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2018年07月05日

自然栽培イチゴ苗山上げ

自然栽培イチゴ苗です。





もう暑くて豊田での無肥料無農薬イチゴ苗作りは限界です。



標高900mの涼しい平谷村へ引越します。



ポット土は冬の間に農福連携で作りきっておいたので

ランナーをポットに受けるのはずいぶん楽になりました。

土は洗い砂から山砂に変えて

稲の育苗用の自作の土を混ぜるのをやめ、

保水力を上げるために籾殻燻炭を25%混ぜてあります。

この組み合わせも初めてなのでどうなるか楽しみです。

生育は自作の土を20%混ぜると立派な苗ができます。

でも畑で病害虫にやられます。

自作の土10%だとヨトウムシがまだけっこう発生します。

自作の土5%に燻炭25%は苗が小さくなるけど

畑では病害虫に勝てます。

うどんこ病に勝てたことで配合はちょうどいいくらいなんだなと思いました。

でも今回は自作の土0%でいきます

最近は畑に定植してからの9月10月のどこかで

長い長い秋雨があります。

あれだけがどうしても乗り越えられないので

少しでも窒素がたまらないように0%にして乗り越える予定です。

自作の土が0に近づくほど水をたくさん必要とするようになり雨にも強くなります。

自作の土が多いほど雨に弱くなるけど苗作りのときは苗が元気になります。

昔は山砂のみで作っていて

すごく素直なイチゴでしたが

水やりが多すぎて大変なので燻炭を混ぜるようになりました。

燻炭を混ぜる保水力が上がるので水やり回数を減らせます。

洗い砂は本当に何も養分らしきものがないので

自作の土を足してましたが、

もう一度昔のように山砂に変えて

自作の土を0にして

山砂が自然に持っている養分のみで苗作りを乗り切れれば

秋雨の悪影響を小さくできるのではないかと試みます。

洗い砂にしてたのは石が入っていなくて扱いやすかったからです。



そんなふうにして毎年改善策を試しているのですが、

そんな段階から

自然栽培イチゴを一緒に作れる農家仲間ができました。

昨年うちで研修していった林さんです。

美岳小屋という名前で就農しました。

ここにも今年のイチゴ苗作りのことが書いてあります。

今年からは農福連携だけでなく農家連携も加わりました。

お互いの苗を同じ場所で作ることにしました。

一緒に苗を作ることで作業効率は一気に上がりました。

お互いできないところを補いあえてます。

今回は林さんに苗作りのリーダーになってもらって

福祉の皆やうちの社員にも指示を出していただきました。

1年うちで研修したのでやれます。

農福連携を進めて拡大しまくってきましたが、

手となる福祉が増えていくと

農業の軸となる指示できる人材が足りなくなってきます。

ちょうどいいタイミングでの林さんでした。

林さんとこは奥さんとお姉さんがいて

苗作りを手伝ってくれましたので

水やり、ランナー受け、葉かきなどの作業はかなり手が行き届きました。

今回ランナーカット時は農福連携を発動させずにすんでしまいました。

農家連携すごいな。

福祉の皆には畑作業や田んぼ作業に入ってもらえてました。



お互いがWin-Winになれる連携をどんどん増やしていければ

可能性はどんどん広がって自然栽培農産物もどんどん増えていきます。

平谷村ではみどりの里の社員だった小林君と吉田君がいて

平谷村でのイチゴの朝夕水やりに入ってくれます。

私はお金を払ってやってもらおうと思っていたのですが、

小林君からお金はいいから秋冬野菜の定植が大変なときに手伝ったほしいとお願いされました。

そのほうが小林君は助かるようです。

林さんにもそのこと話してみたら

日がわかったらいつでも行きますと言ってくれました。

互いにできないところを補いあう助け合いの形は自然と生まれてきます。

農福連携を始めて

物や労力などの交換を中心に関係を築いてきましたが、

農家同士でもやれそうで

それはものすごく効果的でどんどんいい関係が生まれ発展していきます。

まだまだ新しいことができそうです。
  


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Posted by みどりの里 at 12:09 │いちご

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2018年06月20日

第44回勉強会

5月28日に開催された勉強会の内容です。



名古屋文理大学の中村先生が

前回のアンケート結果を発表してくれました。

来てくれている人の多くは知り合いの紹介で来てくれている人が多いです。

あまり宣伝してないので口コミ以外に知る手段は耕ライフの私のコーナーくらいなものです。

参加者の多くはやはり自然栽培などの情報収集と

仲間を作りに来ている人が大半です。

参加者の多くが若手で30~40代が一番多いです。

中村先生もここは驚いていました。

販売ルートの開拓にも期待してくださっているので

ちょうど自然栽培グループ「とものわ」があるので皆さん期待してください。

とりあげてほしいテーマなどもたくさんいただきましたので

またこれをもとにプレゼンを考えていきます。

「ポスト成長期における先進産業地域の持続可能性とまちづくり」

の助成を受けてやってます。



障害者福祉施設のシンシア豊川 田村さん 寺田さん 山口さん 大林さんです。

昨年は自然栽培1年目でうまくいったお米をほとんど販売してしまい

今年はほんのわずかにたまたま残っていた種籾を

種を繋いでいくために発芽させて苗作りをしました。



塩水選:5月12日(土)
・600mlの水に100gの塩を用意。(6ℓの水に1kgの塩の濃度の為)



