2015年08月09日

平谷高原のイチゴ苗

イチゴの苗を見に長野県平谷村へ行ってきました。



豊田で苗作りしていた時はいつも
高温で枯れてしまっている時期ですが
きれいな色をした新芽も確認でき
何とか白い根を出してがんばってくれてました。

ここは豊田とはまったく気温が違います。
日差しは強くても、うだるような暑さではなく
夕立ちがあるとちょっと肌寒く感じたりしました。
夜温がきちんと下がるので炭水化物を全部消費
しきらず根っこが作れます。
イチゴにとってはいい環境だなと思います。


子どもたちはすぐ近くの川で夏休みの思い出を。

スイカ食べたり。

ひまわり咲き乱れてました。
間近で見るとすごい迫力です。
子どもたちは大喜びでした。

田んぼは今、穂腹み期を迎えています。


こなぎが今年はおとなしく影を潜めてくれてます。
おかげで分げつも去年よりはいいように感じます。

もしかして今年はいい結果かも!?と思っていても
天気で一気にやられてしまうこともある農業の世界は
最後までハラハラドキドキです。
いけるかもと期待する気持ちを抑えていつ何があっても
対応できるように最悪のパターンも予測しながらの毎日が
本当にスリル満点です。
毎年同じような作業ですが毎年違う問題点が出てきて
毎年新たな気づきがあります。
植物が発しているメッセ-ジを逃さぬよう心を研ぎ澄まして
いきます。







  


Posted by みどりの里 at 21:39 │いちご

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2015年08月07日

第10回勉強会

7月24日金曜日の勉強会の内容です。

今回は44名もの方々にご参加いただきましてありがとうございます。

テーマは前回の鈴木さんのご要望にお応えしまして、支柱の立て方です。

今回は参加される生産者の方々に写真データを持ってきていただきました。

まずは

合同会社つむぎての遠藤翼さんのプレゼンです。





キュウリのネットを張りです。

図で示すとこんな感じです。



2条に植えたキュウリに沿うようにジグザグにネットを入れてみたら

うまくいったそうです。

風にもあおられずに最後まで採れました。

次は

(株)ストレートアライブの今枝さん





キュウリ



ピーマン



トマト

と支柱の資材は全て竹で作ってます。

参加者の皆さんからも好評でした。

次は

オーガニックファーム旬彩の牧野真丈さん



有機栽培を学んできたのですが、

この会で今枝さんが自然栽培キュウリを持ってきていて

食べさせてもらったら美味しくてびっくりされて

無肥料の自然栽培に興味を持っていただけました。

支柱は栽培方法関係ないので

ぜひ支柱の立てかた写真で持ってきてくださいと頼んで持ってきていただきました。



これは飛騨の牧野さんの研修先でのナス畑です。

トンネルの骨組のようなアーチに

フラワーネットを張って

ナスの枝が伸びてきたらそこに収まる支柱です。



それを学んで牧野さんはアーチが手に入らなかったので

支柱を刺してフラワーネットでナスを誘引しました。



ピーマンもこのパターンです。

お次は

ヒフミヨイ農園の青柳努さんです。



ミニトマトを支柱を立てないで育ててます。

うねの両サイドに植えて支え合うように育てるそうです。



雑草は日を遮るようなら刈ってうねに敷いておくそうです。

次は

みどりの里 吉田紳悟くんです。



吉田くんは野菜の管理を毎日やってます。

野菜の支柱はほぼ吉田くんが立てました。

今回のテーマは吉田くんにピッタリのテーマなので

プレゼンをお願いしました。



ナスは支柱を組んでヒモをたらして吊り上げておく形です。



ピーマンは皆と同じフラワーネットで誘引です。



キュウリはアーチをしっかり繋いでしまうと台風で吹き飛ばされやすかったので

上を交差させて余計な力がかからないように組みました。

台風にこれで負けないはずと願ってます。



ハウスのミニトマトはひもを上下に張っておいて

そこに茎タッチで誘引してます。



露地のミディトマトはマイカ線でトマトうね周りを囲んで

その中にいてくれとマイカ線にテープナーで誘引してます。

これはまだ改善の余地がありすぎるので来年は全く違うことをやっていると思います。

時間がなくて写真を頼んでおいて

紹介していただけなかった人が多かったので

またどこかで時間を作りますのでそのときよろしくお願いします。

青木さんが自分のブログで紹介しておきますとのことだったので

園芸支柱の立て方 その①


園芸支柱の立て方 その②

をご覧ください。

これも勉強会で紹介してほしかったです。

最後は



礒井先生です。

今回も面白い資料を用意してくれてました。



誰もが知りたい田んぼの土壌中での出来事です。

地表面の窒素は硝酸態窒素になってすぐ窒素ガスになって空気中に出ていってしまうそうです。



酸素がない還元状態が進んでいくとこんなことが起こります。



酸素があるないで、菌の種類も変わります。



圃場にあった微生物がちゃんといますよ。



これは面白いです。

養分のほとんどの供給源が土壌中と灌漑水から来てます。

施肥分はけっこう少ないですよね。

窒素は施肥の割合が多く見えるけど

施肥していない土壌では

窒素固定する菌の活躍が大きくなるので

土壌中からの供給が増えるはずです。



上が肥料入れてる状態で、

下が肥料を入れていない状態です。

白抜きの部分が窒素固定による窒素の供給を示しています。

窒素を施肥しなければ、自然界がちゃんと補ってほどほどの量にしておいてくれます。



さきほど地表面の窒素が窒素ガスになって出ていってしまうことだけ言ってしまったけど、

これは地表面に光が当たると窒素固定が進むことを示しています。

先生が紹介してくれる資料は本当に面白いです。

しかもけっこう昔に調査されて資料として残っているようです。

こういうことが一つ一つ明らかにされたら、

別に施肥していなくても

窒素の供給源があることは不思議なことではなくなるし、

もっと分かれば、

その力を栽培により、引き出すことも可能だろうと思います。

すごく今後の展開が楽しみです。

また次回も先生よろしくお願いします。

次回は8月28日金曜日 18時半~20時
みどりの里にて開催します。
毎月第4金曜日です。

皆さんぜひご参加ください。

お待ちしております。


  


Posted by みどりの里 at 00:10 │イベント

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2015年08月04日

ろじうらのカフェ 足助

連日の暑さでバテバテですね。
そんな時は足助のオアシスで
「ろじうらのカフェ」のカキ氷。

野中さんちの自然栽培いちごのカキ氷
今年もやってますよ~。
氷の中にもいちごのシロップたっぷり贅沢です。

いちごのフローズンドリンク
こちらもみどりの里の自然栽培いちごをたっぷり
楽しめます。

安納イモのタルトと安納芋のアイス
手作りだからお芋の味がとても濃くて
美味しいです。

子どもが夢中で遊べるスペースがあるので
親子でゆっくりまったり楽しめますよ。

たんころりんとセットでぜひ~。

ろじうらのカフェ
豊田市足助町石橋34-6
090-4257-7240
  


Posted by みどりの里 at 21:35 │お知らせいちご

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