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2019年05月26日

第55回勉強会

4月22日に開催された55回目の勉強会の内容です。



秀明自然農法ネットワーク 自家採種・在来種の保存担当

中本 浩史さん

が滋賀県から来てくださいました。

今回は種一色の勉強会でした。



ダイコンです。



すが入るとは

ダイコンが花に養分をとられていく状態で

ダイコンの中がスカスカになっていきます。











選抜したダイコン



葉を3分の1ほど切って蒸散を防ぐ。

選抜したダイコンを埋めておくと春に花が咲きます。

選抜はいいダイコンだけを選び続けると

近交弱勢が起きて

弱くなってしまうので

大きいダイコンとかを混ぜておきます。



ダイコンなどのアブラナ科は他の花粉から受粉するタイプなので

やたらと交雑しないように網をして虫が来ないようにしておきます。

でも虫なしだと受粉量が少なくて

種の数も少なくなってしまいます。



ニンジンです。



























大豆です。



大豆はつぼみの段階で受粉が完了しています。













キュウリとゴーヤは交雑しない。

キュウリが苦くなるときはストレスで苦くなる。















白菜は種を採り続けると

2代3代あたりからまかなくなっていきます。



種苗法廃止の問題にも触れました。

家庭菜園なら種採っても大丈夫そうなので

オリジナル品種をぜひ挑戦してみてください。

勉強会の後にでも種の交換会が頻繁に行われている状態にしていきたいですね。

可能性を広げることは大事です。

中本さん今回は種のこといろいろ学ばせていただき

どうもありがとうございました。


次回は5月27日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」にて
開催いたします。

皆さんのご参加お待ちしております。































  


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Posted by みどりの里 at 00:05 │イベント

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2019年05月21日

自然栽培稲作始まってます



今日自然栽培稲作田植え開始です。



もう自然栽培稲作は農福連携でやることが習慣となりました。

うちは田んぼに斜面が多くて

苗を運ぶのが一人だと大変というところで

無門福祉会さんが助けに来てくれます。

これによってさくさく田植えが進むようになりました。

田植え前の作業も全て農福連携です。



4月26日塩水選スタートでした。

複数の福祉施設とグリーンママンさんたちと

毎年恒例のお祭りのようなものです。



温湯殺菌もして



浸種しておきます。

この間人数が多いので



女性専用チェーン除草機作りに挑戦です。

自分たちの田んぼで毎回日替わりくらいに

チェーンを引っ張って除草を楽にする作戦です。



5月2日に播種です。



この日も複数の福祉施設と今枝さんが来て

まあこれも毎年恒例のお祭りのようなものです。

今年は障害者さんたちが大活躍してくれました。

皆こうして集まってきては

作業を手伝ってくれて

それぞれ床土を持って帰ったり

種を持って帰ったり

また自分たちの福祉施設で自然栽培稲作を開始します。

今年は複数年やっている福祉施設となっているので

くすの木さんもぽかぽかワークスさんもシンシアさんも

皆いい報告をくれています。



並べるのは毎年ストレートアライブの皆がやってくれます。

すごく早くて

播種して軽トラック2台分以上の播種し終わった苗箱を用意しておいても

追いつかれました。



まだ朝晩が稲には寒いのでビニールトンネルをしておきます。



次の日はママさんたちの播種日です。



来れる人が家族連れてきたりで

手で種を播きます。



チェーン除草機作りの続きに着手しました。

ほぼこれで完成しました。

私は材料を用意して少し進めておきましたが

後は皆で作りました。

なるべくこういう道具も作ることも体験してほしいし、

自分で作った除草機で除草すると

田んぼのことがより好きになるでしょう。



播種から18日目でこんな感じです。

ちょっと早かったけど

19日目で田植えしました。



朝の大雨で水が抜けきれなかったけど

どうしても待てないので強行突破しました。

今年の稲たちはここまでくるまでに

いろんな人からエネルギーをもらってますので

今年も力強く成長してくれることでしょう。

  


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Posted by みどりの里 at 22:29 │お米

