2016年06月24日

自然栽培野菜収穫班

自然栽培夏野菜がとれ始めてます。



ピーマン



ナス



ズッキーニ



インゲン





ミディトマト



キュウリ

毎日とれてます。

でも稲も大変ですし、



イチゴもランナーを受けたり、

古い葉をとったりと苗作り真最中です。



そこで昨年から秘かに進めていた収穫班計画。

無門福祉会の障害者さんで結成されたグループが2班がんばって収穫しています。



足が悪くて入れない人は皆が収穫してきた野菜をその場で選別し始めます。



ズッキーニの収穫は悪い実が負担になっているからと

悪い実を取り除きながら収穫までしてくれます。

イチゴ収穫で実がつくということがどういうことかを

イチゴから学んでくれていたようです。



ズッキーニはなんだか楽しい気分にさせてくれるようです。



皆のおかげでお米もイチゴも野菜も皆手がまわります。

栽培面で失敗することもあるけど

わかっているのに、手が回らなくなって失敗することもあります。

それが今年は最初からちゃんと手がまわっているので

面白くて仕方ないです。



収穫後は出荷準備にも入ります。

山崎さんは昔、親と一緒に農作業をした思い出がよみがえってくるらしく

すごく楽しいようです。



機械が好きな小野里さんと太田さんは

袋詰めを皆がやっている傍らで

お米の精米をしています。

小野里さんは力持ちだから米袋を運んでくれます。

機械も好きなので精米ボタンを押すときはかなりテンションが上がります。



皆でやればできるもんです。





作業が早く終われば

片づけ作業にも入ってくれます。

皆でやればほとんどの作業ができてしまいます。

1日に複数の仕事がこなせるようになってきています。

障害者は同じ仕事しかできないと決めつけられていますが、

とてもそうは思えないです。

無門のスタッフも私たちも

予想以上にこなせる皆の姿にだいぶ驚いてます。

本人たちも驚いているかもしれません。

皆まだ見たことのない世界へ足を踏み入れた感じで

ドキドキとワクワクでいっぱいです。



  


Posted by みどりの里 at 22:17 │野菜

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2016年06月24日

除草withグリーンママン



最初、田んぼを増やすかどうか迷っていたママたちでした。

手除草は大変だからできるだけでいいよと言って気楽に始めました。

少ししか進まないだろうと思っていたのですが、



ここ1週間くらいで4分の3は終わってしまいました。

毎回日を決めて皆で除草していたのですが、

皆終わらせるため

それぞれ来れるときに来るスタイルに変わっていました。



8時から10時くらいで終える人もいれば

10時から12時くらいでやっていく人もいるし、

もっと長くやっていく人もいます。

数日続けて来る人もいます。

「あと30列です」

とかメールで皆で報告しあってどんどん進んでいきます。

来るときも事前に連絡し合って来ています。

除草時期は田んぼが集会所になったかのようです。

とても理想的な形に進化しました。



皆が来てないときに

カモたちが除草を手伝ってくれていました。

カモも味方につけてしまうママたちでした。



  


Posted by みどりの里 at 18:42 │お米イベント

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2016年06月19日

自然栽培塾4と5



自然栽培塾除草編がありました。

2回の除草ではとても間に合わないので

河上さんたちがチェーン除草を塾の間にがんばってくれてました。

6月4日に自然栽培塾4があり、



手除草開始です。

このスタイルで除草を進めたいという磯部さんからの強い要望がありましたが・・・



農民一揆が起きかけたため

あえなく田んぼへ入ることになりました。

初めてのコナギ除草でもちゃんとコナギが浮いてきました。



そして6月18日自然栽培塾5です。

またまた手除草です。

手除草する前にとり方や雑草のことを話すのですが、

ヒエと稲が似すぎていることに驚愕していました。



全国から来てくれた自然栽培パーティーメンバーと手植えだったため

明確な条が作れず、わーとやってしまったため

ヒエが見つけにくいことや

条をうまく活かした除草機を使用できないこと、

歩きにくいことなど

やっぱり作業効率が落ちます。

皆が来て手植えしても

まっすぐ条を作れる方法を考えて来年挑みます。



磯部さんがこれだけ除草したと見せていますが、

左の小谷野さんの指がブルーシートからとったことを指しています。



たくさん草が浮いています。

自然栽培塾は実践で作業を体得する塾です。

そうやって体に覚えさせた作業は身につきます。

身につけば



除草を作業委託しているストレートアライブの今枝さんたちのチームのように



こうなってしまった場所を



短時間でこれくらいのきれいな状態に戻せます。

今年うちは準備が間に合った田んぼではこういうことは起きませんが、

春から借りた田んぼは

準備ができていないので

このようにヒエが多い箇所のある田んぼができてしまいました。

ずいぶん除草能力が高くなった今枝さんのチームは

非常にありがたい存在です。

自然栽培だと除草剤を使用しないので

こういった作業が必要になってくるケースもあります。

塾で体得した除草作業を駆使して

いい自然栽培米を作ってください。


  


