2019年10月13日

農福連携で自然栽培サツマイモ収穫



毎年恒例のサツマイモ収穫です。

この農福連携が一番効果がわかりやすいのと

重度な障害者さんでも大活躍する

絶対に外せない大イベントに成長しました。



サツマイモ掘るよと無門さんに声をかけると

いつものみどりの里班以外の

自然栽培師たちが15名ほど集合してくれます。



すぐ皆が仕事に入れるように

先に掘っておいたのですが、



どんどん運んでくれるので

掘っているスタッフが追いつかれてきます。

サツマイモはけっこう重いんだけど

自然栽培師たちは全く嫌がりません。

むしろ運びたがります。



気ままに掘っている人もいます。

土の中からサツマイモが出てくることが面白いようです。



トラックに載せるときも大活躍です。



この日1日でトラック2杯分が採れました。



次の日にみどりの里班の自然栽培師たちが

つる切りを進めてコンテナを空けていきます。

次回の収穫用のコンテナに間に合いました。



そしてこの日はなんと

自然栽培パーティー用の動画を撮るため

カメラがまわってくれました。

皆うれしくて3割増しで頑張りました。



みどりの里班と無門班で合計30名ほどが

掘っては運び、掘っては運びを繰り返してくれました。



つる切りも今日は畑で進めることができました。

重いものを運べない人たちの仕事になります。

今回も骨の弱いはずの村瀬さんは

何度もサツマイモの入ったコンテナを一人で運んでいました。

途中きつくてコンテナを下ろすのですが、

またすぐ持ち上げて運びます。

助けを呼ぶこともなく

頑張って一人で運び続ける姿は

自分だってできるんだ

強くなるんだと

訴えかけてきます。

これは負けられないね。

彼はみどりの里へ来て体が強くなっていると思います。

無門の職員はわざと手伝わないそうです。

手伝うと頑張らなくなるからだそうです。

ぶよぶよだった彼らの体が

今は筋肉がちゃんとついてきて

しまってきました。

指示されてすぐ動ける反射神経もよくなってきました。

サツマイモの収穫もうれしいけど

こうして毎年どんどん成長する

自然栽培師たちの姿が見られるのも

すごくうれしいものです。


  


Posted by みどりの里 at 22:21 │野菜

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2019年07月11日

たくさんの方々と自然栽培農福連携

ここ1ヶ月くらいは本当にたくさんの人たちと自然栽培農福連携やってました。



スーパーやまのぶ新入社員研修!!