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2019年05月13日

ごんべいの里保育園児と自然栽培エンドウ狩り



スナップエンドウが採れまくってます。



ここは昨年まで10年間自然栽培稲作をやっていた場所です。

私が持っている田んぼの中で

最も収量の上がらない田んぼです。

10年もがきましたが、

何を試みても一切結果に繋がらない不思議な田んぼです。

なのにエンドウやったらめちゃくちゃいいです。

自然栽培をやっていて畑の土が悪いということはまずないです。

ただその植物がその土質や環境にに合うか合わないかだけのようです。

ここは田んぼより畑のほうが結果を出せるようです。



自然栽培スナップエンドウもエンドウ狩りというイベントをやると盛り上がります。

今回はスーパーやまのぶがやっている

ごんべいの里保育園の園児とそのご両親に来ていただきました。



自然栽培のスナップエンドウは生で食べて美味しいので

早速食べてもらうとすぐ感動してくれました。





1~3歳くらいの子にスナップエンドウの生の美味しさがわかるか心配でしたが、

全員ほぼスナップエンドウのとりこになりました。



まるでお菓子のようにパクパク食べる子どもの姿に

両親は口々に

「家では野菜食べないのに、こんなにエンドウを食べるなんて。」

と驚いていました。



グリーンピースももう少し膨らませたほうがいいんだけど

採って食べてもらうと

「とうもろこしみたい」

とその甘さにまた驚いていました。

食べながら収穫できるので

皆どれが美味しいかよくわかったし、



親子で収穫の喜びを分かちあえて楽しいようでした。



帰りがけの子どもたちは

スナップエンドウを握って放さないです。



ちょうどこのときに大学生も来てくれていました。

彼女たちも学生団体を作って自然栽培作業を手伝ってくれます。

収穫の喜びや畑の心地よさを

皆にも知ってもらいたいからと活動しています。

でもまず皆に伝える前に

自分が感動しないとねということで

自然栽培スナップエンドウ狩りに呼びました。



皆食べながら収穫するので

自然といいサイズを選べるようになっていました。

私も皆の反応を見て

やっぱ自然栽培やってて楽しいなと改めて思いました。

また収穫体験を企画しますので

楽しみにしていてください。



  


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Posted by みどりの里 at 10:10 │野菜イベント

