社長にカメムシに酢が効くからまいてみてと言われたので
昨日とりあえず出穂したばかりの田んぼ1枚に400倍に薄めた酢を散布してみました。
カメムシは米の汁を吸って、米に黒い斑点をつけて品質を落としてしまう害虫です。
酢が花に影響したり、たくさんいる害虫の天敵のクモ、カマキリ、カエル、トンボ
といったうちの無休で働いてくれる従業員たちが嫌がるかとか心配もあったので
とりあえず1枚の田んぼで試してみました。
まいてるときはカメムシに酢を当てても関係ねーよといった顔だったので
こりゃ効果なさそうだなと思ったんだけど、今日田んぼを見回ってみると、
あれ?カメムシおらんな。2周して探したんですが2匹見つけただけでした。
でも実際うちの圃場はもともとそんなにカメムシがいないから気のせいかも
しれんけどね。
うちに見に来る人が、カメムシそんなについとらんなあ、農薬まいたかと言ってくれました。
まくわけないけど、自然栽培ってカメムシもよけれるんか?
自然栽培をここまでやってみて肥料使わないといいことだらけでした。
カメムシはまだはっきりしないけど
養分が土にあるなしで、雑草と病気ははっきり差が出ます。
この田んぼは手前の稲の色の濃いとこが春に下がっていたので、奥の養分のたくさんある表土を削って
手前のかさ上げのために土を持ってきたとこです。
奥の削られたとこは養分が少ない土が残ったので稲の色が薄いのですが、健康です。草もないです。
かさ上げしたとこは養分が多すぎてまずヒエが除草してもどんどん生えてきます。ガス湧きもひどかった。
そして病気の差は
稲の色の濃い場所は9割の稲がこんな感じで茎に病気が出てます。紋枯病か?
稲の色の薄いとこは病気の稲株はありません。きれいだなあ。
というわけで肥料分がないことで何に差が出るかはっきりさせたいので
またしばらくしたらこの田んぼに酢をまいてみてを繰り返して、
まいたとことまいてないとこでどれくらい差が出るかをみていこうと思ってます。
途中経過も載せていきますんでお楽しみに!