2018年09月04日

自然栽培米糠料理



これは何でしょう?

答えはみどりの里の自然栽培米おにぎりに

みどりの里の自然栽培米糠のぬか床をぬった

焼きおにぎりです。

それって玄米じゃん。

てことになるのですが、

こうして糠床をぬって食べると味噌かと思うほど美味しかったです。



神奈川県からお越しくださり、

ぬか床作り教室を「ほがらか」で開いてくださった

COBO株式会社の植田さんがみどりの里の自然栽培米糠を大絶賛してくださいました。

植田さんたちは菌のエキスパートで

特に発酵菌のことなら何でも教えてくださいます。

植田さんたちは安定した発酵をするぬか床作りを目指していたのですが、

なかなか品質を安定させることに苦戦していたそうです。

そんなときたまたま無門福祉会の磯部さんとイベントで知り合い

みどりの里の自然栽培イセヒカリ米糠を紹介したところ

素晴らしい発酵を安定的にできるので

これはいいと今回わざわざ豊田市まで足を運んでくださいました。



ぬか床を作るときに昆布だしを作るのですが、

そのときにCOBOさんが商品開発した乳酸菌をフリーズドライした粉を

ほんの耳かき程度の量入れるのですが、

すぐにものすごく美味しい昆布だしがすぐにとれてしまいます。



米糠に塩(海の精)を入れ



さきほどの昆布だしを混ぜます。



これにフタをして冷蔵庫に入れておけば

混ぜることなく放っておいて

10日後に野菜や肉、ゆでたまごでもいいので入れると

ぬか漬けの出来上がりです。



使用後の糠床はなんと料理にも使え

炒めておけばふりかけや調味料として長く使えます。



サラダにパラパラとかけると

サラダが一段と美味しくなります。



ぬか漬けされたキュウリも美味しいし

鶏肉はハムかと思うような味になっていました。



自然栽培米糠が美味しいことは

自分でも食べてみて知ってました。

でも保管面など課題がありなかなか商品化が難しかったので

世に出すことはできなかったのですが、

今回無門福祉会さんとCOBOさんが絶賛してくれたので

世に出していけそうです。

自然栽培米でどこが一番他のお米と違うのですかと聞かれたら

正直米糠部分が最も違いが出るところと答えます。

だからうちは精米でも8分づきなのです。

玄米は圧倒的に違いを出せるので

うちは実際玄米の出荷量が精米を超えます。

自然栽培の農産物は発酵させたら驚きの結果を出せます。

窒素分が少ないので腐敗しにくく、発酵を失敗することがまずないです。



他にも乳酸菌発酵したパンを紹介してくれました。

酵母発酵じゃないのかと驚きましたが

これまた美味しかったです。

黒いパンが見た目完全にチョコパンなのですが、

食べてみたらやはりチョコかと思ったのですが、

黒小麦とブドウを使って砂糖なしのパンでした。

磯部さんも「えっ!チョコじゃないの!」とわかりやすいリアクションしてたので確かです。

私はこういう料理の驚きが好きです。

チョコだと勘違いさせてくる感じがにくいですよね。

またみどりの里の自然栽培イチゴや自然栽培野菜たちとも

発酵コラボしていけたらと願ってます。

農福連携しているといい出会いにも巡り合えるのでありがたいです。
  


Posted by みどりの里 at 18:41 │お米イベント

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2018年07月06日

自然栽培田んぼ雑草状況

毎日田んぼの水を確認しに田んぼを回ってます。



意外と毎日どこかの田んぼが水のトラブルにあってます。

水口がゴミでつまっていたり

田んぼのあぜに穴があいて水が抜けてたりします。

無農薬田んぼは水で草を抑えていますので

田んぼに水がなくなっていて気付かないでいると雑草に負けます。

猿投の田んぼを確認しに行くと



ママさんたちが毎日います。

午前中に主に田んぼの草取りに入ってます。

