妊婦さんたちといちご狩り
先日あかね医院さんの妊婦さんたちがいちごハウスに
やってきました。
農作業のスタイルが安産につながるということで
何か作業のお手伝いをさせて頂きたいというお話を
頂き、さっそくいちごの収穫をお願いいたしました。
妊婦さんのお腹は6ヶ月からいつ産まれてもおかしくない
臨月の方までいらっしゃいました。
いちごをとっては台にのせるというしゃがんでは立ちの繰り返しの
作業は大きいお腹を抱えながらはきっと大変だったと思います。
「はってきた~。」とお腹をさすりながら作業をしてる姿が半年前の
自分の姿と重なります。
予定日より4日早い7月20日に娘が誕生しましたが
その頃は来る日も来る日も田んぼの手除草と
苺ハウスの組み立てに追われていました。
自分が妊婦だということをあまり自覚せず
24時間田んぼや畑を最優先して動いていました。
体重も3~4㌔しか増えず、臨月の頃やっと周りから「おめでたですか?」と
聞かれるようになりました。
それでもお腹の赤ちゃんは順調で検診のたびに「野中さんはきっと安産よ~。」と
助産師さんからお墨付きを頂いていましたので初めての出産に対する不安や緊張は
全くといっていいほどありませんでした。
出産日の前日も夜8時頃まで田んぼの作業をしてました。
ようやく作業もひと段落し、お腹をさすりながら
「もうでてきてもいいよ~。」と声をかけて眠りました。
その明け方4時頃から陣痛がきました。
その時はもうすぐ赤ちゃんに会える!早く会いたい!という気持ちでいっぱいで
部屋の中をぐるぐる歩き回りました。
重力で赤ちゃんがおりてくると勝手に思いこみ絶対横にはならず動いてました。
順調に陣痛の間隔も短くなり午前9時にあかね医院さんに入院してお昼の1時前に
超安産で出産しました。
お産がこんなに楽とは思いませんでした。これなら10人産むことできるな~なんて
出産後、心で思ってました。
今回来ていただいた妊婦さん、そしてこれから来てくださる妊婦さんたちが
「お産は楽しいな~。」「また産みたいな~。」と思っていただけたらいいな~と
願います。また来週が楽しみです
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