山梨の自然栽培者

みどりの里

2014年02月08日 21:12



山梨で自然栽培をやっている小黒さんと八巻さんが来てくれました。

山梨で夏イチゴを自然栽培で挑戦しようとしています。

標高1200mでやっていると言うから

豊田とはまるで違う環境です。

小黒さんはトマトとトウモロコシなど畑をやっていて、

八巻さんは田んぼも畑もやっているそうで

いろいろ情報交換させていただきました。

山梨では自然栽培の勉強会を50人もの会員で行っているそうで

小黒さんは会長で八巻さんは副会長を務めています。

岡山や山梨の活動を聞いていると

すごく刺激を受けます。

作業を2人に手伝っていただきありがとうございました。

夏イチゴできたときはぜひ見学に行かせてくださいね。



最近のイチゴの様子です。

以前は葉かき、芽かき、花の数を意識して摘花したりと

いろいろ触っていたのですが、

今年はあまり触らないようにしています。

春ごろにやるような水やりを最初からずっとして

うね間に水が溜まるくらいやっているのですが、

今のところイチゴ株がうまく栄養成長、生殖成長のバランスを自分でとってくれてるようです。

葉をほとんどかかなくなったのは

葉を取らないほうが寒いときは成長を促せるし、

古葉がけっこう若々しいので取る気にならなかったからです。

わき芽は自然栽培だとあまり出てこないので

多くなりすぎることは今のところないです。

前は多くなっては困ると思って前もって小さいわき芽のうちに取り除いていたのですが、

芽が出るということは根が出るということが同時に起きているので

今年は触ってないです。

取り除いていたときより芽無しになる株が少なくなりました。

無肥料でわき芽が出るということは

元の芽が無くなる予兆なのかと思って触らなくて今のところ正解のようです。

花はそのままにしてた方が株が暴れずいつまでもおいしい実が採れるかなと思って触ってないです。

以前、花の数を調整しまくってたときは

春が近づいてくると株が栄養成長に傾きすぎてしまって

味を落としてしまいました。

その頃はそれを戻す手をあまり持っていなくて

困ってしまったことがありました。

今は花をつけておいて勢を抑えつけているような感じです。

イチゴの栽培は期間が長いので

ずっと通用する手ではないのですが、

自然栽培でやっていると植物が自分で環境に合わせた形になろうとしてくれるので

そんなに手を入れすぎないほうがいいという理想に少し近づいたかな。


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