期が大事だと

1日に縦横で2回かけたりしています。









一度土を採取して調べさせてほしいです。



































ここらへんがこちらの狙い通りになった田んぼです。

でもならない田んぼもあります。



クサネムが少なくなってオモダカが目立つようになってます。

泥残しがクサネムは嫌がり、

オモダカが喜ぶ感じのようです。







こっちの狙い通りいかないところは

たぶん別の理由があるのでしょう。

どちらの田んぼも水が淀む場所ができやすい田んぼの作りになってます。



コナギとかは全部無視して

大きくなる草だけを取り除くことにして

除草作業を軽減させることを意識しています。

草も取れるなら全部取りたいけど

今のところ5haの田んぼの手除草ができる集団は見つかっていないです。

でもストレートアライブさんのメンバーはだいぶ頑張れるので

愛知県でも稀な田んぼの除草ができる人たちと言えるでしょう。





秋落ち田んぼがあるのでそこのためもあって今年は稲株をすきこんでます。

わらは排出しています。





悪い水が風下に集まってきてしまうのですが、

稲株すきこんだらその量が増えてしまいました。



少し変化がありそうでないようなもどかしい感じです。

ここはいつになったら採れるようになるのやら。

この2枚はよく土や葉のサンプルを礒井先生に提供しているので

ついでに今年の様子を紹介しておきます。



水温も調べてみました。

畑もやったのでついでに田んぼもってね。





暑い時期は水口側の水温がちょうどいいくらいです。

奥は湯になるのであまりいい環境ではないです。

雑草も水温が低いところのほうが生えてこないです。





悪い水対策と言ったほうがいいのかもしれませんが、

よく風下にブクブクわいた水が集まってきてダメージを受けます。

風下が排水側だといいのですが、

反対側だと排出しづらくて稲にダメージを与えてしまうことがあります。

いろんな対策方法は見つけたけど

更にいい方法がないかと探しています。

いろんな条件の田んぼがあって

打つ手をたくさん持っていないとわかっていても対応しきれないところも出てしまいます。

また面白い情報あったら教えてください。


今回はみどりの里からのプレゼンが多くなってしまいましたが、
また皆さんの畑や田んぼの情報をお待ちしております。

次回勉強会は8月27日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

また皆さまのご参加お待ちしております。



























  


Posted by みどりの里 at 15:35 │イベント

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2018年07月07日

第45回勉強会

6月25日の第45回勉強会の内容です。



自己紹介は

なないろ工房の岡戸謙始さんと佳織さんです。



3反ほどの畑で野菜、花、ハーブ、果樹を作っていて

全て無肥料無農薬です。



お菓子も作ってます。



菓子製造が中心なのでお菓子に使える野菜を選んで作ってます。



エディブルフラワー(食べられる花)も作って



お菓子に活かしてます。



無農薬のお花のブーケやドライフラワーなども作ってます。



イベントも主催していて

「想いがつながるマーケットtukurite」

 年に2回 春・秋に開催 約30ブース



「太田川どんでん朝市」
           
毎月第3火曜日9:00~12:00 8ブース

でやってますのでぜひお立ち寄りください。

今回のプレゼン1人目は



前回稲の苗作りを発表してくれた

障害者福祉のシンシア豊川の寺田圭一さんです。



2反を手植えでやりきりました。



1本植えで植えていきました。

障害者さんも2列ほど植えることができました。



4日に1回チェーン除草をしています。



排水口の高さが合わなくて困っていたら

地元の人が見かねて直してくれました。

地域との交流ができて自然栽培田んぼをやってよかったと思える瞬間でした。



自然栽培ジャガイモも収穫できました。





ブルーベリーやハイビスカスも自然栽培です。



ハイビスカスティーを作ってます。



ジャガイモのところで質問があり

どうやって保管しておけばいいですか?