塩水選をして浮いてきたお米を取り除きました。



塩水選で厳選した種もみは穴を開けた紙コップ(ネットの代わり)に入れて水でよく洗う。

その後、60℃のお湯を用意して8分お湯に浸ける。



お湯に浸けた後は3日間水に浸ける。

水は毎朝交換しました。



播種:5月16日(水) 
・用意した物:苗箱(土)、種もみ、太陽シート



種もみを蒔く方の土を水がひたひたになるくらいまで濡らす。

ちなみに床土はみどりの里で作っているものをわけてます。



種もみを蒔く



(もうひとつの苗箱の)乾いた土を上から被せる。



太陽シートを被せる



播種から1日目 5月17日(木)
発芽している



播種から6日目 5月22日(火)
苗を水に浸ける。苗の長さは5cmほど



水に浸けた日の夜、大量のナメクジ発生!!
   ↓
苗の場所を草木が生い茂る中庭からコンクリートの玄関付近に移動
   ↓
翌日、ナメクジは1匹しかいなかった。



現在、毎朝職員が水の入れ替えを行っている。

ネットを上にかぶせ、鳥対策をしている。



5月26日(土)



5月28日(月) 播種から12日目 苗の長さ:11cm

ナメクジ対策はどうすればいいのか?

シンシアでは、周囲にコーヒーをまく、ビールを苗のそばに置く、

10円玉など銅を周囲に置くという意見が出ている。

と皆に質問してくれました。

みどりの里ではイチゴのナメクジ対策はまさに無肥料にすることでした。

これでほぼ寄って来なくなりました。

ナメクジは夜動くので目で見ているのではなく

臭いを感知して動いていると思われます。

ナメクジが寄ってくるとすれば

臭いのもとがあるはずです。

発酵しているものが近くにあったり

土の中にあったりするはずです。

なので臭いでおびき寄せる対処法は

あだになる可能性もあるので注意です。

有機栽培イチゴを作っていたときは

ビールを試したけど

解決にはいたりませんでした。



障害者福祉施設のぽかぽかワークス 工藤 勉さんです。



2017年5月24日

昨年はまだよくわかっていなかったので苗作りはうまくいきませんでした。



今年もみどりの里の塩水選や土入れ作業を手伝いながら覚えて

みどりの里の稲の苗用の土を分けてもらい



2018年4月26日に塩水選をしました。

温湯殺菌は熱湯を作ってやりました。



4月26日~5月1日まで浸種、催芽して



5月2日に播種しました。



太陽シートの代わりに

反射シートポリシャインを使いました。



5月8日に反射シートを外して



防虫ネットを鳥よけで使いました。



5月15日



5月27日

水は水道水をやめて地下水からとりました。

今年はいい苗が作れました。



畑をやっているのですが、



もとが田んぼなので水はけが悪く

畝間にすぐ水がたまってしまいます。

水を抜くところもなく周りのほうが高い場所です。

それでも頑張って水を抜いていたのですが、



周囲で田んぼが始まって

その水が襲い掛かってきました。

止められないです。

どうしたらよいでしょうか?

この畑より低い場所がなく

水を落とす場所がないのなら

畑をやめましょう。

やるとしたら田んぼしかできないでしょう。

入ってくる水もとめられないようです。

田んぼはもともと水がたまるように

道よりも低い場所に作られます。

畑は道より高い場所になります。

これだけで水はけはものすごく差が出ます。

土を入れて道より高くするにも大量の土が必要となります。

水は必ず低い場所に集まります。

それより低い場所へ落とせない限り

水をポンプアップして排出するはめになり

手間がかかりすぎます。

地の利を生かした栽培に切り替えたほうが楽になれます。



無門福祉会の中本 健太さんです。



早生品種になるコシヒカリに挑戦です。

イセヒカリより寒い時期での育苗になります。

3/22 塩水選、温湯消毒
3/30 播種
    120g/枚
    床土:みどりの里床土100%
    覆土:みどりの里床土100%



ハウス内でハイマットを被せて加温
→ハウス内は15度~20度 ハイマット内は20度~25度と温度が十分に取れず…



発芽を確認



発芽にバラツキあり
中のほうが発芽遅い状態



ビニールトンネルで育苗
日がある日は締めていると35度超える日もあった
25度を目安に横を開けて温度を調整



出来るだけ発芽した状態にして移動
生育はまばら



これだけの差が出ている



緑化が進み、生育が揃ってきた



発芽は全部したが、初期生育からの成長のバラツキはそのままに成長している



田植え 5/10
初期生育にバラツキがあったものの、最終的にほぼ全ての苗トレイが田植え出来るサイズまで成長した。
(バラツキがあったため多少の老化苗もあった)





