2020年02月22日

第64回勉強会

1月27日に開催された勉強会の内容です。

1人目は

日進市でオーガニックダイニングバー「陽なたぼっこ」をやっている高橋政光さんです。

自然栽培稲作を紹介してくれました。



冬にしっかり田を耕してわらの分解を進めておきます。



苗は米ぬか、ほうろく菜種油粕、田の土を混ぜたものを使用して作ってます。



アイガモンという草刈り機で除草できる道具で除草を頑張りました。





途中から稲が雑草に負けないようになりました。











品種はアサヒです。



そしてまた11月から耕起しておきます。

4月にわらが分解しきれているかで

ガス湧きを防ぐことができ

稲がより順調に育ち

雑草が生えにくくなります。

2人目は

中津川市で自然栽培をやっているハヤシファームの林健太郎さんです。



以前紹介してくれたエゴマの完結編です。

6月上旬にセルトレイに播種して

7月上旬に定植

条間1m 株間30cm



7月31日草刈り機で条間除草



9月10日こんなに大きくなりました。

肥沃な場所だと摘心しても大きくなります。



10月10日に葉が黄色くなってきて

それくらいで刈り取りしないと種が落ちてしまいます。





10月15日にはこれくらい枯れてきます。







種は浮いたものがいいです。

ほとんど浮きます。

洗濯機の脱水で水を切ってから



天日で1日半くらい乾かすと7%になります。

でもこれだと風に吹かれて飛んでしまうので



洗濯ネットのまま乾かします。



家庭用搾油機で油をとります。



3分の1くらいが油になります。



エゴマを油にせず食べることもできます。

エゴマ油はオメガ3と呼ばれる油で

日本の食生活が欧米化したことで

魚を食べなくなってきて

不足しがちな油です。

貴重な油ですが、勉強会の後販売もしてくれました。

3人目は

静岡県富士宮市で自然栽培メロンを作っている長谷川農園の長谷川翔太さんです。











水やりと温度をかけることでどんどん体作りを進めます。

















4人目は

東郷ナチュラルファームの石川剛弘さんと大倉千鶴さんです。



昨年の石川さんは田植えをしてから脳梗塞で倒れてしまい

リハビリの毎日でした。

自然栽培田んぼは東郷町の学校給食に使われることが決まっていて

どうしても成功させねばなりませんでした。



そこでボランティアを募ったところ



皆で声を掛け合って



東郷町の町長さんも参加して



機械を持ってきてくださる人もいて





石川さんが復活するころには大成功の自然栽培田んぼとなっていました。



収穫には復帰できた石川さんも前年より収穫できて驚きの結果でした。

参加してくれたボランティアののべ人数は70人くらいになっていました。

反収も平均5俵となり、



自然栽培米は皆の力で学校給食に使っていただけることが叶いました。

石川さんも完全復活していますし、

素晴らしい自然栽培稲作ストーリーになりました。

誰か映画にしてください。

5人目はみどりの里です。



冬は水田排水口の位置を変えていました。

昨年給水口の位置を変えて水の流れを対角線にしたところ

水のよどみが少なくなって稲の生育の悪いところが減ったので

今年は排水口の位置を変えることで

給水口の位置が変えられない田んぼを対角線に変えました。



みどりの里班の自然栽培師たちは

くわが使えるようになりました。





給食に無農薬野菜をといった流れが出てきていますので

事例紹介します。



もともとみどりの里はスーパーやまのぶのごんべいの里に出荷しています。

スーパーやまのぶでごんべいの里保育園をやり始めて

そこでごんべいの里コーナーから野菜やお米を仕入れて

手作りの安心安全給食を開始しました。



よって自動的にみどりの里は保育園の給食に食材が使われていました。

直接納入じゃなくても給食に貢献できる方法で

ごんべいの里コーナーの野菜から保育士が野菜を選ぶので

約束などもシビアではなく農家としては給食に出すことを維持しやすい形だと思います。

ごんべいの里に出荷している農家は皆給食に貢献できています。


次回は2月24日月曜日 18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

礒井先生が皆さんの雑草との共存方法や活用方法を聞いてみたいとのことでしたので
また事例のある方はぜひ写真をメモリーに入れて持ってきてください。
皆さんのご参加お待ちしております。  


