みどりの里 設立への過程と思い 1

みどりの里

2011年10月02日 21:56

農業生産法人 みどりの里はスーパーやまのぶの山中勲会長の思いから
生まれた会社であります。
ここでみどりの里の設立に至るまでの過程や会長の食に対する思いなどを
紹介させていただこうと思います。


※みどりの里の田んぼです。


※みどりの里のお米です。


※みどりの里の自然栽培いちご


「模索の時代」

事の始まりは今から30年程前、異業種交流会の席において医療関係の方
たちと話をしたことがきっかけでした。

「アメリカでは不妊症が増えている」という事実を聞きました。

「それは何故ですか?」と聞いたところ、

環境の問題と水の問題(水質の悪化)と食べ物(添加物・農薬・化学肥料)
が関係しているのではないか。とのことでした。

当時、私しの店(スーパーやまのぶ)を見渡したところ
「見栄がよくて安ければいい」といった商品ばかり陳列されてました。

私は食品を扱う立場のものとして食品の安心、安全な食べ物を扱う義務が
あるのではないかと思い、いざ実行に移そうと思いましたが
当時はまだそんな情報も無く、何から始めたらいいのか
見当もつきませんでした。

そこで思いついたのが田舎へ行くとほったて小屋に野菜が並べられ
どれでも1袋100円で売られている無人販売所です。

そこへ夏の時期の早朝、約1時間かけて田舎の無人販売所まで行き
野菜を置きにくる農家の方にその野菜のことについてお聞きしました。
そこへ並べられている野菜は2通りありました。
1つは市場へ出荷した後の残りの野菜です。
もう1つは年配の方が自分の裏庭の畑で残飯等をまいてできた
自家用に作って余った分の野菜です。
この自家用に作った野菜を置きにきた農家さんに
この野菜の肥料や農薬はどうしてますか?と尋ねたところ
自分で食する野菜はそんなもの一切使用していないとの答えでした。

私はその野菜を持ち帰り食べてみましたら
とてもとてもおいしかったのです。
野菜本来の香りや旨みがたっぷりつまっていました。

これだ!! 

と思いこのような農薬や化学肥料にたよらない野菜を集めました。
これがやまのぶオリジナルブランド
「おいしさを求めたごんべいの里シリーズ」です。
しかしこのごんべいの里の商品は夏場のみで
せいぜい2ヶ月から3ヶ月ほどの間でしか
販売ができませんでした。

・・・続く。



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