やまのぶの山中勲会長が来てくれていたので

9月9日日曜日「ほがらか」にて企画している

自然栽培夢のランチとディナーのお知らせをしていただきました。

この日は木村秋則さんも来てくれます。

私たちは農福連携で自然栽培を進めていて

この日は障害者さんたちにも自分たちが頑張ってきたことを実感していただきたいと思って

日ごろ頑張ってくれてる障害者さんも障害者さんの親さんも、

勉強会に来てくれている農家さんたちも

日ごろ買い支えてくださっているお客さんも

一緒になって自然栽培の農産物を中心としたランチやディナーを楽しみたいと思ってます。

私たちの夢のディナーは価格が高いことではなく

障害者さんも一緒になって喜べる場としてのランチやディナーを考えてます。

この日は自然栽培や農福連携のプレゼンも現場の人にしてもらって

ここに並ぶ自然栽培野菜料理たちの農福連携ストーリーも楽しんでもらいたいです。

だから、9月9日に合わせて皆作付けお願いしますね。



自然栽培パーティーの理事長になった磯部さんにも

この夢のランチ、ディナーには協力していただいているので

障害者福祉施設で自然栽培やってるとこはどんどんこのイベントに参加してくださいね。

次は

みどりの里の自然栽培トマト連作障害プレゼンです。



今年はいつもと逆側にインゲンとミニトマトを作付けしました。



昨年まではいつもこのパターンでわざと連作し続けました。



すると今年は左6畝にいつもより早く青枯れが発生しました。

でも右側の畝はなんともないです。

くっきりと病気が出る畝と出ない畝が分かれました。





右側11畝が大丈夫です。

なぜだろうと過去の作付けを振り返ってみると



その病気の出ない11畝で今までインゲンを連作してミニトマトを作っていないのです。

そして6畝分だけが今までミニトマトばかり作ってきた場所でした。

その6畝より左にインゲンが今年から植えてあり

調子はいいです。

青枯れ病は高温と水と養分過多がそろうと発病します。

トマトは無肥料下でも養分過多になります。

なので気を付けていないと暑い地域は青枯れ病にかかりやすいです。

一度出すと病原菌が残り

かかりやすい畑になるので

輪作を取り入れたほうがリスクを回避できます。

いろいろ過去を振り返ると



ミニトマトがうまくいかなかったときに

早々と枝豆に切り替えた場所がありました。

このときの枝豆は素晴らしい結果が出ました。



次の年、前作大豆に変えたところは青枯れが多少あってもなんとか収穫が続いていたのですが、

連作していた場所は収穫が始まるあたりでパタパタ枯れていきました。

・エンドウ豆、ソラマメには連作障害を確認済み

・自然栽培での連作障害はじわじわと収穫時期が短くなり寿命が縮む

・連作障害の症状は葉色が濃くなりやすく、窒素過多に陥りやすく病害虫にやられやすい

・豆科が地力を回復させ、連作障害での病原菌などを減らせる可能性ある

・実物が収穫量が上がらなくなってきたら豆科に変える輪作が効果的かも

無肥料でも連作障害が起きる野菜はありそうだなと考えるようになりました。

オクラ、レタス、ピーマン、サツマイモ、カブ、ホウレンソウなどの葉物は5年以上同じ場所でやっても

特にこういう症状は出ていないので

連作障害を意識しないでもいいものもあります。

絶対がなく、ケースバイケースのほうが自然のルールに沿っているようにも思えます。



最後は名城大学 礒井先生です。



リン酸は酸性土壌ではアルミニウムや鉄と結びつき植物は吸収できなくなります。

中性やアルカリ性だとリン酸はカルシウムと結びつき

植物は吸収できるようになります。



リン酸は窒素と比べると濃度も薄く

移動もしにくいので

欠乏が出やすいです。


渡辺和彦
原色野菜の要素欠乏・過剰症
農文協 2002


渡辺和彦
原色野菜の要素欠乏・過剰症
農文協 2002


D.M. Sylvia et al. : Principles and Applications of Soil Microbiology. Prentice Hall , 1999

土の中のイメージです。

根(R)に菌根菌(My)が寄生しています。


梅谷献二・加藤肇 農業有用微生物 養賢堂 1990

アーバスキュラー菌根菌が薄くて移動しにくく

根だけでは捕まえきれないリン酸を捕まえてくれる役割を果たします。


森ら 中部土壌肥料研究 105 46-47 2016

不耕起無除草無施肥が菌根菌感染率が高いです。


森ら 中部土壌肥料研究 105 46-47 2016

大豆も同様です。


晝間  NPO無施肥無農薬栽培調査研究会2017年度研究報告会資料  34-35

アブラナ科には菌根菌が寄生しないのですが、

代わりに他の菌が寄生してリン酸を供給しているようです。


https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4826447

リン酸が少ない環境化で他の菌を足したら生育がよくなったときの

根に他の菌がリン酸を運ぶ様子です。

アブラナ科は菌根菌の役割を他の菌を使ってやっていたから

アブラナ科に菌根菌は寄生しなくてもリン酸を十分に吸収できるんです。

一つ一つの土の中のストーリーが見させていただけるのも

礒井先生のおかげですね。

また栽培に活かしていきましょう。


次回は
6月25日月曜日18時半~20時
豊田市若草町2-6-8「ほがらか」で開催します。

皆様のご参加お待ちしております。  


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Posted by みどりの里 at 18:58 │イベント

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2018年06月20日

やまのぶ新入社員研修



今年もやまのぶ新入社員研修でみどりの里へ5名が来てくれました。

もうこっちは田んぼ畑作業がたまりにたまっていたので

非常に助かってます。

今回は田んぼの除草ではなく

畑作業に入れました。

自然栽培ミニトマトのフラワーネット張りが遅れていたので

ここでやまのぶ新入社員とみどりの里と無門福祉会の連携作業となりました。



新入社員さんたちがネットを結びつけていきます。

無門さんの障害者さんたちは結べないので

ひもを切って用意していきます。



皆がどんどん作業を進めるので

ひももがんばって切らないと間に合いません。

みどりの里メンバーはフラワーネットを25mに切って用意していきます。

これもけっこう追われていました。

この感じがすごくいいです。

農福連携で障害者さんが活躍すると口で言っても伝わらないものです。

この中に入って健常者も障害者も一緒に仕事をすることで

ものすごく作業が進みます。

仕事の中にはちょっとした作業というのがあり

ここではひもを切っておくような作業や

フラワーネットをちょっと持ってもらったり

そんなちょっとした作業に障害者さんたちの手が活きてきます。

実際防草シート張りでは障害者さんたちが先に広げておいてくれるサポートをしてくれたおかげで

100m8本と25m20本の防草シート張りが半日で終わりました。

こういう互いを意識し合う仕事だと

さぼる人も出てこないし

障害者さんたちも自分がやらなきゃいけないと率先して仕事を進めてくれます。

最近は自分で仕事を見つけるまでになってきました。



ニンニク収穫もこの連携で進めました。



掘る人もいれば

葉や根を切る人

運ぶ人など障害者さんも健常者も一緒に作業することでうまくいきます。



自然栽培ジャンボニンニクがたくさん採れました。



ミニトマトも色んできてます。

この写真は6月7日の写真なので

もう房ごと色んでます。



豊森なりわい塾のメンバーが来てくれたときに

自然栽培の美味しさを話していて

本当に美味しいか証明せねばと思って

このミニトマトを食べていただきました。

「おいしいー!!」

「悔しいけどおいしい」

と言ってもらえました。

農福仲間皆で頑張って育ててきた自然栽培夏野菜たちもそろそろ出荷されますので

楽しみにしていてください。


  