田んぼの補植したり



ニンニク収穫したり



イチゴ苗作りしたりと

かなり活躍してまたやまのぶへ戻って行きました。

自然栽培というだけでも肥料やらずに育つんだーと思いながら

農福連携も一緒にやることもあって

いい刺激になったことでしょう。

こちらも大助かりでありがとうございました。



皆のおかげで自然栽培イチゴ苗たちはいい状態で涼しい山へ上げることができました。



イチゴがいる平谷村は例年より寒い感じです。

雨が降り続けているのが心配なとこですが、

今年は潅水設備で酢液を散布しながら育てていく予定です。



弘前大学からすでに学会で私たちの取り組みを紹介してくれている

小杉先生と加藤先生が農福連携自然栽培の論文を更にブラッシュアップするために

調査に来てくれていました。

仲間たちのところも回ってくれて

更に発表できる話題をたくさん仕入れていってくれました。



また最近は公明党の加藤貴志県議会議員さんが来てくれました。

障害者さんたちがちゃんと働けているところを見て感動してくださって

私たちの話しも長いこと聞いてくれました。

もっと障害者さんたちが社会進出していくためには

ルールを変えていかないと難しいと私は思ってます。

みどりの里や無門さんとものわさんは思いだけで走って行けますが、

他はそうはいかないだろうなと思って

皆が参加しやすい案を提案させていただきました。

簡単な話ではないのですぐにどうこうならないとは思いますが、

現場まで足を運んでくれて

話しを聞いてくださったことに

私も福祉職員も障害者さんたちも皆うれしかったです。



とものわのメンバーの軽度な障害者さんたちは

田んぼの草取りと



トマト収穫に大活躍です。

田んぼの草取りはメンバーの入れ替えも多かったこともあり、

まずは稲を踏まないことからスタートした人も多かったですが、

ここではきちんと型を作って

できない人にはあぜの草刈りやあぜ付近の草取りなどに変更して

なるべく皆が力を出し切れるように工夫してます。

脱落者がほとんど出ないまま草取りレベルを上げていけました。



ママさんたちとの田んぼも

だいぶ私の手を離れて進んでいます。

ちょっとでも草を許さない感じでチェーン除草や草取りが進められたため

うちが管理している田んぼの中で最もきれいな田んぼになってます。



自然栽培パーティーからも来てくれました。



重度な障害があっても戦力になっていることに驚いていました。



インゲンの隣には

インゲンが終わった後に取れる

オクラが控えています。



トマトもとり続けています。



ネット張りもわら敷きも全て

無門福祉会のみどりの里班がやってくれてます。

他にも中学生や若者サポートやキャリアセンターからも来てくれていました。

農業やりたいと言って訪ねてくる人もいます。

現場を見せてほしいと訪ねてくる人もいます。

農福連携や自然栽培をやることで

みどりの里はずいぶん賑やかになりました。

いろんな人が来てくれることが

私も含めて農福連携メンバーも皆励みになってます。



ブルーベリーも順調に育ってます。



昨日たくさん採れました。



自然栽培田んぼも皆の頑張りのおかげで



すくすく育ってくれてます。



今年は自然栽培スイカにも更に力を入れてます。

もうすぐ採れそうです。

夏を農福連携自然栽培で賑わしていきますよ。

皆さん楽しみにしていてください。



  


Posted by みどりの里 at 11:10 │いちご野菜

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2019年05月13日

ごんべいの里保育園児と自然栽培エンドウ狩り



スナップエンドウが採れまくってます。



ここは昨年まで10年間自然栽培稲作をやっていた場所です。

私が持っている田んぼの中で

最も収量の上がらない田んぼです。

10年もがきましたが、

何を試みても一切結果に繋がらない不思議な田んぼです。

なのにエンドウやったらめちゃくちゃいいです。

自然栽培をやっていて畑の土が悪いということはまずないです。

ただその植物がその土質や環境にに合うか合わないかだけのようです。

ここは田んぼより畑のほうが結果を出せるようです。



自然栽培スナップエンドウもエンドウ狩りというイベントをやると盛り上がります。

今回はスーパーやまのぶがやっている

ごんべいの里保育園の園児とそのご両親に来ていただきました。



自然栽培のスナップエンドウは生で食べて美味しいので

早速食べてもらうとすぐ感動してくれました。





1~3歳くらいの子にスナップエンドウの生の美味しさがわかるか心配でしたが、

全員ほぼスナップエンドウのとりこになりました。



まるでお菓子のようにパクパク食べる子どもの姿に

両親は口々に

「家では野菜食べないのに、こんなにエンドウを食べるなんて。」

と驚いていました。



グリーンピースももう少し膨らませたほうがいいんだけど

採って食べてもらうと

「とうもろこしみたい」

とその甘さにまた驚いていました。

食べながら収穫できるので

皆どれが美味しいかよくわかったし、



親子で収穫の喜びを分かちあえて楽しいようでした。



帰りがけの子どもたちは

スナップエンドウを握って放さないです。



ちょうどこのときに大学生も来てくれていました。

彼女たちも学生団体を作って自然栽培作業を手伝ってくれます。

収穫の喜びや畑の心地よさを

皆にも知ってもらいたいからと活動しています。

でもまず皆に伝える前に

自分が感動しないとねということで

自然栽培スナップエンドウ狩りに呼びました。



皆食べながら収穫するので

自然といいサイズを選べるようになっていました。

私も皆の反応を見て

やっぱ自然栽培やってて楽しいなと改めて思いました。

また収穫体験を企画しますので

楽しみにしていてください。



  


