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2018年05月17日

「コトノネ」に載せていただけました



なんと障害者福祉をテーマにしている雑誌「コトノネ」

ありがたいことに載せていただけることになりました。



今、自然栽培と農福連携を一緒に進めている

皆との連携がピックアップされ

一緒に働いている障害者さんも取材を受けて

全員が主役の連携であることがわかる内容になってます。



畑へ行ってみると皆がコトノネに載せていただけたことを喜んでいました。



最近は暑さが来るのが年々早くなっていて

梅雨明けでよかった暑さ対策を5月中にやらないといけなくなってきました。

無門福祉会のみどりの里班の障害者さんたちがわらを運んで自然栽培ミニトマトたちを守ってくれています。



まだフラワーネット張りが終わっていないので

ストレートアライブの皆が頑張ってくれてます。



今はエンドウの時期で

スナップエンドウが終わりつつありますが、



グリーンピースへと続いてます。



いつも中を見るとかわいいなと思ってしまいます。

エンドウは自然栽培に最も向いている野菜ですね。

自然栽培で質と量を両方とれます。

グリーンピースが嫌いな人が

美味しいと言って食べられることがよく起きている自然栽培グリーンピースです。

生でも美味しいです。

これもかなりの量があるので

ストレートアライブさんの収穫班頼みです。



そして私はコンテナに座って・・・

ではなく自然栽培稲作の代かきに追われてます。

5町歩点在して田んぼがあるから

この時期は畑にときどきチェックに行く程度です。



そしてこれから共同で作っていく美岳小屋の林さんたちと

イチゴ最後の収穫と



次のイチゴの苗作りです。

ここに書いていないブルーベリー、野菜も進めるとなると

農福連携なしでは絶対越えられない仕事量です。

それでも農福連携や自然栽培農家と連携すれば

越えられる仕事量です。

とにかく私も障害者さんを含めた皆もたくさん自然栽培農産物を作りたいんでしょう。

もう今は私たちも障害者さんたちも皆夢中になって次の新しいストーリーを作ってます。

5/18に発売する「コトノネ」に皆の気持ちが載ってます。

本屋さんでも販売してますので

また気になる方はぜひお近くの本屋さんにお立ち寄りくださいませ。


  


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Posted by みどりの里 at 16:40 │お知らせ

