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2023年12月30日

自然栽培イチゴ販売中



今年はヨトウムシの大襲撃や

暑くて花が遅れたことで

クリスマスとか出せなかったらやばいなと思ってたんですが、

思ってたより出荷できてほっとしてます。



現在はこんな感じで

ちょっとずつ増えてきてます。

いつもだったらもっとばーっとイチゴなってるのに。



でもヨトウムシの大襲撃で葉っぱがかなりなくなったのに

復活してきてくれました。

冬が暖かいおかげでいい感じでイチゴの生長を促してくれてます。



収穫時期も少し遅れましたが、

遅れた分大きいイチゴがけっこう採れて

ありがたいです。



無門福祉会から来てくれてる農福師たちと忘年会を「ほがらか」で開催しました。

皆今年もよく頑張ってくれました。

実際米、イチゴ、ブルーベリー、レモンを自然栽培で作りきるには

彼らの活躍なしではできません。

ヨトウムシの大襲撃も

彼らが虫取り上手になってきてたので

やられきらずにすみました。

今年も皆ありがとうございました。

来年もまたよろしくね。
  


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Posted by みどりの里 at 19:22 │いちご

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2023年12月07日

自然栽培レモンが採れました



やっと自然栽培レモンが採れました。

6年かかりました。



去年2個採れて

今年はちゃんと増えるだろうかと見てたら

38個採れました。



肌とか汚くなっちゃうかなと思ったら

めちゃきれいやないか。

惚れそうです。



ここまでくるのに寒さをくらって枯れかけたこともありました。

それもあって採れるまでの年数がかかってしまったなと思います。



でも採れると信じて育てたレモンは

400gにもなりました。

でかっ!!

無肥料無農薬の自然栽培でもこんな大きいのできるんだね。

とりあえずまだ量が少ないので

名古屋のわくわく広場でとものわさんが販売してくれます。

レモンは皮まで使うから

無農薬の自然栽培だと安心だよね。

この先も作れるはずと思って採れる前からさらに植えてあります。

場所によっては枯れてしまったり、

うまく育たないところもあるので

課題と一つ一つ向き合いながら

量産できるようにしていきます。

量が少なくて皆さんに届かないかもしれないので

まだ幻シリーズです。






  


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Posted by みどりの里 at 11:26 │レモン