とのことだったので

流通をやっているストレートアライブの近藤さんや

やまのぶのごんべいの里担当の飯田さんが

保管の仕方を教えてくれました。

ジャガイモは蛍光灯の光でも緑になるので

店の販売棚に出して1週間もたずに緑になってきてしまうようです。

品種にも差が出るようです。

黒土のジャガイモは2~3週間持ちます。

夜はお店に出ているジャガイモには

新聞紙をかけて光が当たらないようにしてます。

ジャガイモを入れておくものはコンテナがいいです。

段ボールだと湿気で段ボールが湿ってカビてしまうことがあります。

ジャガイモは8℃くらいで保管しておきます。

量が多いときは芽を止めておきたいので

6℃くらいで保管することもあります。

みどりの里でもジャガイモを作っていたときに

30℃くらいが外気で出てると

腐り始めましたが、

13度設定の米の貯蔵庫に入れたら

傷みは止まり保管がしばらくできました。

2人目は



やまのぶのごんべいの里担当の飯田真理さんです。

飯田さんは普段仕事の日はごんべいの里で野菜を販売し

休みの日は畑で自然栽培をやってます。

そして自然栽培商品が足りなくなってきたとき

自分の畑で採れた自然栽培トウモロコシをごんべいの里に出荷して

棚を埋めてくれました。

なかなかいないでしょうこんな販売員。

そのときの自然栽培トウモロコシのプレゼンです。

豊田市の舞木町で作りました。

耕作放棄地からのトウモロコシ作りなので地力は十分にある状態からのスタートです。

地主さんが草刈りはしててくれていたので雑草の大きいものがすきこまれることはなかったです。

品種は「ゴールドラッシュ」と「おおもの」です。



有機栽培で作っていたときは2月中旬播種でしたが、

無肥料だと小さくなりやすいので

もう少し後にして2月28日に播種しました。



水切れが心配なので畝は立てずにマルチを張りました。

傾斜がある畑なので水はけはいいほうです。



トンネルは張りっぱなしでした。



トウモロコシのビニールトンネルを外して

隣のスイカに使いました。



栽培中に色が薄くなることもありましたが、

雨が降ってまた色が戻って回復していました。





穂が出るときも色が薄くなったりしましたが、

またしばらくしたら色は戻りました。



獣害も多少ありました。



虫食いは1割ほどありましたが、

中まで食われるものはほとんどなかったです。

愛西市で作っていたときより虫の害はあったので

もう少し早めに播種したほうが良さそうです。





非常にどちらも甘くていいものが採れました。

有機栽培のときは甘みがねっとりとした感じですが、

自然栽培だと甘みはさらっとした感じでした。

3人目はみどりの里です。

うちに見学に来た人たちが自然栽培ブルーベリーに挑戦しているようなので

どんなふうに失敗しながら栽培を固めてきたかを紹介します。



今年で8年目になる自然栽培ブルーベリーですが、

未だ成長を続けどんどん大きくなっていきます。



2010年に圃場を借りたのですが、

田んぼにしようと試みたら

あまりに湿田だったため

トラクターがはまりかけてしまい

これは機械作業は無理だと思い

ユンボで周りに溝を掘り

中にも暗渠を入れ

ユンボで畝を立てて

耕さなくてもいい果樹を植えようと

簡単そうなブルーベリーを植えました。



















2年目です。









































ここでついているでかいミノムシを冬から春にかけて取っておかないと

夏に小さいミノムシが大量に襲ってきます。

水が多い木を襲ってきて

集中的に食うので

気づいたときには葉を食われた部分のその年の収穫は手遅れになります。

















ラビットアイのクライマックスやモンゴメリーなどの早い品種は

6月下旬ごろから採れます。

ティフブルーなどとの収穫期をずらせます。

ブルーベリーはとにかく収穫が大変なので

一度に収穫が襲って来ないように品種を選んでおくといいです。

暑いところはラビットアイを選んだ方が簡単です。

自然栽培でブルーベリーをやる福祉施設も増えてきてます。

私の失敗も参考にしていただければ早い段階で成功できると思います。

みどりの里ではブルーベリーは人気商品にまで成長しました。


次回勉強会は

7月23日第4月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

また皆さんのご参加お待ちしております。
まだネタは決まってないので
用意できる方はぜひネタを持ってきてください。














  


Posted by みどりの里 at 22:53 │イベント

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2018年06月20日

第44回勉強会

5月28日に開催された勉強会の内容です。



名古屋文理大学の中村先生が

前回のアンケート結果を発表してくれました。

来てくれている人の多くは知り合いの紹介で来てくれている人が多いです。

あまり宣伝してないので口コミ以外に知る手段は耕ライフの私のコーナーくらいなものです。

参加者の多くはやはり自然栽培などの情報収集と

仲間を作りに来ている人が大半です。

参加者の多くが若手で30~40代が一番多いです。

中村先生もここは驚いていました。

販売ルートの開拓にも期待してくださっているので

ちょうど自然栽培グループ「とものわ」があるので皆さん期待してください。

とりあげてほしいテーマなどもたくさんいただきましたので

またこれをもとにプレゼンを考えていきます。

「ポスト成長期における先進産業地域の持続可能性とまちづくり」

の助成を受けてやってます。



障害者福祉施設のシンシア豊川 田村さん 寺田さん 山口さん 大林さんです。

昨年は自然栽培1年目でうまくいったお米をほとんど販売してしまい

今年はほんのわずかにたまたま残っていた種籾を

種を繋いでいくために発芽させて苗作りをしました。



塩水選:5月12日(土)
・600mlの水に100gの塩を用意。(6ℓの水に1kgの塩の濃度の為)



塩水選をして浮いてきたお米を取り除きました。



塩水選で厳選した種もみは穴を開けた紙コップ(ネットの代わり)に入れて水でよく洗う。

その後、60℃のお湯を用意して8分お湯に浸ける。



お湯に浸けた後は3日間水に浸ける。

水は毎朝交換しました。



播種:5月16日(水) 
・用意した物:苗箱(土)、種もみ、太陽シート



種もみを蒔く方の土を水がひたひたになるくらいまで濡らす。

ちなみに床土はみどりの里で作っているものをわけてます。



種もみを蒔く



(もうひとつの苗箱の)乾いた土を上から被せる。



太陽シートを被せる



播種から1日目 5月17日(木)
発芽している



播種から6日目 5月22日(火)
苗を水に浸ける。苗の長さは5cmほど



水に浸けた日の夜、大量のナメクジ発生!!
   ↓
苗の場所を草木が生い茂る中庭からコンクリートの玄関付近に移動
   ↓
翌日、ナメクジは1匹しかいなかった。



現在、毎朝職員が水の入れ替えを行っている。

ネットを上にかぶせ、鳥対策をしている。



5月26日(土)



5月28日(月) 播種から12日目 苗の長さ:11cm

ナメクジ対策はどうすればいいのか?