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2018年05月07日

やまのぶに自然栽培みどりの里コーナーできました



自然栽培の売り場を作ることができました。

自然栽培をベースに無農薬野菜を置いていきます。

今日5月7日からスタートです。



こういった場所はみどりの里だけではとても作り維持することは無理です。

みどりの里は自然栽培で米やイチゴ、野菜、果樹などを栽培し続けているので

どうしても販売が単体だと手薄になってしまいます。

協力してくれているのが「ストレートアライブ とものわ」の近藤さんたちです。

みどりの里の生産面でも障害者さんたちを派遣してくれ

生産でも貢献してくれている農福連携仲間です。

彼らが販売担ってくれるおかげでこんなすてきなコーナーが生まれました。



まだ物が少ないかもしれませんが、

だんだん充実させていく予定です。



このコーナーは無農薬栽培をやっている新規就農者のためにもと思って作りました。

現在みどりの里では毎月第4月曜日に自然栽培を中心話題とした勉強会を開催しております。

ここに来てくれた生産者の野菜も一緒に並んでいく予定です。



ごんべいの里に私たちみどりの里は直接出荷することができるのですが、

新規就農などの小規模の段階の方ですと

スーパーの販売量や価格では全く合わせることができないので

なかなか繋げることができませんでした。



小量でも出荷できて、価格変動に巻き込まれない売り場が必要でした。

そういう売り場で小規模の無農薬生産者に生産力をつけていってもらって

ごんべいの里が求める量に応えられるようになれば

ごんべいの里に直接出荷できるようになります。

だからこのコーナーはごんべいの里という幹の枝のような存在です。

それでいきなりやまのぶにこういうコーナーを作っても

野菜がたくさん来すぎてしまうと売り切るために価格を下げなくてはならなくなります。

これがものすごくやっかいなことで

作りすぎると野菜は値段が下がってしまうのです。

需要と供給のバランスをとらなくてならないです。



ですから昨年から今年の冬は名古屋の売り場でみどりの里の自然栽培野菜を販売することを

近藤さんにお願いして外の売り場を開拓していただきました。

1年かけて開拓してなんとかそこへも自然栽培野菜を出荷することができるようになり

各売り場へ必要な量を必要なだけ出すことで

価格が大きく下がることのないようにすることが多少なりともできるようになりました。

こういう仕組みができ始めたので

念願のやまのぶでの展開を始めることができました。



みどりの里に期待してくださっていたやまのぶのお客さんに野菜を出せない時期が続いてしまい

申し訳なかったですが、

無農薬産業の発展のために必要な仕組みを手に入れましたので

これからに期待してください。



この仕組みは一見生産者にいいだけの仕組みに見えるかもしれません。

お客さんにしてみれば価格は下がったほうがうれしいです。

でも価格が下がった場合これは生産者が全てを被っています。

こういう状況の中で人知れず無農薬農家は消えていきます。

農薬を使えば原価は下げれますので

負け切らずに生き残れますが、

虫を手でとるような労力をかけている場合は

価格が下がればすぐ原価割れするので

赤字になってしまい、

来年の挑戦権を失います。

せっかく安心安全な食糧を少しでも多くの方へ届けたいと

純粋な夢を持って挑戦した人が

あっさりと消えてしまうような社会であってほしくないです。



みどりの里やストレートアライブ、無門福祉会が障害者さんと供に頑張ってこういった売り場を維持して

無農薬農家が売れなくて大切な野菜を捨てることのないように

来年も希望をもって自然栽培のような無農薬栽培を続けていけれるように

売り場を確保し続けていきます。

そして仲間を増やして皆さんに好きな時に好きなだけ

自然栽培のような無農薬農産物を手に入れられる社会にしていくことを約束しますので

どうか未来の無農薬産業の発展のために

ご協力のほどよろしくお願いします。

皆ですてきな社会を作っていけることを夢見てます。

  


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Posted by みどりの里 at 23:27 │お知らせ

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2018年04月24日

自然栽培稲作育苗土準備

もうすぐお米が始まります。



稲の育苗用の土を8か月発酵させて作った土です。



材料は山土、わら、米ぬか、燻炭です。

もうわらの原形がないまで分解が進んでいます。

ビニールハウスで雨よけしながら何度も切返して

空気や水分を一定に保ちながら作ってます。

今回最後の仕上げです。



砕土機で小石を取り除いて土を砕いていき

ベルトコンベヤーで土を袋詰めしやすくしています。

少人数でもできるように機械も駆使しますが、



この日の勢いで育苗土の入った袋をトラックに載せて

苗箱に土を入れる予定のみどりの里倉庫まで運び込みます。

今回はA型障害者さん(ストレートアライブ)と

B型障害者さんと生活介護レベルの障害者さん(無門福祉会)と

私たち農家と福祉職員全員で一致団結して仕事を終わらせます。

トラック4台分の土を

本当にあっという間に全部運びこめました。

A型の障害の軽い人は機械での作業に入れます。

B型や生活介護の障害が重い人は

とにかく運ぶのが得意です。

運ぶ能力は健常者と変わらない人が多いです。

私たちも一緒になって運んで

置く場所などのフォローをすれば頭数に入る仕事となり大活躍です。

この仕事は普段あまり働けない障害者さんも活躍できる貴重な仕事です。

活躍するといい顔になって輝き始めます。

これが面白くて

大変な仕事も楽しみな仕事へと変わっていきました。



終わった後私たちも職員も障害者さんも皆格別な喜びや充実感を感じてます。

彼らと一緒に農作業をすると

一つ一つの仕事に格別な喜びや感動があります。

それが繋がって生まれる自然栽培米を今年も皆で頑張って作りますので

皆さん楽しみにしていてください。
  


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Posted by みどりの里 at 18:37 │お米

