2018年04月24日

自然栽培稲作育苗土準備

もうすぐお米が始まります。



稲の育苗用の土を8か月発酵させて作った土です。



材料は山土、わら、米ぬか、燻炭です。

もうわらの原形がないまで分解が進んでいます。

ビニールハウスで雨よけしながら何度も切返して

空気や水分を一定に保ちながら作ってます。

今回最後の仕上げです。



砕土機で小石を取り除いて土を砕いていき

ベルトコンベヤーで土を袋詰めしやすくしています。

少人数でもできるように機械も駆使しますが、



この日の勢いで育苗土の入った袋をトラックに載せて

苗箱に土を入れる予定のみどりの里倉庫まで運び込みます。

今回はA型障害者さん(ストレートアライブ)と

B型障害者さんと生活介護レベルの障害者さん(無門福祉会)と

私たち農家と福祉職員全員で一致団結して仕事を終わらせます。

トラック4台分の土を

本当にあっという間に全部運びこめました。

A型の障害の軽い人は機械での作業に入れます。

B型や生活介護の障害が重い人は

とにかく運ぶのが得意です。

運ぶ能力は健常者と変わらない人が多いです。

私たちも一緒になって運んで

置く場所などのフォローをすれば頭数に入る仕事となり大活躍です。

この仕事は普段あまり働けない障害者さんも活躍できる貴重な仕事です。

活躍するといい顔になって輝き始めます。

これが面白くて

大変な仕事も楽しみな仕事へと変わっていきました。



終わった後私たちも職員も障害者さんも皆格別な喜びや充実感を感じてます。

彼らと一緒に農作業をすると

一つ一つの仕事に格別な喜びや感動があります。

それが繋がって生まれる自然栽培米を今年も皆で頑張って作りますので

皆さん楽しみにしていてください。
  


Posted by みどりの里 at 18:37 │お米

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