皆週に1回は入ろうと皆都合のつく日に入るので

いつ行っても誰かがいます。



ここら辺は砂地で水もきれいすぎて収量が上がりづらい田んぼなのですが、

ママさんたちが入るようになってすごく田んぼが良くなりました。

ママさんたちの田んぼにも雑草の少ない田んぼもあれば

今ママさんたちが集中して入っているような多いところもあります。

取りながらママさんたちはもっと楽な除草になるように計画を練っています。

来年はチェーン除草をもっと充実させるために

冬にマイチェーンを作ろうと計画しています。

それはいいアイディアだね。

初期除草をもっとやれたら草がもっと少なくなるかもしれないもんね。

雑草と言えば

6月に雑草博士の前田さんを呼んで



田んぼの雑草の勉強会をしました。

彼の知識はすごかったです。

雑草料理に詳しいので

どれが食べれて、どんなふうに調理したら美味しいかまで知っています。



これは毒草なので気を付けましょう。

ピーマンみたいで食えるかと思ったら

雑草の毒草は少量なら薬草にもなる可能性があるけど

普通に食べればひどいと幻覚を見て死ぬくらいのものもあるようです。

間違って食わないように気を付けましょう。

私はカタバミが美味しくてびっくりしました。

そのまま食べて酸味があって好きな味です。



田んぼを歩いていると



チドメグサがいっぱい生えてました。

怪我したら活躍しますね。



田んぼの中はセリがまず食べれます。

これは知ってる人も多いです。



オモダカも食べれるそうです。

コナギも食えて

これらの雑草は全くクセがないので

食べやすいそうです。

他にも竜舌草とかあぜに生えてて

海外では野菜として売られているそうです。

もっとマニアックな話しがたくさんありましたが、

覚えれませんでした。

ホタルイとかの線香みたいな草は

毒はないけど食べられないようです。

繊維が固すぎて食用には向かないそうです。

こんなふうに雑草の知識が増えると

田んぼの景色も同じなのに違って見えてきて面白いです。

田んぼの草取りがまだ続いてますので

ママさんたちも少しは草取りが楽しめるのではないでしょうか。



グリーンママンさんの自然栽培田んぼです。

この日ついでに見に行ってきました。

草が見事にないです。

グリーンママンさんたちはみどりの里以外にも田んぼをやっていて

足助でも自然栽培に挑戦しています。

ここ2年くらい雑草には楽させてもらっているそうです。

わらを取り除くことと

チェーン除草を初期に徹底して入ることで



2枚の田んぼの雑草が全くない状態にたどり着けたそうです。

ガス沸きがないので田んぼがきれいです。

自然栽培のコツは教えましたが

まさか自分より先にこの状態にたどり着くとは驚きです。

今度はママさんたちに教えてもらわないといかんね。



みどりの里の田んぼも5枚ほど草が少ない田んぼが出てきました。



ゼロまではまだいかないけど

生えてこないところは生えてきても小さいままです。



昨年ほぼ雑草ゼロだった田んぼは

今年は除草機を3回から2回に減らしたら

ちょっと生えてきてしまいました。

雑草が少なくなってきている感じがやっと手応えとして出るようになってきました。

昨年より雑草が少ない田んぼが確実に増やせました。



それでもまだクログワイやホタルイに囲まれてしまうところもまだあります。



ここもちょっと手遅れになった感があります。

なのでいいところもあれば悪いところもある状態なので

うまくいかないところは手除草に入ります。

ストレートアライブさんにはもう少し頑張ってもらわなくてはならないけど

この調子で進めれれば雑草とりを少なくしていけるはずです。



クサネムが減りオモダカが増えたのですが、

オモダカがアブラムシまるけになって

例年より葉が黄色くなっているものが目立つようになりました。

なんとか稲が喜んで雑草が嫌がる状態に田んぼを持っていきたいです。














  


