2020年07月17日

イチゴ苗避暑地へ



豊田市で作っていたイチゴ苗は

7月が近づくと暑さで病気が出やすくなります。

今年は豪雨を避けながら

標高900mの長野県平谷村へ運びました。



軽トラの荷台に稲の苗用のアルミ棚を載せて

1回に1260ポット載せて片道1時間半です。

2回以上は長時間の運転で気がおかしくなるので

1日に2回までとしています。



あらかじめ用意しておいた畝のマルチを切って

ポット苗の入った花かごを並べていきます。

これでポットから根が出るので

老化を防ぐことができます。

それとこれで畑から水を得ることができるので

水やりが雑でも生き延びることができます。

人に任せる時は

その作業がシンプルで簡単で誰でもできるくらいまで洗練されていないと

失敗するので水やりは潅水チューブでかけむらが出ても大丈夫なまでにしてあります。

水やりは平谷村で独立して生産している元社員の小林くんと吉田くんがやってくれます。

その代わりに私は平谷村へ行ったらそこで採れた彼らの野菜を豊田に運びます。

お金のやりとりをしないで助け合う形で関係を作るようにしていて

そのほうがいい関係が続くような気がします。

もう一人半年くらいみどりの里で研修した竹内くんが平谷村メンバーに加わり

無農薬キュウリをハウスで作るようになりました。

初めてでも美味しいキュウリになってますので

ぜひごんべいの里で買って応援してあげていただけるとありがたいです。



苗は昨年からこのやり方に変えて

葉は何枚が一番いいかを探っていたのですが、

葉かきするときは2枚にするといいです。

3枚だとすぐに4枚になって徒長するので

病気にもかかりやすくなります。

2枚だと4枚までに時間を少し取れるので

作業が遅れないですみます。



ここは実験圃場です。

豊田でやっていた作業を

平谷村でやれないかを探っています。

だんだん梅雨前でも夏が来てしまうようになり、

豊田で苗をポットで受ける作業が暑さでできなくなる日が来るかもしれないと思って

今年から挑戦します。

これできたら苗がもっと良くなるんだろうけど

水やりがポット苗と定植された親株で必要量が変わるだろうから

親株が水が多くても耐えることができれば

可能性があります。

こんな感じのやり方でイチゴ苗を平谷で作っている人はいるのですが、

無農薬でそれができるかはまだ未知の領域です。

無肥料の自然栽培はその未知の領域に入れるかもしれない可能性のある栽培です。

うまくいくまでに時間がかかりそうだけど

うまくいったらまた報告します。






  


Posted by みどりの里 at 09:02 │いちご

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2020年07月07日

今年の自然栽培田んぼは雑草がおとなしいです



今年は雑草がおとなしくしていてくれます。

複数田んぼがあれば

雑草が優位になってしまう田んぼがどうしても出てきてしまうのですが、

今年は負けやすい田んぼも雑草がおとなしくしていてくれます。



今年は代掻きを除草と見立てて

浮いてきた雑草を障害者さんたちに取り除いてもらいました。

彼らでもできる除草作業を考えてのチャレンジでした。



コロナで学校休校で

ひますぎるうちの子も

雑草の種取り作業に出動しました。

とにかく小さな力で除草作業ができるようにと考えて

田植え前に除草作業を終わらせられないかとやってみたら

今までで一番効果的な作戦になりました。

私が代掻きしているうちに

障害者さんたちが雑草の種を取り除いてくれるということがポイントです。



今年は苗の出来もすごく良かったです。

農福連携の万全な体制で田植えを進めていたのですが、

2日目に田植機が寿命を迎えて買い換えるというアクシデントがありましたが、

6日で田植機の整備まで終わらせてくれた農業機械屋のマスヤさんに助けられて

1週遅れで残りの田植えを進めることができました。

今年一番焦った場面でしたが、

マスヤさんには本当に感謝です。



そして除草機での除草作業ですが、

1日目の壊れかけていた田植機での田植えは

欠株が多かったようで

補植を頑張らなくてはいけなくなって

除草機を毎年3回入っていたのを

今年は1~2回になってしまいました。

でも直感で今年は除草機よりも補植したほうが勝てる気がしたんです。

だって代掻きのときに除草してるからね。



除草機1回の田んぼですが、

草の数を減らすことに成功したようで

発芽してくる雑草が少なくなっていて

安心して補植作業を進めることができました。

別にここはたくさん欠株があったわけではないけど

この日は特に青い空と白い雲が田んぼにきれいにうつっていて

その中で除草機で潰してしまった稲の部分に補植作業をしていると

めちゃくちゃ気持ちよかったんですよ。

一人で大きな田んぼの中で自分の歩く水の音だけがしてて

その水の音が心地いいし、

うまくいってる田んぼの稲の緑はすごくきれいな緑色になるから

エネルギーをもらえる感じです。

楽しくて補植してただけです。

13年目の自然栽培で初めて静かな気持ちで田んぼに向き合えました。

イチゴも作ったし、野菜も作ったし、いろいろ作ってきたけど

自分は田んぼが好きなんだなとあらためて思いました。



ここはチェーン除草を1回やっただけです。

田んぼが深くて除草機が入れません。

今まではクログワイの多発する採れない田んぼでしたが、

年々雑草が減るようになりました。

まだゼロとはならないけど

確実に減っています。



ここは毎年収量が上がる田んぼですが、

順調に育ってくれています。

今は雨がひどくて田んぼの水が止まっていて

気を抜くと田んぼの水位が下がって雑草が出てしまうので

気をつけて管理しています。

障害者さんと一緒に自然栽培やることで

誰がやってもうまくいく自然栽培に近づけたと思います。

まだ暑さとの勝負も控えていますが、

前半戦は関わってくれた皆のおかげで過去最高の形になりました。


  


Posted by みどりの里 at 22:35 │お米

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