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Posted by みどりの里 at 10:29 │野菜

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2018年06月18日

自然栽培田んぼ除草



6月前半はずっと除草機に乗ってました。

このとき雑草を見る前に除草除草とやっていくのが

一番効果的な除草方法です。

もう雑草が出てたら効果はかなり落ちます。



歩行型やチェーンも入れて田んぼに合わせて除草機を入れました。

除草剤があるとないとでは全く違う稲作になります。



ママさんたちとの自然栽培田んぼでは

ママさんたちは手押しの除草機やチェーン除草に入っていました。

今年で5年目のママさんも多くいますので

どこが勝負の分岐点になるかよくわかってます。

手押しの除草機のかけ方を再度念入りに教えました。

田植え機での田植えはまだ経験していないので

田植え機で私が植えた皆の田んぼの条がよくわからないようでした。

来年は田植え機での田植えも経験させてあげたいです。

毎年新しい何かを経験して腕を上げてもらって

だんだん自然栽培稲作が完全にできるママさんになってもらう予定です。

そんなママは自然栽培農家を除けば日本にほとんどいないでしょう。

なんて面白いプロジェクトでしょう。



除草機の期間が終わればすぐに打ち合わせを各自して

手除草に入ります。

草に負けるわけにはいかないと

危機感がママさんたちの背中を押しています。

もう感覚は自然栽培農家ですね。

毎日誰かが田んぼに入ってます。

田んぼが賑やかだとその地域もなんだか賑やかに見えてきて安心感が生まれます。



昨年からの泥をためるを意識した稲作は確実に変化しつつあります。

泥が増えると除草機の効果が大きくなります。

でも以前のようにガリガリ深くかけることができなくなりました。

深く除草機をかけると泥が動きすぎて稲が潰れます。



水がよく抜けてしまうざる田んぼが

水が抜けにくくなって

少量の水でも水位を維持できるようになりました。



うちの田んぼでもストレートアライブさんたちを手除草に入ってもらってますが、

クサネムという豆科の雑草が減りました。

あまり見かけないです。

豆科が減るということは

土がやせている状態から抜け出しつつあるということかもしれません。

うちには砂地で保肥力も小さく、

水も川の上流のきれいな水なので養分が少なくて

自然栽培が難しくなるエリアがあります。

そんな場所でも無肥料無農薬でやりきるにはどうしたらいいか考えた結果

流亡を防ぐのが一番理にかなっているだろうと昨年から泥をためるを試みています。

雑草を防ぐのにも効果がありそうだなとやっているのですが、



こうして除草機が入った跡がしっかりわかるくらい出てしまうところもあれば



きれいなままのところもあります。

泥は田んぼの低いところに集まります。

高い場所は泥が流れ落ちてしまうためか

草が生えやすい傾向があります。

水が浅くなりやすいことも要因でしょう。

田んぼ1枚がいきなり全部草が少なくなることはないと思ってます。

泥がたまりやすい低いところから少しずつ減ってくれたら助かります。



除草機が入れなくなったら深水の管理に切り替えていきます。

泥をためてオタマジャクシとタニシが増えてきてるような気もします。

これはきちんと比較していないので思い過ごしかもしれませんが

少しづついい方に変化しているような感じがしてます。








  


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Posted by みどりの里 at 10:34 │お米

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2018年05月28日

第43回勉強会

4月23日に開催された勉強会の内容です。



自己紹介は堀部沙也加さんです。

大学生ですが、オイスカで農業体験をして

畑で野菜が採れてそれを食べたときにすごく感動しました。

多くの方にその感動を伝えたくて

大学で学生団体を立ち上げて他の方々にも農業体験ができるようにしたいです。

現在みどりの里で作業を手伝いながら模索中です。



名古屋文理大学の中村麻里先生です。

今回は皆さんにアンケートをとらせてくださいとのお願いでした。

勉強会や農福連携に興味を持っていただけて、

皆さんへのインタビューやアンケート結果の情報をもとに

皆さんとの勉強会や農福連携などを本で紹介していただけるそうです。

中村先生から取材などお願いがあるときはぜひ受けてくださいね。

次回アンケート結果を勉強会でやってくれます。



ストレートアライブの今枝稚加良さんです。

今回はかぼちゃの自然栽培です。

まだ栽培が完成したとは言えないようですが、

今までやってきた経験をお話ししていただきました。



失敗談もあるので貴重な情報になると思います。



風対策のあんどんはすごくいいです。



畝無しの状態です。

低いところに水がたまり、そこは枯れてしまいます。

なぜ畝を立てるのかよくわかる事例です。



春作と秋作で分けて畝を使いました。



つるが伸びるスペースも畝を立てておいて次の作付けに使いました。



かぼちゃの玉返しができずにグランドマークがついてしまいました。

この事例には卵のパックを3~4重にして下に敷くと回避できると

お金のかからない方法を教えてくれる方もいました。



種先を切ると発芽がそろうと聞いて

試してみたら



良かったです。



猪の被害もありました。

猪地帯では防護柵なしでは作れないです。

最後までわからないのがうどんこ病対策です。

水はけをよくすることやカボチャの体作りをしっかりやってから実をつけるくらいしか

思いつかないです。

うどんこ病にかかったカボチャは根が小さかったです。

うどんこ病が出ないという方もいますが、

なぜなのかは本人もわからなかったです。

4月下旬に栗かぼちゃを植えて毎年出ないそうです。



美岳小屋の林剛さんの自然栽培落花生です。



ほ場の準備です。
4月にマルチを張り、畝幅60(天場)、高さ10センチ
通路50、株間30、条間45センチで作付けしました。
黒マルチとぎんねずマルチで試しましたが生育に差はありませんでした
うちのほ場は、粘土と砂地が混ざったような若干粘土寄りのほ場です。