シンシアでは、周囲にコーヒーをまく、ビールを苗のそばに置く、

10円玉など銅を周囲に置くという意見が出ている。

と皆に質問してくれました。

みどりの里ではイチゴのナメクジ対策はまさに無肥料にすることでした。

これでほぼ寄って来なくなりました。

ナメクジは夜動くので目で見ているのではなく

臭いを感知して動いていると思われます。

ナメクジが寄ってくるとすれば

臭いのもとがあるはずです。

発酵しているものが近くにあったり

土の中にあったりするはずです。

なので臭いでおびき寄せる対処法は

あだになる可能性もあるので注意です。

有機栽培イチゴを作っていたときは

ビールを試したけど

解決にはいたりませんでした。



障害者福祉施設のぽかぽかワークス 工藤 勉さんです。



2017年5月24日

昨年はまだよくわかっていなかったので苗作りはうまくいきませんでした。



今年もみどりの里の塩水選や土入れ作業を手伝いながら覚えて

みどりの里の稲の苗用の土を分けてもらい



2018年4月26日に塩水選をしました。

温湯殺菌は熱湯を作ってやりました。



4月26日~5月1日まで浸種、催芽して



5月2日に播種しました。



太陽シートの代わりに

反射シートポリシャインを使いました。



5月8日に反射シートを外して



防虫ネットを鳥よけで使いました。



5月15日



5月27日

水は水道水をやめて地下水からとりました。

今年はいい苗が作れました。



畑をやっているのですが、



もとが田んぼなので水はけが悪く

畝間にすぐ水がたまってしまいます。

水を抜くところもなく周りのほうが高い場所です。

それでも頑張って水を抜いていたのですが、



周囲で田んぼが始まって

その水が襲い掛かってきました。

止められないです。

どうしたらよいでしょうか?

この畑より低い場所がなく

水を落とす場所がないのなら

畑をやめましょう。

やるとしたら田んぼしかできないでしょう。

入ってくる水もとめられないようです。

田んぼはもともと水がたまるように

道よりも低い場所に作られます。

畑は道より高い場所になります。

これだけで水はけはものすごく差が出ます。

土を入れて道より高くするにも大量の土が必要となります。

水は必ず低い場所に集まります。

それより低い場所へ落とせない限り

水をポンプアップして排出するはめになり

手間がかかりすぎます。

地の利を生かした栽培に切り替えたほうが楽になれます。



無門福祉会の中本 健太さんです。



早生品種になるコシヒカリに挑戦です。

イセヒカリより寒い時期での育苗になります。

3/22 塩水選、温湯消毒
3/30 播種
    120g/枚
    床土:みどりの里床土100%
    覆土:みどりの里床土100%



ハウス内でハイマットを被せて加温
→ハウス内は15度~20度 ハイマット内は20度~25度と温度が十分に取れず…



発芽を確認



発芽にバラツキあり
中のほうが発芽遅い状態



ビニールトンネルで育苗
日がある日は締めていると35度超える日もあった
25度を目安に横を開けて温度を調整



出来るだけ発芽した状態にして移動
生育はまばら



これだけの差が出ている



緑化が進み、生育が揃ってきた



発芽は全部したが、初期生育からの成長のバラツキはそのままに成長している



田植え 5/10
初期生育にバラツキがあったものの、最終的にほぼ全ての苗トレイが田植え出来るサイズまで成長した。
(バラツキがあったため多少の老化苗もあった)





