2020年10月14日

シンシア豊川さんとこの自然栽培稲刈り



そろそろ自然栽培稲刈り始まります。

今年は農福連携をやっている障害者福祉施設のシンシア豊川さんの田んぼから

稲刈りを開始します。

いつもは自分のところからやるんですが、

今年は豊田市よりも豊川のほうがウンカの被害が大きいようで

遅れるとやばそうだったのでシンシアさんからスタートしました。

ウンカって何?

てところでしょうけど

愛知県では20数年ぶりの被害みたいで

私も実際ウンカにやられた田んぼを今日まで見たことがありませんでした。

でもウンカという害虫にやられると酷いことになるくらいの知識はありました。

豊川市の山のほうへ行くと



最初田んぼだと気づきませんでした。



よく見ると稲が完全に広範囲で枯れています。

これがウンカにやられた田んぼかとびっくりしました。

全滅したと言う話は今年聞いたけど

ウンカって本当にやばい害虫なんだなと理解しました。

仲間のシンシアさんは本当に大丈夫なのかと思って行ってみたら



ウンカ被害なしです。

さっきの写真の田んぼのすぐそばにあります。

シンシアさんの田んぼの周囲の田んぼも被害があったのに

ここだけウンカが来なかったんです。

周囲の人からも秘密を教えてくれと毎回聞かれるようで

シンシアさんのスタッフは

「自然栽培だから」と答えているようです。

自然栽培VSウンカって

まだ私もやってみたことがないので

どうなるかわからないですが、

とりあえずシンシアさんところの田んぼでは

ウンカは避けて通ったようでした。

また仲間から情報集めてみて

自然栽培がウンカに有効かどうかを見極めていきたいと思ってます。



シンシアさんところの農福師さん(障害者さん)たちも

一緒にコンバインに乗って稲刈りをしました。

昨年も乗ったのですが、

盛り上がる人とそうでもない人がいて

全員に稲刈りを楽しんでもらうにはどうしたらいいかなと思って

コンバインに一緒に乗りながら

拳を突き上げて

「やったーついに収穫だー!」

とか叫んでたら

農福師さんたちも一緒に手を上げて

喜び始めました。

おー!伝わったと思ってうれしくなって

ずっとやってましたね。



無門さんとこのみどりの里班から2人農福師を連れてきたら

2人ともすごく楽しんでました。

勝間田さんは終始笑いっぱなしで

田口君はコンバインに乗れて

「最高に楽しい!」

と目を閉じて震えていました。

感無量って感じです。



稲刈りが一段落したときに

シンシアの皆さんからお礼状をいただきました。

なんかすごくうれしかったです。

なんだろうね。

最近は異常気象が本当にやっかいで

今年なんかスイカ全滅させちゃって

頑張ってくれたみどりの里班につらい仕事や思いもさせちゃって

次の稲とイチゴはなんとか成功させなきゃと必死になってて

そんな中で、ふとこういうものをもらうと

ちょっとほっとするというか

自然栽培と農福連携を信じてやってきてよかったと思えるんですよ。

シンシアの皆さん今日はお世話になりましてありがとうございました。

すごく楽しかったです。



明日からはうちも稲刈り開始します。

いいお米が採れますように。



  


