今年は調子がいい自然栽培イチゴ
今年は過去最高に調子よく自然栽培イチゴが作れてます。
自分で作った苗で年内でここまで大きく揃ったことは
今までなかったです。
天候不順などでどうしても超えられない壁があって
ここ数年は苗が足りなくて
足りない分だけ購入することもありました。
でも今年は自分の作った苗でハウスを埋め切りました。
しかもクリスマスにきちんと量が間に合いました。
クリスマスに実が間に合わなかったり
花と花の間がきてしまったりと
今まで野中さんはクリスマスイチゴは作ってないからと
自然栽培ってそんなもんだと思われていましたが、
今年たくさん出せたから
多くのお客さんのクリスマスケーキにのせてもらえたんじゃないかと
勝手に想像して喜んでます。
夏にイチゴ苗を標高900mの平谷村で育てているのですが、
無農薬で苗を育てるのは本当に難しいです。
30%くらい病気か何かにやられてます。
ひどい年は40%くらいやられます。
その%はいろんな対策を打っても
毎年どこかで天候不順をくらって
結果的に30%くらいダメな苗が出ます。
それで今年はこの率は変わらないんだろうと思って
いつもの倍作りました。
そしたらうまくいかない苗はやっぱり30%くらいになって
総数が多いので、いい苗が全棟分そろって成功しました。
平谷村ではうちの元社員が独立して農業してますので
水やりをお願いしています。
ちゃんとやってくれるおかげで
今年もいい苗ができました。
9月は天候が悪くて成長がかなり遅くて
こりゃ今年ダメかもって
不安になりましたが、
10月11月が天気が良くて
一気に成長が追いつきました。
その間ヨトウムシがものすごい数襲ってきましたが、
農福連携で虫取り頑張って
いつもよりも食われずにすみました。
例年虫取りが遅れて
12月は虫食いのイチゴが多くなりやすかったのですが、
今年はそれをなんとか打開しようと
皆で虫取りを頑張って
新しい葉を守り抜けたので
成長が滞らず
順調に育って今までより大きく育てることができました。
今日農福連携で来てくれている勝間田さんが
「私たちはミツバチのチームワークのように作業してますね。」
とミツバチの絵を描いた絵はがきをくれました。
なるほど、今年はお米もスイカもイチゴもブルーベリーもダイコンも
ミツバチのようなチームワークで作れたなと改めて皆に感謝です。
まだまだイチゴは前半戦ですが、
この調子で美味しいイチゴを皆さんにお届けできるよう
頑張っていきます。
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