やまのぶの山中勲会長が来てくれていたので

9月9日日曜日「ほがらか」にて企画している

自然栽培夢のランチとディナーのお知らせをしていただきました。

この日は木村秋則さんも来てくれます。

私たちは農福連携で自然栽培を進めていて

この日は障害者さんたちにも自分たちが頑張ってきたことを実感していただきたいと思って

日ごろ頑張ってくれてる障害者さんも障害者さんの親さんも、

勉強会に来てくれている農家さんたちも

日ごろ買い支えてくださっているお客さんも

一緒になって自然栽培の農産物を中心としたランチやディナーを楽しみたいと思ってます。

私たちの夢のディナーは価格が高いことではなく

障害者さんも一緒になって喜べる場としてのランチやディナーを考えてます。

この日は自然栽培や農福連携のプレゼンも現場の人にしてもらって

ここに並ぶ自然栽培野菜料理たちの農福連携ストーリーも楽しんでもらいたいです。

だから、9月9日に合わせて皆作付けお願いしますね。



自然栽培パーティーの理事長になった磯部さんにも

この夢のランチ、ディナーには協力していただいているので

障害者福祉施設で自然栽培やってるとこはどんどんこのイベントに参加してくださいね。

次は

みどりの里の自然栽培トマト連作障害プレゼンです。



今年はいつもと逆側にインゲンとミニトマトを作付けしました。



昨年まではいつもこのパターンでわざと連作し続けました。



すると今年は左6畝にいつもより早く青枯れが発生しました。

でも右側の畝はなんともないです。

くっきりと病気が出る畝と出ない畝が分かれました。





右側11畝が大丈夫です。

なぜだろうと過去の作付けを振り返ってみると



その病気の出ない11畝で今までインゲンを連作してミニトマトを作っていないのです。

そして6畝分だけが今までミニトマトばかり作ってきた場所でした。

その6畝より左にインゲンが今年から植えてあり

調子はいいです。

青枯れ病は高温と水と養分過多がそろうと発病します。

トマトは無肥料下でも養分過多になります。

なので気を付けていないと暑い地域は青枯れ病にかかりやすいです。

一度出すと病原菌が残り

かかりやすい畑になるので

輪作を取り入れたほうがリスクを回避できます。

いろいろ過去を振り返ると



ミニトマトがうまくいかなかったときに

早々と枝豆に切り替えた場所がありました。

このときの枝豆は素晴らしい結果が出ました。



次の年、前作大豆に変えたところは青枯れが多少あってもなんとか収穫が続いていたのですが、

連作していた場所は収穫が始まるあたりでパタパタ枯れていきました。

・エンドウ豆、ソラマメには連作障害を確認済み

・自然栽培での連作障害はじわじわと収穫時期が短くなり寿命が縮む

・連作障害の症状は葉色が濃くなりやすく、窒素過多に陥りやすく病害虫にやられやすい

・豆科が地力を回復させ、連作障害での病原菌などを減らせる可能性ある

・実物が収穫量が上がらなくなってきたら豆科に変える輪作が効果的かも

無肥料でも連作障害が起きる野菜はありそうだなと考えるようになりました。

オクラ、レタス、ピーマン、サツマイモ、カブ、ホウレンソウなどの葉物は5年以上同じ場所でやっても

特にこういう症状は出ていないので

連作障害を意識しないでもいいものもあります。

絶対がなく、ケースバイケースのほうが自然のルールに沿っているようにも思えます。



最後は名城大学 礒井先生です。



リン酸は酸性土壌ではアルミニウムや鉄と結びつき植物は吸収できなくなります。

中性やアルカリ性だとリン酸はカルシウムと結びつき

植物は吸収できるようになります。



リン酸は窒素と比べると濃度も薄く

移動もしにくいので

欠乏が出やすいです。


渡辺和彦
原色野菜の要素欠乏・過剰症
農文協 2002


渡辺和彦
原色野菜の要素欠乏・過剰症
農文協 2002


D.M. Sylvia et al. : Principles and Applications of Soil Microbiology. Prentice Hall , 1999

土の中のイメージです。

根(R)に菌根菌(My)が寄生しています。


梅谷献二・加藤肇 農業有用微生物 養賢堂 1990

アーバスキュラー菌根菌が薄くて移動しにくく

根だけでは捕まえきれないリン酸を捕まえてくれる役割を果たします。


森ら 中部土壌肥料研究 105 46-47 2016

不耕起無除草無施肥が菌根菌感染率が高いです。


森ら 中部土壌肥料研究 105 46-47 2016

大豆も同様です。


晝間  NPO無施肥無農薬栽培調査研究会2017年度研究報告会資料  34-35

アブラナ科には菌根菌が寄生しないのですが、

代わりに他の菌が寄生してリン酸を供給しているようです。


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4826447

リン酸が少ない環境化で他の菌を足したら生育がよくなったときの

根に他の菌がリン酸を運ぶ様子です。

アブラナ科は菌根菌の役割を他の菌を使ってやっていたから

アブラナ科に菌根菌は寄生しなくてもリン酸を十分に吸収できるんです。

一つ一つの土の中のストーリーが見させていただけるのも

礒井先生のおかげですね。

また栽培に活かしていきましょう。


次回は
6月25日月曜日18時半~20時
豊田市若草町2-6-8「ほがらか」で開催します。

皆様のご参加お待ちしております。  


Posted by みどりの里 at 18:58 │イベント

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2018年05月28日

第43回勉強会

4月23日に開催された勉強会の内容です。



自己紹介は堀部沙也加さんです。

大学生ですが、オイスカで農業体験をして

畑で野菜が採れてそれを食べたときにすごく感動しました。

多くの方にその感動を伝えたくて

大学で学生団体を立ち上げて他の方々にも農業体験ができるようにしたいです。

現在みどりの里で作業を手伝いながら模索中です。



名古屋文理大学の中村麻里先生です。

今回は皆さんにアンケートをとらせてくださいとのお願いでした。

勉強会や農福連携に興味を持っていただけて、

皆さんへのインタビューやアンケート結果の情報をもとに

皆さんとの勉強会や農福連携などを本で紹介していただけるそうです。

中村先生から取材などお願いがあるときはぜひ受けてくださいね。

次回アンケート結果を勉強会でやってくれます。



ストレートアライブの今枝稚加良さんです。

今回はかぼちゃの自然栽培です。

まだ栽培が完成したとは言えないようですが、

今までやってきた経験をお話ししていただきました。



失敗談もあるので貴重な情報になると思います。



風対策のあんどんはすごくいいです。



畝無しの状態です。

低いところに水がたまり、そこは枯れてしまいます。

なぜ畝を立てるのかよくわかる事例です。



春作と秋作で分けて畝を使いました。



つるが伸びるスペースも畝を立てておいて次の作付けに使いました。



かぼちゃの玉返しができずにグランドマークがついてしまいました。

この事例には卵のパックを3~4重にして下に敷くと回避できると

お金のかからない方法を教えてくれる方もいました。



種先を切ると発芽がそろうと聞いて

試してみたら



良かったです。



猪の被害もありました。

猪地帯では防護柵なしでは作れないです。

最後までわからないのがうどんこ病対策です。

水はけをよくすることやカボチャの体作りをしっかりやってから実をつけるくらいしか

思いつかないです。

うどんこ病にかかったカボチャは根が小さかったです。

うどんこ病が出ないという方もいますが、

なぜなのかは本人もわからなかったです。

4月下旬に栗かぼちゃを植えて毎年出ないそうです。



美岳小屋の林剛さんの自然栽培落花生です。



ほ場の準備です。
4月にマルチを張り、畝幅60(天場)、高さ10センチ
通路50、株間30、条間45センチで作付けしました。
黒マルチとぎんねずマルチで試しましたが生育に差はありませんでした
うちのほ場は、粘土と砂地が混ざったような若干粘土寄りのほ場です。

各畝の中央にカラス対策のテグスが貼ってあります。
カラスの生態を調べていたら、とある文献に両翼を広げる幅ぐらい
約1M程度に障害物があると寄り付かないとあり、
各畝に張ったら全くきませんでした。
収穫まで貼りっぱなしでした。



落花生の発芽は最低気温12℃以上、最低生育温度は15℃のため、
最低気温が15℃を超えるようになったら播種しています。
昨年は5月7日に播種
各穴に2粒づつまいていきました。
穴の大きさが黒マルチは6CMと小さく、発芽後うまくマルチから出れない
子もいたので、全て手で出してあげるという失敗がありました。
発芽率は70〜80%で1週間から10日で発芽しました。
出なかった所をマキなおしました。