Posted by みどりの里 at 00:36 │お米

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2020年07月07日

今年の自然栽培田んぼは雑草がおとなしいです



今年は雑草がおとなしくしていてくれます。

複数田んぼがあれば

雑草が優位になってしまう田んぼがどうしても出てきてしまうのですが、

今年は負けやすい田んぼも雑草がおとなしくしていてくれます。



今年は代掻きを除草と見立てて

浮いてきた雑草を障害者さんたちに取り除いてもらいました。

彼らでもできる除草作業を考えてのチャレンジでした。



コロナで学校休校で

ひますぎるうちの子も

雑草の種取り作業に出動しました。

とにかく小さな力で除草作業ができるようにと考えて

田植え前に除草作業を終わらせられないかとやってみたら

今までで一番効果的な作戦になりました。

私が代掻きしているうちに

障害者さんたちが雑草の種を取り除いてくれるということがポイントです。



今年は苗の出来もすごく良かったです。

農福連携の万全な体制で田植えを進めていたのですが、

2日目に田植機が寿命を迎えて買い換えるというアクシデントがありましたが、

6日で田植機の整備まで終わらせてくれた農業機械屋のマスヤさんに助けられて

1週遅れで残りの田植えを進めることができました。

今年一番焦った場面でしたが、

マスヤさんには本当に感謝です。



そして除草機での除草作業ですが、

1日目の壊れかけていた田植機での田植えは

欠株が多かったようで

補植を頑張らなくてはいけなくなって

除草機を毎年3回入っていたのを

今年は1~2回になってしまいました。

でも直感で今年は除草機よりも補植したほうが勝てる気がしたんです。

だって代掻きのときに除草してるからね。



除草機1回の田んぼですが、

草の数を減らすことに成功したようで

発芽してくる雑草が少なくなっていて

安心して補植作業を進めることができました。

別にここはたくさん欠株があったわけではないけど

この日は特に青い空と白い雲が田んぼにきれいにうつっていて

その中で除草機で潰してしまった稲の部分に補植作業をしていると

めちゃくちゃ気持ちよかったんですよ。

一人で大きな田んぼの中で自分の歩く水の音だけがしてて

その水の音が心地いいし、

うまくいってる田んぼの稲の緑はすごくきれいな緑色になるから

エネルギーをもらえる感じです。

楽しくて補植してただけです。

13年目の自然栽培で初めて静かな気持ちで田んぼに向き合えました。

イチゴも作ったし、野菜も作ったし、いろいろ作ってきたけど

自分は田んぼが好きなんだなとあらためて思いました。



ここはチェーン除草を1回やっただけです。

田んぼが深くて除草機が入れません。

今まではクログワイの多発する採れない田んぼでしたが、

年々雑草が減るようになりました。

まだゼロとはならないけど

確実に減っています。



ここは毎年収量が上がる田んぼですが、

順調に育ってくれています。

今は雨がひどくて田んぼの水が止まっていて

気を抜くと田んぼの水位が下がって雑草が出てしまうので

気をつけて管理しています。

障害者さんと一緒に自然栽培やることで

誰がやってもうまくいく自然栽培に近づけたと思います。

まだ暑さとの勝負も控えていますが、

前半戦は関わってくれた皆のおかげで過去最高の形になりました。


  


Posted by みどりの里 at 22:35 │お米

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2019年10月25日

自然栽培仲間と稲刈り



10月24日に自然栽培パーティー仲間の

シンシア豊川さんの稲刈りを手伝いに行ってきました。



うちの稲刈りがある程度めどがついたので

私がコンバインを運んで

無門さんにトラック出してもらって

フレコンバックを運んでいきました。



すずめが襲ってきてると聞いていたので

ちょっと心配だったのですが、



このユニークなかかしたちと

キラキラの鳥よけひもを張り巡らせてなんとか防いで待っていたそうです。



シンシアさんの自然栽培田んぼで驚きなのが

雑草が全くないことです。

3年目になると雑草でけっこう苦戦するものですが、

2枚の田んぼに雑草が全くないです。

ここにはあのジャンボタニシがいます。

雑草も食べてくれるけど

稲も田植え後弱ると食われるので

ジャンボタニシは害虫ではあるのだけど

雑草食べさせたら益虫になります。

今回はうまく付き合えた感じですね。

ジャンボタニシのいる田んぼで作業するのは初めてだったので

大変興味深い田んぼでした。



コンバインで収穫してしまうと

皆が集まってもあまりやることなくなってしまいます。

「コンバイン乗ってみたい人」

と聞いてみると

シンシアさんの職員も自然栽培師も皆大喜びで乗りました。



これくらいうれしいです。



皆コンバインに乗れると思っていなかったので

大いに盛り上がりました。



シンシアさんが企業さんと一緒に作っている田んぼでは

そこに来ている海外からの研修生と社員さんが駆けつけてくれたので

コンバインに乗せて収穫体験もできました。

もちろん大喜びです。

雨も皆が乗り終わるまで降らずに待っていてくれました。





収穫が終わったところからわらの運び出しを進めました。

自然栽培師が大活躍です。

皆でやる稲刈りはやっぱり楽しいイベントです。

自然栽培仲間との関係は年々発展できていて

今回は無門さんだけでなく、

今枝さんやうちに来てる研修生の竹内くんも参加しました。

また新たな協力関係が生まれそうな打ち合わせもできました。

これからの展開が楽しみです。

  