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2018年04月22日

第42回勉強会

3月26日月曜日に開催された勉強会の内容です。



(株)ウェルシードの細見さんが茨城から来てくれてました。

勉強会にはたびたび参加してくれるので

種や苗などでお世話になってる人もいますよね。



糖度の高いケールが新しく出たので

栽培計画に組み込んでみてはどうでしょうと提案してくれました。

また気になる方は細見さんに聞いてみてくださいね。



名古屋文理大学 健康生活学部 フードビジネス学科 中村麻里教授が来てくれました。

社会学という人を対象にした調査で

調査地が豊田市ということでしたので

勉強会とか農福連携とか調査してくださいとお願いしたところ

快く勉強会に参加してくださいました。

次回皆さんにアンケートをとらせてほしいとのことなので

皆さんご協力のほどお願いします。



秀明自然農法の安田喜治さんが自然栽培稲作のプレゼンをしてくれました。



わらはすきこんでいます。





スズメノテッポウはなるべく生やしてすきこんでいます。









土は山からとってきてます。



発芽したのでまきやすいように乾燥させます。



ポット苗です。



苗場をならします。



土と密着させるために苗箱を並べたあとに

苗箱の上から鎮圧します。















代かきを3回して種を浮かせて取り除きます。







ここまで大きく育てられます。

ここまで大きく育てておくと

最初から深水管理ができます。

10cmの深さがあればコナギは抑えられます。

8cmだと発芽してきます。



ポット苗専用田植え機です。

ポット苗は田に水を張ったままでも植えれるそうです。

でも水を張って植えると船酔いしてくるらしくやめました。



代かき後中4日で竹ぼうきでの除草作業をします。

ポット苗は活着が早いので

田植え後日をまたなくてもすぐに除草作業ができます。



チェーン除草とどちらが有効かと聞いてみると

チェーン除草と効果は同じくらいで

竹ぼうきをばらして作った除草機は軽いので

それで竹ぼうき除草を採用したそうです。



雑草が出てしまうところは

機械除草します。













アメリカミズキンバエが生えてしまったところは

除草に入りました。



草が生えてこなくなったところは機械除草なしでもできます。





11月は周りが稲刈りを終えているので

スズメの害があるのではと思い質問してみると

最後自分の田の稲だけになるところはスズメの害はあるようです。

周りが刈るのが遅いところだと被害は少ないです。

安田さんは種を無くしていくことや

初期除草をできるだけ早くしっかりかけること

深水で管理していくことで雑草をかなり少なくすることに成功しています。

安田さんの写真には日付けが入っているので

自然栽培稲作やられる方は参考にしやすいですね。

次は



秀明自然農法から大倉千鶴さんが自然栽培畑のプレゼンをしてくれました。



タイガーメロンがうまくいきました。

条間1mの株間50cmの密植で

つるを全て同じ方向に伸ばしていきます。



すると雑草に負けずに育ってくれました。





収穫を大勢で楽しめたようですね。

お茶の事例も紹介してくれました。





チャドクガにやられてしまったお茶畑です。

原因は排水マスがつまっていて排水がうまくいっていなかったようです。



まずはそこをきれいにしました。

それだけでは改善は不十分だということで



お茶畑にオーガで深さ20~30cmの穴を掘っていきました。



こうして所々に穴を掘っておくと土の空気と水の循環がうまくいって

土が非常に柔らかくなるそうです。

すると



翌年お茶畑は復活しました。

矢野智徳さんに教えていただいた方法です。

道法正徳さんにも教えていただいた植物ホルモンを活用する方法で野菜も試しました。



枝を立たせる方法で育てていきます。

きれいなナスがたくさん採れました。



甘長ピーマンも枝を立たせると効果がありました。

あとは腐葉土作りや温床の作り方も紹介してくれました。

これらは前の勉強会でもやってくれてますのでチェックしてみてください。

大倉さんが固定種の種をたくさん持ってきてくれていたので

多くの方が購入することができ

今シーズンもいろんな事例が出てきてくれることを期待してます。



最後は名城大学の礒井先生です。

3月に私も行ってきた無肥研の報告会の内容を一部紹介してくださいました。

表は数字が小さすぎてブログに出せないので

グラフを主に紹介していきます。



どこの場所も収量のアップダウンがありますが、

年によって共通した動きではないです。

でも収穫量が上がりやすいところは高めの位置でのアップダウンで

収穫量が下がりやすいところは低めの位置でアップダウンをしています。





水深を変えて栽培します。



深水を取り入れると最高分茎まで到達する日数と開花期までの日数が

自然栽培にむくと言われる晩生のベニアサヒが増えています。







左が品種の違い、右が場所の違いです。

ベニアサヒがいいようです。

場所もいいとこ悪いとこがはっきり出てます。







水田内の位置でも収量が上がりやすい箇所と上がりにくい箇所があります。

ECでそれが出るところと出なかったところがありました。

今回も多くの事例などのプレゼンありがとうございました。


次回は明日4月23日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

ネタ募集中です。

よろしくお願いいたします。




  