Posted by みどりの里 at 11:57 │イベント

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2020年01月26日

第63回勉強会

12月16日に開催した勉強会の内容です。

1人目は

(株)ストレートアライブの近藤真人さんです。



自然栽培落花生の農福連携パターンを紹介してくれました。

写真がなくていきなり収穫風景からです。



しっかりできています。

ここはみどりの里が稲作で苦戦し続けた砂地の田んぼです。

自然栽培稲作には全くむいていない田んぼで

保肥力が低すぎて秋落ちしてしまいます。

そこで畑に切り替えて使い始めまして

豆科のエンドウと落花生はかなりいいものがたくさん採れます。



さすが保肥力のない砂地です。

根粒菌もたくさんついてくれます。

落花生は4月下旬~5月中旬に播種

品種は中手豊(なかてゆたか)

マルチは7月上旬に剥がしています。

障害者福祉は毎日作業がやりづらくて

一気に仕事が進む落花生のような作物が向いています。

1日30人そろえれるので

1日3反の落花生収穫ができます。

機械作業は林さん(自然栽培農家)と一緒に進めています。



落花生は収穫後の作業がかなりしんどいです。

特に乾燥が全てを決めます。

10%以下になれば半年たっても状態を維持できますが、

それ以上だとすぐカビます。

収穫後にいらない部分を大雑把に切り落とします。

それが手作業だとあまりにきついので

電動工具の丸ノコを使って進めていったらすごく作業効率が上がりました。

8本の100m畝の落花生を

その畑に1本トンネルを作ってそこで乾燥を進めました。

トンネル内で1ヶ月で10%を切りました。

トンネルは両サイド5cmほど開けっぱなしです。

カラスが来るのでテグスで解決しました。

落花生の2年連続の連作は収穫量が上がりました。

マルチを7月に外せなかったところは

そのままでも落花生はできて

収量が変わらなかったことが驚きでした。

この工程は洗わずに乾燥していて

焙煎するものは洗っています。

でもこれで作業効率が一気に上がって

販売もできるので問題ないです。


2人目は秀明自然農法から安田喜治さんです。

コシヒカリは収量が上がらなかったけど

晩生のハツシモは収量が反6俵に届いています。

安田さんの詳細は過去の勉強会でもやっておりますので

全部の写真は載せられないので抜粋して紹介します。



今回は苗踏みをしていて

これで苗は確実に太くなりました。



25cmの苗です。

普通の苗の倍くらいあります。

安田さんは雑草を抑えるために田んぼの水位を8cm以上にします。

これで雑草が発芽をしにくくなります。

でも普通の苗は小さいうちは8cmの水位に耐えられないです。

安田さんの25cmの苗は深水を最初からできる要素になります。



今年から乗用除草機を入れました。



すごい除草効果がありますが、

旋回時に稲を踏んでしまうことが気になるところです。



アゾラが出てくるところもありました。



深水がやり続けれたところは雑草を抑え切れました。



水を抜いてもきれなものです。



ちょっと水が来ないなどのトラブルがあったところは

雑草が出てしまいました。



収穫時も雑草がないことがわかります。

深水の管理がかなり抑草に貢献しています。

カメムシの被害はほとんどないままできました。


3人目は名城大学 礒井先生です。

雑草について


(自然栽培 Vol.11 2017)


(自然栽培 Vol.11 2017)

雑草から土の肥沃度見れるようです。



Nice Farmさんところでもこれで畑の状態を見ています。



畑の土を採取して調べてみると



こうなりました。



pHは雑草のグループによって上がっていきました。



有効態リン酸も雑草グループによって上がっていきました。



ECも雑草グループによって上がっています。

また皆さんの雑草の活用方法を聞かせていただきたいです。


次回は1月27日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

皆さんのご参加お待ちしてます。


  