各畝の中央にカラス対策のテグスが貼ってあります。
カラスの生態を調べていたら、とある文献に両翼を広げる幅ぐらい
約1M程度に障害物があると寄り付かないとあり、
各畝に張ったら全くきませんでした。
収穫まで貼りっぱなしでした。



落花生の発芽は最低気温12℃以上、最低生育温度は15℃のため、
最低気温が15℃を超えるようになったら播種しています。
昨年は5月7日に播種
各穴に2粒づつまいていきました。
穴の大きさが黒マルチは6CMと小さく、発芽後うまくマルチから出れない
子もいたので、全て手で出してあげるという失敗がありました。
発芽率は70〜80%で1週間から10日で発芽しました。
出なかった所をマキなおしました。



この時期は、株元と通路の草取りを行いました。



6月上旬になり、株が大きくなり、開花しそうになってきたので
マルチをはがしました。
もう少し遅くまでマルチを張っていたかったのですが、
昨年は穴が小さかったので、早めにはがしました。
真ん中に切り込みを入れ、両サイドを通路に置きながらはがしていきました
こうすれば通路で回収でき、テグスも外さずにすみます。



昨年は6月16日ごろ開花しました。
この頃中耕と土寄せを行いました。

この時期になると草の勢いもすごくなってくるので、
研修後などに株元や通路の草取りを行なっていました。



6月27日ぐらいに潜り始めました。
この頃の畑の様子



7月から8月上旬は、暇さえあれば草取りというぐらいひたすら戦っておりました。



病害虫では、生育初期には根切り虫にやられる株がありました。
7月からは白絹病がナカテユタカでは見受けられました。
抜く場合と抜かずで試したら、抜かないと隣の株へ移った場合もありました。

右の写真は、根粒菌の様子です。



やっと収穫だーと意気込んで収穫し、喜んだのも束の間で
3日間の雨や曇りに加え、高温多湿な気候により、
一気にカビてしまいました。
最初に収穫した落花生120KGのうち残ったのは、右の写真の分だけで
わずか3KGしかありませんでした。
本屋聞いたことを実践するだけではわからない農業の厳しさを痛感しました。



収穫後、1週間から10日ぐらいは逆さにして地干しにしました。
産地では、この後積み上げてぼっちにしますが、
うちではカビたりうまくいかなかったので、脱粒し、乾燥させました。



脱粒後、唐箕にかけ、ブルーシートに広げ、約1ヶ月天日で乾燥させました。
乾燥の目安は、水分計で5パーセントを目安に切り上げました。
産地では8〜9パーセントだそうです。
ぼっちに比べ、莢が直接陽に当たってしまうため、
水分の抜けが急激に行われやすくなりそうなので今後の課題です。



千葉農林総合研究センターから今年の1月に掲載された資料によると
産地でも秋の雨が多くカビが発生することからトンネルでの雨よけ乾燥の情報が
出ていました。
僕も今年試してみようと思います。



乾燥後は、選別し、麻袋に入れ、保管しています。
もともと消防やめたら珈琲屋をやろうとずっと勉強していた焙煎を生かし
自分で焙煎し、加工して販売しています。
今後余裕ができてきたら焙煎等で連携していけたらと思います。



