自然栽培いちご定植

みどりの里

2016年09月17日 21:51



やっと山から苗を下ろせたのが、

9月8日でした。

今年は残暑が厳しくてなかなか温度下がってこないし、

いつまでポットのまま平谷村に置いておかなきゃいけないんだと

ひやひやしてました。



ポットのまま長期間置いておくということは

根がつまってどんどん弱っていくということです。

しかも今年は長野県が非常に暑くて

イチゴ苗たちはだいぶ苦しみました。

平谷村にはトウモロコシの小林君が水やりしてくれるから

3日に1回山行けばいいかと思ってたのに

毎日行くはめになりました。

予想外なことが起きすぎて

見にいかないといつ全滅するかわからんぞと

もう毎日行くことでイチゴ苗を元気にしてました。

なんだかんだ行くといろいろ発見して

手を打ってました。

水の量を変えたり、

水やりの時間を変えたり、

葉かきしたり、

葉を残し気味にしたり、

酢をまいたり、

ころころ変わる天気に合わせて

その日のイチゴ苗を見て作業を決めました。

お盆まではイチゴ苗の体力が定植まで持たないかもしれないと

ぞっとしていたのですが、

その後平谷村がだんだん涼しくなってきたら

だんだんイチゴが回復してくれて今の姿になりました。

全棟分自然栽培イチゴ苗で今年も作れます。



9月9日から定植作業開始です。

今はストレートアライブさんや

無門福祉会さんと一緒に作業を進められるので

スムーズに仕事が進んで

非常に助かります。



イチゴ定植作業も慣れたものです。

やり方も覚えてくれているので順調です。



無門さんたちも皆がやっている作業を教えてもらって



定植作業開始です。



無門さんの障害者さんは一人ではとても植えられないので

スタッフがフォローしながら進めていきます。

皆昨年のイチゴを覚えているようで

テンションは高いです。



やっとポットから解放されて

根は畑の土の中へ入っていけます。

ほっとします。



植えて1週間がたちました。



畑で生まれた新しい葉がきれいなので大丈夫そうです。



苗のときは輪斑病が出まくっていましたが、

定植後は真ん中からどんどんきれいな葉が出てきます。

外葉は苗のころの葉です。

この調子で育ってください。



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