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Posted by みどりの里 at 16:55 │イベント

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2018年04月08日

うどんこ病出ない自然栽培イチゴ



イチゴも春になってどんどん大きくなってきました。



葉が茂りまくってます。



今年はうどんこ病を一切出さずに栽培できてます。



きれいなままでいてくれてます。

ちなみにうどんこ病とは



こういううどんこのような白い粉がついたような状態になってしまう病気で

この病気でイチゴが枯れることはない程度の病気ですが、

イチゴは全く売り物にならなくなるため

出ると最悪です。

しかも空気感染していくので

出始めるとどんどんうつっていくので

手が付けられなくなります。

実はここ2年ほどこの病気に負けてました。

冬の栽培管理(温度と水)を繊細にやれないと

冬にちらほら出始めて

そこで止められないと

春に暴発します。

昨年の冬はちらっと出たのですが、

今回はきっちり抑えました。

今1粒も出てない状態なら逃げ切れます。

これで勝率が5割になったかというところです。

今年は朝日を遮るほど大きくなった隣の竹林を農福連携パワーで伐採して

ついでに借りて開墾しました。

おかげでいつもうどんこ病が出始める場所の日当たりが良くなって

うどんこ病を抑えたまま4月を迎えれました。



今日は日曜なので

農福仲間がいないので

子どもたちを出動させました。



うちは習い事とか全くやっていないので

基本的に子どもは暇してます。

そろそろ大きくなってきて有り余る子どもパワーを仕事に向けさせてみたら



シートをうまいこと張れるようでした。



報酬は自然栽培イチゴということで成立です。



有り余るエネルギーをブルーベリーにぶつけたようです。

手にはブルーベリーの枝が・・・

この年齢ではまだ仕事はできんので

畑へ連れていくと害虫とそう変わらないです。



今日は寒いけど

ここのところの暖かさで一気に葉が出て花が咲き始めました。



ブルーベリーは下向きのスズランみたいなきれいな花を咲かせます。

イチゴハウスで働いていたミツバチをここに放したくなります。

そしたらまた増えるんじゃないでしょうか。

春は大忙しですが、

いろんなことに挑戦したくなる季節です。




  


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Posted by みどりの里 at 22:54 │いちご