この時期は、株元と通路の草取りを行いました。



6月上旬になり、株が大きくなり、開花しそうになってきたので
マルチをはがしました。
もう少し遅くまでマルチを張っていたかったのですが、
昨年は穴が小さかったので、早めにはがしました。
真ん中に切り込みを入れ、両サイドを通路に置きながらはがしていきました
こうすれば通路で回収でき、テグスも外さずにすみます。



昨年は6月16日ごろ開花しました。
この頃中耕と土寄せを行いました。

この時期になると草の勢いもすごくなってくるので、
研修後などに株元や通路の草取りを行なっていました。



6月27日ぐらいに潜り始めました。
この頃の畑の様子



7月から8月上旬は、暇さえあれば草取りというぐらいひたすら戦っておりました。



病害虫では、生育初期には根切り虫にやられる株がありました。
7月からは白絹病がナカテユタカでは見受けられました。
抜く場合と抜かずで試したら、抜かないと隣の株へ移った場合もありました。

右の写真は、根粒菌の様子です。



やっと収穫だーと意気込んで収穫し、喜んだのも束の間で
3日間の雨や曇りに加え、高温多湿な気候により、
一気にカビてしまいました。
最初に収穫した落花生120KGのうち残ったのは、右の写真の分だけで
わずか3KGしかありませんでした。
本屋聞いたことを実践するだけではわからない農業の厳しさを痛感しました。



収穫後、1週間から10日ぐらいは逆さにして地干しにしました。
産地では、この後積み上げてぼっちにしますが、
うちではカビたりうまくいかなかったので、脱粒し、乾燥させました。



脱粒後、唐箕にかけ、ブルーシートに広げ、約1ヶ月天日で乾燥させました。
乾燥の目安は、水分計で5パーセントを目安に切り上げました。
産地では8〜9パーセントだそうです。
ぼっちに比べ、莢が直接陽に当たってしまうため、
水分の抜けが急激に行われやすくなりそうなので今後の課題です。



千葉農林総合研究センターから今年の1月に掲載された資料によると
産地でも秋の雨が多くカビが発生することからトンネルでの雨よけ乾燥の情報が
出ていました。
僕も今年試してみようと思います。



乾燥後は、選別し、麻袋に入れ、保管しています。
もともと消防やめたら珈琲屋をやろうとずっと勉強していた焙煎を生かし
自分で焙煎し、加工して販売しています。
今後余裕ができてきたら焙煎等で連携していけたらと思います。



ストレートアライブの近藤真人さんです。

農福連携の販売スタイルを確立してくれてます。





わくわく広場さんや、ニンジンクラブさん、アイチョイスさんなど

この1年頑張って販路拡大をしていきました。

みどりの里の販売先も全て任されて

生産者には生産に集中していただいて

自然栽培を中心に無農薬農産物の生産量を増やしていく計画です。



スナックエンドウをこのような収穫した形で納品していただければ



軽度な障害者さんたちが袋詰めしてくれます。

量産に向けて手が足りなくなるようであれば

農作業の軽作業も時給でやることができます。

今年は生産者との連携を更に強めていきたいです。

買取価格表とその後の販売先での値段も全て透明化して

価格は変動しないようにしています。

ということで勉強会に来ている生産者の皆さんに価格表を配りました。

来てる方々にも喜んでもらえる価格だったようです。

5月からやまのぶでのみどりの里自然栽培コーナーも設けました。

それぞれ農家がバラバラで販売をすると

すぐ価格競争になったり、

大きいロットでの需要に応えれなかったりと

生産で無農薬で頑張ったことが販売面で無効になることが多々あります。

小さなマーケットのイス取りゲームです。

本当は利便性を整えて

流通の仕組みを整えて

欲しいときに欲しいだけを渡せる環境を作れば

野菜の価格の安定はできます。

皆で情報交換してライバルになってしまうのではなく、

皆で情報交換をしてともに助け合える関係を構築して、

更にこの無農薬産業の発展に貢献していきます。

ストレートアライブの近藤さんにグループでの販売をまかせていきたいです。

グループ名は「とものわ」となってます。

と販売面からのプレゼンをやっていただけました。

また販売の現場からの事例が出てきてもいいですよね。

みどりの里からは農福連携と自然栽培プランターについてです。



ポット土詰めは冬場の安定した仕事でした。

ここで新しい障害者さんたちも定着させていきました。



皆が作ってくれた土での苗はいいものができました。



障害者さんたちは移植作業もやってみました。



その苗を定植も手伝いました。



不織布や防草シートなどを張るピンも作りました。



トンネル片づけ



稲のプール育苗のプールの砂入れ、レベル出し



稲の育苗用床土の砕土



床土運び



イチゴのパッキングなど

数多くの仕事もこなせています。

しかし、単発の仕事と仕事の間に重度な障害者さんの仕事が途切れそうになることがあります。

この先夏も暑いと外の作業も制限されます。

日陰のある倉庫での仕事が必要だなというところで



先ほどの自然栽培稲作の育苗土を活かしたプランター栽培を模索してみました。

プランターは買うと高いのでやまのぶから発砲スチロールをもらってきます。



皆で底に穴をあけます。





開けすぎのもありますが、

まあ楽しければいいかという感じです。



山砂と



自作の稲の育苗土と



くん炭を混ぜて土を作ります。





これらの過程は野菜のポット土づめでやっていたことなので

あっさり皆できました。



ラディッシュから試してみました。





育苗土30%はほしいところです。







1cmの深さの差のようです。





5cm以上はさほど関係なさそうです。





まあ30%が安心して見てられますね。

野菜苗を作るときは20%でやってます。



こういう栽培ができれば

重度な障害を持つ人にも安定した仕事が生まれます。

うちで重度と言う場合は生活介護レベルです。

でもそんな人たちも喜んで仕事に向かって

障害を軽くしていきます。

農作業で体を動かすことがリハビリになっているようです。

この重度な方たちの可能性を拡大したくてプランターも実験しています。

また面白い結果が出たら報告します。


次回は今日です。

5月28日月曜日 18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」 です。

ぜひ予定がつく方はご参加ください。

お待ちしております。















  


