2017年04月18日

自然栽培イチゴシフォンケーキ



みどりの里の自然栽培イチゴたっぷりの

プレミアム イチゴミルクシフォンケーキができました!!

goenさんの力作です。

イチゴたっぷりだからもちろんイチゴの種のツブツブまで

楽しめます。きれいな生地の赤色も本物のイチゴの色ですよ。

こんな素敵なシフォンケーキを作っているgoenさんとの

出会いはさかのぼること8年前。

まだ私たちが豊田に来て間もないころイチゴに苦戦していたころ

時々手伝いに来てくださっていた方でした。

今は小学3年生になった娘もそのころは背中で

おぶられていた頃。

goenさんが娘を自宅であやしてくれてたこともありました。

よくシフォンケーキを差し入れに持って来てくれて皆で

美味しくいただいてました。

goenさんは自宅カフェを開けたらいいなあなんてよく

おっしゃっていたのでいつかコラボできたらいいですね

なんてよく夢を語り合っていました。

そして8年後の今日コラボ商品が出来上がり

スーパーやまのぶで販売されています。

ご縁が繋がって一つの商品が出来たことに感動しました。

イチゴあきらめず挑戦し続けて良かったな

そしてgoenさんも夢を叶えられて本当に

良かったなと思う嬉しい一日でした。

イチゴの他にもいろんな種類があるので

ぜひスーパーやまのぶ内のgoenさんのコーナーで

お気に入りのケーキを見つけてくださいね。



  


Posted by みどりの里 at 22:18 │いちご

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2017年03月31日

春に向けての自然栽培野菜たち

毎月毎月どころか毎日毎日

自然栽培を皆に提供していきたくて

秋から冬にかけて種を播きまくってました。

まだまだ出荷が途切れてしまうことが多いですが、

お米は毎日お店にあるし、

最近はイチゴも毎日あるし、




(毎日無門福祉会の皆もイチゴ収穫してます)

あと野菜だなー。



スナップエンドウやグリーンピースたちの支柱を

ストレートアライブとものわさんたちと作りました。

キュウリネットが本当は絡ませるにはちょうどいいんだけど

片付けるときが大変なのでマイカ線を張ってこの中に納まっててください

という感じで支柱を立ててます。



グリーンピース



スナップエンドウ



収穫期をずらそうと早く収穫できるスナップエンドウを植えたら

寒さに弱いのか傷みました。

まだ新しい芽があるようなので

暖かくなれば大きくなってくれるだろうと願ってます。



そしてソラマメ。

昨年はアブラムシで全滅させてしまいました。

その前の年は収穫できたのに。

昨年変更したポイントをもう一度見直して

アブラムシが出ないように今年は手を打ったつもりです。

苗を作らず直播にしただけです。



花にもアブラムシいない。



成長点にもアブラムシいない。

いいのか?あたりか?