Posted by みどりの里 at 13:10 │お米

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2018年06月18日

自然栽培田んぼ除草



6月前半はずっと除草機に乗ってました。

このとき雑草を見る前に除草除草とやっていくのが

一番効果的な除草方法です。

もう雑草が出てたら効果はかなり落ちます。



歩行型やチェーンも入れて田んぼに合わせて除草機を入れました。

除草剤があるとないとでは全く違う稲作になります。



ママさんたちとの自然栽培田んぼでは

ママさんたちは手押しの除草機やチェーン除草に入っていました。

今年で5年目のママさんも多くいますので

どこが勝負の分岐点になるかよくわかってます。

手押しの除草機のかけ方を再度念入りに教えました。

田植え機での田植えはまだ経験していないので

田植え機で私が植えた皆の田んぼの条がよくわからないようでした。

来年は田植え機での田植えも経験させてあげたいです。

毎年新しい何かを経験して腕を上げてもらって

だんだん自然栽培稲作が完全にできるママさんになってもらう予定です。

そんなママは自然栽培農家を除けば日本にほとんどいないでしょう。

なんて面白いプロジェクトでしょう。



除草機の期間が終わればすぐに打ち合わせを各自して

手除草に入ります。

草に負けるわけにはいかないと

危機感がママさんたちの背中を押しています。

もう感覚は自然栽培農家ですね。

毎日誰かが田んぼに入ってます。

田んぼが賑やかだとその地域もなんだか賑やかに見えてきて安心感が生まれます。



昨年からの泥をためるを意識した稲作は確実に変化しつつあります。

泥が増えると除草機の効果が大きくなります。

でも以前のようにガリガリ深くかけることができなくなりました。

深く除草機をかけると泥が動きすぎて稲が潰れます。



水がよく抜けてしまうざる田んぼが

水が抜けにくくなって

少量の水でも水位を維持できるようになりました。



うちの田んぼでもストレートアライブさんたちを手除草に入ってもらってますが、

クサネムという豆科の雑草が減りました。

あまり見かけないです。

豆科が減るということは

土がやせている状態から抜け出しつつあるということかもしれません。

うちには砂地で保肥力も小さく、

水も川の上流のきれいな水なので養分が少なくて

自然栽培が難しくなるエリアがあります。

そんな場所でも無肥料無農薬でやりきるにはどうしたらいいか考えた結果

流亡を防ぐのが一番理にかなっているだろうと昨年から泥をためるを試みています。

雑草を防ぐのにも効果がありそうだなとやっているのですが、



こうして除草機が入った跡がしっかりわかるくらい出てしまうところもあれば



きれいなままのところもあります。

泥は田んぼの低いところに集まります。

高い場所は泥が流れ落ちてしまうためか

草が生えやすい傾向があります。

水が浅くなりやすいことも要因でしょう。

田んぼ1枚がいきなり全部草が少なくなることはないと思ってます。

泥がたまりやすい低いところから少しずつ減ってくれたら助かります。



除草機が入れなくなったら深水の管理に切り替えていきます。

泥をためてオタマジャクシとタニシが増えてきてるような気もします。

これはきちんと比較していないので思い過ごしかもしれませんが

少しづついい方に変化しているような感じがしてます。








  