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2019年04月21日

第54回勉強会

3月25日月曜日に開催した勉強会の内容です。

1人目のプレゼン担当者は

自然農福の力 今枝稚加良さんです。

ストレートアライブで障害者福祉をやっていましたが、

今年から自然栽培農家として独立しました。



足助で今枝美恵子さんがやっている障害者福祉と連携して

種芋の準備をしました。



これくらいの深さで切り口を上にして埋めます。



種芋を植える穴は自作のドリルであけました。



前働いていたストレートアライブのメンバーも一緒に植えてくれました。



種芋準備を一緒にやったメンバーも一緒に植えてくれました。



例年だとこんな感じになります。



収穫のときの様子です。



これを守らないと

ジャガイモが割れたり、

そうか病などの病気が出ます。

今年は種芋にカビが出てしまったり、

ネズミに食われたりもしましたが、

なんとか農福連携を駆使してスタートはきれました。

2人目は

秀明自然農法の安田喜治さんです。

早い人はそろそろ稲準備が始まるからと

塩水選~の資料を持ってきてくれました。











安田さん一押しの竹ぼうき除草機です。

田植えして2日目から縦横入ります。

湿田はホタルイが多くなりやすく

そうでないところは草がなくなりやすい傾向があります。



深水も取り入れて雑草を防いでいます。

3人目は大倉千鶴さんです。

種採りの質問があったので

普段から種を採っている大倉さんにプレゼンをお願いしました。



F1種がなぜ種を採っても違う形になってしまうかの図です。



こうして採った種の発芽がうまくいくように

播種の前に30℃の湯につけて発芽抑制物質を除去して

その後湿らせたまま30℃をたもって2日ほど催芽させてからまいています。



具体的な種とりの写真がなかったので

またお願いしてみたら

秀明自然農法の種採りの専門家を呼んでくれました。

次回4月22日は種採りの話しになります。

質問ある方は用意してこのチャンスをご活用ください。

4人目は磯井先生です。

京都無肥研の報告会の内容を説明してくれました。

資料が細かいので載せれないので

栽培者が使えそうな結論からいくと

無肥料無農薬の自然栽培で

稲の早生品種は早く植えると栽培期間を伸ばすことができて

収量を上げることができる

という結果が出ていました。

2018年の実験ではそういう結果が出ていました。

私も一緒に行ってきて暑さに強い品種のことを質問してみると





こんな感じの答えが返ってきました。

大学の先生たちからの答えだったので確かでしょう。

コシヒカリは耐暑性があるほうだそうです。

私たちの自然栽培仲間のコシヒカリは減収してましたと言ったら

愛知県のあの暑さはやばかったねと先生たちも同情してくれてました。

他にも

稲の根の中に住む共生菌が

無肥料か肥料ありかで種類が変わることが

調べてはっきりしたそうです。

無肥料の田んぼには害虫の天敵が多いことも調べてみてわかったそうです。

京都の無肥研の情報は

研究者たちがしっかり調べて実験して出た結果を報告してくれるので

信憑性は高い情報なので毎年磯井先生と聞きに行って

なるべく私たちの勉強会で皆にお伝えできるようにしています。


次回は4月22日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

テーマは「種採り」です。

大倉さんが呼んでくださった

秀明自然農法の種採りに詳しい方が

来てくれますので

皆さん質問用意してきてくださいね。

時間はたっぷり用意しておきます。

それでは明日のご参加お待ちしております。






  


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Posted by みどりの里 at 23:42 │イベント