あとは暑さが来る前に収穫できるかどうかです。

昨年はだいぶ温度がおかしくて狂わされてしまったので

今年はどうかよろしくお願いします。

また皆でエンドウ狩りがしたいです。



春のダイコンたちがトンネルなしになって大きくなってきてます。



トンネル内で大きくした葉は薄くて弱いのか

トンネル外したらちょっと痛んでしまいました。



でも中心から外の気候にあった丈夫な葉が出てきてます。

春に向かって作るのはだんだん栽培が楽になっていくので

気持ちも明るくなります。



間引き菜も採りながらちょっとダイコン早いけど収穫してみました。



100mくらいカブです。



花が咲く前に収穫しきれますように。



まだ小さいのが多いので中カブサイズになったものからちょっとずつ収穫してます。



3月に植えた山東菜はまだ寒いと言ってます。

なかなか大きくなれずにいます。



サニーレタスもちょっとずつ大きくなってきてます。



サニーレタスと同じ日に同じやり方で育てても

グリーンリーフは圧倒的に早いです。

赤より緑のほうが有利に進むんだね。



少しだけ収穫してみました。



玉レタスは動きなしです。



ここには



初めてのニンジンがいます。

か弱すぎる。

勉強会で皆で情報を出し合ったニンジンを

早速試してみました。

3/3~8くらいまで種まいてましたが、

今年の3月は寒かったのと雨が少なくて

20日ごろの雨で一斉に発芽しました。

それまでは1つも出ないので完全に失敗したかと焦ってました。

種まいた後はいつも心配になります。



夏に向けてピーマン



ミニトマトもすでに育ち始めてます。



そしてうちの社員の天野君もトラクターを覚えて

田んぼを耕してます。

天野君も育ち始めてます。
  


Posted by みどりの里 at 16:01 │いちご野菜

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2017年03月03日

3月5日 環境サロン 自然栽培勉強会

家庭菜園の方向けの内容で、

環境サロン 自然栽培勉強会

3月5日(日)の13:30~15:30
秋葉いこいの広場環境学習センターエコきち(2F多目的室)
安城市大山町1-7-1
0566-76-7148

にて行います。

毎月の勉強会に参加してくださっている

神谷さんたちが安城市で企画してくださってます。

これで2回目となり、

前回よりも畑の作り方を詳しく話す予定です。

興味のある方はぜひご参加ください。

自然栽培イチゴも販売する予定です。


現在のみどりの里の自然栽培は



外は寒いので

ハウス内で苗を育てていたり、



サニーレタスや



リーフレタスがトンネルの中ですくすくと育ってます。



不織布の中で越冬していたエンドウたちも

3月になり暖かくなってきて

大きくなってきたので



不織布を外しました。



寒さや風にに耐えてきましたという姿です。



昨年失敗したソラマメにも今年数を減らして挑戦します。

2年前にうまくいったやり方に少し戻しました。

アブラムシ対策は苗を作らず

直播に変えたことです。

アブラムシの原因を苗土の養分と

寒いのに大きくなりすぎた根にあるとみてます。

今のところアブラムシは少ないままでいてくれてます。

昨年はこの時期にはもっと大きくなっていて

アブラムシがすでにひどかったです。

昨年よりは今は全然いい状態ですが、

最後までそういう状態で進むかはやってみないとわかりません。



大根もだんだん大きくなってきてます。

まだ間引きをする段階ですけどね。



カブも春を感じているようです。

4月に皆さんに届けられればと思って作ってます。

全て無肥料無農薬の自然栽培です。

寒くても頑張れます。



夏野菜の播種も始まります。

今年はトマトの接木をやってみたくて

早速台木の種をまきました。

とにかく昨年よりいい結果にするためには

何かを変えて新しいことに挑戦しなくてはなりません。

挑戦しなければ結果は必ず落ちると思います。

改善が結果的に改悪だったとしても

たくさんの情報を得ることができ、

更に栽培は磨かれていき

安定した生産に1歩1歩近づいていきます。

そして新しいことに挑戦しないと

心が停滞して仕事の楽しみが減ります。



常に挑戦し続けている障害者さんたちです。

収穫は毎日やります。



勝間田さんは今年イチゴのパッキングに挑戦しています。

持ち前の丁寧な性格がこの仕事に向いているようで

私たちより上手にイチゴを並べてくれます。



きれいなもんです。



シートにシールを張って用意することも



イチゴの下にひく緩衝材を作ることも

イチゴの出荷準備に必要な仕事です。

それらをそれぞれが分担して

イチゴのパッキング作業を完成させます。

素晴らしいチームプレーができてきました。

ポットの土詰めに時間がまわせなくなりつつあるので

無門福祉会の中でまだうまく働けていない人たちに

ポット土詰め作業を覚えてもらって

その人たちの能力も向上させていく予定です。

仕事が人を育てるということに自信が持てるようになりました。

新しく来てくれるメンバーが楽しみです。





  