Posted by みどりの里 at 15:56 │お米イベント

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2016年06月19日

自然栽培田んぼの田植えと除草



今年も田植え順調に終えました。



今年は根を張らせすぎないように

育苗期間は20日としました。

例年より5日短くしました。

ここで立派な根張りを見せれるまで待ってしまうと

苗が老化してしまいます。



これくらいでスタートしたほうが、

田植え機でかきとりやすいし、

根が切れるのも少なくてすみます。



今年は毎年収量が上げられない田んぼにサブソイラを入れてあります。

機械で踏み固めてしまった、田んぼの耕盤層を壊します。

やりすぎると機械がはまるようになったり、

水がたまらなくなってしまうので

今年は明らかに、田んぼが固くて収量が上がらないのだろう5枚に

サブソイラを入れてあります。

機械で土を鎮圧してしまう回数を減らすためトラクターを入れる回数も減らして

例年4回耕起していたのを1~2回に減らしてもあります。

どんな変化があるのかないのか

結果が楽しみです。



植えたら5日後にすぐ除草です。

除草機で田んぼを回ります。

今年は機械トラブルが多かったりで

作業がギリギリでした。

スロープで一回ひっくり返ってます。



吉田くんも歩行型とチェーンで、乗用の除草機が入れないところを頑張ってくれました。



昨年から始めた水の入れ替えもやってます。

全入れ替えをすることで

田んぼの隅々まで新鮮な水を与えることができます。

水は溜めて淀んできてしまうと

酸素が少なくなったりといろいろな要因で

稲が好まない水に変わってしまいます。



3回の除草を終えた田んぼです。

冬にわらを集めて焼いてあるので

稲株元のコナギは今のところ生育不良を起こしてくれてます。



今年は秋の草対策で水はまた深めの管理に変えてます。

昨年より少しでもいいから

平均反収を上げられるような手段や、

昨年と同じ時間を使っても

作付面積を増やせるような手段を

毎年毎年探し続けています。

こういった追求がずっと続いていくのだろうと思います。

今年は1ha田んぼを増やしてあります。

結果が楽しみでなりません。




  


Posted by みどりの里 at 13:53 │お米

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2016年06月17日

自然栽培稲作withグリーンママン3年目

3年目となったママたちとの自然栽培稲作。

毎年、必ず進化した内容にしようとして

今年は塩水選から体験です。



ちょうどうちの分も無門さん、ストレートアライブさんの分もまとめてやる日だったので



農福ママ連携という

過去になっかたであろう連携が偶然行われました。



しかも、流れ作業という作業体系を組んでありますので

昨年より量は倍になっているにも関わらず

昨年1日かかった仕事を半日で片づけました。

しかも、ママも障害者さんたちも互いにすごく楽しかったようです。

ママさんたちと障害者さんたちの相性もかなりいいようです。



そして播種です。



子どもたちの休みと重なっていたため前回より子ども主体で進みました。



子どもたちがかなり真剣になって

職人化し始めていて

ママさんたちは子どもたちに

「この箱はまだ土が平じゃない」とか

ダメ出しをいただきながら作業をするはめになりました。



そして



田植えです。

7名ほど参加者も増えてますので

1列になったらけっこうぎりぎりでした。



子どもたちも参加できたため

後ろの妖精2人が皆に苗を運んでくれてかわいかったです。



田植えが終わったら5日後に除草です。



機械植えで欠株のあるところは

補植もしました。

ママさんたちが燃える作業です。



参加者も増えていて

14aの田んぼでは物足りないので

みどりの里の25aの田んぼへの侵攻を決断しました。

広いです。

常に進化していくママたちとのプロジェクトですので

当然の結果です。



3回手押し除草をしますが、

2回目の雨の日の除草でも果敢にカッパ着て除草しに来ます。



ひっそりと静まり返った田んぼが当たり前の時代に

雨なのにここだけやけに騒がしいです。



車がとまりきれないです。



草たちもママさんたちの前では一気に壊滅しました。



皆が歩いた後は田んぼの中にたまったガスが出てくれるので

そのガスがたまった水を抜いて

また新しい水を入れてあげます。

このママさんたちの勢いなら

このエリアの田んぼを賑やかにするのは夢ではなさそうです。

自然栽培稲作を誰でも楽しめる場を皆で広げていきたいですね。





  