Posted by みどりの里 at 09:59 │お米

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2019年07月11日

たくさんの方々と自然栽培農福連携

ここ1ヶ月くらいは本当にたくさんの人たちと自然栽培農福連携やってました。



スーパーやまのぶ新入社員研修!!

田んぼの補植したり



ニンニク収穫したり



イチゴ苗作りしたりと

かなり活躍してまたやまのぶへ戻って行きました。

自然栽培というだけでも肥料やらずに育つんだーと思いながら

農福連携も一緒にやることもあって

いい刺激になったことでしょう。

こちらも大助かりでありがとうございました。



皆のおかげで自然栽培イチゴ苗たちはいい状態で涼しい山へ上げることができました。



イチゴがいる平谷村は例年より寒い感じです。

雨が降り続けているのが心配なとこですが、

今年は潅水設備で酢液を散布しながら育てていく予定です。



弘前大学からすでに学会で私たちの取り組みを紹介してくれている

小杉先生と加藤先生が農福連携自然栽培の論文を更にブラッシュアップするために

調査に来てくれていました。

仲間たちのところも回ってくれて

更に発表できる話題をたくさん仕入れていってくれました。



また最近は公明党の加藤貴志県議会議員さんが来てくれました。

障害者さんたちがちゃんと働けているところを見て感動してくださって

私たちの話しも長いこと聞いてくれました。

もっと障害者さんたちが社会進出していくためには

ルールを変えていかないと難しいと私は思ってます。

みどりの里や無門さんとものわさんは思いだけで走って行けますが、

他はそうはいかないだろうなと思って

皆が参加しやすい案を提案させていただきました。

簡単な話ではないのですぐにどうこうならないとは思いますが、

現場まで足を運んでくれて

話しを聞いてくださったことに

私も福祉職員も障害者さんたちも皆うれしかったです。



とものわのメンバーの軽度な障害者さんたちは

田んぼの草取りと



トマト収穫に大活躍です。

田んぼの草取りはメンバーの入れ替えも多かったこともあり、

まずは稲を踏まないことからスタートした人も多かったですが、

ここではきちんと型を作って

できない人にはあぜの草刈りやあぜ付近の草取りなどに変更して

なるべく皆が力を出し切れるように工夫してます。

脱落者がほとんど出ないまま草取りレベルを上げていけました。



ママさんたちとの田んぼも

だいぶ私の手を離れて進んでいます。

ちょっとでも草を許さない感じでチェーン除草や草取りが進められたため

うちが管理している田んぼの中で最もきれいな田んぼになってます。



自然栽培パーティーからも来てくれました。



重度な障害があっても戦力になっていることに驚いていました。



インゲンの隣には

インゲンが終わった後に取れる

オクラが控えています。



トマトもとり続けています。



ネット張りもわら敷きも全て

無門福祉会のみどりの里班がやってくれてます。

他にも中学生や若者サポートやキャリアセンターからも来てくれていました。

農業やりたいと言って訪ねてくる人もいます。

現場を見せてほしいと訪ねてくる人もいます。

農福連携や自然栽培をやることで

みどりの里はずいぶん賑やかになりました。

いろんな人が来てくれることが

私も含めて農福連携メンバーも皆励みになってます。



ブルーベリーも順調に育ってます。



昨日たくさん採れました。



自然栽培田んぼも皆の頑張りのおかげで



すくすく育ってくれてます。



今年は自然栽培スイカにも更に力を入れてます。

もうすぐ採れそうです。

夏を農福連携自然栽培で賑わしていきますよ。

皆さん楽しみにしていてください。



  