Posted by みどりの里 at 08:48 │いちご野菜

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2017年02月26日

あぜぬりと2重張り外し



田んぼのあぜぬり作業を2月中に終わらせました。

田んぼのあぜはだんだん低くなっていってしまうので

どこかであぜを作りなおさなくてはならなくなります。

手作業でやったら非常に大変な仕事です。

今はあぜぬり機という素晴らしい機械があるので

あっという間にこの作業が終わらせることができます。

うちだけでなく、無門さんもストレートアライブとものわさんの田んぼも終わらせました。



とものわの今枝さんは自分も覚えたいとあぜぬり機に挑戦です。

すごく簡単です。

バックができるか心配だったけど



あっさりと習得しました。

イノシシなどであぜが破壊される場所もあります。

でもこの機械さえあればすぐ直せます。

障害者さんたちと農福連携して耕作放棄地をまた農地として復活させたいという思いに

ぴったりの機械です。

耕作放棄地をあっさりと田んぼに戻せます。

休みの日もあぜぬりを覚えに出てきたせいか

今枝さんがインフルエンザにかかり



ストレートアライブさんにお願いしたイチゴの2重張りビニール外しが

司令塔を失った状態で開始されました。

障害者さんだけで大丈夫かなと最初は思ったけど



皆声を出してどんどん外していってくれました。



最初からみどりの里で仕事をしてきたメンバーが新しいメンバーに声をかけて

いろいろ指示してくれていました。

あれ?もう今枝さんいらんやん。

と言うくらいの勢いで、部活みたいでした。

今枝さんにとっては大成功の結果でしょう。

無門さんとこも、ストレートアライブさんとこの障害者さんたちは

とにかく成長してます。

それがもう、うれしくてうれしくてたまらないです。

皆が真剣に作業にあたってくれるので

頼もしく感じ

私もまたどんどん前へ進む勇気をいただいてます。

まだまだ進化していけそうです。

これからも頼りにしていますので

よろしくお願いします。




  


Posted by みどりの里 at 13:22 │お米いちご

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2017年02月04日

無門ハウスの自然栽培イチゴ



1棟だけの小さめのハウスがみどりの里にありまして

トマトや葉物に使っていたのですが、

自然栽培イチゴハウスへと切り替えました。



「このハウスは無門さんにあげるからイチゴのお世話をしてあげてね。
 採れたイチゴは全部好きにしていいよ」

と言ったら皆のモチベーションがものすごく上がりました。

昨年はそういったハウスがないので

どうしても注文最優先になってしまい、

作業を手伝ってくれてる皆に分けてあげられる分が少なくて

皆も我慢してましたね。

意外とこれは商品なんだとという意識が皆あって

自制が効いているあたりがすごいなと思いました。

でも注文から完全に切り離した新しいハウスがあれば

無門さんの中で展開したいことをやれるハウスとなり

皆自分のやってることの成果を食べたり、

販売したり、また招きたい人を連れてくることで実感できます。



お昼のお弁当のデザートになってます。



これが一番障害者さんにとってわかりやすい成果ですね。

そしてそういった仕事の意味がわかり始めると



無門ハウスで採れたイチゴで

ただ食べるだけでなく、

収穫やパッキングの練習をしていました。

職員さんたちがパッキングは練習している中で

すでに障害者さんの勝間田さんは

自分たちのイチゴでパッキングを習得しようとしてました。

新しい仕事を進んで習得しようとする姿に感動すら覚えます。

今、みどりの里班ではイチゴ収穫とパッキング能力が

昨年の倍以上の作業量をこなせるようになっていて

うちも浩美に頼り切りだったパッキング作業が減って

非常に助かってます。

イチゴだけでなく野菜の仕事もさらに進化していきます。



自然栽培ホウレンソウの大きくなりきれなかったものの

黄色い葉を取り除く作業を太田さんができることが判明しました。

これは規格外品になってしまいますが、

食味はいいので黄色い葉を取り除けば加工にまわせます。

私たちでこの作業はやってられないのですが、

太田さんがやってくれることで

畑で捨てずに野菜が活かされていきます。

もともとできるわけではないんです。

1年みどりの里へ通い続けて

自然栽培の中にどっぷりつかり続けて

体力や能力を徐々に開花させてきた今だから

太田さんができるようになったんです。

「ホウレンソウないのー」

と毎日聞いてくれるようになりました。

最近、皆活躍できる場を狙っている感じになってきました。

できそうな仕事を探し始めています。



彼らが関わるとイチゴの食味が上がる傾向があります。

そりゃ私たちの栽培のドラマだけじゃなく

障害者さんのドラマまで詰まっているイチゴですから

美味しくなるに決まってるよね。

やまのぶ梅坪店で販売してますのでぜひご賞味ください。


明日2月5日(日)に講話予定があります。
10:00~11:30
場所 エトセ工房 (愛知県岡崎市石原町字黒石33)
申し込み先 風舎事務局 0564-83-2881 