Posted by みどりの里 at 10:23 │イベント

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2019年12月15日

第62回勉強会

11月25日に開催された勉強会の内容です。

1人目は遠藤翼さん

自然栽培ニンジンです。



雑草を抑えるために太陽熱で畑に熱をかけます。



8/22 種をまくため筋をつけます。

自家採種2代目の碧南鮮紅五寸です。



種をまいたら踏んで覆土とします。

水やりは雨まかせです。



播種後30日 間引き

ここまで毎日Qホーで除草をしています。



播種後60日

最終間引き 株間20cm程度





葉つきが売れます。

土つきだと売れないです。

たくさん持っていって目立つようにしておくとよく売れます。

2人目はシンシア豊川さんです。

稲刈り後の田んぼにタマネギを植えます。



今枝さんに教えていただきました。



職員は皆できるようになりました。



五寸釘で穴を空けます。

このサイズだとタマネギの苗を植えたときに

土をかけなくてすみます。



自然栽培田んぼがあっというまにタマネギ畑に変わりました。

3人目はマルベリークラブの藤澤さんと鈴木さんです。



桑の葉がとても健康にいいので

自然栽培でできますのでぜひ作ってくださいと紹介してくれました。





いろんな効果が期待できます。



普通に野菜として使えます。



桑パウダーで更に用途は広がります。



苗を平地に植えておけば大丈夫です。



すぐに大きくなってくれます。

現在無門福祉会さんと一緒に育ててもいます。



この本に桑のすごさが書かれています。

桑茶も皆に試飲していただきました。

4人目はみどりの里です。



今年はイチゴ苗を棚の上で育てるのではなく

畝の上に置いて育てました。

左が山に上げてすぐに畝においた苗と

右2列が4週間棚で育てていた苗を

4週間目で畝に置き換えた苗です。



畝の上に置いて

ポットの下穴から根を出させることで老化を防ぎます。



こんなに出てくれることで

苗は弱らずに2ヶ月以上経っても成長してくれます。



今年は苗を作りづらい気候でしたが、

例年よりいい苗が作れました。


次回勉強会は
12月16日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

皆さんのご参加お待ちしております。  


Posted by みどりの里 at 22:00 │イベント

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2019年11月27日

グリーンママン×みどりの里自然栽培稲作収穫祭



11月25日に毎年恒例の自然栽培稲作の収穫祭を

ママさんたちと開催しました。



今年も塩水選から始まり、

播種もやって



さあ始まるぞと

気合いを入れてスタートしました。



今回の新しい試みは

チェーン除草を2日に1回くらい入れられるように

自分たちでチェーン除草機を作り

人数が無駄にならないように道具を増やしたことです。



田植えのやり方も皆だいぶ覚えて



自分たちで作った苗を植えていきました。



さあ除草が始まります。



皆で連絡を取り合って

除草の日を作らないで

毎日誰かが入れるようになっていました。



8月中旬に除草の効果を見に行くと

本当に草1本生えていない

信じられないほどきれいな田んぼになっていました。

完璧な除草でした。

これは採れると確信したのですが、



9月の暑さが暑すぎて

昨年に続いてまたしても穂が垂れない現象が起きてしまいました。



この完全に穂が立ってしまう現象は

カメムシのせいでもあります。

今年は昨年の冬が暖冬だったこともあり

カメムシの量はかなり多くなってしまっていました。

でも、そんな年は何度もあって、

自然栽培でうまく作れていたのに

今年は9月の残暑で登熟がうまくいかず

そこをカメムシに狙われました。

なので主原因は暑さです。

これに対策を打って場所も昨年影響しなかった場所に変えたのですが、

今年は昨年より広範囲にその穂が立つ現象が出てしまい、

逃げたら追いかけてきたような感じです。

慣行栽培の方々もやられてしまったので

もう栽培がどうとか関係なくなってきてます。



ここは立っている穂と垂れている穂が混在してます。

穂が垂れないということは籾の中が空ということです。

これだと収量が激減します。



皆で稲刈りしてみて

雑草が一本もないことがよくわかります。



皆でがっかりしながら稲刈りしました。

この対策には今のところ

もっと涼しい場所でやるか

暑さに強い品種に変えるかしかないです。

品種はやってみないとわからないので

ちょっと皆を巻き込んで試験するわけにはいかないので

一度自分だけでしっかり確信の持てる答えを探そうと思い、

皆には涼しい足助のグリーンママンさんの別の田んぼの近くでやるという対策にしてもらいました。

結果

皆は今年で卒業となりました。

この企画は自然栽培などの無農薬栽培の米作りを最初から最後まで体験して

消費者であるママさんたちが

ネットで調べた程度の情報の思い込みの無農薬栽培でなく

本当に現場を知って

更に自然や無農薬への理解を深めてもらいたくて始めました。

これがかなり皆の心に揺さぶりをかけて

ほぼリピーターで6年ほど続きました。

皆年々作業の範囲を広げていき

本当にいろんな作業ができるようになりました。

そして同時に

精神面も磨かれて

「自然栽培稲作のない生活は考えられない」

「採れなくてもいいから一緒にこの課題に取り組みたい」

「除草作業で癒やされていました」

など

今年の感想を聞くと期待以上の成果となっていました。

聞いていてもう大丈夫だなと思いました。

採れないからやめるのではなく、

採れないなら対策打って

例え作業がきつくても

来年は採ると

ちゃんと自然栽培農家の心になっていました。

どちらかというと皆の感想聞いて

このママさんたちを積極的に世に放ちたいと思ったくらいです。

これはこれでよかったのかもしれないなと思いました。

もし、高温障害がなく

うまくいっていたら

卒業はなかったでしょう。

でも、このままみどりの里でやっていても

皆の農業力や自然栽培の感覚は伸びないだろうと思ってました。

なぜならこの先は私のやっている作業をやらなくてはならないからです。

私がいる限りみどりの里で私の作業をやるチャンスはないです。

もう皆は自力がついていて

足助などの他の場所で自分たちで計画してやれると思います。

腕試ししてくるといいと思います。

高温障害さえなければ

自然栽培で収量を上げるだけの腕というかメンタルを持ってます。

そしたら今度は

行った先で自然栽培や無農薬栽培を広めてほしいくらいです。

手は離れたけど

来年の企画はまた面白い企画になったなと思ってます。

関係が終わるわけではないので

苗作りや乾燥もみすりでは協力できるし、

自然栽培稲作の代わりにブルーベリー収穫の援農をお願いしたいです。

皆さん今までみどりの里で一緒に自然栽培稲作やってくれてありがとうございました。

皆とやる自然栽培稲作は本当に楽しかったです。

離れてもまた今後ともよろしくお願いいたします。


  


