2014年07月16日

種まきの会

種まきの会

グリーンママンさんたちが

みどりの里の種まきの会と題して

勉強会を開いてくださいました。

20名もの方たちが集まってくれました。

会長と僕が話しをさせていただきました。

農業に携わっている方が多かったので

僕の話しの内容は自然栽培の考え方が肥料を使用する栽培とはまるで違うので

データを使用してそれを説明しました。

難しすぎたかもと思ったけど

それは皆が期待する話しとあまりに離れてしまうから

受け入れがたくなってしまうだろうと始まる前に思っていました。

でも適当に受けのよさそうなこと言っても

実際良品を作るとなるとそうはいかなくなります。

少し紹介すると

種まきの会

これが植物を構成している元素の割合です。

これはまず植物の水分を抜いて乾物にして測っています。

水分でその植物の重さの60~80%を抜いたことになります。

そうして見てみると

C(炭素) H(水素) O(酸素)だけで植物の91.5%を占めています。

これはCO₂(二酸化炭素)とH₂O(水)で光合成で炭水化物を作れば

9割以上の体の材料を作れることを意味しています。

じゃあ土から得るN P Kや微量要素はというと

肥料の代表N(窒素)で3%

P(リン酸)0.2% K(カリウム)1.4%

微量要素は%が出ていませんが、

別の資料を見ると

Fe(鉄)で0.04%くらいです。

肥料の3大要素のNPKを合わせても4.6%にしかならないんです。

乾いた軽い植物の4.6%なんてとるに足らない重さしかないでしょう。

それくらい土にあるでしょう。

それより、9割以上占めているCHOについて考えるべきです。

それは光合成はうまくやれているのかとか

呼吸はうまくやれているのかとか

もう少し植物の基本生理に考えを巡らせるべきです。

土は余計なもの(残肥)が無くなればあとは勝手にうまく調整をしてくれます。

と、こんな調子でやってしまったので

いきなりこれじゃあわけわからんよねと

もう少し自然栽培のプレゼンを受け入れやすい形に作っていこうと思いました。

でも

1人次はいつですかと聞いてくれた人もいたので

あっ まいた種が発芽した

と思えました。

まだこっそり発芽した人もいるはず。

自然栽培の種をまけたのかな。

種まきの会

お昼はうちで研修した水澤さん(コレカラ商店)のお弁当!!

水澤さんの思いのこもった弁当に感動。

おいしかったー

種まきの会

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その後いろいろ野菜を見て

終わりました。

参加者の皆様ありがとうございました。

楽しかったです。














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Posted by みどりの里 at 16:24 │コメントをする・見る(0)イベント
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