自然栽培と農福連携の事例をたくさん話します。

興味があったらぜひご参加ください。

  


Posted by みどりの里 at 09:13 │いちご

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2017年01月14日

今年も自然栽培と農福連携を進めていきます



これで3年目の農福連携によるわら焼き作業になりますでしょうか。

この田んぼに来てくれてる班は

普段みどりの里へ来ている班ではなく

もう少し重度な障害を持つ人たちも多いです。

冬にわらの処理を済ましておくことで

夏の草取り作業が楽になることはわかっていますので

夏の仕事を減らすために

冬に夏の仕事を分散させているようなイメージです。

この作業は進めていただけると、

うちが非常に助かるのはもちろんですが、

無門福祉会さんの中でなかなか作業ができない重度な障害者さんの

仕事場にもなり、

この作業は無門さんの中でも重宝されています。

仕事ができなくても、仕事場にいられるだけで

障害者さんの気分もずいぶん晴れてくるものです。

この作業が進んでいるうちに



ホウレンソウ、山東菜などの収穫が進み



出荷準備も進んでいきます。



この山東菜は12月に愛知県の福祉施設のスタッフさんたちと

実施研修という形で皆で定植した山東菜です。

収穫までたどり着けて

立場上ほっとしてます。

寒い中で自然栽培やるのはけっこう難しいんですよ。



そして畑では春のダイコンやカブに向けて

ストレートアライブさんたちとトンネル作りをやってます。



1本が100mあるので

もう皆でやらないと作業が終われないです。

春は自然栽培のような無農薬野菜は品薄になります。

今の極寒期をくぐってこなくてはならないからです。

手間がかかりすぎてしまうところを

農福連携でこなして

難しくなる栽培時期をクリアしていきたいです。



イチゴは寒くてなかなか色ませれないです。

秋の長雨で大ダメージを受けて

それを取り戻そうと頑張ってますが、

9月10月の生育をその後の11月12月で取り戻そうとしても

温度が足りないので生育が遅くなってしまって

収穫が大変遅れます。

それでもヨトウムシや管理をあきらめないようにして

今青い実がちゃんと出荷できるように頑張ってます。



勝俣さんとようこさんは仲がいいです。

勝俣さんは障害者さんとして班に入っていますが、

この1年での成長ぶりは目を見張るものがあり

今では、他の障害者さんのお世話をしながら

作業を進めています。

もう黙っていても

スタッフも障害者さんも成長していきますし、それを喜んでます。

だから昨年より今年は更によくなってしまいます。

新しい連携パターンや作業もさほど苦労せずに増えていくでしょう。

みどりの里は気づけば今年は7.5haくらいになりそうです。

これがまた新しい農福パターンを生まなくてはならない環境になります。

昨年できた仕事はもうできるパターンとして存在して

そこで止まっていては今年は勝てない環境を作っておきました。

今年は更に新しいパターンで新しい環境を作ります。

ストレートアライブさんとは畑を共同で作っていく場所を新しく1反ほど用意しておきました。

昨年は関わりの薄かった無門さんの畑のほうとももっと関わって

互いに助かる関係をもっと強化していきたいです。

今年、農と福祉の共同体構想をどこまで進めていけるか楽しみです。


  