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2023年11月17日

自然栽培稲刈り2023



今年も無事自然栽培稲作が終わりました。

稲刈りもいつもより順調に進んでくれました。



今年はやまのぶ新入社員研修を塩水選や播種に入ってもらったら

すごくスムーズに作業が進んで

障がい者さんたちとの農福連携の負担を減らすことができました。



温湯殺菌など簡単な仕事を農福連携に任せました。



自分で作った育苗土に種籾を播種していきます。

これもやまのぶ新入社員たちと交代しながらやったので

農福連携の負担を減らせました。

あまり緊張感の高い仕事は耐えられない農福師たちが出るので

とにかく楽に楽しくできるようにしていける手をどんどん打っていきたいです。



今年は播種後の雨量が予想より多かったため

発芽をそろえることに失敗しました。

でも、このパターンは経験済みなんでうまく対処して田植えに間に合わせました。

病気じゃないので待ってればなんとかなります。



田植えも農福連携でスムーズに進んでいきます。



田んぼに苗を前もって運んでおいてくれる農福連携の班を作ってありまして、

次の田んぼに行けばもう苗が並んでいます。

そして、苗を補給してくれる農福師がいて

私は田植機でどんどん植えていけば完了です。



除草機を入れます。

これらは農福連携ではうまくいかないので

田植え前の代掻きで雑草の種を浮かせてそれを取り除くという仕事に変えてます。

それなら農福師たちは除草に参加できます。

除草作業がすごく楽になりました。



でもそのやり方に最近雑草が適応してきていて

完璧に防げる手ではなくなってきています。

やらないよりはやったほうが雑草によるダメージは確実に少ないのです。

でも雑草が遅く発芽してくるようになってきていて

自然の緑化しようとする力はすごいなと感心してしまいます。

更に上回る手を考え中です。



順調に大きくなり、この頃に出てきていたはずの強雑草ヒエが自然に枯れていきました。

たぶん暑さに負けたんじゃないかなと思います。

稲にとっても苦しい暑さなんですが、

稲よりも稲科の性格の強いヒエは

稲がダメージくらうくらいの環境だと

ヒエは耐えられないです。

暑さがいい方に出た数少ない事例です。



8月27日くらいにポツポツ穂が出たのですが、

予定より早く出てて、

9月に出したいのにって感じです。

暑いから稲の生長は早まります。

これだと高温障害をくらう時期にかすってます。

魔の8月です。

特に8月下旬は日長時間と気温のせいで

何もうまくいかなくなる時期です。



無事穂が垂れてくれました。



穂が短いので収量が落ちそうですが、

暑さに負けると穂が垂れなかったりすることもあり、

それよりマシです。



そして稲刈りです。

今年は春にちゃんと耕起できたので

収穫時に邪魔してくる雑草はかなり少ない状態で稲刈りできました。

それでも生えてる草をとるくらいなので

農福連携の負担はかなり軽減しました。

楽しく稲刈りです。



無門福祉会さんの稲刈りイベントにもコンバイン持って参加しました。

無門さんのコンバインが壊れてイベントに間に合わないということだったので助け合いです。

ここで子どもたちがコンバイン乗りたいと言うので

いつものコンバイン試乗会をしました。

今回は前進バックのレバーは子どもたちに操作してもらったら

操作して動かしてる感が増して

大ウケしました。

最後まで子どもたちを交代させながら稲刈りしたら

子どもたちはコンバイン操作が上達していきました。

農業志す子出るといいな。



カメムシの害はほとんどないきれいな籾でした。



雑草も抑えきった場所もあったようです。



でもそういう場所が減ってきているので新しい手を打っていく必要ありです。



強雑草コナギが生えたところです。



よく見ると種の入ってそうな袋を見つけました。



中を見てみたら、種が未熟な感じです。

これって遅い田植えに適応してきた遅く発芽するコナギは

種を完成させるまでの期間が足りなくなりつつあるということかな?

もしそうなら、もっと遅くまで代掻きしてたら

コナギが種を作れなくなったりしないかな。

なんて新たな手になりそうな手がかりを探します。

小さなきっかけから生まれる発想なんですが

こういうの生まれてくるとやってみたくて仕方なくなる病にかかります。

来年の楽しみが増えます。



色がだいぶ抜けてますが、

自然栽培はこれくらい待っても米の質が高いので悪くならないです。

むしろ待ったほうが未熟米が減って良品が増えます。

しかも、はざがけしたかのように籾の乾燥も進むので

乾燥機の燃料も少なくすむし、

はざがけの労力なしで、はざがけ効果が出るのでおすすめです。


そんな美味しい自然栽培の新米

やまのぶで絶賛販売中です。  


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Posted by みどりの里 at 10:45 │お米