Posted by みどりの里 at 10:10 │野菜イベント

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2018年12月14日

中京大学生たちと自然栽培



自然栽培イチゴが採れ始めてます。



やまのぶ梅坪店にて販売中です。



どんどん寒くなっていく中

うちは暖房なしで栽培してますので

ビニールハウスの中にもう一つビニールハウスを作っていきます。

これがまたけっこう大変な作業なのですが、



中京大学のスポーツ科の大学生たちが手伝いに来てくれました。

彼らは手伝う代わりに農産物をわけてほしいとのことでした。

彼らのゼミでアスリートたちの食の見直しを研究しているようで

食を改善してアスリートたちの体調を整えていくことを考えています。

学食も変化させていければと考えていますが、

まだとりあえず水泳部に料理を提供することから始めるそうです。



2日ほど来て手伝ってくれました。

皆陸上やアメフトなどをやっているので

体を動かすことになれているせいか

てきぱき仕事をこなしてくれて大助かりでした。



お米とサトイモを用意してそれは渡すだけでしたが、

ダイコンは欲しい分だけ取りに行こうと誘ったら

顔がパッと明るくなって

ダイコン収穫を楽しんでいました。



自分で収穫したダイコンで

アスリート向けの料理を作るのはさぞ楽しいでしょうね。

水泳部にはうちの自然栽培米と自然栽培野菜を食べるわけですから

絶対いい記録が出るでしょう。

出なかったら料理に問題ありだな。

学生たちがそれぞれ思うことがあって

こんなことしたら良くなるんじゃないかって一生懸命活動するんですよ。

私たちにも協力を求めてくるんだけど

断ったらなんだかせっかく発芽した芽が枯れてしまいそうで

彼らの中に生まれたいい芽だから

私たちはそれに水やりして育ててあげたくなります。

その芽が少しでも大きくなって社会に出ていったら

いい社会ができるんだろうなと楽しみにしています。

また新しい企画お待ちしてます。





  