ストレートアライブの近藤真人さんです。

農福連携の販売スタイルを確立してくれてます。





わくわく広場さんや、ニンジンクラブさん、アイチョイスさんなど

この1年頑張って販路拡大をしていきました。

みどりの里の販売先も全て任されて

生産者には生産に集中していただいて

自然栽培を中心に無農薬農産物の生産量を増やしていく計画です。



スナックエンドウをこのような収穫した形で納品していただければ



軽度な障害者さんたちが袋詰めしてくれます。

量産に向けて手が足りなくなるようであれば

農作業の軽作業も時給でやることができます。

今年は生産者との連携を更に強めていきたいです。

買取価格表とその後の販売先での値段も全て透明化して

価格は変動しないようにしています。

ということで勉強会に来ている生産者の皆さんに価格表を配りました。

来てる方々にも喜んでもらえる価格だったようです。

5月からやまのぶでのみどりの里自然栽培コーナーも設けました。

それぞれ農家がバラバラで販売をすると

すぐ価格競争になったり、

大きいロットでの需要に応えれなかったりと

生産で無農薬で頑張ったことが販売面で無効になることが多々あります。

小さなマーケットのイス取りゲームです。

本当は利便性を整えて

流通の仕組みを整えて

欲しいときに欲しいだけを渡せる環境を作れば

野菜の価格の安定はできます。

皆で情報交換してライバルになってしまうのではなく、

皆で情報交換をしてともに助け合える関係を構築して、

更にこの無農薬産業の発展に貢献していきます。

ストレートアライブの近藤さんにグループでの販売をまかせていきたいです。

グループ名は「とものわ」となってます。

と販売面からのプレゼンをやっていただけました。

また販売の現場からの事例が出てきてもいいですよね。

みどりの里からは農福連携と自然栽培プランターについてです。



ポット土詰めは冬場の安定した仕事でした。

ここで新しい障害者さんたちも定着させていきました。



皆が作ってくれた土での苗はいいものができました。



障害者さんたちは移植作業もやってみました。



その苗を定植も手伝いました。



不織布や防草シートなどを張るピンも作りました。



トンネル片づけ



稲のプール育苗のプールの砂入れ、レベル出し



稲の育苗用床土の砕土



床土運び



イチゴのパッキングなど

数多くの仕事もこなせています。

しかし、単発の仕事と仕事の間に重度な障害者さんの仕事が途切れそうになることがあります。

この先夏も暑いと外の作業も制限されます。

日陰のある倉庫での仕事が必要だなというところで



先ほどの自然栽培稲作の育苗土を活かしたプランター栽培を模索してみました。

プランターは買うと高いのでやまのぶから発砲スチロールをもらってきます。



皆で底に穴をあけます。





開けすぎのもありますが、

まあ楽しければいいかという感じです。



山砂と



自作の稲の育苗土と



くん炭を混ぜて土を作ります。





これらの過程は野菜のポット土づめでやっていたことなので

あっさり皆できました。



ラディッシュから試してみました。





育苗土30%はほしいところです。







1cmの深さの差のようです。





5cm以上はさほど関係なさそうです。





まあ30%が安心して見てられますね。

野菜苗を作るときは20%でやってます。



こういう栽培ができれば

重度な障害を持つ人にも安定した仕事が生まれます。

うちで重度と言う場合は生活介護レベルです。

でもそんな人たちも喜んで仕事に向かって

障害を軽くしていきます。

農作業で体を動かすことがリハビリになっているようです。

この重度な方たちの可能性を拡大したくてプランターも実験しています。

また面白い結果が出たら報告します。


次回は今日です。

5月28日月曜日 18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」 です。

ぜひ予定がつく方はご参加ください。

お待ちしております。















  


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Posted by みどりの里 at 14:22 │イベント

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2018年05月24日

自然栽培稲作の塩水選~田植え

毎日毎日田んぼです。

自分が畑やイチゴをやっていることを忘れるくらい田んぼ漬けです。

また今年もママさんたちや農福連携仲間をごちゃ混ぜにした

自然栽培稲作開始です。



塩水選では今年もママさんたちや農福連携仲間が集まって

勉強のためや、自分とこの分のためなど

それぞれの目的を持って集まって共同作業です。





温湯殺菌です。

とにかく自然栽培をやりたいママさん、障害者さん、福祉スタッフなど

混ぜることを意識してます。



浸種しておいて



その間に苗箱に自作の育苗用の土をいれていきます。



今年は早く準備しても大丈夫なように

土を入れる段階で水を打っておきます。

これで播種までに乾きやすかった床土は乾かなくなります。



芽が出はじめました。



子どもたちに頼んで乾かしてもらいます。



農福仲間呼んで播種しました。



育苗用プールに苗箱を並べます。



種籾には朝晩がまだ寒いので保温します。



ママさんたちは手まきなので別日に播種です。

子どもたちも連れて来てます。



発芽してます。



20日ほどで苗ができました。



早速田植えです。



無門福祉会の田口さんも自然栽培稲作が好きなのか

毎日来てくれてます。

稲作が楽しいらしいです。



そして本日グリーンママンさんたちの手植えです。

手植え面積が増えたので無門さんに手伝ってもらいました。



この手植えもママさんだけでなく、障害者さんも一緒にやりました。



きれいに植えてあります。



水を入れて田んぼらしくなりました。

まだ小さくて心もとないけど

1回目の除草までに少しでも大きくなってほしいところです。

まだあと1日田植えを残してます。

田んぼの除草という本当の勝負どころが田植えを終えると始まります。

今年もいろいろ試みています。

どんな結果になるか楽しみです。
  


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Posted by みどりの里 at 23:44 │お米

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2018年05月17日

「コトノネ」に載せていただけました



なんと障害者福祉をテーマにしている雑誌「コトノネ」

ありがたいことに載せていただけることになりました。



今、自然栽培と農福連携を一緒に進めている

皆との連携がピックアップされ

一緒に働いている障害者さんも取材を受けて

全員が主役の連携であることがわかる内容になってます。



畑へ行ってみると皆がコトノネに載せていただけたことを喜んでいました。



最近は暑さが来るのが年々早くなっていて

梅雨明けでよかった暑さ対策を5月中にやらないといけなくなってきました。

無門福祉会のみどりの里班の障害者さんたちがわらを運んで自然栽培ミニトマトたちを守ってくれています。



まだフラワーネット張りが終わっていないので

ストレートアライブの皆が頑張ってくれてます。



今はエンドウの時期で

スナップエンドウが終わりつつありますが、



グリーンピースへと続いてます。



いつも中を見るとかわいいなと思ってしまいます。

エンドウは自然栽培に最も向いている野菜ですね。

自然栽培で質と量を両方とれます。

グリーンピースが嫌いな人が

美味しいと言って食べられることがよく起きている自然栽培グリーンピースです。

生でも美味しいです。

これもかなりの量があるので

ストレートアライブさんの収穫班頼みです。



そして私はコンテナに座って・・・

ではなく自然栽培稲作の代かきに追われてます。

5町歩点在して田んぼがあるから

この時期は畑にときどきチェックに行く程度です。



そしてこれから共同で作っていく美岳小屋の林さんたちと

イチゴ最後の収穫と



次のイチゴの苗作りです。

ここに書いていないブルーベリー、野菜も進めるとなると

農福連携なしでは絶対越えられない仕事量です。

それでも農福連携や自然栽培農家と連携すれば

越えられる仕事量です。

とにかく私も障害者さんを含めた皆もたくさん自然栽培農産物を作りたいんでしょう。

もう今は私たちも障害者さんたちも皆夢中になって次の新しいストーリーを作ってます。

5/18に発売する「コトノネ」に皆の気持ちが載ってます。

本屋さんでも販売してますので

また気になる方はぜひお近くの本屋さんにお立ち寄りくださいませ。


  


