秋田で米作りを勉強してきました。今は豊田で米作りをしています。
2015年11月08日
第13回勉強会
10月23日金曜日も勉強会開催しました。
今回も44名の方々にお集まりいただき賑やかな勉強会となりました。
今回稲刈りも落ち着いたころなので
エシカルアグリ坂本農園の坂本さんに今年の稲作やっていただきました。
1.4町歩の自然栽培です。
5月連休に耕しました。
冬草をわざと残して土を作ることをイメージして耕起しました。
田んぼを乾かしています。
田植え後3日目でチェーン除草しました。
チェーンが太いと3日目だと稲が抜けてしまうところもあるので
最初は細いチェーンを使用しました。
その後から太いチェーンを使用しました。
1本植えでもちゃんと育ちました。
田植え機の故障もあってちょっと歯抜けになっていますが、
順調に育ち
草も少なくすんだところは少ない状態でいけました。
草をそのまま共存できないものかと草を取らずにおいたら
ものすごく生えたところもありました。
左が慣行栽培で倒れてしまっても
右の坂本さんの自然栽培は倒れなかったそうです。
2番手は
山梨の勉強会に行ってきた青ノ木農縁の青木さん
熊田さんが来ての勉強会で
実際にうねを作っていました。
空気や水の流れを良くすることを意識して
スコップで掘った土塊を集めてうねを作りました。
土の構造を壊さないで作ったうねです。
機械を持っていない場合はこれで作ればけっこう早く作れるそうです。
機械をそろえきれていない稲葉さんは
やってみようかと考えて質問してました。
次は
㈱ストレートアライブの今枝さん
今年の稲作課題点です。
もともと田んぼをやっていないエリアでの
稲作だったので
今年は田んぼを作るところから始まりました。
均平をとるときに表土が集まりすぎたところは
養分過多になって倒れてしまって
収穫不能になり減収してしまいました。
そして
イノシシの出ないところだったのに
今年初めてイノシシの被害が出てしまい、
だいぶ踏み倒されました。
狼の小便でよけようと田んぼ周りに設置して試みたのですが、
その晩も襲撃されました。
どうしたらいいかと皆に質問してみると
牧野さんは
飛騨ではイノシシの肉をつるしてイノシシ対策をした人がいたと教えてくれました。
イノシシの断末魔を流すといいとか
草刈りをしっかりやっておくことがいいとか
いろいろありました。
旭地区の渡邉さんは
ワイヤーメッシュで囲んで、
更に電柵をその外側に張ると
とりあえず今のところこの地域はそれを突破したイノシシがいないと教えてくれました。
最後は
みどりの里の稲作です。
コナギ除草なしで今年も取り組み
なんとか6俵以上とれるところが出てくるようになりました。
しかし、あいかわらず採れないエリアは散々です。
同じことやってるのにね。
まあこれは礒井先生と原因を突き止める予定なので
ここを採れる田んぼに変えるのが僕の楽しみの一つです。
今年は水を5日に1回抜いて全部水を入れ替えることを心掛けました。
そしたら、いつも収量を落としがちだった排水口側の収量が
非常に良くなりました。
その代わりかけ流しをやめたことで
水口側が減りました。
かけ流しをやりながら5日に1回水を抜いたら
さぞ良かっただろうなと思うのですが、
水を使いすぎると周りの田んぼに水がいかなくなるので
仕方ないです。
でも全圃場で起きた現象なので
確実に水を抜くことはいいことのようです。
今年は水の深さを5~8cmくらいに保っていました。
クサネムと
アメリカミズキンバエという
秋に稲より背が高くなる草に困りました。
こいつらは水位を深くしておくと防げるのですが、
あぜが年々低くなってきていて
今年は深水の管理ができませんでした。
秋の草が暴れそうだなと思って大きくなる前に全部採りました。
これで安心だと思っていたら
1か月後見落とした草たちが稲を超え始めました。
一人では取りきれない量なので
ストレートアライブさんにお願いして手伝っていただきました。
取りきりました。
危なかった。
スズメの被害です。
自然栽培1年目はけっこう色の濃い稲の穂が食べられがちです。
同じ1年目でも色が薄いところは鳥被害ないです。
被害のある1年目の田んぼの隣の
自然栽培8年目の田んぼはスズメにやられません。
採れないエリアでイノシシ害が出てましたが、
あぜなどには来るのですが、
田んぼは被害ほとんどないです。
あぜの内側にぐるりと足跡がついていました。
あぜは壊されているけどここもほとんど入ってこなかったです。
このエリアはこの時期うちの田んぼだけ稲刈りまだしてない状態なので
全てのイノシシがここを狙います。
けど被害がほとんどなかったです。
イベントで鉄柵して囲んだところが
一番ひどくやられました。
一粒もイノシシにやらんぞという心ではなく
少しくらい食わしてやろうくらいの心でないと
イノシシはよけれないことを学びました。
実際はイノシシは米にあまり興味がなく
ミミズのほうが好きなのだろうと思います。
鼻が効くので
有機物が入っていると発酵する匂いがしてきて
そこにミミズがいることを知っているから荒らすけど
何も入っていない自然栽培は
発酵する匂いがないので
イノシシの荒らす対象にならないのではないかと思います。
今回も忙しい中皆来てくださってありがとうごさいました。
次回は11月27日の第4金曜日18時半~20時
みどりの里にて開催です。
中島さんと田中さんがやってくれるかもです。
また皆さんのご参加楽しみにしてます。