Posted by みどりの里 at 10:34 │お米

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2018年05月24日

自然栽培稲作の塩水選~田植え

毎日毎日田んぼです。

自分が畑やイチゴをやっていることを忘れるくらい田んぼ漬けです。

また今年もママさんたちや農福連携仲間をごちゃ混ぜにした

自然栽培稲作開始です。



塩水選では今年もママさんたちや農福連携仲間が集まって

勉強のためや、自分とこの分のためなど

それぞれの目的を持って集まって共同作業です。





温湯殺菌です。

とにかく自然栽培をやりたいママさん、障害者さん、福祉スタッフなど

混ぜることを意識してます。



浸種しておいて



その間に苗箱に自作の育苗用の土をいれていきます。



今年は早く準備しても大丈夫なように

土を入れる段階で水を打っておきます。

これで播種までに乾きやすかった床土は乾かなくなります。



芽が出はじめました。



子どもたちに頼んで乾かしてもらいます。



農福仲間呼んで播種しました。



育苗用プールに苗箱を並べます。



種籾には朝晩がまだ寒いので保温します。



ママさんたちは手まきなので別日に播種です。

子どもたちも連れて来てます。



発芽してます。



20日ほどで苗ができました。



早速田植えです。



無門福祉会の田口さんも自然栽培稲作が好きなのか

毎日来てくれてます。

稲作が楽しいらしいです。



そして本日グリーンママンさんたちの手植えです。

手植え面積が増えたので無門さんに手伝ってもらいました。



この手植えもママさんだけでなく、障害者さんも一緒にやりました。



きれいに植えてあります。



水を入れて田んぼらしくなりました。

まだ小さくて心もとないけど

1回目の除草までに少しでも大きくなってほしいところです。

まだあと1日田植えを残してます。

田んぼの除草という本当の勝負どころが田植えを終えると始まります。

今年もいろいろ試みています。

どんな結果になるか楽しみです。
  


Posted by みどりの里 at 23:44 │お米

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2018年04月24日

自然栽培稲作育苗土準備

もうすぐお米が始まります。



稲の育苗用の土を8か月発酵させて作った土です。



材料は山土、わら、米ぬか、燻炭です。

もうわらの原形がないまで分解が進んでいます。

ビニールハウスで雨よけしながら何度も切返して

空気や水分を一定に保ちながら作ってます。

今回最後の仕上げです。



砕土機で小石を取り除いて土を砕いていき

ベルトコンベヤーで土を袋詰めしやすくしています。

少人数でもできるように機械も駆使しますが、



この日の勢いで育苗土の入った袋をトラックに載せて

苗箱に土を入れる予定のみどりの里倉庫まで運び込みます。

今回はA型障害者さん(ストレートアライブ)と

B型障害者さんと生活介護レベルの障害者さん(無門福祉会)と

私たち農家と福祉職員全員で一致団結して仕事を終わらせます。

トラック4台分の土を

本当にあっという間に全部運びこめました。

A型の障害の軽い人は機械での作業に入れます。

B型や生活介護の障害が重い人は

とにかく運ぶのが得意です。

運ぶ能力は健常者と変わらない人が多いです。

私たちも一緒になって運んで

置く場所などのフォローをすれば頭数に入る仕事となり大活躍です。

この仕事は普段あまり働けない障害者さんも活躍できる貴重な仕事です。

活躍するといい顔になって輝き始めます。

これが面白くて

大変な仕事も楽しみな仕事へと変わっていきました。



終わった後私たちも職員も障害者さんも皆格別な喜びや充実感を感じてます。

彼らと一緒に農作業をすると

一つ一つの仕事に格別な喜びや感動があります。

それが繋がって生まれる自然栽培米を今年も皆で頑張って作りますので

皆さん楽しみにしていてください。
  


Posted by みどりの里 at 18:37 │お米

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2017年11月11日

稲刈り終わって自然栽培新米発売中



長雨や台風で稲刈りは大変でしたが、

11月から新米を販売できております。



今年はよく見ると写真が4パターンあります。

今年から一緒に自然栽培やってる

障害者さんたちも一緒に写ろうと誘ったのですが、

人数が多すぎて4つに分けました。

確実に皆のおかげでできた自然栽培米ですから

少しでも私たちのお米を買ってくれるお客さんに

自然栽培米を通して皆の頑張りが伝わればと思って今年から試みました。



今年は6月は空梅雨で稲が水がほしいときに水が足りない状態になり

10月の稲刈りに雨がザーザーで

収量を落としてしまいました。



でも、面積は増やしておいたので

なんとかやまのぶに1年出荷し続けることはできそうです。



このときは晴れてたんだけどね。



雨の止み間に入った田んぼはこんな感じで

水の入った田んぼのままじゃないかという感じでした。

でももう周りが刈ってしまっているので

早く刈らないとスズメに食われて収量がどんどん落ちていきます。

自然栽培米は確かにスズメに食われづらいのだけど

周りの田んぼが全部稲を刈って

うちだけ残っている状態になると一気に襲い掛かってきます。

あまりに恐ろしい光景なので

水がひくのを待っていられません。



今年も無門福祉会さんと一緒に稲刈りを進めていきました。

昨年は職員が仕事を覚えることをテーマに稲刈りを進めていきましたが、

今年は障害者さんの仕事作りをテーマに稲刈りを進めました。



おそるおそる稲をコンバインに通す田口くんは

もともと集中力があるほうではないので

すぐ見てるだけになりがちでした。



でも何度も稲刈りに来ているうちに

作業のインプットが終わり

田口くんはどんどんコンバインに稲を通せるようになりました。

このただ見てるだけの期間がけっこう大事なんですね。

このときにこの人はできないねと職員が判断してしまうと

その人はチャンスを与えられないので、

できないままになってしまいます。

慣れてくればできるようになります。

できなくても障害者さんを連れてきてねとお願いしておきました。

何度もこのパターンで障害者さんとの農福連携を進めてきました。

できないと思われてた人ができるようになっていくとこを見ていると

できないと思われていた無肥料無農薬の自然栽培ができたときの感じによく似ていて

面白くて仕方がないです。

あー、そうか。

だから農福連携を進めたくなるんだな。

  