Posted by みどりの里 at 14:22 │イベント

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2018年04月22日

第42回勉強会

3月26日月曜日に開催された勉強会の内容です。



(株)ウェルシードの細見さんが茨城から来てくれてました。

勉強会にはたびたび参加してくれるので

種や苗などでお世話になってる人もいますよね。



糖度の高いケールが新しく出たので

栽培計画に組み込んでみてはどうでしょうと提案してくれました。

また気になる方は細見さんに聞いてみてくださいね。



名古屋文理大学 健康生活学部 フードビジネス学科 中村麻里教授が来てくれました。

社会学という人を対象にした調査で

調査地が豊田市ということでしたので

勉強会とか農福連携とか調査してくださいとお願いしたところ

快く勉強会に参加してくださいました。

次回皆さんにアンケートをとらせてほしいとのことなので

皆さんご協力のほどお願いします。



秀明自然農法の安田喜治さんが自然栽培稲作のプレゼンをしてくれました。



わらはすきこんでいます。





スズメノテッポウはなるべく生やしてすきこんでいます。









土は山からとってきてます。



発芽したのでまきやすいように乾燥させます。



ポット苗です。



苗場をならします。



土と密着させるために苗箱を並べたあとに

苗箱の上から鎮圧します。















代かきを3回して種を浮かせて取り除きます。







ここまで大きく育てられます。

ここまで大きく育てておくと

最初から深水管理ができます。

10cmの深さがあればコナギは抑えられます。

8cmだと発芽してきます。



ポット苗専用田植え機です。

ポット苗は田に水を張ったままでも植えれるそうです。

でも水を張って植えると船酔いしてくるらしくやめました。



代かき後中4日で竹ぼうきでの除草作業をします。

ポット苗は活着が早いので

田植え後日をまたなくてもすぐに除草作業ができます。



チェーン除草とどちらが有効かと聞いてみると

チェーン除草と効果は同じくらいで

竹ぼうきをばらして作った除草機は軽いので

それで竹ぼうき除草を採用したそうです。



雑草が出てしまうところは

機械除草します。













アメリカミズキンバエが生えてしまったところは

除草に入りました。



草が生えてこなくなったところは機械除草なしでもできます。





11月は周りが稲刈りを終えているので

スズメの害があるのではと思い質問してみると

最後自分の田の稲だけになるところはスズメの害はあるようです。

周りが刈るのが遅いところだと被害は少ないです。

安田さんは種を無くしていくことや

初期除草をできるだけ早くしっかりかけること

深水で管理していくことで雑草をかなり少なくすることに成功しています。

安田さんの写真には日付けが入っているので

自然栽培稲作やられる方は参考にしやすいですね。

次は



秀明自然農法から大倉千鶴さんが自然栽培畑のプレゼンをしてくれました。



タイガーメロンがうまくいきました。

条間1mの株間50cmの密植で

つるを全て同じ方向に伸ばしていきます。



すると雑草に負けずに育ってくれました。





収穫を大勢で楽しめたようですね。

お茶の事例も紹介してくれました。





チャドクガにやられてしまったお茶畑です。

原因は排水マスがつまっていて排水がうまくいっていなかったようです。



まずはそこをきれいにしました。

それだけでは改善は不十分だということで



お茶畑にオーガで深さ20~30cmの穴を掘っていきました。



こうして所々に穴を掘っておくと土の空気と水の循環がうまくいって

土が非常に柔らかくなるそうです。

すると



翌年お茶畑は復活しました。

矢野智徳さんに教えていただいた方法です。

道法正徳さんにも教えていただいた植物ホルモンを活用する方法で野菜も試しました。



枝を立たせる方法で育てていきます。

きれいなナスがたくさん採れました。



甘長ピーマンも枝を立たせると効果がありました。

あとは腐葉土作りや温床の作り方も紹介してくれました。

これらは前の勉強会でもやってくれてますのでチェックしてみてください。

大倉さんが固定種の種をたくさん持ってきてくれていたので

多くの方が購入することができ

今シーズンもいろんな事例が出てきてくれることを期待してます。



最後は名城大学の礒井先生です。

3月に私も行ってきた無肥研の報告会の内容を一部紹介してくださいました。

表は数字が小さすぎてブログに出せないので

グラフを主に紹介していきます。



どこの場所も収量のアップダウンがありますが、

年によって共通した動きではないです。

でも収穫量が上がりやすいところは高めの位置でのアップダウンで

収穫量が下がりやすいところは低めの位置でアップダウンをしています。





水深を変えて栽培します。



深水を取り入れると最高分茎まで到達する日数と開花期までの日数が

自然栽培にむくと言われる晩生のベニアサヒが増えています。







左が品種の違い、右が場所の違いです。

ベニアサヒがいいようです。

場所もいいとこ悪いとこがはっきり出てます。







水田内の位置でも収量が上がりやすい箇所と上がりにくい箇所があります。

ECでそれが出るところと出なかったところがありました。

今回も多くの事例などのプレゼンありがとうございました。


次回は明日4月23日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

ネタ募集中です。

よろしくお願いいたします。




  