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2019年04月17日

自然栽培農福連携の絵本が出ました



LLブックという形で

みどりの里に来て自然栽培イチゴ作業をやってる

輝美さんが本になりました。

前に取材が入ったとブログに書いてたとき撮った写真がいっぱいの

障害者さんでも理解しやすい内容になってます。



輝美さんが主役の本ですが、

私も含め

仲間たちがここぞとばかりに写っているので

うちに来てる障害者さんも職員も本デビューです。

やまのぶ会長も社員のごんべいの里担当の飯田くんも出演してます。

自然栽培農福連携やり始めて

輝美さんがいかに多くの人と関わって仕事をしているかよくわかる本です。

輝美さんにやったねと声かけたら

かなりうれしそうでした。



イチゴたちは肥料農薬無しでずっと頑張ってなり続けてくれました。



輝美さんも2日に一回収穫し続けてくれてます。

4月から障害者さんの新メンバーが増えました。

新メンバーの田口くんはいきなりイチゴ収穫できるので

素晴らしい子が入ってくれました。



来年のイチゴ苗のための親株の草取りや古葉かきとり作業もやれます。



こうだったイチゴ親株を



きれいにしてくれます。

田口くんはお米収穫のときに一緒に作業している仲なので

仕事はやりやすいです。



ポット土詰め作業で重度な障害者さんたちはどんどん仕事に目覚めていきます。



土を詰めてあるので

そこへ軽度な障害者さんがどんどん種をまいていきます。



ナス



ピーマン



苗が育ってきたら





ポットに移植していきます。



移植されたトマトたちです。

トマトだけでも4000株くらいあるので

一気に終わらせるためにも彼らの力が必要です。



重度メンバーがチームプレーでどんどんトマト用の支柱を立てていきます。



3日で終わりました。

今年から山下くんや平川さんがパイプとパイプを繋げる

部品でパイプを繋げるようになりました。

すごいじゃんと声かけて親指立てたら

山下君も親指立てて答えてくれました。

無門福祉会の頑張りは重度な障害者のイメージを覆します。

それで仕事がなくなるのは軽度な障害者さんたちです。



軽度な障害者さんたちも仕事のレベルアップが必要なので

機械を使う作業を覚えていったり

時間内に必ず終わらせなくてはならないっといった

ハイレベルな仕事に取りかかるようになりました。

マルチャーを操れるようになってきました。

播種や移植作業も時間内にやりきってくれます。

みどりの里は一人社員が欠けている状態ですが、

障害者さんの頑張りで今のところフォローできています。

昨年はここまで目指そうとしたけどできませんでした。

でも今年はできてます。

障害者さんたちが驚くべき成長している証拠でしょう。

この皆の頑張りを

本だとかいろんな形で世に出していきたいです。

人前で話すときはなるべく皆の頑張りを紹介するようにしています。

一人一人が自分が主役な人生を歩んでほしいです。



稲の苗用の土の準備です。



いつもの無門福祉会、とものわ、に

ぽかぽかワークスさんと

最近とものわから独立した今枝さんも加わって

5社での合同作業になりました。



合同で作業をして皆で育苗に必要な土を作ります。

そしてそれぞれが必要分を持っていきます。



こういうwin-winな農福連携パターンを増やしていけば

自然栽培のような手間かかる無農薬栽培も非常にやりやすくなります。

今のメンバーとならもっと連携パターンを増やしていけるでしょう。



  


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Posted by みどりの里 at 16:20 │お知らせ

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2019年03月23日

第53回勉強会

2月25日の勉強会の内容です。



1人目はNPO法人アースアズマザーの山田宴誠さんです。

山田さんはアースアズマザーで田畑をやりながら

自分の畑も持って無農薬栽培を続けています。



ダイコンやカブ





ニンジン

いろいろ作ってます。

みどりの里からマルチャーを借りるようになって

1日でうねたてとマルチ張りが終わるようになり、

作業効率が格段に上げることができました。

それによって作業が適期に間に合うようになりました。

夏野菜の片付けがあると

9月の秋冬野菜の播種が遅れてしまい

よく9月15日以降の播種となって

播種時期が遅れて

サイズが小さくなりやすかったけど

これより早く播けばうまくいくことがよくわかりました。

作業を間に合わせることが非常に大事です。

2人目は



伊藤ななこさんがイチジクの剪定枝を持ってきてくれました。

これを節3つくらずつ切って刺しておけば

根が出てつくからと皆のために持ってきてくださいました。

私もちょうどイチジクの剪定枝が欲しかったので

ナイスタイミングです。

3人目は



林てるおさんです。

越冬のレタスを紹介してくれました。

写真を入手できなかったので詳細を書けませんが、

1月中下旬から播種してスタートしました。

トンネルで育てていきました。

レタスの品種はオーディブルという品種です。

加湿に弱いこともあり、

トンネルに少し隙間をあけて育てていました。

できたレタスの硝酸態Nがかなり低い状態で作れました。

4人目はみどりの里です。

もうすぐ夏野菜の育苗が始まるので育苗ネタです。

稲の育苗用に作っている土を山砂に混ぜて野菜の育苗土を作ります。









土作りは障害者さんが誇りを持ってやってくれる仕事になっています。





障害者さんたちは年々土の入れ方が上手になっています。





同じ自作の土で覆土します。



発芽器は稲用ですが、野菜にも使えます。

でもこれは発芽してすぐ光を当てるために外へ苗を出さないと

徒長してしまうので注意です。

























次はイチゴネタです。

2月いっぱいやってみて糖度が下がらずにこれました。

2月下旬の極寒期から抜けたときが

例年だとイチゴの糖度が落ちやすい時です。

























糖度が下がっているイチゴは見てわかるので選別で外してあるのですが、

今年はそういうイチゴが少ないままこれています。



















まだ糖度が下がるポイントはあります。

3月もけっこう怖い時期です。

今年は徹底的に窒素が切ってあります。

やりすぎかと思うけど

糖度が落ちないでやりきれるものなのか実験中です。

ここまでは例年よりいい質を保てました

また引き続き記録をとっていきます。


次回は3月25日第4月曜日 18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

皆さんのご参加お待ちしております。  


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Posted by みどりの里 at 09:33 │イベント