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2018年03月21日

第41回勉強会

2月26日開催いたしました、第41回勉強会の内容です。

今回の自己紹介は



棚宗サラダ園の石川さんが連れて来てくださった

(株)ほうろく屋の杉崎学さんです。

ほうろく屋さんのほうろく菜種油は

原料の菜種は無農薬無化学肥料栽培で作った国産で

天日干し、薪で火をくべて焙煎し、伝統的手法で時間と手間を惜しまず作った油です。

1本1本を手詰めで瓶に入れています。

そんな菜種油は酸化しづらく、

何度でも使用でき、捨てないですむ油となっています。

揚げ物を食べても胸やけすることはない菜種油です。

杉崎さんは若者を元気にする活動が先でして

ひきこもりなどの子たちを元気にするために菜種油や農園をやっています。



棚宗サラダ園の自然栽培サツマイモをほうろく菜種油で揚げたお菓子も商品化してあるようで

食べてみたら止められなくなるほど美味しいです。

今回の発表の1人目は



勉強会最初のころから参加し続けてくれている市川誠さんです。

仕事の傍ら自然栽培に挑戦中です。



手応えを感じているのはキクイモとスイカです。

キクイモはたくさん採れたのでまた来年の種イモとしてとっておく分も十分あります。



草だらけの場所を草刈って、耕して、透明マルチを張って



育ててみました。



スイカはものすごく育ってくれました。



だんだん大きくなって



21cmのサイズまで育って

8月13日収穫して食べました。

美味しかったです。

いつもは自然栽培でスイカ作ってもソフトボールくらいにしか育たなかったのが

勉強会でスイカ栽培事例を聞いて

いろいろ試してみたら大きくなってきてくれました。



タマネギと



白菜は失敗しました。

時間がなくて質問タイムを作れなくて申し訳なかったです。

タマネギは早生品種を選んでしておく植え付け時期を守り、

冬にはトンネルしておくと自然栽培でちゃんと作れますよ。

白菜はもう少し詳細聞きたかったですが、

次に白菜プレゼンがあるので次の方にうつります。

2人目は



無門福祉会の加藤稔さんの自然栽培白菜です。



播種9月6日~14日

畑の土を9cmポットに詰めてます。

品種は野崎白菜二号と野崎白菜一二三です。



10月2日に定植です。

株間は90cmもあけたので

もっと狭くできるだろうと2条でやったとこもあります。

それでもできたので来年はもっと株間を狭めて定植します。



寒くなってきたらトンネルをしました。



結球してくれて



12月7日~1月11日かけて収穫しました。



ほとんど結球して出荷できました。

白菜のできない年だったので無肥料無農薬で白菜ができたことに

多くの方々に驚いていただけました。

3人目は



オーガニックファーム旬彩 牧野真丈さんです。

水はけの対策の紹介と皆がどうやって対策をうっているのか聞いてみたいとのことでした。



畑まわりに溝を掘ります。



豆科緑肥のセスバニアの根で下に水がはけていかないかと育ててみました。



デモ機を機械屋さんに借りて硬盤を壊しました。



トウモロコシの丈夫な根で硬盤を壊して下に水が抜けていくようにと育てました。

やってみた結果





皆さんはどのようにして水はけ対策をしていますか?