Posted by みどりの里 at 16:55 │イベント

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2018年03月21日

第41回勉強会

2月26日開催いたしました、第41回勉強会の内容です。

今回の自己紹介は



棚宗サラダ園の石川さんが連れて来てくださった

(株)ほうろく屋の杉崎学さんです。

ほうろく屋さんのほうろく菜種油は

原料の菜種は無農薬無化学肥料栽培で作った国産で

天日干し、薪で火をくべて焙煎し、伝統的手法で時間と手間を惜しまず作った油です。

1本1本を手詰めで瓶に入れています。

そんな菜種油は酸化しづらく、

何度でも使用でき、捨てないですむ油となっています。

揚げ物を食べても胸やけすることはない菜種油です。

杉崎さんは若者を元気にする活動が先でして

ひきこもりなどの子たちを元気にするために菜種油や農園をやっています。



棚宗サラダ園の自然栽培サツマイモをほうろく菜種油で揚げたお菓子も商品化してあるようで

食べてみたら止められなくなるほど美味しいです。

今回の発表の1人目は



勉強会最初のころから参加し続けてくれている市川誠さんです。

仕事の傍ら自然栽培に挑戦中です。



手応えを感じているのはキクイモとスイカです。

キクイモはたくさん採れたのでまた来年の種イモとしてとっておく分も十分あります。



草だらけの場所を草刈って、耕して、透明マルチを張って



育ててみました。



スイカはものすごく育ってくれました。



だんだん大きくなって



21cmのサイズまで育って

8月13日収穫して食べました。

美味しかったです。

いつもは自然栽培でスイカ作ってもソフトボールくらいにしか育たなかったのが

勉強会でスイカ栽培事例を聞いて

いろいろ試してみたら大きくなってきてくれました。



タマネギと



白菜は失敗しました。

時間がなくて質問タイムを作れなくて申し訳なかったです。

タマネギは早生品種を選んでしておく植え付け時期を守り、

冬にはトンネルしておくと自然栽培でちゃんと作れますよ。

白菜はもう少し詳細聞きたかったですが、

次に白菜プレゼンがあるので次の方にうつります。

2人目は



無門福祉会の加藤稔さんの自然栽培白菜です。



播種9月6日~14日

畑の土を9cmポットに詰めてます。

品種は野崎白菜二号と野崎白菜一二三です。



10月2日に定植です。

株間は90cmもあけたので

もっと狭くできるだろうと2条でやったとこもあります。

それでもできたので来年はもっと株間を狭めて定植します。



寒くなってきたらトンネルをしました。



結球してくれて



12月7日~1月11日かけて収穫しました。



ほとんど結球して出荷できました。

白菜のできない年だったので無肥料無農薬で白菜ができたことに

多くの方々に驚いていただけました。

3人目は



オーガニックファーム旬彩 牧野真丈さんです。

水はけの対策の紹介と皆がどうやって対策をうっているのか聞いてみたいとのことでした。



畑まわりに溝を掘ります。



豆科緑肥のセスバニアの根で下に水がはけていかないかと育ててみました。



デモ機を機械屋さんに借りて硬盤を壊しました。



トウモロコシの丈夫な根で硬盤を壊して下に水が抜けていくようにと育てました。

やってみた結果





皆さんはどのようにして水はけ対策をしていますか?