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Posted by みどりの里 at 16:40 │お知らせ

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2018年05月07日

やまのぶに自然栽培みどりの里コーナーできました



自然栽培の売り場を作ることができました。

自然栽培をベースに無農薬野菜を置いていきます。

今日5月7日からスタートです。



こういった場所はみどりの里だけではとても作り維持することは無理です。

みどりの里は自然栽培で米やイチゴ、野菜、果樹などを栽培し続けているので

どうしても販売が単体だと手薄になってしまいます。

協力してくれているのが「ストレートアライブ とものわ」の近藤さんたちです。

みどりの里の生産面でも障害者さんたちを派遣してくれ

生産でも貢献してくれている農福連携仲間です。

彼らが販売担ってくれるおかげでこんなすてきなコーナーが生まれました。



まだ物が少ないかもしれませんが、

だんだん充実させていく予定です。



このコーナーは無農薬栽培をやっている新規就農者のためにもと思って作りました。

現在みどりの里では毎月第4月曜日に自然栽培を中心話題とした勉強会を開催しております。

ここに来てくれた生産者の野菜も一緒に並んでいく予定です。



ごんべいの里に私たちみどりの里は直接出荷することができるのですが、

新規就農などの小規模の段階の方ですと

スーパーの販売量や価格では全く合わせることができないので

なかなか繋げることができませんでした。



小量でも出荷できて、価格変動に巻き込まれない売り場が必要でした。

そういう売り場で小規模の無農薬生産者に生産力をつけていってもらって

ごんべいの里が求める量に応えられるようになれば

ごんべいの里に直接出荷できるようになります。

だからこのコーナーはごんべいの里という幹の枝のような存在です。

それでいきなりやまのぶにこういうコーナーを作っても

野菜がたくさん来すぎてしまうと売り切るために価格を下げなくてはならなくなります。

これがものすごくやっかいなことで

作りすぎると野菜は値段が下がってしまうのです。

需要と供給のバランスをとらなくてならないです。



ですから昨年から今年の冬は名古屋の売り場でみどりの里の自然栽培野菜を販売することを

近藤さんにお願いして外の売り場を開拓していただきました。

1年かけて開拓してなんとかそこへも自然栽培野菜を出荷することができるようになり

各売り場へ必要な量を必要なだけ出すことで

価格が大きく下がることのないようにすることが多少なりともできるようになりました。

こういう仕組みができ始めたので

念願のやまのぶでの展開を始めることができました。



みどりの里に期待してくださっていたやまのぶのお客さんに野菜を出せない時期が続いてしまい

申し訳なかったですが、

無農薬産業の発展のために必要な仕組みを手に入れましたので

これからに期待してください。



この仕組みは一見生産者にいいだけの仕組みに見えるかもしれません。

お客さんにしてみれば価格は下がったほうがうれしいです。

でも価格が下がった場合これは生産者が全てを被っています。

こういう状況の中で人知れず無農薬農家は消えていきます。

農薬を使えば原価は下げれますので

負け切らずに生き残れますが、

虫を手でとるような労力をかけている場合は

価格が下がればすぐ原価割れするので

赤字になってしまい、

来年の挑戦権を失います。

せっかく安心安全な食糧を少しでも多くの方へ届けたいと

純粋な夢を持って挑戦した人が

あっさりと消えてしまうような社会であってほしくないです。



みどりの里やストレートアライブ、無門福祉会が障害者さんと供に頑張ってこういった売り場を維持して

無農薬農家が売れなくて大切な野菜を捨てることのないように

来年も希望をもって自然栽培のような無農薬栽培を続けていけれるように

売り場を確保し続けていきます。

そして仲間を増やして皆さんに好きな時に好きなだけ

自然栽培のような無農薬農産物を手に入れられる社会にしていくことを約束しますので

どうか未来の無農薬産業の発展のために

ご協力のほどよろしくお願いします。

皆ですてきな社会を作っていけることを夢見てます。

  


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Posted by みどりの里 at 23:27 │お知らせ

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2018年04月24日

自然栽培稲作育苗土準備

もうすぐお米が始まります。



稲の育苗用の土を8か月発酵させて作った土です。



材料は山土、わら、米ぬか、燻炭です。

もうわらの原形がないまで分解が進んでいます。

ビニールハウスで雨よけしながら何度も切返して

空気や水分を一定に保ちながら作ってます。

今回最後の仕上げです。



砕土機で小石を取り除いて土を砕いていき

ベルトコンベヤーで土を袋詰めしやすくしています。

少人数でもできるように機械も駆使しますが、



この日の勢いで育苗土の入った袋をトラックに載せて

苗箱に土を入れる予定のみどりの里倉庫まで運び込みます。

今回はA型障害者さん(ストレートアライブ)と

B型障害者さんと生活介護レベルの障害者さん(無門福祉会)と

私たち農家と福祉職員全員で一致団結して仕事を終わらせます。

トラック4台分の土を

本当にあっという間に全部運びこめました。

A型の障害の軽い人は機械での作業に入れます。

B型や生活介護の障害が重い人は

とにかく運ぶのが得意です。

運ぶ能力は健常者と変わらない人が多いです。

私たちも一緒になって運んで

置く場所などのフォローをすれば頭数に入る仕事となり大活躍です。

この仕事は普段あまり働けない障害者さんも活躍できる貴重な仕事です。

活躍するといい顔になって輝き始めます。

これが面白くて

大変な仕事も楽しみな仕事へと変わっていきました。



終わった後私たちも職員も障害者さんも皆格別な喜びや充実感を感じてます。

彼らと一緒に農作業をすると

一つ一つの仕事に格別な喜びや感動があります。

それが繋がって生まれる自然栽培米を今年も皆で頑張って作りますので

皆さん楽しみにしていてください。
  


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Posted by みどりの里 at 18:37 │お米