Posted by みどりの里 at 11:10 │お米野菜

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2019年05月21日

自然栽培稲作始まってます



今日自然栽培稲作田植え開始です。



もう自然栽培稲作は農福連携でやることが習慣となりました。

うちは田んぼに斜面が多くて

苗を運ぶのが一人だと大変というところで

無門福祉会さんが助けに来てくれます。

これによってさくさく田植えが進むようになりました。

田植え前の作業も全て農福連携です。



4月26日塩水選スタートでした。

複数の福祉施設とグリーンママンさんたちと

毎年恒例のお祭りのようなものです。



温湯殺菌もして



浸種しておきます。

この間人数が多いので



女性専用チェーン除草機作りに挑戦です。

自分たちの田んぼで毎回日替わりくらいに

チェーンを引っ張って除草を楽にする作戦です。



5月2日に播種です。



この日も複数の福祉施設と今枝さんが来て

まあこれも毎年恒例のお祭りのようなものです。

今年は障害者さんたちが大活躍してくれました。

皆こうして集まってきては

作業を手伝ってくれて

それぞれ床土を持って帰ったり

種を持って帰ったり

また自分たちの福祉施設で自然栽培稲作を開始します。

今年は複数年やっている福祉施設となっているので

くすの木さんもぽかぽかワークスさんもシンシアさんも

皆いい報告をくれています。



並べるのは毎年ストレートアライブの皆がやってくれます。

すごく早くて

播種して軽トラック2台分以上の播種し終わった苗箱を用意しておいても

追いつかれました。



まだ朝晩が稲には寒いのでビニールトンネルをしておきます。



次の日はママさんたちの播種日です。



来れる人が家族連れてきたりで

手で種を播きます。



チェーン除草機作りの続きに着手しました。

ほぼこれで完成しました。

私は材料を用意して少し進めておきましたが

後は皆で作りました。

なるべくこういう道具も作ることも体験してほしいし、

自分で作った除草機で除草すると

田んぼのことがより好きになるでしょう。



播種から18日目でこんな感じです。

ちょっと早かったけど

19日目で田植えしました。



朝の大雨で水が抜けきれなかったけど

どうしても待てないので強行突破しました。

今年の稲たちはここまでくるまでに

いろんな人からエネルギーをもらってますので

今年も力強く成長してくれることでしょう。

  