Posted by みどりの里 at 10:28 │お米イベント

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2016年06月17日

第20回勉強会

5月23日月曜日に第20回勉強会開催されてました。



最近はたくさんの人たちが来てくれるようになったのですが、

お互いが誰なのかわからなさすぎるということで

自己紹介の時間も作ってます。

そのほうが勉強会のあとの交流がうまくいくようになりますし、

そういった自然に生まれる交流の中から

情報交換や、新たな連携パターンが生まれてくるといいなと思ってます。


今回最初に話してくれたのは



(仮)人力農園 稲葉亮さんです。

昨年から豊田市松平で始めました。



田んぼが借りられたので



雑草を刈って外へ出して耕して



それでも地下茎などがたくさんあるので取り除いて



けっこうきれいな状態にしてスタートを切りました。





田んぼに籾をまいて育苗して



手植えして



どんどん育ってくれて



穂も出てきて



いよいよというところで

イノシシにやられました。

厳しい洗礼です。



2年目は大苦戦中です。



畑は耕したり、耕さなかったりしながら

どんな環境がいいのかいろいろ試してます。



耕して畝を立てたほうが良さそうなので



雑草などで有機物マルチをしてやってみます。

次は



NPO法人Earth as Mother の山田宴誠さんです。

2haの田んぼと畑を無農薬栽培で耕作してます。

稲、大豆、野菜を作ってます。



自立支援などでジャガイモ植えを一緒にやったり、





高校生との農事体験



田植えイベント



稲刈りはざがけイベントなど

様々なところと連携しながら農業を進めています。

三好養護学校の方々と農作業を進めたりと

農福連携もやってます。

次は

みどりの里のプレゼンです。

稲の苗づくりについてです。



苗箱に播種した箱を並べて発芽するまで

太陽シートとビニールトンネルで保温するのですが、

この形は雨がたまってしまうので

今年のようにちょうどビニール保温しているときに雨が多いと大変でした。

ビニールに少し穴をあけて下に落とすことで対処してました。



播種から6日後にビニールなどのシートを外すと

雨水に押しつぶされた状態でした。



が、この程度でやられるわけもなく

すぐに何事もなかったかのように立ち直ります。



この場所は最後に播種したところで

風が強すぎて、

播種後にすぐビニールトンネルができなくて

次の日の朝に保温を開始しました。



そしたら、立枯病を15枚ほど出してしまいました。

うちでは寒さで立枯病が出やすいというのは分かっていたので

ビニール保温をして温度をかけるようにして防いでいました。

今回のように間に合わない場合は酢を100倍~200倍くらいでまいておくと

出なかったというケースも経験してます。

床土の完成度が高いとビニールが遅れても

病気を出さないでできていたので

ちょっと油断しました。

今回は床土の完成度があともう少し分解時間がほしかったけど

という完成度で勝負したので

初めて病気を出してしまいました。

まあそれでも15枚程度なら全く問題ないです。

50枚以上余分にまいてあります。



その後広がらないように病気の箱に酢200倍をまいておいて

悪化することなく

他の苗たちは順調に育ってくれました。

ちょっとミスが出たり

予定外なことが起きてしまったりして

生育不良があるときに

酢はけっこう役に立ちます。

稲でなければ

100~200倍なんて濃さで使用するのはやめておいたほうがいいです。

せいぜい500~800倍あたりで他の野菜には使用しないと

野菜では葉がやけてしまいます。



㈱ウェルシードの細見くんが来てくれて

うちはサツマイモの苗が安いと営業していきました。

今年勉強会のメンバーは細見くんのおかげで

サツマイモ苗を例年より安く仕入れれて

喜んでましたので

皆にもお伝えしますね。

次回は礒井先生のプレゼンが聞きたいです。

6月27日月曜日18:30~20:00
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」にて
また開催しますので
ぜひご参加ください。





  


Posted by みどりの里 at 08:52 │イベント

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2016年06月12日

イチゴで農福連携

先日畑に来てくれた養生ラボさんが農福連携記事をあげてくれました。



昨年から無門福祉会の皆さんが

イチゴや野菜のお世話をしてくれています。



この1年間でできる作業がどんどん増えてきて

重要なイチゴの苗とりの仕事まで任せられるようになりました。



イチゴは1年間通してずっと作業があるため

毎日イチゴと向き合っています。



7月から9月は長野県平谷村に苗を移動しますが

今年は長野県まで葉かきをしに行きます!

1年間通してイチゴのお世話をきちんとやりたいです。と

無門さんは言ってくれてます。

イチゴ愛がすごいです。

どうりで無門さんがお世話してくれた方のイチゴハウスで

採れたイチゴは甘かったわけです。



そんな自然栽培イチゴに関連する記事を

養生ラボさんが他にも5件あげてくれています。

良かったら見てくださいね。





  


Posted by みどりの里 at 08:06 │いちご

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