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2019年02月22日

第52回勉強会

1月28日に開催した勉強会の内容です。

一人目は



静岡県の富士宮市で自然栽培をやっている

はせがわ農園の長谷川翔太さんです。

自然栽培メロンをプレゼンしてくれました。







この本を参考にしました。





3本仕立ては難しかったので

2本仕立てがよかったです。

孫づるより子づるに着果したメロンのほうが大きくなって糖度も高かったです。











600g~1.4kgのメロンができました。



糖度は9~13.8度あります。



うまくいかないメロンもあります。

こういうところは草の管理が間に合わなかったところなどは

湿度が高くカビやすかったです。



ハウス内の様子です。

露地栽培だと雨でやられてしまうので難しいですが、

畝を高くするなどでなんとかできるかもしれません。



次はこれらのことを試みてみます。

2人目は



無門福祉会の中本健太さん

自然栽培白菜、にんじんのプレゼンをしてくれました。



畑の粘土で苗土作ったら失敗しました。



みどりの里の土で苗を作ったら成功しました。



左は60cm株間 右は80cm株間で作りました。

ここだと60cmのほうは小さくて

大きいもので2kgほどのものでした。

80cmのほうは3kgのものが採れました。

昨年より虫が多いので虫取りを頑張りました。



ここは地力が高いところなので

60cmの株間でも3~4kgの白菜になりました。





暖冬だったので定植が遅れても今年は大きく育ってくれました。



自然栽培ニンジンです。

畝幅90cmの4条まきです。

クリーンシーダで15cm株間になるようにまいて

間引きの手間を省きました。



初期の草取りを頑張りました。











昨年より収穫量が多くなりました。



どんどん大きくなって大きくなりすぎました。

白菜もニンジンも大きくなりやすかったです。

3人目は



やまのぶごんべいの里担当の飯田真理さんです。

自然栽培トウモロコシ秋パターンです。









残念ながら台風で半分やられてしまいました。



それでも残ったトウモロコシは糖度20度が出て

甘いトウモロコシができました。



形の悪いものや傷があるものの糖度はそれよりも高かったです。



自家採種してみた種でのトウモロコシは

小さくても先端不稔なしで甘みはF1の親と同じでした。

F1]から種を採っても味が同じになったのは驚きでした。

4人目は

みどりの里です。

なり疲れによる根の減少とイチゴの望むECです。









収穫が始まって1ヶ月ほどたつと根が減少します。

これがハダニを呼びやすいイチゴ株になってしまいます。

こういう実をとり続けたときに起きるなり疲れは

根を作るはずの養分を実へ回しすぎたために起きる現象で

夏野菜の実物でも起きます。



実を摘果すると根の減少も抑えられます。



根が小さくなった分を水でカバーするため

5分から7分の水やりに変えます。











この分厚いイチゴの本に実は無肥料でのイチゴのことが書いてあります。





水がしっかりやれていれば根が発達しやすいECは0.1だと書いてあるし、

無肥料下でイチゴを育てても3t/反採れると書いてあります。

ここの部分を読んで無肥料無農薬でもイチゴやれるなと思った理由の1つでもあります。



EC0.1というのはまあ水を計ると0.1くらいなので

それくらいの養分濃度ということです。

水をやっていればそれで満足ということです。

ECメーターの説明書にもイチゴはECが低いほうがいいと書いてあります。



井戸水を計ると



下の数字に合わせてあるのでそこで見ると0.1です。



浄水器を通った水道水は



浄水器を通ったせいか0.05でした。

EC0.1がどんな値かわかっていただけたと思います。

それをイチゴが望んでいて

実際にそういう育て方をすると根がよく張ります。

次は

今回の暖冬のおかげで秋冬野菜が作りやすかったことを見ていきます。



9月に播種したダイコンが苦戦したところは9月の長雨でした。

そのときは虫が大発生して欠株が出てしまいましたが、



それ以降は全く問題なく育ってくれました。





収穫できるのですが、

ダイコンが安すぎたのでしばらく放置していました。



寒さが厳しくなかったので成長が止まらずどんどん大きくなっていきました。



相変わらず無肥料で育てていて

ここは無肥料で10年は経っているところです。

大きいダイコンになっています。



すが入ることもなく

ぎっしり詰まった中身です。

美味しいダイコンでした。

私の腕はそんなにすごいのでしょうか?