Posted by みどりの里 at 23:57 │お米

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2017年10月19日

自然栽培稲刈り

雨が続く前の出来事です。

10月10日は必ず晴れるので

グリーンママンさんたちとの田んぼの稲刈りの日に予定してました。



電柵してからはイノシシの害は台風で電柵が外れてた日だけ入られましたが

それ以降は完全にくいとめました。



空梅雨で田んぼが干上がってしまったり



日照不足もありましたが、

皆いつもよりたくさん田んぼに来て作業に入ってくれていたので

なんとか収穫にたどり着けました。

あきらめていたらひどいことになっていたことでしょう。



朝からイノシシの電柵を外し始めます。



稲刈る前に写真を撮っておこうと

この時間にいるメンバーで先に写真をとっておきました。

いい天気です。

皆の笑顔もすてきですね。



早速毎年恒例のコンバイン体験です。

全員乗ります。

横で私がサポートしますが、

いつかママたちがコンバイン置いておいたら

収穫終わらせてるなんて日がくるかもしれませんね。



機械で全部刈ってしまうとつまらないので

手刈りもやります。



そんなに細かいこと言わなくても稲刈りがわかってきているようで

年々作業はスムーズに進んでいきます。



去年よりは乾いているので稲刈りがしやすいです。



無門福祉会の障害者さんたちも一緒に参加です。

稲刈りはいつも無門福祉会さんと一緒にやるので

イベント時もサポートに入ってもらってます。

自然に交流できるので互いにいい刺激になります。

仕事が早いけど優しいママさんたちに囲まれて稲刈りしてると

障害者さんたちも自然と能力が上がってきます。



私が稲刈りをしている間に

ママさんたちは小さい田んぼを1枚手刈りを終えていました。

相変わらず手際いいです。

小さい田んぼは機械が入りにくいのでありがたいです。



もう一回皆で写真を撮ろうと呼びかけたら

なかなかいい写真が撮れました。

ママさんも農福連携もみどりの里の中ではごちゃまぜになります。

みどりの里はこんな感じで自然栽培を進めていきます。


  


Posted by みどりの里 at 23:00 │お米

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2017年09月17日

グリーンママン田んぼイノシシ対策



今年は日照不足で山にエサが少ないのか

いつもより断トツ早くイノシシさんが襲撃してきました。

例年は水抜くと入る感じでしたが、

まだ稲が青い状態で水もたくさん入っているのに

もう来ました。

これだから自然のことなんてわかるようでわからん世界です。



とりあえず集合がかかり

来れる人に一番やられそうな田んぼから電柵を張りました。

そして4日後に皆が集まれそうなので

なんとかそれまでもってくれと

願っていたのですが、

皆が集まれる日の前日の夜に1回入られました。



今まで来てたウリ坊が

大人になったんだなという形跡が残っていました。



しょげていられないので



とにかく電柵を張りました。

皆切り替えが早いです。

皆もう簡単に電柵を張れるようになっています。

イノシシが来ることで

集まれるきっかけにはなりました。



イノシシにやられやすいこともありますが、

水が得にくい場所でもあるので

来年は一部場所を変えようかと考えてます。

どのみちイノシシは出てしまうけど

水は得やすい場所があります。

収量は変えた場所のほうが上がると思います。

皆にとっては大きな変化だろうけど

環境がどんどん変わる中で

自分もどんどん変わっていかなければならないです。

進化しようとしたら

変化するしかないです。

より自然とうまく付き合うためにはそういうことだなーと

自分のテーマを皆に押し付けるようですが、

環境が変わったほうが

新しいものを発見できたりして楽しいと思うなー。


  