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2023年09月06日

自然栽培イチゴ定植中



今年はちょっと早めですが、

イチゴ苗の定植を開始しました。



苗は標高900mの長野県平谷村で作ってます。



夏休みの間子どもたちを連れて

古葉を取り除く作業や

花芽を取り除いたり

雑草を取ったりと

管理を手伝ってもらってました。



実際にはその前農福連携で豊田でもイチゴ苗管理してますから

苗だけで昨年の10月からスタートしているので

なんと定植までに10ヶ月もかかってます。

イチゴの苗作りが難しいと言われる理由の一つです。



イチゴの苗を軽トラに棚を積んで運び出すのですが、

選別して大きくなれず残されていく苗も目立ちます。

今年は夏が暑すぎて

平谷村も雨は少ないし、

いつもより暑い日が続いて

水が足りなくなったくらいです。

その影響が出ました。



こんな年は苗が足りなくなるのですが、

私はびびりなので

毎年必要量の倍作ってます。

それくらいやらないと無肥料無農薬の自然栽培でイチゴ苗を必要量作りきることはできないです。

これを3割増しくらいの量ですむようになりたいなと改善を毎年やっているのですが、

未だ到達できないです。



今年もたくさん作っておいたので乾きでやられた苗もありましたが、

必要量以上のイチゴ苗を作れました。



畝の上にのせたポットから根を出させてあるので

ポットが乾いてもいい苗が採れたのはこのおかげです。

無肥料で作るコツにもなります。

無肥料で作ると病気にも強くなります。

イチゴ苗で恐いのは炭疽病ですが、



なんか葉に黒い斑点が墨汁をこぼしたみたいに

ぱあっと広がってる感じで

炭疽病っぽいよなと思うのですが、



少しまわりを見ると広がってないんです。

自然栽培イチゴ苗たちは途中で病気の広がりを止めれるんです。

だいたい1ケース内以上に広がることはないです。

やばそうな病気の苗は他にもちらほらあるのですが、

広がらないです。

なんなら植えても助かる可能性あります。

私はわざとこれ病気にかかってるかもなーって苗を植えたりします。

それは自然栽培が病気になっても助かったり

広がらない場面を何度も見てるからです。

それを確信に変えたくて

毎年少しそういう危ないことします。

今までそれでダメになったことがありません。

だから選別基準も年々甘くなってきてます。

ダメだと思ってた苗がダメではないことに気づいたからです。

自然栽培のこの病害虫に強いという利点でイチゴ苗作りはかなり助かってます。



私がひたすらイチゴ苗を運んでいるうちに

無門さんやストレートアライブさんとの農福連携でどんどん定植していきます。

この連携で2反のハウスに苗を4日くらいで植えきります。

1日に定植している時間も障害者さんたちが働く4時間くらいなので

そんなに大変な作業ではなくなりました。

それでもこれは大事な仕事だと思って皆気を入れて頑張ってくれてます。

今年も自然栽培イチゴのいいスタートが切れました。







  


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Posted by みどりの里 at 17:26 │いちご

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2023年02月26日

みどりの里15周年おめでとう!



今日は飯田君(やまのぶ元社員)が自然栽培農家になるということで

応援しようの会が行われました。

そしてついでにみどりの里15周年も祝っちゃおうと

一番支えてくれていたやまのぶの山中会長と山中相談役に

感謝の気持ちで花束を贈らせていただきました。

こんなことするの初めてかも。

だけど15年の間には

イチゴが不作のときもあったし、

米が減収して大変なときもあったし、

今振り返ると失敗しまくっとるなと思うのですが、

山中会長と相談役は特に顔色一つ変えることなく

当たり前のように支え続けてくれました。

ダメだったときに

私が「次はこうやったらうまくいく」

と会長と相談役に熱弁して

それをあっさり信じてくれて

「やったらいいじゃん」

と背中押し続けてくれました。

そんなことの繰り返しの14年間だったと思います。

一度もストップかけられたことがないです。



現在自然栽培イチゴも順調に収穫し続けることができていて

今年は食味が例年よりいいくらいです。

毎年積み重ねさせてくれたおかげで

そんなイチゴにたどり着けたんです。

私の嘘みたいな話しを信じてくれてありがとうございます。



今日は小林君と吉田君も平谷村から来てまして、

彼らはみどりの里の一番きつかった頃に社員として5年くらい頑張ってくれた仲間です。

今は平谷村で立派な農家になってまして、

私が夏にイチゴの苗を2ヶ月ほど涼しい平谷村に置いておくのですが、

その水やりをこの二人がやってくれているので

今出荷している自然栽培イチゴがあるのです。

そして、やまのぶで最も農家よりの頼れる男生田さんも来てくれました。

販売面では非常にお世話になっています。

そして、新たに自然栽培農家になる飯田君が加わります。

彼はやまのぶこだわりコーナーのごんべいの里を担当していたので

販売面の経験をしっかり持っているので

他の農家さんたちとの調整にも期待がかかっています。

農家としてスタートを切るのはすごく大変なことです。

私の考えでは、彼を半分みどりの里の社員だと思っているので

彼が一人で困り果てることはあり得ません。

こんないい関係がやまのぶのごんべいの里を盛り上げ続けるので

皆さん期待していてください。


お知らせ

3月6日月曜日18時半~20時
ほがらか若草店にて
勉強会を再開します。

コロナでしばらくやれてなかった

自然栽培の勉強会です。

前のように毎月はできないと思いますが

できるときに開催しようと思ってます。

皆さんのご参加お待ちしてます。


  


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Posted by みどりの里 at 00:34 │みどりの里について

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2023年01月24日

今年の自然栽培イチゴも絶好調!!



