今年は調子がいい自然栽培イチゴ

みどりの里

2021年12月27日 21:46



今年は過去最高に調子よく自然栽培イチゴが作れてます。



自分で作った苗で年内でここまで大きく揃ったことは

今までなかったです。

天候不順などでどうしても超えられない壁があって

ここ数年は苗が足りなくて

足りない分だけ購入することもありました。

でも今年は自分の作った苗でハウスを埋め切りました。



しかもクリスマスにきちんと量が間に合いました。

クリスマスに実が間に合わなかったり

花と花の間がきてしまったりと

今まで野中さんはクリスマスイチゴは作ってないからと

自然栽培ってそんなもんだと思われていましたが、

今年たくさん出せたから

多くのお客さんのクリスマスケーキにのせてもらえたんじゃないかと

勝手に想像して喜んでます。



夏にイチゴ苗を標高900mの平谷村で育てているのですが、

無農薬で苗を育てるのは本当に難しいです。

30%くらい病気か何かにやられてます。

ひどい年は40%くらいやられます。

その%はいろんな対策を打っても

毎年どこかで天候不順をくらって

結果的に30%くらいダメな苗が出ます。

それで今年はこの率は変わらないんだろうと思って

いつもの倍作りました。

そしたらうまくいかない苗はやっぱり30%くらいになって

総数が多いので、いい苗が全棟分そろって成功しました。

平谷村ではうちの元社員が独立して農業してますので

水やりをお願いしています。

ちゃんとやってくれるおかげで

今年もいい苗ができました。



9月は天候が悪くて成長がかなり遅くて

こりゃ今年ダメかもって

不安になりましたが、

10月11月が天気が良くて

一気に成長が追いつきました。

その間ヨトウムシがものすごい数襲ってきましたが、

農福連携で虫取り頑張って

いつもよりも食われずにすみました。



例年虫取りが遅れて

12月は虫食いのイチゴが多くなりやすかったのですが、

今年はそれをなんとか打開しようと

皆で虫取りを頑張って

新しい葉を守り抜けたので

成長が滞らず

順調に育って今までより大きく育てることができました。

今日農福連携で来てくれている勝間田さんが

「私たちはミツバチのチームワークのように作業してますね。」

とミツバチの絵を描いた絵はがきをくれました。

なるほど、今年はお米もスイカもイチゴもブルーベリーもダイコンも

ミツバチのようなチームワークで作れたなと改めて皆に感謝です。



まだまだイチゴは前半戦ですが、

この調子で美味しいイチゴを皆さんにお届けできるよう

頑張っていきます。








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