Posted by みどりの里 at 22:21 │いちご野菜

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2018年10月16日

自然栽培サツマイモ堀り



自然栽培でサツマイモは手堅いです。

サツマイモは窒素固定ができるので

豆科と同じで窒素が足りないということがまず起きません。

でもたくさん作ろうとすると

収穫作業が大変です。

ツル切って外に出して、マルチはがして、イモ掘って、運びます。



つるを切り始めてますが、

昨年の場所だけでも大変だったけど



今年はここも増やしてあります。

ここは他の野菜だと自然栽培で挑むにはちょっと砂が強すぎて難しくて

結局サツマイモにしたら生育がとても良かったです。

適地適作ですね。



ストレートアライブさん、無門福祉会さんをいつもより大勢呼んで

サツマイモ堀り開始です。

いつもはつる切りやマルチはがしはストレートアライブさんに前日にお願いして

無門福祉会さんたちとサツマイモを掘るのですが、

今年は面積も多いので同時進行でやれる人がやれる作業を進める形にしました。



皆この作業は特に楽しんでやってくれます。



40人超えてたと思います。

一見イベントのようですが、

雨の前にどこまで掘れるかをやっているので

けっこういい緊張感で仕事を進めていました。



誰が一番でかいサツマイモを掘るかも秘かに行われていました。



サツマイモがどんどん掘れてこれを運び出すのですが、

コンテナに入れるとけっこう重いです。

でも障害者さんたちが一気に運び出してくれるので

あっという間に畑からサツマイモがなくなります。



足が悪い人たちは運び込まれたサツマイモのつる切りをしてくれました。

コンテナの数が足りなくなりそうだったので

余計なものを出してイモだけにしてくれたので

コンテナはぎりぎり足りました。



2日で昨年は下の畑だけだったけど

今年はそれプラス上の畑の3分の2まで収穫が完了しました。

次の日雨が少し降りましたが

みどりの里メンバーだけで残り10畝分を収穫しました。

このとき本当に障害者さんたちの力のありがたさが身にしみました。

サツマイモ堀りは機械を使っていても大変です。

今年は例年よりぼんやりしている障害者さんが少なくなってきていたように思います。

個別でみると仕事が進んでいるのかどうかよくわからんなと思ってしまうのですが、

そんな人たちが数で勝負してくると

重労働のはずの作業が楽しみながらなんなくさくっと終わってます。

不思議な光景です。

私たちはイチゴやイネや野菜を作っているので

サツマイモをたくさん作っても3日以内で収穫を完了させないと

他の作業ができなくなります。

これは農福連携じゃないととてもできない作業だと思います。

来年はこれを強みにサツマイモ以外でもこのパターンを増やすつもりです。

今年皆の動きをみて

農作業に慣れてきている感じがしました。

自然栽培の量産を農福連携でやり遂げたいです。
  


Posted by みどりの里 at 07:45 │野菜

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2018年08月29日

中日新聞にのせていただけました



今日の中日新聞朝刊に

無門福祉会からみどりの里へ来ている

障害者チームのみどりの里班の活躍が載せていただけました。

ゆめのランチディナーにも繋げてあります。



軽度な人の仕事として用意していた自然栽培オクラでしたが、

今年は重度な障害のメンバーがやってます。



この広さをやりきりますと挑戦してくれて



毎日がんばってくれてました。



収穫ができなかった人ができるようになったり

本当に驚きの成長ぶりでした。

この重度な障害者さんたちは生活介護の人や

コミュニケーションがとれない人がいますので

一見無理に見えますが



運ぶ人や切る人など能力に合わせてチームで作業にあたれば

こんな広くてもやりきれます。

1畝100mくらいあります。



今ではオクラの成長点を切ってしまう人も少なくなり



ちゃんと収穫作業になってます。



無門福祉会の職員さんたちの献身的なフォローがなければ

ここまでできなかったでしょう。



こうして世に出ております。

うちに来てくれてる障害者さんたちが新聞に紹介していただけると

わが子が載せていただけたような感じでうれしいです。

9/9のゆめのランチ&ディナーでは

彼らの頑張りでできた自然栽培米、野菜やイチゴ、ブルーベリーなどの料理が出ます。

奇跡のリンゴの木村さんも来てくださいますし、

彼らの頑張りにも焦点を当てて紹介しようと思ってます。

ランチは定員に達したようなので

この先は17:00~のディナーのほうでお申し込みください。

申し込み先は無門福祉会(0565-45-7883)です。



よろしくお願いいたします。




  


Posted by みどりの里 at 08:14 │野菜

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2018年08月16日

自然栽培スイカ



自然栽培スイカがやまのぶでも販売することができました。

糖度も12.5度あるので

イチゴに近い数値が出ています。



あまりの暑さに自然栽培もやりづらくなっている豊田市でしたが、

スイカは40℃近く出ても耐えられます。

ずっとネタとして温めてきた自然栽培スイカです。



実は数年前からあっさり自然栽培で作れることはわかってました。

でも出荷体制を整えるのに苦戦していて

量を作ってもさばける体制を作っておかないと

こんなに作ってどうしようになってしまいます。



そこで一気に解決してくれたのが

ストレートアライブさんとの農福連携です。

ストレートアライブさんが売り場を開拓し続けてくれたため

自然栽培でスイカいっぱい作っても大丈夫になりました。



昨日名古屋のわくわく広場の売り場も見にいったらスイカは売り切れてました。

やまのぶだけでなく名古屋にも売り場を作ってくれてあるので

1週間に100個近く出てもさばききれます。



暑さに負けずに大きくなってくれます。



カラスにやられないようにつるの中に隠してみました。

なぜ縞模様なのか理由がよくわかります。



でもすきをついてきます。

カラスよけにテグスを張ったらとりあえず被害はなくなりました。

カラスも自然栽培の無肥料スイカと肥料ありのスイカがあると

肥料ありのスイカを狙う傾向があります。

これはよく家庭菜園のお隣さんが

「なんであなたのスイカじゃなくて私のスイカがやられるんだ」

と言っているので確かです。



このスイカはやまのぶごんべいの里担当の飯田くんの自然栽培スイカです。

彼も自然栽培生産しながらごんべいの里に出して販売するので

やまのぶの社員だけど

みどりの里のメンバーの一員のような面も持ち合わせてます。

採れてからも日持ちがするので

ありがたいです。

13度くらいの中に入れてありますが、

2週間くらい持ちます。

だんだん追熟して甘くなっていくので驚きです。



スイカの実験畑です。

7月に採り終わったスイカのつるから

またスイカが育ち始めてます。

無肥料なのにまだ作ろうとするスイカの強さに可能性しか感じません。

お隣さんたちがスイカがまたなりだしてると実況報告を電話でくれます。

最後までちゃんと育ってくれるかはまだわかりませんが、

皆が注目してくれている自然栽培スイカなので

スイカたちもやる気になってくれているのでしょう。

美味しいスイカになるに違いありません。

スイカは私たちも食べまくってますが、

夏の暑さでへばった体に最高の水分補給として積極的に食べてます。

効果はかなりありますよ。




  


