2018年06月18日

自然栽培田んぼ除草



6月前半はずっと除草機に乗ってました。

このとき雑草を見る前に除草除草とやっていくのが

一番効果的な除草方法です。

もう雑草が出てたら効果はかなり落ちます。



歩行型やチェーンも入れて田んぼに合わせて除草機を入れました。

除草剤があるとないとでは全く違う稲作になります。



ママさんたちとの自然栽培田んぼでは

ママさんたちは手押しの除草機やチェーン除草に入っていました。

今年で5年目のママさんも多くいますので

どこが勝負の分岐点になるかよくわかってます。

手押しの除草機のかけ方を再度念入りに教えました。

田植え機での田植えはまだ経験していないので

田植え機で私が植えた皆の田んぼの条がよくわからないようでした。

来年は田植え機での田植えも経験させてあげたいです。

毎年新しい何かを経験して腕を上げてもらって

だんだん自然栽培稲作が完全にできるママさんになってもらう予定です。

そんなママは自然栽培農家を除けば日本にほとんどいないでしょう。

なんて面白いプロジェクトでしょう。



除草機の期間が終わればすぐに打ち合わせを各自して

手除草に入ります。

草に負けるわけにはいかないと

危機感がママさんたちの背中を押しています。

もう感覚は自然栽培農家ですね。

毎日誰かが田んぼに入ってます。

田んぼが賑やかだとその地域もなんだか賑やかに見えてきて安心感が生まれます。



昨年からの泥をためるを意識した稲作は確実に変化しつつあります。

泥が増えると除草機の効果が大きくなります。

でも以前のようにガリガリ深くかけることができなくなりました。

深く除草機をかけると泥が動きすぎて稲が潰れます。



水がよく抜けてしまうざる田んぼが

水が抜けにくくなって

少量の水でも水位を維持できるようになりました。



うちの田んぼでもストレートアライブさんたちを手除草に入ってもらってますが、

クサネムという豆科の雑草が減りました。

あまり見かけないです。

豆科が減るということは

土がやせている状態から抜け出しつつあるということかもしれません。

うちには砂地で保肥力も小さく、

水も川の上流のきれいな水なので養分が少なくて

自然栽培が難しくなるエリアがあります。

そんな場所でも無肥料無農薬でやりきるにはどうしたらいいか考えた結果

流亡を防ぐのが一番理にかなっているだろうと昨年から泥をためるを試みています。

雑草を防ぐのにも効果がありそうだなとやっているのですが、



こうして除草機が入った跡がしっかりわかるくらい出てしまうところもあれば



きれいなままのところもあります。

泥は田んぼの低いところに集まります。

高い場所は泥が流れ落ちてしまうためか

草が生えやすい傾向があります。

水が浅くなりやすいことも要因でしょう。

田んぼ1枚がいきなり全部草が少なくなることはないと思ってます。

泥がたまりやすい低いところから少しずつ減ってくれたら助かります。



除草機が入れなくなったら深水の管理に切り替えていきます。

泥をためてオタマジャクシとタニシが増えてきてるような気もします。

これはきちんと比較していないので思い過ごしかもしれませんが

少しづついい方に変化しているような感じがしてます。








  


Posted by みどりの里 at 10:34 │お米

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