今年は自分でも信じられないくらい

うまくいってます。



とにかく作りやすくなりました。

まずは天気がいい日が続いていることが一因です。

これには本当に助かってます。



毎年栽培方法はどんどん変えていて、

それが今年はピタリとはまった感じです。

自然の仕組みに合わせれば

こんなに栽培って楽になるのかと驚きです。

アブラムシが全然増えてこないです。

古葉を取ることをやめたんですが、

全く問題ないです。



そして一番大きいのは

例年ならば根を弱らせる水やりをして

味をのせていたのが、

今年は根を作って丈夫なイチゴ株を作り続けていても

味が落ちなくなりました。

植物は体を作るか子孫を残すかどちらに養分を送るかをやっているので

根を作りすぎると

体は大きくなるけど

実が小さくなったり、味が落ちたりするんです。

なのに今年は体と実の両方取りができています。

これは自分のイチゴ栽培にとって全く新しい世界です。

ブルーベリーはそれができていたけど

まあ旬に作っているからできるんだけど

イチゴは旬を半年外して作っているので

できないと思っていました。

できない理由も理にかなっていたし、

今まで両方取りができるよう何度も試みてみたけどダメだったんです。

まだ前半戦なので最後までそれができるかはわかりませんが、

今のところ問題なく体作りを促す朝の水やりを続けていて

例年より1ヶ月くらい得してます。

そのおかげで病害虫が増えにくい状態ができています。

いつもよりハウス内の温度も高めにしても

味が落ちないです。

うどんこ病もほとんど出ないです。



そして、例年より実が一回り大きいです。

小さい実が本当に少ないんですよ。



パッキングも楽です。

何かボタンの掛け違いが直って

これがうまくいくから、これもうまくいくみたいな

都合のいい連鎖が始まって

一気に不都合な部分が小さくなりました。

これが自然栽培の到達した場所なのかなと

大げさに浸っています。

ただそんな甘くないですよ。

それが後半戦の春も続けられるのか

来年も安定した状態でできるのか

天候も味方してくれるのか

まだまだ不確定な環境の中で

安定してこれを出せる自信はないです。

ただ、自然栽培を追求した先に

こんな場所があるんだということが知れてよかったです。

まだ先がありそうで

自然栽培は面白いです。


  


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Posted by みどりの里 at 11:29 │いちご