とのことで皆それぞれやっていることを話してくださいました。

皆はどちらかというと明渠(溝)を畑まわりに掘ることで対策としている人がほとんどでした。

ユンボで溝を掘ったり

傾斜をきちんとつけて水がたまらないようにしたり、

段々畑なら自分の畑と上の畑や田んぼの間に溝を掘って

水がたまらずに溝の最後に出口があるように作っています。

みどりの里でも畑まわりに溝を掘ってきちんと出口のある状態にすることで

水はけの悪い畑でもトラクターが入れるようにすぐなりました。

明渠で結果が出ない場合はその溝が出口がないか

傾斜が逆になっていたりすのではないかと思います。

有機栽培だと水はけが悪いと被害が大きいですが、

自然栽培だと水はけが少々悪くても夏であれば全く問題ないです。

水はけ繋がりで

次はみどりの里です。

2年ほど硬盤は収穫量に影響があるかみてました。



田が浅いと収量が下がる傾向は少しありました。





これをイメージしてたわけです。



うちはよく乾く田んぼが多かったので

硬盤をわざわざ作らなくてもいいんじゃないかと思うようになってました。











硬盤の深さで収量は影響しないけど

硬盤が下がることで田が深くなり作業性が落ちることでの減収は見られました。

サブソイラの効果も少ないので入れる必要はないです。



田んぼの深さを感じるもう一つの要素が

表層の泥(トロトロ層)の厚みがあります。

硬盤が影響していないのでそっちが収量に影響している可能性が高くなりました。

1年そこを意識してやってみて手応えが少しありました。



耕し方を2年前のやり方に戻します。

硬盤を高くして作業性をよくして、

泥を増やすほうで田んぼの深さを作ることにします。



これを1回やるだけではまる田んぼもすぐはまらない田んぼに切り替わります。

こればかりやっていると自分の田んぼは湿田が一つもないと錯覚するくらいです。











これは水はけ対策や湿田対策にすぐ結果が出るのでおすすめです。

次は自然栽培ニンジンを1年挑戦してみた結果です。





1粒まきと3粒まきとやって様子をみてましたが、

うちでは1粒まきのほうがすんなり大きくなっていました。



3粒まきのほうはどうしても近くにライバルがいる状態になり

うちの畑が砂地でやせすぎているせいか

すぐ養分の奪いあいになっているようでした。

間引き菜を販売してみました。



6月13日の写真です。

5月が雨が少なくてよく乾いてしまって

ずっと水を打たないと葉を維持できない状態が続いていました。





だんだん暑くなってきてて

下葉が赤くなったりするので抜いてみると



根に起きたことがそのまま葉に出ます。



これはいかんと一気に収穫してしまいました。



もうちょっと育てたかったけど

もう暑さでストップがかかり始めていたので

ニンジンが暑さに相当弱いことがよくわかりました。



ニンジン出荷したらあまりに好評だったので

硝酸値を測ってみたらかなり低いです。



有機栽培のものと比較すると明らかですが、

別にこの値は悪くないと思います。

ただ値が低いとどんどんきめ細かい状態になっていきますので

そういうところを評価していただけたのだろうと思います。

ただ低すぎると栽培期間内で立派にニンジンまでもっていけないので

この低い値のまま立派なニンジンまでもっていくなら

もっと早くまいて暑さが来る前に収穫できるようにするしかないでしょう。



今度は冬収穫のニンジンです。

この前に8月14日に播種したニンジンは

豪雨などの不都合なことが起きたこともあり発芽率が悪すぎて失敗してます。



最低気温が25℃を下回ると発芽率が格段に上がります。











粘土畑で無門福祉会さんが作ったニンジンはここで収穫にたどり着けていました。

自然栽培だと経験上冬野菜は粘土がいい結果を出しやすくなります。



うちのニンジンはまだ全然ここまで育ってなかったです。

試験で育てているうちの畑は朝日が影ってしまうこともあり、

それも生育を遅らせている原因かもしれません。



今年は12月から1月並みの寒さがやってきましたから



寒い寒いとニンジンの葉が言ってました。





収穫できないでしょうとあきらめてましたが写真はとってました。





やはりニンジンは寒さに強いですね。

マイナスとか出てるのに新しい葉が出てきてました。

これが写真をとり続けてみようと思った理由です。







発芽率から生育、そして形などは自然栽培では品種による差が出ていませんでした。



地温がとれない分裸畝は小さいニンジンが多くなってしまいます。

葉の緑も少なかったので仕方ないです。



マルチありは裸畝より地温を上げれるので

冬でも生育が進んだのでしっかりしたニンジンが収穫できました。



又割れとかなかったし、

ニンジンが縦に長かったです。

ここが完全に不耕起になっていて

9月に水切れになりにくい状態で生育できたため

最初に根をどんどん下へ伸ばすことがうまくいったのでしょう。

機械で耕してないので硬盤もできる要因がないです。

これで暑い時期に無理やり播種しなくても

無肥料無農薬の自然栽培でニンジンが作れるめどがついてきました。

厳寒期でも成長するので小さい場合は収穫期を後にずらせば大丈夫です。

品質もすごくよかったです。

ニンジン嫌いな子と収穫していたのですが、

その子はニンジン洗ってその場で食べたところ

「美味しい」とまでは言いませんでしたが、

「食べられる」と数本ニンジンを食べている自分に驚きながら生で食べていました。

好きな子達は甘いし食べやすいと驚いていました。

葉が寒さで赤くなって

緑の部分が少なくなってしまうと品質が悪くなるのではと心配しましたが、

全く問題ないようです。

ここから先は私たちはイチゴや米やその他野菜と作業が被ってしまって

量産にまでは作業上もっていけないので

誰か続きをお願いしますね。

と勉強会の皆にお願いしておきました。

だんだんこうして情報交換しながら無農薬農業が活発になることを願っています。


次回は3月26日月曜日18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

また皆さんのご参加とネタをお待ちしておりますので
よろしくお願いいたします。


















  


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Posted by みどりの里 at 11:41 │イベント

