2016年06月17日

自然栽培稲作withグリーンママン3年目

3年目となったママたちとの自然栽培稲作。

毎年、必ず進化した内容にしようとして

今年は塩水選から体験です。



ちょうどうちの分も無門さん、ストレートアライブさんの分もまとめてやる日だったので



農福ママ連携という

過去になっかたであろう連携が偶然行われました。



しかも、流れ作業という作業体系を組んでありますので

昨年より量は倍になっているにも関わらず

昨年1日かかった仕事を半日で片づけました。

しかも、ママも障害者さんたちも互いにすごく楽しかったようです。

ママさんたちと障害者さんたちの相性もかなりいいようです。



そして播種です。



子どもたちの休みと重なっていたため前回より子ども主体で進みました。



子どもたちがかなり真剣になって

職人化し始めていて

ママさんたちは子どもたちに

「この箱はまだ土が平じゃない」とか

ダメ出しをいただきながら作業をするはめになりました。



そして



田植えです。

7名ほど参加者も増えてますので

1列になったらけっこうぎりぎりでした。



子どもたちも参加できたため

後ろの妖精2人が皆に苗を運んでくれてかわいかったです。



田植えが終わったら5日後に除草です。



機械植えで欠株のあるところは

補植もしました。

ママさんたちが燃える作業です。



参加者も増えていて

14aの田んぼでは物足りないので

みどりの里の25aの田んぼへの侵攻を決断しました。

広いです。

常に進化していくママたちとのプロジェクトですので

当然の結果です。



3回手押し除草をしますが、

2回目の雨の日の除草でも果敢にカッパ着て除草しに来ます。



ひっそりと静まり返った田んぼが当たり前の時代に

雨なのにここだけやけに騒がしいです。



車がとまりきれないです。



草たちもママさんたちの前では一気に壊滅しました。



皆が歩いた後は田んぼの中にたまったガスが出てくれるので

そのガスがたまった水を抜いて

また新しい水を入れてあげます。

このママさんたちの勢いなら

このエリアの田んぼを賑やかにするのは夢ではなさそうです。

自然栽培稲作を誰でも楽しめる場を皆で広げていきたいですね。





  


Posted by みどりの里 at 10:28 │お米イベント

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2016年06月17日

第20回勉強会

5月23日月曜日に第20回勉強会開催されてました。



最近はたくさんの人たちが来てくれるようになったのですが、

お互いが誰なのかわからなさすぎるということで

自己紹介の時間も作ってます。

そのほうが勉強会のあとの交流がうまくいくようになりますし、

そういった自然に生まれる交流の中から

情報交換や、新たな連携パターンが生まれてくるといいなと思ってます。


今回最初に話してくれたのは



(仮)人力農園 稲葉亮さんです。

昨年から豊田市松平で始めました。



田んぼが借りられたので



雑草を刈って外へ出して耕して



それでも地下茎などがたくさんあるので取り除いて



けっこうきれいな状態にしてスタートを切りました。





田んぼに籾をまいて育苗して



手植えして



どんどん育ってくれて



穂も出てきて



いよいよというところで

イノシシにやられました。

厳しい洗礼です。



2年目は大苦戦中です。



畑は耕したり、耕さなかったりしながら

どんな環境がいいのかいろいろ試してます。



耕して畝を立てたほうが良さそうなので



雑草などで有機物マルチをしてやってみます。

次は



NPO法人Earth as Mother の山田宴誠さんです。

2haの田んぼと畑を無農薬栽培で耕作してます。

稲、大豆、野菜を作ってます。



自立支援などでジャガイモ植えを一緒にやったり、





高校生との農事体験



田植えイベント



稲刈りはざがけイベントなど

様々なところと連携しながら農業を進めています。

三好養護学校の方々と農作業を進めたりと

農福連携もやってます。

次は

みどりの里のプレゼンです。

稲の苗づくりについてです。



苗箱に播種した箱を並べて発芽するまで

太陽シートとビニールトンネルで保温するのですが、

この形は雨がたまってしまうので

今年のようにちょうどビニール保温しているときに雨が多いと大変でした。

ビニールに少し穴をあけて下に落とすことで対処してました。



播種から6日後にビニールなどのシートを外すと

雨水に押しつぶされた状態でした。



が、この程度でやられるわけもなく

すぐに何事もなかったかのように立ち直ります。



この場所は最後に播種したところで

風が強すぎて、

播種後にすぐビニールトンネルができなくて

次の日の朝に保温を開始しました。



そしたら、立枯病を15枚ほど出してしまいました。

うちでは寒さで立枯病が出やすいというのは分かっていたので

ビニール保温をして温度をかけるようにして防いでいました。

今回のように間に合わない場合は酢を100倍~200倍くらいでまいておくと

出なかったというケースも経験してます。

床土の完成度が高いとビニールが遅れても

病気を出さないでできていたので

ちょっと油断しました。

今回は床土の完成度があともう少し分解時間がほしかったけど

という完成度で勝負したので

初めて病気を出してしまいました。

まあそれでも15枚程度なら全く問題ないです。

50枚以上余分にまいてあります。



その後広がらないように病気の箱に酢200倍をまいておいて

悪化することなく

他の苗たちは順調に育ってくれました。

ちょっとミスが出たり

予定外なことが起きてしまったりして

生育不良があるときに

酢はけっこう役に立ちます。

稲でなければ

100~200倍なんて濃さで使用するのはやめておいたほうがいいです。

せいぜい500~800倍あたりで他の野菜には使用しないと

野菜では葉がやけてしまいます。



㈱ウェルシードの細見くんが来てくれて

うちはサツマイモの苗が安いと営業していきました。

今年勉強会のメンバーは細見くんのおかげで

サツマイモ苗を例年より安く仕入れれて

喜んでましたので

皆にもお伝えしますね。

次回は礒井先生のプレゼンが聞きたいです。

6月27日月曜日18:30~20:00
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」にて
また開催しますので
ぜひご参加ください。





  


Posted by みどりの里 at 08:52 │イベント

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