米からいちごへ

みどりの里

2009年10月03日 22:54



米も最後の収穫が終わって、

自然栽培2年目でもしっかりとれて無事ひと段落です。

反7.5俵は肥料を入れなくても取り続けられそうです。

そんでほっとしたいとこですが、

そのころすでにいちごの作業が始まっていました。



今まで親からの栄養を頼りにしてた苗を親株から切り離していきます。



親に頼らずとも生きていけますと苗たちは自分のポットの土だけで自立していきます。

水やりを朝、夕とやって萎れないように気をつけました。

まだ親から離れたばかりやからね。



去年はうねが低かったので今年はちゃんと高いうねをたてるために深耕用の爪で畑を起こしました。



そしてうねたてです。

今年はいいね。

予定通りの高さになりました。



さあ定植開始だー!!

7000本以上の苗をひたすら中腰で植えていきます。

定植が1日遅れると3日収穫が遅れます。

3日遅れたら9日も遅れちゃうの!?

そりゃ大変だがんばって植えねば。

そしてなぜか作業がしんどくなるといつも天の助けが来ます。

この日は家族出演と友情出演がありました。

みんなありがとう!!いちごできたら食べにきておくれ。

高いとこに台を作って作業性を良くする作りかたもあるけど、

いちごの味を良くするには畝立てて作るのが一番!!

おいしいいちごのためなら腰痛もへっちゃらです。



定植後は1週間苗が活着するまで朝晩ホースで水やりしました。

朝2時間、晩2時間かかってた。

たっぷりやらねば定植後の成長が止まってしまうので。

ここでいいスタート切らないと収穫遅れるし、苗も十分な成長しないし、

とにかく勝負どころだと思って水やりし続けました。

それがすんだら写真みたいに潅水チューブで水やりが楽になります。

ちゃんと活着してくれました。

今年は肥料を少なめにすることで無農薬を途中まで挑戦していました。

それで確かに病気や害虫は防げてたんだけど、

苗が予定数に届かなくなって青ざめました。

だって苗足りなかったら今年勝負できないじゃん!!

それで途中で肥料を投入することが多くなって、

やはり病気、害虫が寄ってきてしまうので、

あえなく農薬散布に至りました。

今年はどうしても苺をしっかり収穫したいんで。

去年と同じではダメ。

今年は去年を生かして進化してなきゃね。

無農薬の挑戦は短期プランじゃなくて長期プランで挑まなきゃ手に入らなさそうでした。

ちょうどそんなことを考えていたときに過去に無農薬に挑戦したことのある苺農家さんと出会えました。

その人にいちご栽培を教えてもらいながら栽培のレベルをあげて、

安心安全でおいしい苺を目指していきます。

なかなかいい展開してきたね。

苺もがんばるぞ!!






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