今回も44名の方々にお集まりいただき賑やかな勉強会となりました。
今回稲刈りも落ち着いたころなので
エシカルアグリ坂本農園の坂本さんに今年の稲作やっていただきました。
1.4町歩の自然栽培です。
5月連休に耕しました。
冬草をわざと残して土を作ることをイメージして耕起しました。
田んぼを乾かしています。
田植え後3日目でチェーン除草しました。
チェーンが太いと3日目だと稲が抜けてしまうところもあるので
最初は細いチェーンを使用しました。
その後から太いチェーンを使用しました。
1本植えでもちゃんと育ちました。
田植え機の故障もあってちょっと歯抜けになっていますが、
順調に育ち
草も少なくすんだところは少ない状態でいけました。
草をそのまま共存できないものかと草を取らずにおいたら
ものすごく生えたところもありました。
左が慣行栽培で倒れてしまっても
右の坂本さんの自然栽培は倒れなかったそうです。
2番手は
山梨の勉強会に行ってきた青ノ木農縁の青木さん
熊田さんが来ての勉強会で
実際にうねを作っていました。
空気や水の流れを良くすることを意識して
スコップで掘った土塊を集めてうねを作りました。
土の構造を壊さないで作ったうねです。
機械を持っていない場合はこれで作ればけっこう早く作れるそうです。
機械をそろえきれていない稲葉さんは
やってみようかと考えて質問してました。
次は
㈱ストレートアライブの今枝さん
今年の稲作課題点です。
もともと田んぼをやっていないエリアでの
稲作だったので
今年は田んぼを作るところから始まりました。
均平をとるときに表土が集まりすぎたところは
養分過多になって倒れてしまって
収穫不能になり減収してしまいました。
そして
イノシシの出ないところだったのに
今年初めてイノシシの被害が出てしまい、
だいぶ踏み倒されました。
狼の小便でよけようと田んぼ周りに設置して試みたのですが、
その晩も襲撃されました。
どうしたらいいかと皆に質問してみると
牧野さんは
飛騨ではイノシシの肉をつるしてイノシシ対策をした人がいたと教えてくれました。
イノシシの断末魔を流すといいとか
草刈りをしっかりやっておくことがいいとか
いろいろありました。
旭地区の渡邉さんは
ワイヤーメッシュで囲んで、
更に電柵をその外側に張ると
とりあえず今のところこの地域はそれを突破したイノシシがいないと教えてくれました。
最後は
みどりの里の稲作です。
コナギ除草なしで今年も取り組み
なんとか6俵以上とれるところが出てくるようになりました。
しかし、あいかわらず採れないエリアは散々です。
同じことやってるのにね。
まあこれは礒井先生と原因を突き止める予定なので
ここを採れる田んぼに変えるのが僕の楽しみの一つです。
今年は水を5日に1回抜いて全部水を入れ替えることを心掛けました。
そしたら、いつも収量を落としがちだった排水口側の収量が
非常に良くなりました。
その代わりかけ流しをやめたことで
水口側が減りました。
かけ流しをやりながら5日に1回水を抜いたら
さぞ良かっただろうなと思うのですが、
水を使いすぎると周りの田んぼに水がいかなくなるので
仕方ないです。
でも全圃場で起きた現象なので
確実に水を抜くことはいいことのようです。
今年は水の深さを5~8cmくらいに保っていました。
クサネムと
アメリカミズキンバエという
秋に稲より背が高くなる草に困りました。
こいつらは水位を深くしておくと防げるのですが、
あぜが年々低くなってきていて
今年は深水の管理ができませんでした。
秋の草が暴れそうだなと思って大きくなる前に全部採りました。
これで安心だと思っていたら
1か月後見落とした草たちが稲を超え始めました。
一人では取りきれない量なので
ストレートアライブさんにお願いして手伝っていただきました。
取りきりました。
危なかった。
スズメの被害です。
自然栽培1年目はけっこう色の濃い稲の穂が食べられがちです。
同じ1年目でも色が薄いところは鳥被害ないです。
被害のある1年目の田んぼの隣の
自然栽培8年目の田んぼはスズメにやられません。
採れないエリアでイノシシ害が出てましたが、
あぜなどには来るのですが、
田んぼは被害ほとんどないです。
あぜの内側にぐるりと足跡がついていました。
あぜは壊されているけどここもほとんど入ってこなかったです。
このエリアはこの時期うちの田んぼだけ稲刈りまだしてない状態なので
全てのイノシシがここを狙います。
けど被害がほとんどなかったです。
イベントで鉄柵して囲んだところが
一番ひどくやられました。
一粒もイノシシにやらんぞという心ではなく
少しくらい食わしてやろうくらいの心でないと
イノシシはよけれないことを学びました。
実際はイノシシは米にあまり興味がなく
ミミズのほうが好きなのだろうと思います。
鼻が効くので
有機物が入っていると発酵する匂いがしてきて
そこにミミズがいることを知っているから荒らすけど
何も入っていない自然栽培は
発酵する匂いがないので
イノシシの荒らす対象にならないのではないかと思います。
今回も忙しい中皆来てくださってありがとうごさいました。
次回は11月27日の第4金曜日18時半~20時
みどりの里にて開催です。
中島さんと田中さんがやってくれるかもです。
また皆さんのご参加楽しみにしてます。
Posted by みどりの里 at 14:18
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