残念ながら暖かかったから誰でもこうなります。

今シーズンと昨シーズンの最高最低平均気温の比較です。

最低が原因っぽく見えます。

平均で1℃違うということは

1ヶ月で毎日1℃違うということになるので

かなり大きい差になります。

それが今年は約2℃違い

ちょうどそれが植物が生長するかしないかの5℃と

凍るか凍らないかの0℃をまたいだ2℃の差なので更に大きい差となります。

これなら無肥料でも簡単に作れます。



でも皆も簡単に作れるので野菜は安くなりすぎて豊作貧乏です。



一般野菜が安すぎると自然栽培も販売量に影響が出てしまいます。



それなら無理矢理出荷するより



切り干しダイコンで出荷しようとなり

苗ハウスを干し場として使うことで

楽に切り干しダイコンを天日で作ることができました。







これで単価を落とさなくてもすみました。

労力は農福連携で協力しあっているので

全く問題なしです。



自然栽培仲間の遠藤さんも秋冬野菜は絶好調でした。

皆が何か特別なことをしたわけではないんです。

いつもとほぼ同じ無肥料無農薬で作って

昨シーズンはぼろ負けして

今シーズンは圧勝です。

土は全く関係ないです。

冬の気温が高ければ

野菜は肥料をやらなくてもすくすくと育ちます。

それが実証できた年でした。


次回は2月25日の第4月曜日
豊田市若草町2-6-8「ほがらか」にて
18時半~20時で開催します。

皆さんのご参加お待ちしております。
  


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Posted by みどりの里 at 23:09 │イベント

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2019年01月24日

第51回勉強会

昨年12月17日月曜日に開催した勉強会の内容です。

今回一人目は



岐阜県中津川市で無農薬無化学肥料の栽培をやられている林 健太郎さんです。

自然栽培を学びたいと思って参加しました。

現在は5反ほどの田畑をやっており、

面積は増やしていきたいと思っています。



2018年の結果はこんな感じで、

ネキリムシに苦戦しました。



田んぼは除草機が縦横入れるように植えています。



この除草機で4~5回入っています。



大豆畑でネキリムシが発生して切られました。



ネキリムシ対策をしたら食べられませんでした。



ストローを切って、縦にも切れ込みをいれて茎をカバーしました。

そしたらネキリムシに食われませんでした。

でもネキリムシはそもそも出ないほうがいいので

どうして出るのか教えてください。

とのことでしたので

みどりの里でもやられたパターンを紹介しました。

サツマイモでやられたパターンです。



今までこんなことなかったのに。















これが原因じゃないかと思ってます。



さほどの量ではなかったのでこれくらいはよくあることなので

これではないんじゃないかと思います。



林さんのは2つ目の原因が当てはまっていて、

私のは1つ目の原因だとみています。



ここからはもう大丈夫でした。

長かったな。



夏の暑さをしのぐために朝晩水やりをしていました。



















次もみどりの里です。



今回は会長から自然栽培イチゴまで差し入れがありました。

イチゴ苗のポット土を砂と燻炭のみとして自作の苗土はゼロにしました。



















次もみどりの里です。

ハウスのビニールの張り方を教えてくれとの要望があったので

農福連携でハウスの天ビニール張りがうまくいく事例もかねて紹介しました。







このときは風で飛ばされるのでたくさん人数がいると本当に助かります。





障害者さんの小さな力もたくさんあれば大きな力となります。

縦方向を伸ばしてスプリングでとめたら



両サイドを伸ばしながら



スプリングをつけていきます。

2人1組でやります。

このときもつけれていない箇所を障害者さんに持ってもらうといいです。



マイカ線も早くつけないと風でビニールが破れてしまうので

すぐに張ります。

軽度な障害者さんに結び方を教えてできるようになりました。

ハウス天張りのときは農福連携がすごく助かります。



次は名城大学の磯井先生です。

みどりの里でどうしても無肥料では勝てない砂地田んぼがあり、

そこが秋落ち症状が出ているので

磯井先生に教えてもらおうとそのテーマでお願いしました。




(木村・南條 土壌サイエンス入門第2版 文永堂出版 2018)

ここで知らなかったことは

稲の根がある作土層は酸素がなくなって還元状態になるのに

すき床層の下の下層は酸素がたくさんあって

鉄やマンガンなど作土層から抜け落ちたミネラル分が酸化して残っているということです。

下層は微生物が酸素を使って有機物を分解したりしていないので

水を張ってあっても酸素が残っているそうです。


https://www.ari.pref.niigata.jp/sakumotsu/seika/2505mangan/index.html

その部分にたまった鉄分が酸化されて赤く見えます。


https://www.ari.pref.niigata.jp/sakumotsu/seika/2505mangan/index.html

うちのどうしても採れない田んぼもごま葉枯病が出ました。


(木村・南條 土壌サイエンス入門第2版 文永堂出版 2018)