Posted by みどりの里 at 09:05 │野菜

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2018年07月06日

大学生たちと自然栽培ミニトマト体験



自然栽培ミニトマト畑に大学生たちが

自然栽培体験に来てくれました。

堀部さんが畑作業をして収穫した野菜を食べたとき

すごく感動して、皆にもこんな感動を体験してもらいたいと

大学でサークルを立ち上げてみどりの里へ来てくれました。

ここまでに堀部さんは一人でみどりの里へ作業を手伝いに来ては

人を呼べるか打ち合わせてくれてました。



ミニトマトもちょうどなっていて

皆も作業がてら食べてみることができ

感動してくれました。

「採りたての野菜を食べられるなんて贅沢だなー」

とか

「こんな美味しいトマト初めて」

とか

また都合よくトマト嫌いな子が来てて

自然栽培の野菜は野菜嫌いな子でも食べれたりするから食べてみてよ

と勧めると

「あっ!ほんとだ。食べれる」

と驚いてました。

これが自然栽培やってて面白いところです。

野菜嫌いな子は硝酸態窒素の味が嫌いなだけで

自然栽培のように肥料を使わずに作ると

その値がかなり低くなるので

野菜嫌いな子が食べれる現象が起きます。

ちなみに私は子どものころすごく野菜嫌いだったので

野菜の嫌いな子が何が嫌で食べないのかよくわかります。

野菜は硝酸態窒素が高くなると必ず

青臭くなったり消毒のような臭いがして、苦味やえぐみが増え、繊維が口の中で残るようになります。

糖度も下がり、水っぽくなりますが、その水っぽさがうっすらまず味を帯びています。

それが嫌なんです。

肥料に頼り切った栽培をすると硝酸態窒素の値は上がりすぎてしまいます。

肥料以外に野菜の成長を促せる手段を持っていると硝酸態窒素の値を上げすぎずにすみます。

野菜嫌いな子で自然栽培ツアーを組みたいくらいです。

何人が嫌いな野菜を食べれるようになるでしょうってな感じで。



今回はトマトの枝が通路を塞ぎ始めているので

フラワーネットに枝を入れる作業をしてもらいました。



こんな作業じゃつまんないかなとちょっと心配してたんだけど

楽しんでもらえたようでした。

皆は普段名古屋の大学でコンクリートで囲まれた場所が生活圏なので

こうやって緑に囲まれていることでずいぶん新鮮な気持ちになれるそうです。

カエルやイタチがいたら喜んでいたくらいで

みどりの里の畑の中で

非日常を感じてドキドキしていてくれたようです。



まだまだ青い実がたくさんスタンバってくれています。

今日の雨

梅雨明けの暑さとトマトにとっては悲惨な環境が襲い掛かってきますが、



遮光ネットを開けたり閉めたりしながら

なんとか持ちこたえさせて



皆さんに自然栽培ミニトマトを提供し続けたいです。











  