Posted by みどりの里 at 11:20 │いちご野菜

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2016年12月28日

ストレートアライブとものわさんの力



遠くから見るとさして問題なく見える自然栽培ブルーベリー畑ですが、

防草シートは一度張り直しをしないと来年は防草できなくなります。

一度めくって土と一体化し始めているのを分断して

それをまた再度張りなおせば効果が持続します。

ここは水はけが悪すぎて

トラクターがはまるので

耕さなくてすむブルーベリーにしたら

大当たりだった畑です。

周りに溝を掘ってあるのですが、

毎年それも掘りなおしてあげないと

溝がどんどん埋まっていってしまって

水はけがどんどん悪くなり

木が痛みます。

雨が降ってしまって

予定していた作業ができなくなったストレートアライブとものわさんに

ブルーベリー畑の整備をお願いしました。



溝も掘って

草刈りもして

防草シートは張りなおして



株元の草は全て取り除いて

株元にわらをしいて

ついでに近くのイチジクにもわらを株元にしいてくれてます。



1人でやったら、

200mほどの溝掘り時点で心が折れるでしょう。

とにかく皆で一気に片づけてくれるので

畑の計画がスムーズに進んで

非常に助かります。

冬場は畑や田んぼを1枚1枚きちんと整備しなおします。

これをしっかりやっておかないと

春夏の作業がつまづきます。

冬にほっとしたら負けです。

植物の動きがスローになる今が勝負どころです。

準備を着々と進めて

農繁期でもスムーズに仕事が進む状態を作っておかなくてはなりません。



それと同時に

冬でも採れる自然栽培野菜作りも進めます。

とても私たちだけではこなせないので

とものわの皆を週に1回呼んでます。

トンネルもすごくたくさん作ることになるので

寒くなってきたら、イチゴの保温作業と同時にトンネル作りも進めます。



トンネルは最初あけれるようにしておきます。

本当にトンネルでないとやばい日というのは

いきなりやってきて

でもまた寒さがゆるんでトンネルは熱すぎるみたいな日がきます。

そのあたりでどんどんトンネル作業をこなしていかないと

本当に寒くなってからでは

作業が間に合いません。

この間に合わないというのは農業にとって本当に致命的です。



来年の自然栽培農産物増産計画のため

一部の田んぼを畑に切り替えてます。

田んぼが隣接しているところや、水はけが悪いところに溝を掘って

余計な水は圃場外へスムーズに出ていくようにしておきます。



晴れが続く一瞬のタイミングで

耕して、乾かして、また耕してマルチ張りへと移行します。

さあ春にむけてのダイコンをまいてトンネルを作るのですが、

手が足りないので

とものわに頼みます。



畝の長さは100mありますが、

雨で足場も悪く、強風の中

ダイコンの播種からトンネルまでこなしてくれました。



ときにはどうしてもヨトウムシ取りも進めたいときに

2班に分けて

目の悪い人は畑片づけ作業に入り

目のいい人はヨトウムシ取りに入ります。



秋の長雨で生育をだいぶ遅らされてしまってますが、



少しづつですが赤くなってきてます。

無門さん、とものわ、天野君がヨトウムシ取りはだいぶ貢献しました。

きれいなまま年が越せます。



エンドウやソラマメもすくすく育ってます。



5月が尋常じゃない暑さでエンドウが枯れるので

4月に収穫できる可能性のある品種を選んでみました。



ソラマメは1勝1負です。

今年はアブラムシ対策で、直播を選びました。

今の時点で成長しすぎていないことはアブラムシ対策になるはずと思ってます。



自然栽培ホウレンソウは手堅い品目になりつつあります。



山東菜を収穫してはまた植えてます。



ダイコンも1月下旬~2月にとりたいと思ってますが、

自然栽培は寒さに弱いので

トンネルでなんとかそこまで成長させれるかどうか実験中です。