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2022年10月10日

自然栽培米の一口せんべいができました



みどりの里で作った自然栽培米で

一口おせんべいを作りました。



砂糖はてんさい糖で

醤油はグルテンフリーの醤油を使っていて

小麦アレルギーにも対応した

なかなかいいお菓子ができたと思います。

295円(税抜き)で

やまのぶで販売中です。

他にも今年はお菓子を作っていて



みどりの里自然栽培米で作った

ポン菓子です。

こちらは玄米で作ってあるので

玄米を気軽に取りたい人にもお勧めです。

価格は195円(税抜き)でやまのぶで販売中です。

これらお菓子はどうしても作りたいことがあって作りました。

私たちの食材は無農薬だったりすることから

とにかく手間がかかってしまって

どうしても高価格な商品になってしまいます。

お菓子にするにも加工代などがのっかるので

更に高いお菓子になってしまいます。

そうするとこういったお菓子が気軽に買える値段に収まらず

子どもが気軽に食べられるものではなくなってしまいます。

こだわったのは価格です。

できるだけ買いやすい値段にすることで

子どもが普段から食べられる環境を作って

できれば

この自然栽培などの食の安心安全の世界を好きになってもらいたいなと思ってます。

味もいろいろ作ってもらったので飽きずに楽しめると思います。

私は玄米が気軽に食べられるので

昼ご飯はポン菓子だけ食べてます。

無理なく2ヶ月で体重10kg落とせて

体が軽くなってかなり調子いいです。


最近はコロナとかあって

あまり人と会わずにひたすら自然栽培に打ち込んでいました。

そしたらこの夏たくさん取材が来てくれて



自然栽培伝道師温野さんが平谷村まで来てくれて記事にしてくれました。



うちの子どもたちに葉かき作業を頼んでいたときだったので

子どもたちも雑誌デビューできました。





花を取ったり、古い葉をとったりするのですが、

数が多すぎて間に合わないとこだったので

子どもたちにはだいぶ助けてもらいました。



耕ライフ10周年の記念号にも取り上げてもらって



こちらは自然栽培ブルーベリーと農福連携を記事にしていただけました。

最近の農福連携や自然栽培情報も載っています。

無料なので見かけたらぜひ手に取ってみてください。



分厚い本がもうすぐ出るようです。

自然栽培の各品目の詳細が書いてあるので

参考になると思います。



私は果樹編のブルーベリーとイチゴのことを担当させていただきました。

自分で書くのはつらいので

記者の三好さんにしゃべり倒して書いてもらってます。

田中さんに書いてもらった「希望のイチゴ」から

更に発展させた技術も書いてもらってます。

「希望のイチゴ」とこの本あったら

だいぶ自然栽培イチゴ作れる情報量があると思います。


今年のイチゴは



平谷村で育てた苗を豊田まで運んで



農福連携で一気に植えました。

このとき植え穴を掘り直していた田口君が

手のひらにできたマメを潰して痛そうにしていました。

「痛かったら他の作業に移っていいよ」

と言ったのだけど

田口君はニコッと笑って

穴を掘り続けてくれました。

任された仕事を自分がやらないとイチゴ定植進まないからと

感じてくれているんだろうと思いました。

こんな場面場面が

自然栽培は皆の気持ちが入ってやれているんだと

強く思います。



植えた苗は季節外れの暑さや台風で一時やばいかもと思う症状が出ましたが、

また皆で頑張って管理する中で

新しいきれいな葉が出てきてくれてほっとしてます。



お米はまだ収穫できないけど、

順調に育って

10月24日あたりから収穫する予定です。

育てる期間を遅らせる手は

ここ2年間高温障害を完全に回避できて

カメムシ害も少ない状態でできています。
























  


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Posted by みどりの里 at 12:16 │お知らせ

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2022年07月31日

自然栽培ブルーベリーに鳥が・・・



毎日ブルーベリーの収穫です。

最初は遊び感覚で作っていたのですが、

おかげさまで年々人気になって注文も増えていき、

木もどんどん大きくなって、

もうイチゴ収穫のときのプレッシャーすら感じるくらいに成長してくれました。

でも、この木よく見ると・・・



何かいる・・・



鳥の巣にひながいるじゃん!!



指ちらつかせたら

飯くれモードになりました。

さっきから鳥がよく鳴いてるなと思ったら

親だったようです。

これは早く採り終わらないと

親鳥も心配でたまらんだろうなと思って

頑張ってこの木の収穫を終わらせたら、

親は安心してまた餌を運んでいました。

だからなんなんだと思うかもしれませんが、

ブルーベリー園で鳥が巣を作ることはまずあり得ないです。

なぜならブルーベリー園は普通、

防鳥ネットするからです。

自然栽培ブルーベリーは鳥と共存してました。

巣の中にいるヒナをこんなに近くで見たのは初めてだったし、

なんか自然とうまく共存できてる感じがして、

ちょっとうれしかったです。


最近の自然栽培田んぼ





今までが本当に忙しかったです。

今年は草が出てしまったところがあるので

手除草も一人でやれるだけやりました。


最近の自然栽培イチゴ苗



標高900mの涼しい平谷村に今は移してあります。



ひたすら古葉を取る作業してます。

涼しいから作業はしやすいけど

これ全部一人で葉かきするのかと

毎年ぞっとします。

今のところ順調に育ってます。


そんな忙しい夏じゃ

子どもたちを祭りに連れて行けないので

今日の花火は特等席を用意してやりました。



いい思い出になったかな。
  


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Posted by みどりの里 at 22:59 │みどりの里の日常