Posted by みどりの里 at 14:42 │野菜

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2018年06月20日

やまのぶ新入社員研修



今年もやまのぶ新入社員研修でみどりの里へ5名が来てくれました。

もうこっちは田んぼ畑作業がたまりにたまっていたので

非常に助かってます。

今回は田んぼの除草ではなく

畑作業に入れました。

自然栽培ミニトマトのフラワーネット張りが遅れていたので

ここでやまのぶ新入社員とみどりの里と無門福祉会の連携作業となりました。



新入社員さんたちがネットを結びつけていきます。

無門さんの障害者さんたちは結べないので

ひもを切って用意していきます。



皆がどんどん作業を進めるので

ひももがんばって切らないと間に合いません。

みどりの里メンバーはフラワーネットを25mに切って用意していきます。

これもけっこう追われていました。

この感じがすごくいいです。

農福連携で障害者さんが活躍すると口で言っても伝わらないものです。

この中に入って健常者も障害者も一緒に仕事をすることで

ものすごく作業が進みます。

仕事の中にはちょっとした作業というのがあり

ここではひもを切っておくような作業や

フラワーネットをちょっと持ってもらったり

そんなちょっとした作業に障害者さんたちの手が活きてきます。

実際防草シート張りでは障害者さんたちが先に広げておいてくれるサポートをしてくれたおかげで

100m8本と25m20本の防草シート張りが半日で終わりました。

こういう互いを意識し合う仕事だと

さぼる人も出てこないし

障害者さんたちも自分がやらなきゃいけないと率先して仕事を進めてくれます。

最近は自分で仕事を見つけるまでになってきました。



ニンニク収穫もこの連携で進めました。



掘る人もいれば

葉や根を切る人

運ぶ人など障害者さんも健常者も一緒に作業することでうまくいきます。



自然栽培ジャンボニンニクがたくさん採れました。



ミニトマトも色んできてます。

この写真は6月7日の写真なので

もう房ごと色んでます。



豊森なりわい塾のメンバーが来てくれたときに

自然栽培の美味しさを話していて

本当に美味しいか証明せねばと思って

このミニトマトを食べていただきました。

「おいしいー!!」

「悔しいけどおいしい」

と言ってもらえました。

農福仲間皆で頑張って育ててきた自然栽培夏野菜たちもそろそろ出荷されますので

楽しみにしていてください。


  


Posted by みどりの里 at 10:29 │野菜

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2018年03月19日

自然栽培畑も賑やかになってきました

厳しかった冬が終わって暖かくなってきました。



寒さを乗り越えるためのトンネルも片づけなくてはなりません。



もう寒くないので障害者さんたちも穏やかな顔で畑に集まってきます。



足が悪くて畑で活躍しづらい桐沢さんも

片付け作業では大活躍です。



無門福祉会の重度な障害を持つ人たちも

こういった片づけ作業では

活躍できる場面が増えます。

設置するより片づけのほうが簡単です。

活躍できてると表情もいいです。



奥ではストレートアライブさんのA型の障害者さんたちが

ダイコンとカブの間引き作業をしています。

A型(軽度)、B型(重度)、私たちや、遠藤さんや林さんといった農家も集まってくれてます。

この日は「コトノネ」の取材もあったので皆カメラに写ろうと

いつも以上に畑に人がいます。

春らしい賑やかな光景になってて

自然栽培野菜たちも賑やかなのはうれしそうです。


カブも膨らんできてます。



ダイコンも一気に育ってきてます。



苗場ではレタスなどの野菜も春を待っていました。



若者サポートステーションの皆も来てくれて

無門福祉会さんと連携して苗を定植していきました。

彼らも自然栽培畑で普段できない体験をして成長していきます。

土に触れることがもう普段できない体験となってますので

作業しながらカエルを見るだけで感動です。


無門福祉会のみどりの里班は定植慣れしてきてます。



山崎さんは高齢だけど農作業してるときはいつも

子どものころに親を手伝って農作業していたときのことを思い出して、

楽しいみたいです。


いい感じです。


どんどん進んで2時間で7畝が終わりました。



うまくいってるとこは自然栽培イチゴがわんさとなってます。

ここも春だ春だと活気づいてきました。


キャリアセンターさんから職場体験に来た子も

1週間がんばって農作業に入ってくれました。

働けるようになりたいと

自然栽培畑の中で成長していってくれました。

だんだん作業時間を自分から長くしていけたので

素晴らしい進化だったと思います。


グリーンママンさんたちとの自然栽培田んぼも今年もやります。

先週説明会がありまして

4月26日に塩水選からスタートします。

この企画は自然栽培稲作だけでなく農福連携も体験できますので

1年参加すると一気に自分の世界が広がります。

グリーンママンさんが雑草に夢中になってて

食べられる雑草をみどりの里の果樹畑で育てる企画も今年はあるようです。

先週は本当にたくさんの人が春だ春だと集まって

楽しい1週間でした。
  


Posted by みどりの里 at 19:18 │野菜

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