Posted by みどりの里 at 22:29 │お米

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2018年11月13日

グリーンママン自然栽培田んぼ収穫祭2018



11月12日にママさんたちと

今年の新米とやまのぶの惣菜コトリのお弁当で収穫祭をやりました。

今年はかなり悲惨な年となってしまって



皆でがんばってた田んぼの場所が

みどりの里でガッツリ高温障害をくらって

実が入らず穂が立ってしまったエリア内だったので

ママさんたちとの田んぼもそんな穂の立った田んぼとなってしまいました。



それでもやるべきことはちゃんとやろうと

収穫も手を抜かず皆で少しでもあればと願って頑張りました。



日陰が多いちょっと涼しいところは穂が垂れているところもありました。

これが救いでした。

いつもなら皆に30キロは渡せているのに

今年は4キロになってしまいました。

たぶんこの穂が垂れていたところで収穫があったのでしょう。

収穫のときに本当に空っぽの籾を触って

収穫祭はお米なしかもしれないと皆覚悟してたようで

4キロあったことにほっとしてくれました。

申し訳ないので自然栽培サツマイモをつけて

今回はサツマイモご飯として皆で食べました。

今年のお米の美味しさは過去最高かと思うような出来にはなってます。

皆がっかりしているかなと思ったけど

今年の感想聞いてみると

「来年はチェーン除草のまだ暑くなる前の期間に初期除草を頑張って暑さ対策しよう」

「やっぱり本当に複数年やると体が慣れてきて除草作業があまりきつくなくなった」

「すごく体が引き締まって田んぼジムって感じでまたあやかりたい」

「地球温暖化の影響が本当に深刻になってきていることを実感した」

「農業はこんなことも起きるのかと驚いたけどやっぱりまたやりたい」

「収穫時に野中さんが落ち込んでてそっちが心配だった」

「田んぼ知らずに人生終われない」

などなど

皆自然の猛威を受け止め

また対策を打って来年も自然栽培やりたいと収穫祭に来れた全員が言ってくれました。

もうこれじゃあだめだと諦める人がいないことに私が驚きました。

この企画はなんていい人の集まりでできているのだろうと

これも奇跡的なことだったんだなと思いました。

収穫祭では皆で品種のことや場所を変えようかとか

来年に向けての話し合いになりました。

チェーン除草機を増やすために冬に皆で作ることも決まりました。



さんざんな結果だったのになぜか皆笑顔で写真に写れてます。

何か目に見えない収穫がそれぞれにあったんだろうと思います。

それを考えると今年はすごく大きな収穫祭だったのかなと思います。

私にとっても皆が来年も続けると言ってくれたことが

大きな収穫となりました。

皆さんありがとうございました。

また来年も自然栽培田んぼ頑張っていきましょう。  


Posted by みどりの里 at 09:35 │お米イベント

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2018年10月17日

自然栽培稲刈り



稲刈り10月8日から始まってます。



今年は泥を残す試み自体は悪くなかったと思うのですが、

とにかく暑さにやられました。

生育適温を大きく外れてしまうと

栽培うんぬんではなく

栽培の土台を崩されてしまうようなことなので

どうしようもなかったです。



見栄えがいいところもあって



草を抑えれたところもありました。

だから試みは悪くなかったのだろうと思ってます。



でも問題は穂です。

この籾の中に中身のない籾が混ざってます。



こんな感じで中を見ると空っぽです。

確実に減収します。

出穂時に高温をくらうと起きやすいです。