対策は無肥料のままでは難しそうですね。

適地適作というものがあるのでしょうね。


(山根一郎 土と微生物と肥料のはたらき    農文協 1988)

砂はこの CEC: Cation Exchange Capacity

が少ないので養分を保持しておけないです。


(久馬一剛他 新土壌学 朝倉書店 1984)

腐植がすごくCECが大きいです。

砂地は無肥料のまま腐植を増やす手が必要ですね。

磯井先生の出してくれる資料でいろんなことがはっきりするので助かります。

参加してくださっている皆さん磯井先生にお願いしたいテーマありましたら

勉強会で私か磯井先生にお伝えください。


次回は1月28日月曜日18:30から20:00
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」 にて開催いたします。

皆さん質問やネタは随時受け付け中ですので

勉強会を上手にご活用ください。

ご参加お待ちしております。










































  


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Posted by みどりの里 at 10:54 │イベント

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2019年01月06日

自然栽培イチゴに変化が



イチゴたちは年が明けようがなんだろうが

変わらず成長を続けてくれています。



毎日朝水やりして



毎日少しづつ色んできてくれてます。



1月2日あたりでも糖度は16.9度ありました。



1月6日の今日もどんどん成長を続けています。



小さめなイチゴでも糖度16.2度ありました。

糖度12度以上で高糖度と言われるので

天気に左右されず

水やりに左右されず

糖度は高いまま栽培できています。



畝間にはしっかり水がたまっています。



マルチをめくると根が張っているのが見えます。



粘土圃場でも毎日水やりして



根をしっかり作ります。

無肥料でなければ毎朝水やりして根を作ることは不可能です。

根腐れ起こすか病気で枯れます。

無肥料でも根を作りながら糖度をのせていくことは12月まではできてたけど

例年だと1月からは無理でした。

でも今年はまだそれができてます。

例年は根を弱らせて実の味をのせるために

夕方の水やりで土を冷やして根を弱らせて糖度を上げていました。

でも今年は朝水やりして根を作りながら

糖度を上げておくことができています。

これは不可能だと思ってました。

今年も試行錯誤していろいろ試していますが、

その中の1つがもしかしたら自分の栽培の常識を破ってくれるかもしれないです。

こういう発見が面白くて自然栽培にはまってます。

イチゴの自然栽培をもっといい栽培にしたくて

未だにたくさんの挑戦を栽培に散りばめてあります。

いつまでこの状態を維持できるか

今年の栽培の楽しみになってます。

同じ品種をずっと栽培し続けているけど

自然栽培イチゴはまだ私の知らない面を見せてくれてます。

まだ数日いい状態を例年より更新した程度なので

もうちょっと様子をみて

原因や効果がはっきりしてきたらまた書きます。

今年も面白くなりそうだな。






  


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Posted by みどりの里 at 21:08 │いちご

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2018年12月23日

自然栽培イチゴクリスマスに



クリスマスに向けて自然栽培イチゴを出荷できました。

やまのぶ梅坪店に出しました。

イチゴにとってはクリスマスは晴れ舞台なので

出荷できたことにほっとしています。



糖度も14.8度ありました。

12度あれば高糖度と言われるイチゴになりますので

食味も期待できますよ。



2日ほど前にうちに来てくれている障害者さんの本を作ろうと

取材が入りました。



今回は自然栽培イチゴに触れて

障害を乗り越えることができて

立派に働けるようになった勝間田さんの本です。

彼女は本当に自然栽培イチゴとともに成長した子です。



出荷準備でイチゴをきれいに並べられるのは

勝間田さんだけです。

イチゴへの思いが一番強いのも

勝間田さんです。

彼女が自然栽培イチゴと一緒に本になることが

私にとってもうれしくてなりません。

出荷も行って

やまのぶで会長と写真をとってもらったようです。

会長も彼女の成長を喜んでくれていました。

障害者さんと一緒にいると

皆やさしくなれますね。

本早く出ないかな。


  


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Posted by みどりの里 at 10:33 │いちご

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