秋田で米作りを勉強してきました。今は豊田で米作りをしています。
2017年02月18日
第4回農福連携実施研修
2月15日水曜日に
4回目の障害者福祉施設職員を対象にした
農福連携を進めるための農業実施研修がみどりの里にて開催されました。
今回は皆さんの要望もあったので
畝たてマルチ張り作業としました。
でもうちはほとんど機械作業でやってしまうのと
今回ちょうどやれる場所がなかったので
耕起したあとの田んぼで小さい畝を作ってみました。
皆が知りたいのは農業の基礎中の基礎なので
くわの使い方とか知りたいとかです。
もしかしたら、耕起まで手作業でやりたいとか言うかもと思って
みつぐわまで用意したけど
そこまでの要望はありませんでした。
あったらしんどいです。
作りたい畝のサイズに水糸を引っ張って足跡をつけて
足跡に沿ってくわで土を上げていけば
畝ができます。
一人、私より上手なスタッフがいて
日ごろ完全手作業でやってるようです。
田んぼ土だったからけっこうゴテゴテの土だったのですが、
まるでサラサラの土を扱うかのようなくわさばきだったので
もう福祉職員というよりは農家っぽかったです。
天場をならして
マルチ張りです。
二人で両端を踏んで
くわで土を寄せていきます。
ピンと張らないときれいな畝になりません。
風に弱くなります。
今はマルチャーという機械でやっちゃう作業ですが、
私がオイスカにいたころは海外研修生たちとさんざんやった作業で、
ちゃんと通ってきた道です。
それがあるから今、
機械がない場合もこうすればいいというのが説明できます。
午後からは苗場や畑に行って、
水やりの仕方や育苗、潅水設備などを説明しました。
前回実施研修でまいたレタスは
ちゃんと出て育ってますよ。
まいた人は感激してましたが、
自分でその後まいたけど発芽させれなかった
と話してくれました。
たぶん保温ができていないのではないかと聞いてみると
そこができていないようでした。
真冬に発芽させるにはどうしても加温しなければまともに出ません。
温度がその種の適温になれば
簡単に発芽して育ちますが、
適温でない時期に発芽させて育てるには
適温の環境を作らねばならず
これがけっこう大変な管理が必要になります。
まだまだこれから種は播きまくれるので
適温を考慮してどんどん播いていきましょう。
そんな実施研修の裏では
着々と農福連携は進んでいて
今やあの生活介護だった障害者さんたちは
イチゴ収穫ができるまでになっています。
皆に見せても初めからできる人にしか映らないので残念ですが、
イチゴ収穫は健常者でも最初は難しいです。
色味具合や、傷つけないように収穫して運ばなくてはなりません。
そんな難しい仕事できないだろうと思ってましたが、
できてます。
1年前はほぼ職員が収穫して
障害者さん1人だけ若干収穫できる程度でした。
残りの人は足場が悪くて誰も畑に入れませんでした。
それが今ではハウス班は皆収穫できてる。
そうやって仕事の能力が高まるにつれて
障害者さんの問題行動も減少していき、
話しかけたときの反応もどんどん良くなってます。
動きもよくなってます。
畑に出るようになって
暑い日も寒い日も雨の日も
世の役に立とうとがんばっているから
室内にこもっていたときの心のストレスが減少していき
負の感情が吐き出されて
安定してきてるのかもしれません。
一緒にいる職員が
障害者さんが仕事ができたことを喜び
障害者さんたちが活躍できる場を作ろうと頑張り続けてくれたおかげですね。
イチゴたちもそんな皆の姿を見て
うれしそうに見えますね。
4回目の障害者福祉施設職員を対象にした
農福連携を進めるための農業実施研修がみどりの里にて開催されました。
今回は皆さんの要望もあったので
畝たてマルチ張り作業としました。
でもうちはほとんど機械作業でやってしまうのと
今回ちょうどやれる場所がなかったので
耕起したあとの田んぼで小さい畝を作ってみました。
皆が知りたいのは農業の基礎中の基礎なので
くわの使い方とか知りたいとかです。
もしかしたら、耕起まで手作業でやりたいとか言うかもと思って
みつぐわまで用意したけど
そこまでの要望はありませんでした。
あったらしんどいです。
作りたい畝のサイズに水糸を引っ張って足跡をつけて
足跡に沿ってくわで土を上げていけば
畝ができます。
一人、私より上手なスタッフがいて
日ごろ完全手作業でやってるようです。
田んぼ土だったからけっこうゴテゴテの土だったのですが、
まるでサラサラの土を扱うかのようなくわさばきだったので
もう福祉職員というよりは農家っぽかったです。
天場をならして
マルチ張りです。
二人で両端を踏んで
くわで土を寄せていきます。
ピンと張らないときれいな畝になりません。
風に弱くなります。
今はマルチャーという機械でやっちゃう作業ですが、
私がオイスカにいたころは海外研修生たちとさんざんやった作業で、
ちゃんと通ってきた道です。
それがあるから今、
機械がない場合もこうすればいいというのが説明できます。
午後からは苗場や畑に行って、
水やりの仕方や育苗、潅水設備などを説明しました。
前回実施研修でまいたレタスは
ちゃんと出て育ってますよ。
まいた人は感激してましたが、
自分でその後まいたけど発芽させれなかった
と話してくれました。
たぶん保温ができていないのではないかと聞いてみると
そこができていないようでした。
真冬に発芽させるにはどうしても加温しなければまともに出ません。
温度がその種の適温になれば
簡単に発芽して育ちますが、
適温でない時期に発芽させて育てるには
適温の環境を作らねばならず
これがけっこう大変な管理が必要になります。
まだまだこれから種は播きまくれるので
適温を考慮してどんどん播いていきましょう。
そんな実施研修の裏では
着々と農福連携は進んでいて
今やあの生活介護だった障害者さんたちは
イチゴ収穫ができるまでになっています。
皆に見せても初めからできる人にしか映らないので残念ですが、
イチゴ収穫は健常者でも最初は難しいです。
色味具合や、傷つけないように収穫して運ばなくてはなりません。
そんな難しい仕事できないだろうと思ってましたが、
できてます。
1年前はほぼ職員が収穫して
障害者さん1人だけ若干収穫できる程度でした。
残りの人は足場が悪くて誰も畑に入れませんでした。
それが今ではハウス班は皆収穫できてる。
そうやって仕事の能力が高まるにつれて
障害者さんの問題行動も減少していき、
話しかけたときの反応もどんどん良くなってます。
動きもよくなってます。
畑に出るようになって
暑い日も寒い日も雨の日も
世の役に立とうとがんばっているから
室内にこもっていたときの心のストレスが減少していき
負の感情が吐き出されて
安定してきてるのかもしれません。
一緒にいる職員が
障害者さんが仕事ができたことを喜び
障害者さんたちが活躍できる場を作ろうと頑張り続けてくれたおかげですね。
イチゴたちもそんな皆の姿を見て
うれしそうに見えますね。
Posted by みどりの里 at 23:36
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