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みどりの里について

2023年02月26日

みどりの里15周年おめでとう!



今日は飯田君(やまのぶ元社員)が自然栽培農家になるということで

応援しようの会が行われました。

そしてついでにみどりの里15周年も祝っちゃおうと

一番支えてくれていたやまのぶの山中会長と山中相談役に

感謝の気持ちで花束を贈らせていただきました。

こんなことするの初めてかも。

だけど15年の間には

イチゴが不作のときもあったし、

米が減収して大変なときもあったし、

今振り返ると失敗しまくっとるなと思うのですが、

山中会長と相談役は特に顔色一つ変えることなく

当たり前のように支え続けてくれました。

ダメだったときに

私が「次はこうやったらうまくいく」

と会長と相談役に熱弁して

それをあっさり信じてくれて

「やったらいいじゃん」

と背中押し続けてくれました。

そんなことの繰り返しの14年間だったと思います。

一度もストップかけられたことがないです。



現在自然栽培イチゴも順調に収穫し続けることができていて

今年は食味が例年よりいいくらいです。

毎年積み重ねさせてくれたおかげで

そんなイチゴにたどり着けたんです。

私の嘘みたいな話しを信じてくれてありがとうございます。



今日は小林君と吉田君も平谷村から来てまして、

彼らはみどりの里の一番きつかった頃に社員として5年くらい頑張ってくれた仲間です。

今は平谷村で立派な農家になってまして、

私が夏にイチゴの苗を2ヶ月ほど涼しい平谷村に置いておくのですが、

その水やりをこの二人がやってくれているので

今出荷している自然栽培イチゴがあるのです。

そして、やまのぶで最も農家よりの頼れる男生田さんも来てくれました。

販売面では非常にお世話になっています。

そして、新たに自然栽培農家になる飯田君が加わります。

彼はやまのぶこだわりコーナーのごんべいの里を担当していたので

販売面の経験をしっかり持っているので

他の農家さんたちとの調整にも期待がかかっています。

農家としてスタートを切るのはすごく大変なことです。

私の考えでは、彼を半分みどりの里の社員だと思っているので

彼が一人で困り果てることはあり得ません。

こんないい関係がやまのぶのごんべいの里を盛り上げ続けるので

皆さん期待していてください。


お知らせ

3月6日月曜日18時半~20時
ほがらか若草店にて
勉強会を再開します。

コロナでしばらくやれてなかった

自然栽培の勉強会です。

前のように毎月はできないと思いますが

できるときに開催しようと思ってます。

皆さんのご参加お待ちしてます。


  


Posted by みどりの里 at 00:34 │みどりの里について

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2011年10月06日

みどりの里 設立への過程と思い 2

前回の記事「みどりの里 設立への過程と思い1 模索の時代
の続きです。


「販売についての思い」

今から約20年前、近くに健康食品店がオープンしました。
私しはその店に見学に行きましたところ
妊婦さんや健康に気づかっている方たちが店主さんより説明を
うけておりました。
私は大変良いお話をしているなと感心しながらその説明を聞いておりましたが
やはり販売をしなければという思いからでしょうか健康を保つためには
高額でも買い求めてくださいとの話しでした。

しかし誰でも高額な商品を買えるわけではありません。
私しは食品スーパーを経営する立場として
健康に関心がありながらもお金に余裕の無い方たちに光を当てることが
私しの役目だと感じました。

お金に余裕が無い方でも手が届く健康食品を販売することができないだろうか。
そこで生産者から販売へのルートを考えました。
当時は有機農法等を実践している生産者は少なく、たとえ作物ができても
運送費用が高くつき値をおさえることはできませんでした。

そこで地元の個人農家さんを始め、生産販売している地域を訪ね歩き
直接仕入れを確立してまいりました。



 
  


Posted by みどりの里 at 22:06 │みどりの里について

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2011年10月02日

みどりの里 設立への過程と思い 1

農業生産法人 みどりの里はスーパーやまのぶの山中勲会長の思いから
生まれた会社であります。
ここでみどりの里の設立に至るまでの過程や会長の食に対する思いなどを
紹介させていただこうと思います。


※みどりの里の田んぼです。


※みどりの里のお米です。


※みどりの里の自然栽培いちご


「模索の時代」

事の始まりは今から30年程前、異業種交流会の席において医療関係の方
たちと話をしたことがきっかけでした。

「アメリカでは不妊症が増えている」という事実を聞きました。

「それは何故ですか?」と聞いたところ、

環境の問題と水の問題(水質の悪化)と食べ物(添加物・農薬・化学肥料)
が関係しているのではないか。とのことでした。

当時、私しの店(スーパーやまのぶ)を見渡したところ
「見栄がよくて安ければいい」といった商品ばかり陳列されてました。

私は食品を扱う立場のものとして食品の安心、安全な食べ物を扱う義務が
あるのではないかと思い、いざ実行に移そうと思いましたが
当時はまだそんな情報も無く、何から始めたらいいのか
見当もつきませんでした。

そこで思いついたのが田舎へ行くとほったて小屋に野菜が並べられ
どれでも1袋100円で売られている無人販売所です。

そこへ夏の時期の早朝、約1時間かけて田舎の無人販売所まで行き
野菜を置きにくる農家の方にその野菜のことについてお聞きしました。
そこへ並べられている野菜は2通りありました。
1つは市場へ出荷した後の残りの野菜です。
もう1つは年配の方が自分の裏庭の畑で残飯等をまいてできた
自家用に作って余った分の野菜です。
この自家用に作った野菜を置きにきた農家さんに
この野菜の肥料や農薬はどうしてますか?と尋ねたところ
自分で食する野菜はそんなもの一切使用していないとの答えでした。

私はその野菜を持ち帰り食べてみましたら
とてもとてもおいしかったのです。
野菜本来の香りや旨みがたっぷりつまっていました。

これだ!! 

と思いこのような農薬や化学肥料にたよらない野菜を集めました。
これがやまのぶオリジナルブランド
「おいしさを求めたごんべいの里シリーズ」です。
しかしこのごんべいの里の商品は夏場のみで
せいぜい2ヶ月から3ヶ月ほどの間でしか
販売ができませんでした。

・・・続く。


  


Posted by みどりの里 at 21:56 │みどりの里について

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