2017年09月23日

第35回勉強会

8月28日に開催しました勉強会の内容です。



自己紹介は初めて参加した

清水優実さんです。

家庭菜園で自然栽培挑戦中です。

いろいろわからないことがあるので皆さんに聞いてみたいとのことでした。

自己紹介のあともたくさん質問を出してくれて

勉強会を盛り上げてくれました。

本日のテーマは秋冬野菜なので



ストレートアライブとものわの今枝稚加良さんが

自然栽培白菜事例をプレゼンしてくれました。



播種は9月7日

定植は9月下旬が適期です。

10月に入ってしまうと12月に収穫できません。

本場4~5枚くらいで

株間60cmで定植します。









まだ収穫には早すぎでした。

寒さが厳しくなったら紐で頭を縛ります。

それでもう少し畑においておけるので

成長させていくと

ぎっしり入った白菜になります。



暑さ対策に白黒マルチでやってみたこともありますが、

うまくいきませんでした。



後半の生育をしっかりさせたいので

黒マルチのほうがいいです。

ヨトウムシはどうしているかとの質問に

耕作放棄地からのスタート1年目はヨトウムシに襲われたけど

3年目になるとヨトウムシは襲って来なくなっていますとのことでした。

そんなことが起きるんですね。

畝は夏のスイカやトマトの畝のあとをそのまま使用してます。



次はオーガニックファーム旬彩の牧野真丈さんです。

有機栽培モロヘイヤの先が委縮してしまったことがあって

原因を皆さんに聞いてみたいとのことでした。







水が空梅雨でやれなかったことが原因じゃないかと思ってます。



もうモロヘイヤあきらめるかと思っていたら

大雨のあときれいな新芽が出てきてくれて収穫できるようになりました。



残念ながら同じ症状で悩んだ人がいなかったので

はっきりとした答えは出ませんでしたが、

シソやオクラで委縮した先っぽには中に芋虫が入っていたという事例を出してくれる人もいました。

私はこういう症状が出るときは窒素が溜まったかなと思って見ます。

水が多くても、少なくても窒素は多くなってしまいます。

委縮する原因が病害虫であっても

微量要素の欠乏症であっても

原因は植物体内の窒素量が多くなったことが根本的な原因だとみてます。

モロヘイヤだと雑草に近いので肥料をそれほど必要としてないです。

なくても水やりをちゃんとしてやればできます。

牧野さんの言うようにただの水切れもありえます。

水も切れると先っぽにまず水が届かなくなっていきます。

みどりの里でモロヘイヤに水が切れると

ハダニが発生してしまいます。

牧野さんがモロヘイヤの委縮を紹介してくれて

またいろんな意見が出てよかったです。

次はみどりの里です。

稲が酸素を根に供給できるから水田で育つことができます。

これはイネ科だけの特権なのかどうか。

前回礒井先生が田んぼの雑草も根に酸素が送れているかどうか知るには

根が茶色っぽくなっているかどうかでわかる

と教えてくれたので確かめてみました。



自然栽培続けて増えてしまうクサネムです。



残念ながら茶色になってます。

クサネムも地上部から根に酸素が送れるようです。

これは根に酸素を送ることで根の表面に酸化鉄がくっついている状態です。

根が傷んでいるわけではないです。

むしろうまく酸素が供給されているということです。





こいつもできてる





田んぼの雑草はそれができるから水田で育つのですね。

稲やヒエは当然茶色の根になってます。



こいつはいつも水の浅いところにいます。

根は深く張らず地表部にどんどん伸ばしていく感じです。



真っ白な根です。

どうも田んぼの浅い水を好む草は

地上部の酸素を根に送るのが不得意のようです。

田んぼの地表部数ミリのところには酸素があります。



生育不良のコナギの根は



白いです。

葉が水から顔を出していないときは

ずっと根張りが弱いままいくけど

葉が水から顔を出すと

急に元気になってきます。

根が茶色くなっているほうが元気な証拠のようです。



礒井先生がその辺りも調べてくれました。



土壌が水につかって還元状態になっていくと

こんなふうに土や環境は変化していきます。



稲は空気がある状態でも湛水状態でも酸素を根に送ります。

イネ科のトウモロコシは酸素がある畑状態なら根に酸素を送っていないけど

湛水状態になると茎に空洞を作り

酸素を根に送るようになります。



これくらい変わるそうです。

植物もどんな環境でも生き延びられるのように必死で変化します。



大豆もできるようです。

苦しそうですが、

たぶん雨が多く降ったときに湛水状態になっても生き延びられるようになっているのでしょう。

酸素は葉から吸収したものを根に送ります。

雑草が水面に顔を出してこないように

少しづつ深水にしていけば

根になかなか十分な酸素を送れず

稲が水面に顔を出していれば有利になるはずです。

仕組みがわかってくると作業に確信をもって進めていけます。

もっといろんな現象を紐解いていって

現場レベルで活かせる作業につなげていきたいです。

また礒井先生よろしくお願いします。


次回は今月9月25日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催します。

また秋冬野菜をテーマにします。

それ以外のネタも時間があればできますので

皆さん日ごろの疑問点や紹介したい事例、失敗例など

何でもいいので持ち寄ってまた楽しい時間としましょう。

今月も皆さんのご参加お待ちしております。










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