2018年11月22日

第49回勉強会

10月22日に開催された勉強会の内容です。



今回の自己紹介は

江南市で無農薬栽培を行っている

おもいでファームの近藤文樹さんです。

植物性の有機質肥料のみを使用して育てています。

少量多品目で作っていますが、

今後ニンジンに力を入れていこうと考えています。



一人目のプレゼンは

オーガニックファーム旬彩 牧野真丈さんです。



夏の育苗に苦戦していて

皆さんはどうやって乗り越えているか聞かせてほしいとのことでした。



牧野さんの育苗ハウスでちょっと影があって涼しいほうです。













白菜は9月末の台風前に播種してしまったので

台風で一度ボロボロにされています。







みどりの里でもずいぶん前から作りづらさを感じていて

最近は暑さがどんどん長引いていて

秋冬野菜の発芽、育苗の適温を大きく外されてしまうので

うちはレタスやインゲンの苗を標高900mのイチゴ苗を作っている平谷村で育苗しています。

レタスは最低気温が25℃以上あると本当に発芽させれなくて

最低気温が24℃になったら発芽させれたという経験があります。

アブラナ科も暑いと発芽しても徒長気味になり

虫に食われやすいです。

今年の暑さでも発芽させることができたストレートアライブの近藤さんは

事務所で20℃設定の野菜部屋でレタスを発芽させたら

90%は発芽させることができました。

ブロッコリーもそうやって発芽させました。

東郷ナチュラルファームの大倉さんも播種時期を遅らせていますが、

10月播種だと冬に育てきれなくてきついと言っていました。

キャベツ、白菜の8月末に播種したものは虫食いで終わりましたが

9月に播種したものは虫に食われなかったようです。

愛知県の産地の農家さんも

ブロッコリー、キャベツなどの野菜の苗は

冷房完備している苗屋さんから購入していて

自分で作っていないという話しを聞きました。

暑さの前では昔のように苗を作ることができなくなっているようです。

私も標高900mの平谷村で独立したみどりの里元社員の吉田くんたちに

秋冬野菜の苗を作ってくれないかと打診中です。

2人目はみどりの里です。

田んぼでいろいろ試していたことにもいいも悪いも結果が出てきたのでご報告します。





稲株を入れた分のガス沸き量が増えた結果ですが、

部分的に起きていることなので

稲株を入れてガスわき増えることを想定した水管理でなんとかできると思います。



余り苗を田んぼで育苗しておいて

除草機が終わるころに補植してやると

それほど大きな差がつくことなく育ってくれるので

これからは除草機での除草作業が終わってからすぐダメージを受けたところに

補植しようかと考えています。



これは2年前から試しているのですが、

泥を下に落とさないように沈殿させてから水を下の田に落としていると

悪い水だけが落ちてしまって水口がよく消えてしまうので

棚田はあまり取り入れないほうが良さそうです。

除草期間が終わってからなら

さほど大きな問題は起きなさそうでした。

渇水の時には大活躍します。



泥の流失を避けるのはかなりいい手応えがありました。



いい結果が出たところです。



株元を見てみると雑草が生えていないです。



ここも雑草が少なかったです。



自然栽培5年ほどたっていて昨年は草が生えていましたが、



今年は刈っていて草が生えていない場所がけっこうありました。



ここも



ここもきれいです。

泥を残せば草が少なくなるはずと狙ってやっているので

これはあたりのようです。

草が少なくなる田んぼが泥残し1年目より2年目の今年のほうが増えてます。





出来のいいところにも空っぽの籾が混ざっているので

高温はやばいです。

どうしても減収してしまいます。



すごいことが起きました。



空っぽだから穂が垂れないです。



稲は高温時に出穂してこりゃダメだと早々と諦めていたらしく

次の花が出てこちらにでんぷんを送っていました。



雑草対策にも成功していても

容赦ないです。



でも泥と草の関係はこの2年間の実験で確かそうだと感じています。



全部穂が立ってしまうエリアでも

日陰で少し涼しくなるところは穂が垂れているので

暑さが原因とみて間違いないでしょう。

穂がちゃんと垂れてくれたエリアは草が生えてこなかった田は5俵/反くらいはいっているので

手応えのあった感触と

過去最低の結果と両方手に入れた年になりました。



収穫は農福連携で行います。



3年目となります。

障害者さんは2年目です。

もう先に草を取っておいてくれたり、

刈残しを刈っておいてくれたり

かなりいい連携が組めて作業効率は格段に上がってきてます。



収穫作業の途中

暑さでダメだったところでガックリきてたところ

福祉職員の小谷野さんは

全く似ていないピコ太郎になって登場して

励ましてくれました。

障害者さんは稲刈りに夢中で一度も振り向きませんでした。

その場面が笑えて元気になりました。

くだらない農福連携でした。

3人目は秀明自然農法の石川剛弘さんです。



石川さんは今年除草機すらいれていないです。

なのに草が生えていない場所が多々あるようです。





自然栽培8年目の田んぼで

代かきを4回やってあります。

草は少ないです。



もち米のサクラモチです。



代かきは1回でしたが草は少なかったです。



イセヒカリは丈が高いので台風で倒れやすいですが、

かろうじて倒れ切ってない感じです。



稲玉(稲麹菌)が出ました。



台風で籾が落ちてしまったところもありました。



籾が暑さで変色しているところもあります。

草も全圃場で抑えれているわけではないそうですが、

代かき回数を増やすことで

その後の雑草の量を減らせるようです。

次は

シンシア豊川の田村真美子さんです。





イセヒカリは背が高いので台風で倒れがちですが、

アサヒは台風でも倒れないです。



一本植えです。















まわりの慣行栽培の田んぼもいつもと様子が違って

穂が立ってしまっていたり、

小さい穂になっていたり

枯れているような様子だったりして苦しそうでした。



同じ6/13に田植えしたイセヒカリとアサヒですが、

出穂が2週間も差が出ました。







昨年より収穫量が落ちてしまいました。

くず米も昨年3キロですんでいたものが

今年は40キロありました。

アサヒはできも良かったからもっと収量が出ると思ったのに

なぜか少なかったです。

もしかしたら粃が多かったかもしれないですね。


今回は皆さんの自然栽培稲作の状態を知って

暑さの影響も見たかったし、

品種などの対策の情報を知りたかったので

私が皆に頼んで稲情報の多い回となりました。

皆の情報が足せると

より正確に現状を把握できるのですごく助かります。

勉強会はそうやって皆で情報交換ができる場にしていきたいと思っていましたが、

皆さんのご協力のおかげで貴重な自然栽培や有機栽培などの無農薬栽培の

情報交換の場になれてきています。

本当にありがとうございます。


次回は11月26日月曜日
18時半~20時
「ほがらか」豊田市若草町2-6-8

にて開催いたします。

皆さんのご参加お待ちしてます。




















































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