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2018年03月20日

NPO無肥研の研究報告会に行ってきました



3月18日に京都で毎年開かれている

無施肥無農薬栽培調査研究会(NPO無肥研)の報告会に

勉強会でいつもお世話になっている名城大学の礒井先生と一緒に参加してきました。

昨年この報告会に単独で参加したときに

大学の先生たちも集まってしっかりした調査のもとで

自然栽培の研究をして発表していました。

これは私の脳みそでは荷が重いと思い

礒井先生も絶対興味を持ってくれるだろうと思い誘ったところ

非常に楽しみにしていてくれての参加でした。

どんな発表かを一部紹介すると



調査地がラオスでしたが、

無施肥での30年トウモロコシの連作で

土壌が疲弊していくケースと

土壌が疲弊していかないケースと紹介しています。

土地が傾斜がついていると雨などで養分の流亡が起きて疲弊していってしまうのですが、

水平地ではそれがないため30年無施肥で作り続けても

収穫量と連作に相関関係が見られないです。

粘土畑であることも土壌が疲弊していかない要素になるようです。



これは根と共生している微生物の様子です。

さすが研究機関は根と微生物に色つけて見やすくしてくれてます。

紫が根で緑が微生物です。



「貧栄養条件下で植物の生長を促す内生糸状菌を発見した」

と書いてあります。

無肥料でもできる根拠がまた増えますね。



微生物の世界ではよく聞く話しかもしれませんが、

微生物は単独よりもいろんな種類との相互関係によって

能力を発揮します。

これは単独で検出してみた微生物を

無菌状態の土に入れたり

自然の状態の土に入れたり

いろんな組み合わせで試験してみたようで

そこでも有益な菌の効果を増強、安定化する微生物群が存在すると結論が出たようです。

裏付けがしっかりしてくると

生産者はそれを信じて作業を進めることができるので

素晴らしい研究だと思います。

もっと詳細や他の研究報告もありますが、

詳しくは礒井先生が勉強会で紹介してくれることになってますので

皆さん楽しみにしていてください。

私はこういった研究の世界が好きで

そこで研究している人も好きです。

こういった研究世界はすごく純粋で

自然の営みを知りたくて、自然の真理を掴みたくて

未知の領域を知りたいという純粋な気持ちと

その研究結果が世の役に立つことを心から願っている純粋さを

持ち合わせています。

懇親会ではそんな素敵な研究者の方々とお話しできて

頭がよくなったんじゃないかと錯覚して帰ってきました。

また来年もあるようなので楽しみにしております。

お世話になりました皆さまどうもありがとうございました。

  


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Posted by みどりの里 at 09:18 │イベント

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2018年03月19日

自然栽培畑も賑やかになってきました

厳しかった冬が終わって暖かくなってきました。



寒さを乗り越えるためのトンネルも片づけなくてはなりません。



もう寒くないので障害者さんたちも穏やかな顔で畑に集まってきます。



足が悪くて畑で活躍しづらい桐沢さんも

片付け作業では大活躍です。



無門福祉会の重度な障害を持つ人たちも

こういった片づけ作業では

活躍できる場面が増えます。

設置するより片づけのほうが簡単です。

活躍できてると表情もいいです。



奥ではストレートアライブさんのA型の障害者さんたちが

ダイコンとカブの間引き作業をしています。

A型(軽度)、B型(重度)、私たちや、遠藤さんや林さんといった農家も集まってくれてます。

この日は「コトノネ」の取材もあったので皆カメラに写ろうと

いつも以上に畑に人がいます。

春らしい賑やかな光景になってて

自然栽培野菜たちも賑やかなのはうれしそうです。


カブも膨らんできてます。



ダイコンも一気に育ってきてます。



苗場ではレタスなどの野菜も春を待っていました。



若者サポートステーションの皆も来てくれて

無門福祉会さんと連携して苗を定植していきました。

彼らも自然栽培畑で普段できない体験をして成長していきます。

土に触れることがもう普段できない体験となってますので

作業しながらカエルを見るだけで感動です。


無門福祉会のみどりの里班は定植慣れしてきてます。



山崎さんは高齢だけど農作業してるときはいつも

子どものころに親を手伝って農作業していたときのことを思い出して、

楽しいみたいです。


いい感じです。


どんどん進んで2時間で7畝が終わりました。



うまくいってるとこは自然栽培イチゴがわんさとなってます。

ここも春だ春だと活気づいてきました。


キャリアセンターさんから職場体験に来た子も

1週間がんばって農作業に入ってくれました。

働けるようになりたいと

自然栽培畑の中で成長していってくれました。

だんだん作業時間を自分から長くしていけたので

素晴らしい進化だったと思います。


グリーンママンさんたちとの自然栽培田んぼも今年もやります。

先週説明会がありまして

4月26日に塩水選からスタートします。

この企画は自然栽培稲作だけでなく農福連携も体験できますので

1年参加すると一気に自分の世界が広がります。

グリーンママンさんが雑草に夢中になってて

食べられる雑草をみどりの里の果樹畑で育てる企画も今年はあるようです。

先週は本当にたくさんの人が春だ春だと集まって

楽しい1週間でした。
  


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Posted by みどりの里 at 19:18 │野菜