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2021年12月27日

今年は調子がいい自然栽培イチゴ



今年は過去最高に調子よく自然栽培イチゴが作れてます。



自分で作った苗で年内でここまで大きく揃ったことは

今までなかったです。

天候不順などでどうしても超えられない壁があって

ここ数年は苗が足りなくて

足りない分だけ購入することもありました。

でも今年は自分の作った苗でハウスを埋め切りました。



しかもクリスマスにきちんと量が間に合いました。

クリスマスに実が間に合わなかったり

花と花の間がきてしまったりと

今まで野中さんはクリスマスイチゴは作ってないからと

自然栽培ってそんなもんだと思われていましたが、

今年たくさん出せたから

多くのお客さんのクリスマスケーキにのせてもらえたんじゃないかと

勝手に想像して喜んでます。



夏にイチゴ苗を標高900mの平谷村で育てているのですが、

無農薬で苗を育てるのは本当に難しいです。

30%くらい病気か何かにやられてます。

ひどい年は40%くらいやられます。

その%はいろんな対策を打っても

毎年どこかで天候不順をくらって

結果的に30%くらいダメな苗が出ます。

それで今年はこの率は変わらないんだろうと思って

いつもの倍作りました。

そしたらうまくいかない苗はやっぱり30%くらいになって

総数が多いので、いい苗が全棟分そろって成功しました。

平谷村ではうちの元社員が独立して農業してますので

水やりをお願いしています。

ちゃんとやってくれるおかげで

今年もいい苗ができました。



9月は天候が悪くて成長がかなり遅くて

こりゃ今年ダメかもって

不安になりましたが、

10月11月が天気が良くて

一気に成長が追いつきました。

その間ヨトウムシがものすごい数襲ってきましたが、

農福連携で虫取り頑張って

いつもよりも食われずにすみました。



例年虫取りが遅れて

12月は虫食いのイチゴが多くなりやすかったのですが、

今年はそれをなんとか打開しようと

皆で虫取りを頑張って

新しい葉を守り抜けたので

成長が滞らず

順調に育って今までより大きく育てることができました。

今日農福連携で来てくれている勝間田さんが

「私たちはミツバチのチームワークのように作業してますね。」

とミツバチの絵を描いた絵はがきをくれました。

なるほど、今年はお米もスイカもイチゴもブルーベリーもダイコンも

ミツバチのようなチームワークで作れたなと改めて皆に感謝です。



まだまだイチゴは前半戦ですが、

この調子で美味しいイチゴを皆さんにお届けできるよう

頑張っていきます。







  


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Posted by みどりの里 at 21:46 │いちご

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2021年11月19日

新米販売開始しました



今年の自然栽培米は高温障害がなく作れました。

昨年はこの田んぼは穂が垂れなかったけど

今年はちゃんと垂れてくれました。



穂が垂れるなんて当たり前のことなんだけど

昨年までは3年連続くらいで

暑さがひどすぎて

穂がちゃんと垂れてくれなくて

収量ががた落ちしてました。

だから今年は全ての田んぼできちんと穂が垂れたことに

心からうれしいし、

ありがたいと思えました。

ずっとこの高温障害の対策を考えてて

今年は6月15日以降の田植えにして

収穫は11月前後でと

豊田市ではやってない作付けで

高温を避けるために挑戦しました。

もちろんこのあたりでは

10月下旬から11月上旬あたりに

まだ刈ってないのは

うちだけでした。

コンバインのトラブルもあって

収穫が終わるのが予定より遅くなってしまいました。

高温対策は大胆にやってみたんだけど

今年涼しくて

例年通りの作付けでも問題なかったかもしれません。

ただ昨年に比べて圧倒的に米がきれいでした。

色選いらんかもくらいきれいでした。



農福連携で収穫も進めました。



草が少ない田んぼは収穫も機械まかせで

やることが無くなるので

コンバインにのせてあげました。

男の子の田口くんはかなり喜びます。

女の子の勝間田さんは静かに喜んでました。



こうやって雑草が生えてしまった田んぼもあるので

そんなときは彼らががんばって取り除いてくれるので

収穫はスムーズに進みます。

彼らと協力しながら作業を進めて作ったお米です。

春から秋までずっと一緒に育てたお米です。

自分が育てたとは言えない状況です。

でもそれが自分にとっては大変価値のあることで

それがうちの誇りです。

  


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Posted by みどりの里 at 22:07 │お米

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