これらの野菜はトンネルなどが必要になるけど

それを可能にしてくれたのはとものわの存在が大きいです。



ニンニクたちも粘土に植えていくのは大変でしたが、

これも4時間で植えきってくれてます。

A型と呼ばれるストレートアライブとものわの軽度な障害者さんは

前からも言ってますが、

健常者とあまり変わらないです。

パートさん以上の働きができます。

泥も汚れも気にせず

絶対作業を終わらせるんだと燃えてる姿は

頼もしすぎて

最近は自分が別の作業を進めていて

同時に頼んだ畑作業が終わっているという状態になってます。

これは1日のチャンスを最大限活かしたことになります。

作業日和はわずかにしかやってきません。

そのわずかなチャンスの日に

収穫も、管理作業も準備も種まきも全部襲ってきます。

1人でやったらどれかの仕事しか進みません。

作業が遅れる原因です。

とものわさんがいてくれるので

うちは最低でも2つは片づけれます。

短時間で仕事を片づけれる能力を持っていますので

人を1人雇うより絶対効果的です。

来年はストレートアライブさんとの連携をさらに進化させて

自然栽培野菜増産計画を開始します。

来年は4反くらい畑が増えて

1.5町歩の田んぼが増えることが確定してます。

もちろん全部自然栽培です。

ストレートアライブさんの事業所も増えます。

戦力が増えるので

圃場も増やさないと失礼なんでね。

今年も皆さんありがとうございました。

来年は更に面白い展開を作っていきましょうね。




  


Posted by みどりの里 at 09:56 │いちご野菜スタッフ紹介

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2016年09月17日

自然栽培いちご定植



やっと山から苗を下ろせたのが、

9月8日でした。

今年は残暑が厳しくてなかなか温度下がってこないし、

いつまでポットのまま平谷村に置いておかなきゃいけないんだと

ひやひやしてました。



ポットのまま長期間置いておくということは

根がつまってどんどん弱っていくということです。

しかも今年は長野県が非常に暑くて

イチゴ苗たちはだいぶ苦しみました。

平谷村にはトウモロコシの小林君が水やりしてくれるから

3日に1回山行けばいいかと思ってたのに

毎日行くはめになりました。

予想外なことが起きすぎて

見にいかないといつ全滅するかわからんぞと

もう毎日行くことでイチゴ苗を元気にしてました。

なんだかんだ行くといろいろ発見して

手を打ってました。

水の量を変えたり、

水やりの時間を変えたり、

葉かきしたり、

葉を残し気味にしたり、

酢をまいたり、

ころころ変わる天気に合わせて

その日のイチゴ苗を見て作業を決めました。

お盆まではイチゴ苗の体力が定植まで持たないかもしれないと

ぞっとしていたのですが、

その後平谷村がだんだん涼しくなってきたら

だんだんイチゴが回復してくれて今の姿になりました。

全棟分自然栽培イチゴ苗で今年も作れます。



9月9日から定植作業開始です。

今はストレートアライブさんや

無門福祉会さんと一緒に作業を進められるので

スムーズに仕事が進んで

非常に助かります。



イチゴ定植作業も慣れたものです。

やり方も覚えてくれているので順調です。



無門さんたちも皆がやっている作業を教えてもらって



定植作業開始です。



無門さんの障害者さんは一人ではとても植えられないので

スタッフがフォローしながら進めていきます。

皆昨年のイチゴを覚えているようで

テンションは高いです。



やっとポットから解放されて

根は畑の土の中へ入っていけます。

ほっとします。



植えて1週間がたちました。



畑で生まれた新しい葉がきれいなので大丈夫そうです。



苗のときは輪斑病が出まくっていましたが、

定植後は真ん中からどんどんきれいな葉が出てきます。

外葉は苗のころの葉です。

この調子で育ってください。


  