とのことで皆それぞれやっていることを話してくださいました。

皆はどちらかというと明渠(溝)を畑まわりに掘ることで対策としている人がほとんどでした。

ユンボで溝を掘ったり

傾斜をきちんとつけて水がたまらないようにしたり、

段々畑なら自分の畑と上の畑や田んぼの間に溝を掘って

水がたまらずに溝の最後に出口があるように作っています。

みどりの里でも畑まわりに溝を掘ってきちんと出口のある状態にすることで

水はけの悪い畑でもトラクターが入れるようにすぐなりました。

明渠で結果が出ない場合はその溝が出口がないか

傾斜が逆になっていたりすのではないかと思います。

有機栽培だと水はけが悪いと被害が大きいですが、

自然栽培だと水はけが少々悪くても夏であれば全く問題ないです。

水はけ繋がりで

次はみどりの里です。

2年ほど硬盤は収穫量に影響があるかみてました。



田が浅いと収量が下がる傾向は少しありました。





これをイメージしてたわけです。



うちはよく乾く田んぼが多かったので

硬盤をわざわざ作らなくてもいいんじゃないかと思うようになってました。











硬盤の深さで収量は影響しないけど

硬盤が下がることで田が深くなり作業性が落ちることでの減収は見られました。

サブソイラの効果も少ないので入れる必要はないです。



田んぼの深さを感じるもう一つの要素が

表層の泥(トロトロ層)の厚みがあります。

硬盤が影響していないのでそっちが収量に影響している可能性が高くなりました。

1年そこを意識してやってみて手応えが少しありました。



耕し方を2年前のやり方に戻します。

硬盤を高くして作業性をよくして、

泥を増やすほうで田んぼの深さを作ることにします。



これを1回やるだけではまる田んぼもすぐはまらない田んぼに切り替わります。

こればかりやっていると自分の田んぼは湿田が一つもないと錯覚するくらいです。











これは水はけ対策や湿田対策にすぐ結果が出るのでおすすめです。

次は自然栽培ニンジンを1年挑戦してみた結果です。





1粒まきと3粒まきとやって様子をみてましたが、

うちでは1粒まきのほうがすんなり大きくなっていました。



3粒まきのほうはどうしても近くにライバルがいる状態になり

うちの畑が砂地でやせすぎているせいか

すぐ養分の奪いあいになっているようでした。

間引き菜を販売してみました。



6月13日の写真です。

5月が雨が少なくてよく乾いてしまって

ずっと水を打たないと葉を維持できない状態が続いていました。





だんだん暑くなってきてて

下葉が赤くなったりするので抜いてみると



根に起きたことがそのまま葉に出ます。



これはいかんと一気に収穫してしまいました。



もうちょっと育てたかったけど

もう暑さでストップがかかり始めていたので

ニンジンが暑さに相当弱いことがよくわかりました。



ニンジン出荷したらあまりに好評だったので

硝酸値を測ってみたらかなり低いです。



有機栽培のものと比較すると明らかですが、

別にこの値は悪くないと思います。

ただ値が低いとどんどんきめ細かい状態になっていきますので

そういうところを評価していただけたのだろうと思います。

ただ低すぎると栽培期間内で立派にニンジンまでもっていけないので

この低い値のまま立派なニンジンまでもっていくなら

もっと早くまいて暑さが来る前に収穫できるようにするしかないでしょう。



今度は冬収穫のニンジンです。

この前に8月14日に播種したニンジンは

豪雨などの不都合なことが起きたこともあり発芽率が悪すぎて失敗してます。



最低気温が25℃を下回ると発芽率が格段に上がります。











粘土畑で無門福祉会さんが作ったニンジンはここで収穫にたどり着けていました。

自然栽培だと経験上冬野菜は粘土がいい結果を出しやすくなります。



うちのニンジンはまだ全然ここまで育ってなかったです。

試験で育てているうちの畑は朝日が影ってしまうこともあり、

それも生育を遅らせている原因かもしれません。



今年は12月から1月並みの寒さがやってきましたから



寒い寒いとニンジンの葉が言ってました。





収穫できないでしょうとあきらめてましたが写真はとってました。





やはりニンジンは寒さに強いですね。

マイナスとか出てるのに新しい葉が出てきてました。

これが写真をとり続けてみようと思った理由です。







発芽率から生育、そして形などは自然栽培では品種による差が出ていませんでした。



地温がとれない分裸畝は小さいニンジンが多くなってしまいます。

葉の緑も少なかったので仕方ないです。



マルチありは裸畝より地温を上げれるので

冬でも生育が進んだのでしっかりしたニンジンが収穫できました。



又割れとかなかったし、

ニンジンが縦に長かったです。

ここが完全に不耕起になっていて

9月に水切れになりにくい状態で生育できたため

最初に根をどんどん下へ伸ばすことがうまくいったのでしょう。

機械で耕してないので硬盤もできる要因がないです。

これで暑い時期に無理やり播種しなくても

無肥料無農薬の自然栽培でニンジンが作れるめどがついてきました。

厳寒期でも成長するので小さい場合は収穫期を後にずらせば大丈夫です。

品質もすごくよかったです。

ニンジン嫌いな子と収穫していたのですが、

その子はニンジン洗ってその場で食べたところ

「美味しい」とまでは言いませんでしたが、

「食べられる」と数本ニンジンを食べている自分に驚きながら生で食べていました。

好きな子達は甘いし食べやすいと驚いていました。

葉が寒さで赤くなって

緑の部分が少なくなってしまうと品質が悪くなるのではと心配しましたが、

全く問題ないようです。

ここから先は私たちはイチゴや米やその他野菜と作業が被ってしまって

量産にまでは作業上もっていけないので

誰か続きをお願いしますね。

と勉強会の皆にお願いしておきました。

だんだんこうして情報交換しながら無農薬農業が活発になることを願っています。


次回は3月26日月曜日18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

また皆さんのご参加とネタをお待ちしておりますので
よろしくお願いいたします。


















  


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2018年03月20日

NPO無肥研の研究報告会に行ってきました



3月18日に京都で毎年開かれている

無施肥無農薬栽培調査研究会(NPO無肥研)の報告会に

勉強会でいつもお世話になっている名城大学の礒井先生と一緒に参加してきました。

昨年この報告会に単独で参加したときに

大学の先生たちも集まってしっかりした調査のもとで

自然栽培の研究をして発表していました。

これは私の脳みそでは荷が重いと思い

礒井先生も絶対興味を持ってくれるだろうと思い誘ったところ

非常に楽しみにしていてくれての参加でした。

どんな発表かを一部紹介すると



調査地がラオスでしたが、

無施肥での30年トウモロコシの連作で

土壌が疲弊していくケースと

土壌が疲弊していかないケースと紹介しています。

土地が傾斜がついていると雨などで養分の流亡が起きて疲弊していってしまうのですが、

水平地ではそれがないため30年無施肥で作り続けても

収穫量と連作に相関関係が見られないです。

粘土畑であることも土壌が疲弊していかない要素になるようです。



これは根と共生している微生物の様子です。

さすが研究機関は根と微生物に色つけて見やすくしてくれてます。

紫が根で緑が微生物です。



「貧栄養条件下で植物の生長を促す内生糸状菌を発見した」

と書いてあります。

無肥料でもできる根拠がまた増えますね。



微生物の世界ではよく聞く話しかもしれませんが、

微生物は単独よりもいろんな種類との相互関係によって

能力を発揮します。

これは単独で検出してみた微生物を

無菌状態の土に入れたり

自然の状態の土に入れたり

いろんな組み合わせで試験してみたようで

そこでも有益な菌の効果を増強、安定化する微生物群が存在すると結論が出たようです。

裏付けがしっかりしてくると

生産者はそれを信じて作業を進めることができるので

素晴らしい研究だと思います。

もっと詳細や他の研究報告もありますが、

詳しくは礒井先生が勉強会で紹介してくれることになってますので

皆さん楽しみにしていてください。

私はこういった研究の世界が好きで

そこで研究している人も好きです。

こういった研究世界はすごく純粋で

自然の営みを知りたくて、自然の真理を掴みたくて

未知の領域を知りたいという純粋な気持ちと

その研究結果が世の役に立つことを心から願っている純粋さを

持ち合わせています。

懇親会ではそんな素敵な研究者の方々とお話しできて

頭がよくなったんじゃないかと錯覚して帰ってきました。

また来年もあるようなので楽しみにしております。

お世話になりました皆さまどうもありがとうございました。

  


Posted by みどりの里 at 09:18 │イベント

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