Posted by みどりの里 at 11:41 │イベント

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2019年11月22日

第61回勉強会

10月28日に開催された勉強会の内容です。

1人目は



シンシア豊川の寺田さんです。



昨年の種籾を小屋で乾燥させて用意しておきました。



10月24日が稲刈りです。



自然栽培師(シンシア障害者さん)も大喜びです。



みどりの里、無門福祉会、今枝さん、竹内さんが稲刈りの手伝いに来てくれました。



稲刈りのコンバインに乗ることができ

自然栽培師も職員も大喜びでした。



収量は2反で9俵でした。

1年目300kg/反 2年目300kg/2反 今年3年目540キロ/2反

前年の失敗だった収量から

3年目の今年は勉強会で学んだ株間を30cmから25cmにつめることや

植え付け本数を1本から3本以上にすることをきちんとやってみたら

収量が上がりました。

収穫前にコンバインを待っていなきゃいけない間

スズメが襲ってきていたので

キラキラ防鳥テープを張りまくったら

スズメがよその田んぼに移ってくれました。



コンバイン体験を終えた自然栽培師たちは

そのままわらの回収に入り



その日のうちにほとんど終わります。



今年はローゼルがものすごくよく採れました。



これをどんどん摘んでいきます。



自然栽培師たちが収穫できます。



皆で収穫したローゼルを



ジャムにしてくれるお店とも繋がりました。

勉強会の皆にぜひ食べてみていただきたくてと

試食をさせてくれました。

今回シンシアさんのところへ収穫に行った私が感じたことは

豊川の田んぼでも高温障害が出ていました。

収穫しているとコンバインから、粃籾(中身が空の籾)が後ろから吹き飛ばされて

けっこうな量出てました。

この減収が10俵に届くはずの稲の様子なのに届かなかった原因です。

周りの一般栽培の田んぼの稲は

シンシアさんのとろよりも高温障害を激しく受けていて

穂が垂れない稲が混在している状態なので

かなり収量が落ちるだろうなと思って見ていました。

やはり夏の暑い愛知県で稲作やるには

暑さに強い品種を選んでおかないと

自然栽培稲作は特に厳しいかもしれません。

コンバインに乗せてあげて

シンシアさんとこの自然栽培師と職員は本当に喜んでいました。

農福連携を進めていくときに

自然栽培師たちが田んぼ作業頑張ってきて

最後収穫はコンバイン作業を見てるだけでは

悲しすぎるので

ここで乗れる体験をさせてあげることで

彼らの心をくんであげれます。

そうするとより仲良くなれ

農福連携が更に強化されていきます。

作業の連携だけにならないようにすることが

私たちの農福連携が一番大事にしているところです。

2人目は



竹之内丹丹さんです。

自然栽培を家庭菜園の拡大バージョンでやっています。

枝豆(大豆)の簡単にできる増収方法です。



10/6に収穫した枝豆の写真です。

同じときに植えたフクユタカです。

左が増収した枝豆

右が何もせず育てた枝豆です。

左の枝豆は茎が曲がっています。

これを播いたところは耕さず畝をたててないところです。

そこにまいて草だけ管理していました。

そして発芽して30cmくらいになったときに

踏みつけました。

倒れたフクユタカはまた起き上がってくるので

また踏みます。

何度も踏みます。

そうすると茎が曲がって育っていきます。

それで簡単に増収です。

豆のさやがついている量がまるで違うし

豆がつく枝もたくさん出ています。



踏んで豆がよくついているほうは345gになりました。



何もしていない豆が少ないほうは86gでした。

踏むだけで4倍収量になります。



これも別のサンプルです。



踏んだほうは208g



何もしていないほうは79gです。