Posted by みどりの里 at 13:29 │お米イベント

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2017年08月09日

賑やかな自然栽培



いつもはひたすら浩美が自然栽培ブルーベリーを収穫していますが、

今回は高校生の職場体験ということもあって

ブルーベリー収穫なら農業体験として

いい思い出になるかと思って一緒に収穫しました。



今年も鳥の害はほとんどないまま収穫し続けてます。



うちの子たちも暇だと

畑でカタツムリを探してきて遊んでます。

ときどき子どもたちはブルーベリーに襲い掛かってきますが、



手伝ってくれることもあります。



隣の自然栽培オクラ畑では

ストレートアライブさんが収穫しに来てくれてます。

初めて畑作業をやる軽度な障害者さんたちです。

炎天下の中ではきつい作業ではありますが、

オクラから人生の厳しさと

世の役に立つ喜びを教えてもらっているようです。

最初は採ることでいっぱいいっぱいで

取り残しやサイズを合わせることがなかなかできなかったので



昨年オクラ収穫をやっていた

無門福祉会のみどりの里班も合流して改善していきました。



そうやって合流していくことで

畑で作業しながらすれ違うときに会話が弾んだり

なんだか楽しい雰囲気になってきます。

そんな雰囲気の中だと

野菜たちにもいいエネルギーを供給できるような気がします。

ストレートアライブさんは収穫だけでなく

みどりの里の田んぼも維持してくれています。



大きい草だけの除草ですが、

今年は空梅雨だった6月に

水が来ないトラブルが多発していて

ヒエが育ってしまいました。

それを週に3~4日4時間除草してもらってます。



このエリアのよその田んぼですが、

水が来ないと除草剤をまいてあってもこうなります。



うちの田んぼも何もしなかったらそうなってしまうという危機感から

雑草が小さいうちから1日3反以上できるペースで取り続けてきたので

この水が来なかったエリアでも

ヒエや他の雑草に囲まれることなく作ることができました。

ストレートアライブさんたちの障害者さんたちが

田んぼをきれいにしてくれるから

田んぼをやらないかと声をかけてもらえたり、

評判を落とさずに無農薬の自然栽培を拡大し続けていけます。

こうやってしっかり結果を出して

障害者さんたちが無農薬栽培に適した人材であることを

しっかり打ち出していきたいです。






  


Posted by みどりの里 at 22:50 │お米

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2017年06月21日

水がなくても

空梅雨は恐ろしいです。



グリーンママンさんとの田んぼも



うちの田んぼも

水が細くなりやすいところは水が来ない日が続きます。

たまに来る水を喜んで迎えていたけど、

だんだん来なくなってしまいます。

もとの取水口を見にいってももとの水が少ないことが問題なので

どうしようもないです。

こうなってくると草が抑えられなくなってきます。



ママさんたちもここはがんばりどころと

雨が来るまで少しでも草を減らしておけるよう

愚痴もこぼさず頑張ってます。

すごいなと感心してしまいます。

逆に水の大切さがよくわかるといつも前向きなお母さんたちです。



水が来るところの除草はたいしたことないので

どんどん進んでいけます。

やまのぶ新入社員もこれならまだ頑張れます。



ストレートアライブさんの障害者さんの頑張りがすごいので

やまのぶ新入社員たちもその勢いに能力が引っ張り上げられます。

テンポよく進んでいたけど



水がない田んぼはやばいです。

これにはストレートアライブさんの皆も足が止まりました。

ヒエと稲はよく似ているので

慣れた人じゃないとなかなか取りきれません。

ヒエと稲の見分け方を再度教えて

田んぼ全体の除草ではなく

ヒエの密集したところを頑張って取ってもらいました。

今まで冬にわらを焼くようになって

ヒエに負けたことはありません。

少しくらい生えていてもヒエが途中でなぜか枯れてしまいます。

でもそれは水があって成り立つことであって

水がない場合は稲が負ける可能性が大きくなります。

だからヒエだらけで稲がどこにあるかわからなくなっているところだけ

なんとか取れば

あとは梅雨後半の雨でなんとか逃げ切れるのではないかとみてます。

私一人ではとても取りきれません。

ストレートアライブさんの存在はこういうどうしようもなくなってきたときに

一気に勝負をかけられるありがたい存在です。

手除草に関しては他の人ではこうはいかないはずです。

今年は空梅雨さえなければ

あっさり草に勝てそうなくらいうまくいってました。



水がちゃんとくる田んぼでは



いつもより断トツ草が少ないです。

私が本当に力を入れてやらなきゃいけない仕事は

ストレートアライブさんに頼っている手除草をより楽な仕事へと変えていくことです。

それができないと面積が増やせません。

今年は5.5haの自然栽培田んぼです。

今日の雨で水環境はだいぶ良くなったはずです。

ここから巻き返していきます。




  


Posted by みどりの里 at 14:25 │お米

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