元気なイチゴ
うどんこ病ほとんど出てないです。
3月になってもまだ出てこないってことは
うどんこ病克服か!?
負けるときは3月はけっこう青い実のうちから
どんどんうどんこ病にやられちゃうんだけど
今年は温度管理でうまく防げたかも。
まだ気は抜いてはいかんね。
がんばります。
この温度をかけるやり方は病害虫の原因をなくせるので
ものすごく効果があるのですが、
元気になりすぎると
糖度が落ちたり、
実が小さくなったり、
実の生長が遅くなったりと
実に良くないことが起きました。
結局これさえやれば絶対いいという手段は無いのかなと思いました。
植物は弱ると実の成長を充実させる傾向があります。
元気になりすぎると病害虫には強いのですが、
実が充実しなくなります。
だから栽培者がそのバランスをとって
ときには元気になる手を
ときには弱らせる手を打たねばならないです。
弱らせる手は僕にとって難しい手になります。
水を切るという手段は絶対ダメです。
これはイチゴにとって死に直結してしまうので取り返しがつかなくなります。
それ以外では
日中の温度を下げ気味にしたり、
マルチを下まで下げて根の呼吸を抑えたりします。
そうするとすぐにイチゴの食味が回復します。
でもその代償に病害虫がちらほらと。
これからは日も長くなっていくし、
日光の角度も高くなってきて強くなってくるし、
気温や地温も上がって
イチゴをとりまく環境はどんどんイチゴを元気にしていきます。
環境は毎日変わっていくので
常に打つ手をその環境に合わせて変えていかなくちゃなりません。
まだまだ課題はたくさん残しているけど
最近は問題が起きてもすぐに的確な手を打てるようになってきました。
今のところ思い通りです。
このまま春も思い通りいってほしいです。
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