今年はお盆を過ぎた後もずっと猛暑が続いてしまい

お盆が過ぎたころに涼しくなってくるから

そこで出穂させ暑さをよける作戦を完全に崩されてしまいました。

過去に9月中旬収穫できる品種をやっていたときに

高温時の出穂で同じように空っぽになったことがあり、

自然栽培の稲は高温に弱いことが分かっていました。

お盆後の出穂にして克服したと思ったのに

地球温暖化が思ったより早く進んで環境を変えていってしまうので

せっかく打った手がすぐ無効にされてしまいます。



それが本当にひどく出た場所が猿投エリアでした。

砂地でもともと収量の上がりにくい場所ではあるのですが、



株張りはいいのに

全ての穂が垂れずに立ってしまいました。



中身が空っぽということです。

こんな状態は初めてです。

暑さのひどいところは出穂あたりで肥料をまいて

色が落ちてきたのを防いで暑さ対策をするそうです。

自然栽培は無肥料でやってしまうので

暑さでイネの消耗が激しくなっているところに

更に穂を出し花を咲かす養分が必要になり

養分が一時的に足りなくなって起きてしまうのだろうと思います。

暑さが激しければ激しいほど

養分の欠乏は起きやすく

空っぽになりやすくなります。

普通の夏ならこんなこと起きないで

養分も土中にある分で足りていました。

ここの地域は保肥力がかなり低い場所でもあるので

暑さの影響と自然栽培の弱点を完全につかれてしまったようです。

もうこの地域での稲作はやめます。

今まで一度起きた異常な暑さはこの先定着する傾向があります。

また同じような暑さが来たら

自然栽培では絶対に勝てないでしょう。

9月の出穂にずらして

10月終わり~11月に収穫する手もあるかもしれませんが、

この地域はそんなこと誰もしないので

全てのスズメがその田んぼに襲い掛かってきて

たぶん収穫までにお米が残らないでしょう。

適地適作を考えて

畑にしようかと考え中です。

自然に逆らうと手間ばかりかかって結果が出にくいです。

自然も変化していくので

それに合わせて自分も打つ手を変えていきます。



収穫には無門福祉会の障害者さんがいつも手伝ってくれます。



コンバインが入る前に大きくなっている草を除去してくれたり、

借り残した稲を刈ってくれます。

この作業に慣れてきてくれて

昨年より働いてくれている時間が長くなってきました。

一緒に稲刈りするのが楽しいと言ってくれてます。

役に立てるのがうれしいんだそうです。

私はただ必死にコンバインで刈ってて、

草が詰まったりしてトラブルが起きたら必死で対処して

を繰り返しているだけなんですけど、

その必死さが伝わるのか

私が何も言わなくても

今年はコンバインに入る前に草が目立つ箇所があれば

そこに入って草を取り除いてくれます。



職員の小谷野さんも昨年からこの作業に定着してつつあり

力を伸ばしてきてくれています。

皆が非常に助かる存在にどんどんなっていってくれてます。

みどりの里の田んぼが終わったら

無門さんの田んぼを収穫します。

収穫作業をうちからは米に関する機械と私が出て

無門さんからは障害者さんチームとトラックが出て協力します。

昨年は無理やり感がある協力体制だったけど

今年は自然な感じの協力体制になってます。

心の面でも農福共同体構想は進んでいる気がします。



よく晴れた心地よい日でした。

あぜに座ってちょっと休憩している障害者さんたちも

働くことの心地よさを感じてくれているようです。


  


Posted by みどりの里 at 07:30 │お米

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2018年09月04日

自然栽培米糠料理



これは何でしょう?

