農福連携で自然栽培サツマイモ収穫

みどりの里

2019年10月13日 22:21



毎年恒例のサツマイモ収穫です。

この農福連携が一番効果がわかりやすいのと

重度な障害者さんでも大活躍する

絶対に外せない大イベントに成長しました。



サツマイモ掘るよと無門さんに声をかけると

いつものみどりの里班以外の

自然栽培師たちが15名ほど集合してくれます。



すぐ皆が仕事に入れるように

先に掘っておいたのですが、



どんどん運んでくれるので

掘っているスタッフが追いつかれてきます。

サツマイモはけっこう重いんだけど

自然栽培師たちは全く嫌がりません。

むしろ運びたがります。



気ままに掘っている人もいます。

土の中からサツマイモが出てくることが面白いようです。



トラックに載せるときも大活躍です。



この日1日でトラック2杯分が採れました。



次の日にみどりの里班の自然栽培師たちが

つる切りを進めてコンテナを空けていきます。

次回の収穫用のコンテナに間に合いました。



そしてこの日はなんと

自然栽培パーティー用の動画を撮るため

カメラがまわってくれました。

皆うれしくて3割増しで頑張りました。



みどりの里班と無門班で合計30名ほどが

掘っては運び、掘っては運びを繰り返してくれました。



つる切りも今日は畑で進めることができました。

重いものを運べない人たちの仕事になります。

今回も骨の弱いはずの村瀬さんは

何度もサツマイモの入ったコンテナを一人で運んでいました。

途中きつくてコンテナを下ろすのですが、

またすぐ持ち上げて運びます。

助けを呼ぶこともなく

頑張って一人で運び続ける姿は

自分だってできるんだ

強くなるんだと

訴えかけてきます。

これは負けられないね。

彼はみどりの里へ来て体が強くなっていると思います。

無門の職員はわざと手伝わないそうです。

手伝うと頑張らなくなるからだそうです。

ぶよぶよだった彼らの体が

今は筋肉がちゃんとついてきて

しまってきました。

指示されてすぐ動ける反射神経もよくなってきました。

サツマイモの収穫もうれしいけど

こうして毎年どんどん成長する

自然栽培師たちの姿が見られるのも

すごくうれしいものです。



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