2023年01月24日

今年の自然栽培イチゴも絶好調!!



今年は自分でも信じられないくらい

うまくいってます。



とにかく作りやすくなりました。

まずは天気がいい日が続いていることが一因です。

これには本当に助かってます。



毎年栽培方法はどんどん変えていて、

それが今年はピタリとはまった感じです。

自然の仕組みに合わせれば

こんなに栽培って楽になるのかと驚きです。

アブラムシが全然増えてこないです。

古葉を取ることをやめたんですが、

全く問題ないです。



そして一番大きいのは

例年ならば根を弱らせる水やりをして

味をのせていたのが、

今年は根を作って丈夫なイチゴ株を作り続けていても

味が落ちなくなりました。

植物は体を作るか子孫を残すかどちらに養分を送るかをやっているので

根を作りすぎると

体は大きくなるけど

実が小さくなったり、味が落ちたりするんです。

なのに今年は体と実の両方取りができています。

これは自分のイチゴ栽培にとって全く新しい世界です。

ブルーベリーはそれができていたけど

まあ旬に作っているからできるんだけど

イチゴは旬を半年外して作っているので

できないと思っていました。

できない理由も理にかなっていたし、

今まで両方取りができるよう何度も試みてみたけどダメだったんです。

まだ前半戦なので最後までそれができるかはわかりませんが、

今のところ問題なく体作りを促す朝の水やりを続けていて

例年より1ヶ月くらい得してます。

そのおかげで病害虫が増えにくい状態ができています。

いつもよりハウス内の温度も高めにしても

味が落ちないです。

うどんこ病もほとんど出ないです。



そして、例年より実が一回り大きいです。

小さい実が本当に少ないんですよ。



パッキングも楽です。

何かボタンの掛け違いが直って

これがうまくいくから、これもうまくいくみたいな

都合のいい連鎖が始まって

一気に不都合な部分が小さくなりました。

これが自然栽培の到達した場所なのかなと

大げさに浸っています。

ただそんな甘くないですよ。

それが後半戦の春も続けられるのか

来年も安定した状態でできるのか

天候も味方してくれるのか

まだまだ不確定な環境の中で

安定してこれを出せる自信はないです。

ただ、自然栽培を追求した先に

こんな場所があるんだということが知れてよかったです。

まだ先がありそうで

自然栽培は面白いです。


  


Posted by みどりの里 at 11:29 │いちご

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