答えはみどりの里の自然栽培米おにぎりに

みどりの里の自然栽培米糠のぬか床をぬった

焼きおにぎりです。

それって玄米じゃん。

てことになるのですが、

こうして糠床をぬって食べると味噌かと思うほど美味しかったです。



神奈川県からお越しくださり、

ぬか床作り教室を「ほがらか」で開いてくださった

COBO株式会社の植田さんがみどりの里の自然栽培米糠を大絶賛してくださいました。

植田さんたちは菌のエキスパートで

特に発酵菌のことなら何でも教えてくださいます。

植田さんたちは安定した発酵をするぬか床作りを目指していたのですが、

なかなか品質を安定させることに苦戦していたそうです。

そんなときたまたま無門福祉会の磯部さんとイベントで知り合い

みどりの里の自然栽培イセヒカリ米糠を紹介したところ

素晴らしい発酵を安定的にできるので

これはいいと今回わざわざ豊田市まで足を運んでくださいました。



ぬか床を作るときに昆布だしを作るのですが、

そのときにCOBOさんが商品開発した乳酸菌をフリーズドライした粉を

ほんの耳かき程度の量入れるのですが、

すぐにものすごく美味しい昆布だしがすぐにとれてしまいます。



米糠に塩(海の精)を入れ



さきほどの昆布だしを混ぜます。



これにフタをして冷蔵庫に入れておけば

混ぜることなく放っておいて

10日後に野菜や肉、ゆでたまごでもいいので入れると

ぬか漬けの出来上がりです。



使用後の糠床はなんと料理にも使え

炒めておけばふりかけや調味料として長く使えます。



サラダにパラパラとかけると

サラダが一段と美味しくなります。



ぬか漬けされたキュウリも美味しいし

鶏肉はハムかと思うような味になっていました。



自然栽培米糠が美味しいことは

自分でも食べてみて知ってました。

でも保管面など課題がありなかなか商品化が難しかったので

世に出すことはできなかったのですが、

今回無門福祉会さんとCOBOさんが絶賛してくれたので

世に出していけそうです。

自然栽培米でどこが一番他のお米と違うのですかと聞かれたら

正直米糠部分が最も違いが出るところと答えます。

だからうちは精米でも8分づきなのです。

玄米は圧倒的に違いを出せるので

うちは実際玄米の出荷量が精米を超えます。

自然栽培の農産物は発酵させたら驚きの結果を出せます。

窒素分が少ないので腐敗しにくく、発酵を失敗することがまずないです。



他にも乳酸菌発酵したパンを紹介してくれました。

酵母発酵じゃないのかと驚きましたが

これまた美味しかったです。

黒いパンが見た目完全にチョコパンなのですが、

食べてみたらやはりチョコかと思ったのですが、

黒小麦とブドウを使って砂糖なしのパンでした。

磯部さんも「えっ!チョコじゃないの!」とわかりやすいリアクションしてたので確かです。

私はこういう料理の驚きが好きです。

チョコだと勘違いさせてくる感じがにくいですよね。

またみどりの里の自然栽培イチゴや自然栽培野菜たちとも

発酵コラボしていけたらと願ってます。

農福連携しているといい出会いにも巡り合えるのでありがたいです。
  


Posted by みどりの里 at 18:41 │お米イベント

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2018年07月06日

自然栽培田んぼ雑草状況

毎日田んぼの水を確認しに田んぼを回ってます。



意外と毎日どこかの田んぼが水のトラブルにあってます。

水口がゴミでつまっていたり

田んぼのあぜに穴があいて水が抜けてたりします。

無農薬田んぼは水で草を抑えていますので

田んぼに水がなくなっていて気付かないでいると雑草に負けます。

猿投の田んぼを確認しに行くと



ママさんたちが毎日います。

午前中に主に田んぼの草取りに入ってます。

皆週に1回は入ろうと皆都合のつく日に入るので

いつ行っても誰かがいます。



ここら辺は砂地で水もきれいすぎて収量が上がりづらい田んぼなのですが、

ママさんたちが入るようになってすごく田んぼが良くなりました。

ママさんたちの田んぼにも雑草の少ない田んぼもあれば

今ママさんたちが集中して入っているような多いところもあります。

取りながらママさんたちはもっと楽な除草になるように計画を練っています。

来年はチェーン除草をもっと充実させるために

冬にマイチェーンを作ろうと計画しています。

それはいいアイディアだね。

初期除草をもっとやれたら草がもっと少なくなるかもしれないもんね。

雑草と言えば

6月に雑草博士の前田さんを呼んで



田んぼの雑草の勉強会をしました。

彼の知識はすごかったです。

雑草料理に詳しいので

どれが食べれて、どんなふうに調理したら美味しいかまで知っています。



これは毒草なので気を付けましょう。

ピーマンみたいで食えるかと思ったら

雑草の毒草は少量なら薬草にもなる可能性があるけど

普通に食べればひどいと幻覚を見て死ぬくらいのものもあるようです。

間違って食わないように気を付けましょう。

私はカタバミが美味しくてびっくりしました。

そのまま食べて酸味があって好きな味です。



田んぼを歩いていると



チドメグサがいっぱい生えてました。

怪我したら活躍しますね。



田んぼの中はセリがまず食べれます。

これは知ってる人も多いです。



オモダカも食べれるそうです。

コナギも食えて

これらの雑草は全くクセがないので

食べやすいそうです。

他にも竜舌草とかあぜに生えてて

海外では野菜として売られているそうです。

もっとマニアックな話しがたくさんありましたが、

覚えれませんでした。

ホタルイとかの線香みたいな草は

毒はないけど食べられないようです。