踏むだけで2.6倍の収量になります。

それだけではなく

生で食べても踏んだ方は格段に甘くなっていました。

これはすごいです。

とある先生から教えていただいたそうです。



このときの畑の状態です。

耕さず畝をたてず土よせもしないで作ったのは

大豆が水切れにならないようにするためと

助言してくれる人もいました。

同じ先生に教えてもらって知っていました。

これはお手軽ですね。

踏んで収量が上がるならと

聞いてた人はほぼ全員やると思います。

そしたらぜひどうだったかを写真とって勉強会でぜひ報告してくださいね。

3人目は



ぽかぽかワークスの工藤勉さんです。

写真がうまくブログに入れれないので

説明だけになります。

1年目に自然栽培唐辛子がうまくいったので

加工や保存のことも考えてこれを増産しようと試みましたが、

2年目は育苗を失敗してうまく作れず

3年目は3月から順次播種していったけど1年目と比べると生育が悪くて

連作障害があるのではないかと思いました。

今年から初めて唐辛子をやったところはうまく育ちました。

ナス科はあるかなと私も思います。

最近は暑さもすごいので

ちょっと連作で木が小さめかなくらいですんでたものが

大きくダメージとして出てしまう傾向があります。

あとはマルチを張って育てることが

不自然にそれだけしかいない場所を作ってしまうので

連作障害に繋がりやすいでしょう。

草を生やしながら作ったら

連作にならないので

同じ場所で作り続けれるだろうと私は考えています。

輪作できるならそうしたほうが無難だと思います。

自然栽培田んぼの報告は

水があまり来ないところは雑草が抑えられなくて

手ばかりかかって減収してしまう。

水が抜けない田んぼで深いところは

植えた稲がなくなってしまう。

低いところは稲の色が濃かった。

そういうところが倒れるケースがあった。

収量は9反で約3tでした。

まず水がなかなか来ないところでは自然栽培稲作をやめて畑にしましょう。

水がこない時点で草は絶対に抑えられません。

やるだけ無駄です。

植えた稲がなくなる場所はよくよく聞くと

水がよどみやすく、

なくなる場所は風下でした。

わらが泥の中で分解するときにガスがわき

悪い水が風下に集まります。

これを抜けないと

その場所の稲は最悪なくなります。

水を頻繁に入れ替えるしかないです。

低いところは表土が集まってきます。

なので田んぼの中でも養分の多いところになりますので

色が濃くなります。

倒れやすいのはイセヒカリのせいです。

丈が高すぎて、

養分多くて育ちすぎると他の品種より倒れやすくなります。

4人目はみどりの里です。

今年の自然栽培稲作です。

今年は試み段階から情報を出していましたが、



試みたことは全部最後まで効果が出ました。





































収穫量は平均すると3.6俵/反になってしまいますが、

暑さで穂が垂れない田んぼがけっこう出てしまい、

ここ2年はそれに苦しんでいます。

その症状が出ていないところで5俵/反くらいになっているとこもあるのですが、

5俵を超えるところは出なくなってきました。

例え穂が垂れていても、粃籾が混じっているからです。

この暑さ対策ができないと収量が暑くなればなるほど落ちていってしまいます。

もうやれることは品種を変えることくらいしか残っていません。

昨年穂が垂れなかった2haの田んぼは畑に変えてこの症状から逃げたら

追いかけてきました。

立ち向かうしかないようです。

また皆でいろいろ試して勉強会で報告しあって

暑さ対策を確立していきます。


次回は11月25日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」にて開催いたします。

皆さんのご参加お待ちしております。



  