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2018年04月22日

第42回勉強会

3月26日月曜日に開催された勉強会の内容です。



(株)ウェルシードの細見さんが茨城から来てくれてました。

勉強会にはたびたび参加してくれるので

種や苗などでお世話になってる人もいますよね。



糖度の高いケールが新しく出たので

栽培計画に組み込んでみてはどうでしょうと提案してくれました。

また気になる方は細見さんに聞いてみてくださいね。



名古屋文理大学 健康生活学部 フードビジネス学科 中村麻里教授が来てくれました。

社会学という人を対象にした調査で

調査地が豊田市ということでしたので

勉強会とか農福連携とか調査してくださいとお願いしたところ

快く勉強会に参加してくださいました。

次回皆さんにアンケートをとらせてほしいとのことなので

皆さんご協力のほどお願いします。



秀明自然農法の安田喜治さんが自然栽培稲作のプレゼンをしてくれました。



わらはすきこんでいます。





スズメノテッポウはなるべく生やしてすきこんでいます。









土は山からとってきてます。



発芽したのでまきやすいように乾燥させます。



ポット苗です。



苗場をならします。



土と密着させるために苗箱を並べたあとに

苗箱の上から鎮圧します。















代かきを3回して種を浮かせて取り除きます。







ここまで大きく育てられます。

ここまで大きく育てておくと

最初から深水管理ができます。

10cmの深さがあればコナギは抑えられます。

8cmだと発芽してきます。



ポット苗専用田植え機です。

ポット苗は田に水を張ったままでも植えれるそうです。

でも水を張って植えると船酔いしてくるらしくやめました。



代かき後中4日で竹ぼうきでの除草作業をします。

ポット苗は活着が早いので

田植え後日をまたなくてもすぐに除草作業ができます。



チェーン除草とどちらが有効かと聞いてみると

チェーン除草と効果は同じくらいで

竹ぼうきをばらして作った除草機は軽いので

それで竹ぼうき除草を採用したそうです。



雑草が出てしまうところは

機械除草します。













アメリカミズキンバエが生えてしまったところは

除草に入りました。



草が生えてこなくなったところは機械除草なしでもできます。





11月は周りが稲刈りを終えているので

スズメの害があるのではと思い質問してみると

最後自分の田の稲だけになるところはスズメの害はあるようです。

周りが刈るのが遅いところだと被害は少ないです。

安田さんは種を無くしていくことや

初期除草をできるだけ早くしっかりかけること

深水で管理していくことで雑草をかなり少なくすることに成功しています。

安田さんの写真には日付けが入っているので

自然栽培稲作やられる方は参考にしやすいですね。

次は



秀明自然農法から大倉千鶴さんが自然栽培畑のプレゼンをしてくれました。



タイガーメロンがうまくいきました。

条間1mの株間50cmの密植で

つるを全て同じ方向に伸ばしていきます。



すると雑草に負けずに育ってくれました。





収穫を大勢で楽しめたようですね。

お茶の事例も紹介してくれました。





チャドクガにやられてしまったお茶畑です。

原因は排水マスがつまっていて排水がうまくいっていなかったようです。



まずはそこをきれいにしました。

それだけでは改善は不十分だということで



お茶畑にオーガで深さ20~30cmの穴を掘っていきました。



こうして所々に穴を掘っておくと土の空気と水の循環がうまくいって

土が非常に柔らかくなるそうです。

すると



翌年お茶畑は復活しました。

矢野智徳さんに教えていただいた方法です。

道法正徳さんにも教えていただいた植物ホルモンを活用する方法で野菜も試しました。



枝を立たせる方法で育てていきます。

きれいなナスがたくさん採れました。



甘長ピーマンも枝を立たせると効果がありました。

あとは腐葉土作りや温床の作り方も紹介してくれました。

これらは前の勉強会でもやってくれてますのでチェックしてみてください。

大倉さんが固定種の種をたくさん持ってきてくれていたので

多くの方が購入することができ

今シーズンもいろんな事例が出てきてくれることを期待してます。



最後は名城大学の礒井先生です。

3月に私も行ってきた無肥研の報告会の内容を一部紹介してくださいました。

表は数字が小さすぎてブログに出せないので

グラフを主に紹介していきます。



どこの場所も収量のアップダウンがありますが、

年によって共通した動きではないです。

でも収穫量が上がりやすいところは高めの位置でのアップダウンで

収穫量が下がりやすいところは低めの位置でアップダウンをしています。





水深を変えて栽培します。



深水を取り入れると最高分茎まで到達する日数と開花期までの日数が

自然栽培にむくと言われる晩生のベニアサヒが増えています。







左が品種の違い、右が場所の違いです。

ベニアサヒがいいようです。

場所もいいとこ悪いとこがはっきり出てます。







水田内の位置でも収量が上がりやすい箇所と上がりにくい箇所があります。

ECでそれが出るところと出なかったところがありました。

今回も多くの事例などのプレゼンありがとうございました。


次回は明日4月23日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

ネタ募集中です。

よろしくお願いいたします。




  


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Posted by みどりの里 at 16:55 │イベント

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