繊維が固すぎて食用には向かないそうです。

こんなふうに雑草の知識が増えると

田んぼの景色も同じなのに違って見えてきて面白いです。

田んぼの草取りがまだ続いてますので

ママさんたちも少しは草取りが楽しめるのではないでしょうか。



グリーンママンさんの自然栽培田んぼです。

この日ついでに見に行ってきました。

草が見事にないです。

グリーンママンさんたちはみどりの里以外にも田んぼをやっていて

足助でも自然栽培に挑戦しています。

ここ2年くらい雑草には楽させてもらっているそうです。

わらを取り除くことと

チェーン除草を初期に徹底して入ることで



2枚の田んぼの雑草が全くない状態にたどり着けたそうです。

ガス沸きがないので田んぼがきれいです。

自然栽培のコツは教えましたが

まさか自分より先にこの状態にたどり着くとは驚きです。

今度はママさんたちに教えてもらわないといかんね。



みどりの里の田んぼも5枚ほど草が少ない田んぼが出てきました。



ゼロまではまだいかないけど

生えてこないところは生えてきても小さいままです。



昨年ほぼ雑草ゼロだった田んぼは

今年は除草機を3回から2回に減らしたら

ちょっと生えてきてしまいました。

雑草が少なくなってきている感じがやっと手応えとして出るようになってきました。

昨年より雑草が少ない田んぼが確実に増やせました。



それでもまだクログワイやホタルイに囲まれてしまうところもまだあります。



ここもちょっと手遅れになった感があります。

なのでいいところもあれば悪いところもある状態なので

うまくいかないところは手除草に入ります。

ストレートアライブさんにはもう少し頑張ってもらわなくてはならないけど

この調子で進めれれば雑草とりを少なくしていけるはずです。



クサネムが減りオモダカが増えたのですが、

オモダカがアブラムシまるけになって

例年より葉が黄色くなっているものが目立つようになりました。

なんとか稲が喜んで雑草が嫌がる状態に田んぼを持っていきたいです。














  


Posted by みどりの里 at 13:10 │お米

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2018年06月18日

自然栽培田んぼ除草



6月前半はずっと除草機に乗ってました。

このとき雑草を見る前に除草除草とやっていくのが

一番効果的な除草方法です。

もう雑草が出てたら効果はかなり落ちます。



歩行型やチェーンも入れて田んぼに合わせて除草機を入れました。

除草剤があるとないとでは全く違う稲作になります。



ママさんたちとの自然栽培田んぼでは

ママさんたちは手押しの除草機やチェーン除草に入っていました。

今年で5年目のママさんも多くいますので

どこが勝負の分岐点になるかよくわかってます。

手押しの除草機のかけ方を再度念入りに教えました。

田植え機での田植えはまだ経験していないので

田植え機で私が植えた皆の田んぼの条がよくわからないようでした。

来年は田植え機での田植えも経験させてあげたいです。

毎年新しい何かを経験して腕を上げてもらって

だんだん自然栽培稲作が完全にできるママさんになってもらう予定です。

そんなママは自然栽培農家を除けば日本にほとんどいないでしょう。

なんて面白いプロジェクトでしょう。



除草機の期間が終わればすぐに打ち合わせを各自して

手除草に入ります。

草に負けるわけにはいかないと

危機感がママさんたちの背中を押しています。

もう感覚は自然栽培農家ですね。

毎日誰かが田んぼに入ってます。

田んぼが賑やかだとその地域もなんだか賑やかに見えてきて安心感が生まれます。



昨年からの泥をためるを意識した稲作は確実に変化しつつあります。

泥が増えると除草機の効果が大きくなります。

でも以前のようにガリガリ深くかけることができなくなりました。

深く除草機をかけると泥が動きすぎて稲が潰れます。



水がよく抜けてしまうざる田んぼが

水が抜けにくくなって

少量の水でも水位を維持できるようになりました。



うちの田んぼでもストレートアライブさんたちを手除草に入ってもらってますが、

クサネムという豆科の雑草が減りました。

あまり見かけないです。

豆科が減るということは

土がやせている状態から抜け出しつつあるということかもしれません。

うちには砂地で保肥力も小さく、

水も川の上流のきれいな水なので養分が少なくて

自然栽培が難しくなるエリアがあります。

そんな場所でも無肥料無農薬でやりきるにはどうしたらいいか考えた結果

流亡を防ぐのが一番理にかなっているだろうと昨年から泥をためるを試みています。

雑草を防ぐのにも効果がありそうだなとやっているのですが、



こうして除草機が入った跡がしっかりわかるくらい出てしまうところもあれば



きれいなままのところもあります。

泥は田んぼの低いところに集まります。

高い場所は泥が流れ落ちてしまうためか

草が生えやすい傾向があります。

水が浅くなりやすいことも要因でしょう。

田んぼ1枚がいきなり全部草が少なくなることはないと思ってます。

泥がたまりやすい低いところから少しずつ減ってくれたら助かります。



除草機が入れなくなったら深水の管理に切り替えていきます。

泥をためてオタマジャクシとタニシが増えてきてるような気もします。

これはきちんと比較していないので思い過ごしかもしれませんが

少しづついい方に変化しているような感じがしてます。








  


Posted by みどりの里 at 10:34 │お米

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