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2018年03月05日

自然栽培イチゴで更に連携



自然栽培イチゴも春になってだんだん大きくなってきてくれました。



無門福祉会さんに渡している自然栽培イチゴハウスは

毎年みどりの里のハウスより出来がいいですね。

やっぱ障害者さんたちは純粋な気持ちでイチゴに触るから

イチゴが気持ちよく育っていけるんでしょうね。



葉に葉水が出ているので

体や根を作り始めています。

暖かくなると新葉が出るスピードがあがります。

このときは味を犠牲にしやすいです。

ここまで糖度20度付近を出し続けてきましたが、

この3月あたりはイチゴが急激に体作りをしますので

糖度が落ちてしまいます。

このときに味をのせる手はあるのですが、

体作りを犠牲にするので

ハダニなどの病害虫が多発したり

根を作ることができなくなり

これでおしまいとなってしまうのでなかなか選ぶことができません。

もうちょっとイチゴ株に体力があれば弱らせる手を選ぶのですが、

昨年の長雨などでそこまで育てられなかったので

今は体を優先したいところです。



大きな実も採れていました。

今シーズンも苦しみましたが、

あきらめずに栽培し続けることで病気も治っていきますから

自然栽培はいつもやっててよかったと思える結果になっていきます。



最近は美岳小屋の林さんたちも一緒になって収穫パッキング作業をやってます。

彼らは来シーズンから自然栽培イチゴを栽培する農家仲間なので

一緒に作業をして覚えてもらってます。

無門福祉会の障害者さんも一緒に作業して

いつもいろんな人が集まっている状態が

日常になってきているので

幸せな職場になりつつあります。

ストレートアライブさんたちも畑での収穫や販売を頑張ってくれてます。

少しずつですが、

皆で連携して助け合って結果が出るようになってきています。

もうすでに更にいい結果が出せるようにと準備が着々と進んでいます。

また次の展開を楽しみにしていてください。
  


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Posted by みどりの里 at 10:23 │いちご

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2018年02月18日

今枝さんと美恵子さんの結婚式



今枝さん結婚おめでとう!

2月17日に今枝さんと美恵子さんの結婚式が

梅坪駅のすぐ隣のpruna Marriyellにて行われました。

今枝さんはストレートアライブとものわで働いていて、

自然栽培農福連携仲間で長年みどりの里の作業に大きく貢献してくれています。

そんな今枝さんが山間部で障害者福祉事業所を立ち上げてしまうほどの

エネルギーに満ち溢れたすてきな女性の美恵子さんを射止めての結婚式です。



自然栽培農福連携仲間が祝福に集まりました。

無門福祉会の磯部さんや中本さん

自然栽培パーティーの佐伯さんまで駆けつけてますね。



うちの子も今枝さんたちに結婚指輪を運ぶという大役をいただき

見事に階段で転びました。

練習ではうまくいってたのに。



料理も自然栽培野菜を使用してますので

夢のディナーかと思うくらい素晴らしく美味しかったです。



私たちからも自然栽培農産物のイチゴ、ブルーベリー、ホウレンソウ、カブ、ニンジン、サツマイモ、お米などを出しましたし、

ストレートアライブさんからもキャベツ、白菜、カボチャ、ジャガイモなどが出てました。

カボチャのパンプキンスープも美味しかったし、

白菜などの温野菜がすごく美味しかったです。

温野菜が美味しいというのもなんですが、

自然栽培の野菜は味付けが薄ければ薄いほど

その野菜が持つ美味しさが引き立ちます。

この極寒の時期でも自然栽培野菜がそろうあたり

ちゃんと自分たちが成長できているんだなと感じました。



テーブルでは今枝さんたちを祝福しつつ

自然栽培のディナー計画を農福連携でやろうと盛り上がってもいました。

全国で度々開催されている「夢のディナー」という自然栽培野菜を使ったディナー企画が愛知県に回ってきてますので

今日の結婚式の料理はそれをイメージするにはちょうど良かったですね。

今回の結婚式では私は友人スピーチも頼まれていて

今枝さんとの出会いから振り返ることができました。

そうすると本当にいろんなことがあった5年間だったなと改めて感じましたし、

今枝さんが自然栽培と障害者福祉を結び付けて頑張って結果を出した功績を

今枝さんのご両親や美恵子さんのご両親に伝えたいと思いました。

彼は最初、みどりの里へ障害者さんたちを連れて来て

障害者さんたちと一緒に自然栽培の作業を進めてくれました。

作業を終わらせるために一人残って作業をすることも度々ありました。

障害者だからできないと言わせないためです。

そうして自然栽培農産物がだんだん実るようになり

今では

2月という野菜たちには厳しい環境の中の結婚式でも

ちゃんと自然栽培野菜を使った料理が提供できるようになりました。

ある意味いい形で自然栽培農福連携の価値を証明できたでしょう。

素敵な結婚式に呼んでいただきありがとうございました。

いつまでもお幸せに!
  


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Posted by みどりの里 at 08:39 │イベント

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