Posted by みどりの里 at 21:51 │いちご

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2016年07月09日

自然栽培イチゴ苗の葉かき

豊田の暑さから逃れるために涼しい山へ運んだイチゴ苗たちが

いったいどうなっているのか心配で



無門福祉会のみどりの里班の皆が

平谷村へ見に来てくれました。

親株からのランナーを切って

栄養分が親から届かなくなった苗たちが

ちゃんと生きているのか心配だったようです。

ランナーの先をポットにピンで刺しただけだし、

最後のほうで刺していった苗たちはちゃんと根を出せてたのかとか

豊田で毎日見れてた苗が

突然長野県の山へ持っていかれてしまって見れなくなってしまったので

とにかく自分たちがやった作業が

ちゃんと次に繋がっているのかが知りたかったようです。



ポットの中の根を見ると

苗たちがちゃんと自立できていることがわかり

よかったよかったと感動していました。

苗たちがもう自分の子どもたちのように思えているようでした。



持っていった苗たちは葉が茂りすぎていて苗の中が暗くなっています。



放っておくと光が足りなくて徒長してしまったり、

このように病気が出てしまいます。



1株の葉を2~3枚くらいにしてあげると

中まで光が入るようになるので安心です。

今回ポットの土にくん炭を混ぜてあるので

保水力は格段に上がって

例年と同じ水やりでは水の量が多すぎて発病がありました。

現在焦って、水の適量が今年はどれくらいになるのかとか

遮光シートの使い方などを見定めています。

見定めているときに病気とか出るとかなり焦ります。

でも病気が出ないと、

これはどうだろうという様子を見る期間が長くなってくるけど

病気が出ると、

これはダメとすぐ判断ができるので

作業は何をすべきかがすぐはっきりしてきます。

雨の日や晴れの日、気温の高い日などの環境が変わっても

いつもイチゴ苗がベストコンディションでいられるようにしてあげないと

自然栽培でも容赦なく

イチゴ苗は病気にかかってしまうでしょう。

それくらいイチゴ苗を無農薬で作るということは難しいです。

昨年は作れたけど

たまたま運がよかっただけだと思ってたほうがいいくらいです。

最近は毎日平谷で古葉とりをしてます。

病気予防に酢もまいてます。

苗たちは9月までここで過ごさねばならず

苗の老化も進むし・・・

まだまだ平谷村へ通う(片道1時間半)日は続きます。

大変そうに聞こえるけど

夏の平谷村は涼しくて最高です。


  


Posted by みどりの里 at 09:19 │いちご

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2016年07月03日

イチゴ苗たち山上げ

6月は雨、雨、雨で水のコントロールはほぼできていない状態でした。

無門福祉会のスタッフの藤井さんが

病気があるように思いますと連絡をくれて見にいくと

例年より早く弱り始めていました。

日照不足や雨でいつもと違うことが起きてもおかしくないです。

酢をまきながらよくよく見ると葉が下むきに巻いている親株があるので

これはランナーを切るのを早めることにしようと思い

急きょランナー切りをやりました。



ストレートアライブさんと無門福祉会の皆と一気に進めました。

ストレートアライブさんは2年目の作業になるので

作業もてきぱきやってくれて助かりました。

無門さんたちは悪い苗を片づけたりと今までやり損ねる仕事をどんどん進めてくれました。



おかげで3日で全ての苗を山へ持っていくことができました。



今年はポットの土を昨年より半分薄めてあります。

ほとんど砂です。

半分を燻炭にしてあります。

よって苗が昨年より丈が小さいです。

でもこれくらいで十分です。

葉色が少し薄いですが、

日照不足の影響も少しあります。

この葉で直射日光をくらうと

葉が負けます。

標高900mの場所は光が強いので

対策を打たないと枯れます。



30%遮光ができるようにハウスを作りました。

稲の除草機作業が終わってからコツコツ作ってました。

苗運びが予定より早くなりましたが、

間に合ってよかったです。



急いで切って運んでいるので

選別がまだやりきれてないです。

また山へ作業しに行かなくてなりません。

でも

涼しいので行きたいくらいです。

青森県と同じくらいの気候です。

夏は豊田に帰りたくないです。



きれいな苗です。



根は順調だけど

もっと太いのが出るかと思ってたけどそうでもなさそうです。

ここ平谷村には

小林君が独立を果たしてトウモロコシを作ってます。

小林君に水やりと遮光ネットの開け閉めを頼んであります。

自然栽培イチゴは皆の力を合わせて作ってます。

以前より自分の手から離れてしまっているけど

その分人の手が入るようになって

これがいい栽培の形なんだと思うようになりました。

関わってくれてる皆の期待もあるので

山での苗作りをまた成功させて

9月からの豊田での定植に繋ぎます。

今年の試みもどうかうまくいきますように。
  


Posted by みどりの里 at 15:30 │いちご

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