Posted by みどりの里 at 09:51 │イベント

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2019年10月25日

第60回勉強会

9月30日に開催された勉強会の内容です。



一人目は中津川市で自然栽培やってる林健太郎さんです。



ナスと大豆をコンパニオンプランツした写真と

ナスとインゲンをコンパニオンプランツした写真です。

一緒に植えてみたけど

どちらも差がみられませんでした。

たぶんこの時点では豆とナスが畝の中で根の争いをしていて

根粒菌などの効果はまだ出ないのではないかと思います。

みどりの里で大豆で効果が見れた事例は

その後植えたミディトマトの寿命が延びたことや

連作障害を緩和してくれたことです。

いつも大きな効果を見せるわけではないけど

豆科が終わった後植えるものにいい効果をもたらします。

でもつるなしインゲン豆の後に地力が上がったと思ったことは一度もないです。



エゴマが大きく育ちました。

発芽しなくても何度もまき直したら

欠株のない畑になりました。

ただせいぜい100cmくらいのものだったはずが、

こんなに大きく育ちました。

どうなるのか楽しみです。

2人目は



シンシア豊川さんから寺田さんです。

自然栽培3年目の田んぼです。





田植え1ヶ月後

ジャンボタニシに食われている箇所があります。



田植え2ヶ月後



田植え3ヶ月後





9月2日の茎数は多い株は35~40本くらいでした。



少ない株で10~20本でした。

1本植えから3本植えに変えておいてよかったです。



今年はカメムシが多いので

カメムシホイホイを作ってみましたが、



カメムシは集まってきませんでした。



自然栽培師が手でとったほうが

よほど効果的でした。

3人目は



岐阜県から来てくださった株式会社備中農園の杉江保彦さんです。

元JAの職員さんで

金融のほうで勤めていて

50歳でやめて農家となりました。

今回はマコモダケを皆に勧めてくれました。

耕作放棄地の田んぼでできて

田んぼよりも手がかからずできます。

杉江さんは農福連携もやっていて

5月の植え付け時と9月終わりから10月の収穫も

障害者さんと一緒にやることで

毎日1000本の収穫を可能にしています。

今回はそのマコモダケを皆に配ってくださり、

試食できるように調理したものまで皆にふるまってくださいました。

1本120~140円で

1反あたり10万円になるそうです。

田んぼより手がかからないので

作ってくれる人や作ってくれる施設を探しています。

マコモダケの葉や茎は出雲大社のしめ縄に使われるようです。

4人目は

やまのぶごんべいの里担当の飯田真理くんです。



祭りばやしなどのF1品種から種をとって

それをまた今年まいて自然栽培で作りました。



畝をたてずに株間1mで定植して2果どりをしました。



糖度は13度まで上がりました。



終わって抜いてみるとこんなに白くて立派な根が張っていました。

このたくましい根を見習って

僕もたくましくなりますと言って

「○○さん僕と付き合ってください!!」

と愛の告白が60名以上いる観客の前で実行されました。

なんて勇敢な男でしょう。

もう何が起きたかほとんどの人がポカンとしていましたが、

もう私はドキドキで○○さんに答えてもらおうとマイクを渡すと

「後で答えます」

となってしまいました。

まあこんな大勢の前でいきなり言われたらそうなるかと。

10月の勉強会で結果は聞けるのでしょうか?

皆の来月の楽しみとなりました。

なんの勉強なのかよくわからなくなりましたが、

主催者としては第60回を最高に盛り上げてくれて

ありがとうと心から感謝です。

こういうのありです。

さて

本題に戻って

次はみどりの里です。



自然栽培スイカの獣害対策です。



スイカは雨が多いなりにもなんとか育ってくれていました。



でも今年は田んぼを畑に変えたところでスイカを作っていたので

いつもとかってが違いました。



緊急でカイトを飛ばしましたが

午前がよく風の無い日があるので

そのときどうしてもカラスが来てしまいます。

昨年までスイカを作っていたところはこんなに早く襲ってこなかったけど

今回の場所は









カラスが片付いたら新たな食い跡が出てきました。







これは毎回そうなんですが、

雨の日に獣害が多くなり

晴れるとほとんど無くなります。

これは自然栽培で起きやすいことで

雨のときは光合成もしっかりできないし、

雨がどんどん降ってしまうことで

土の中の窒素がどんどん根に入ってしまいます。

それを動物は見逃さないです。





病斑が出てしまうと

すぐ食べればなんともないけど

日持ちしなくなり

病斑から痛んできてしまいます。



これは飯田くんが昨年試してハクビシンよけになると言っていたので

うちでも試してみたら本当に獣害が無くなりました。



ネットのサイズを間違えましたが、

30円くらいで買えるので来年からこれは採用していこうと思っています。





次もみどりの里です。



昨年くらった不稔の症状です。

昨年起きた場所は畑に変えて逃げてきたのに

今年追いかけてきました。

逃げ切れないなら来年は戦うしかないです。



南のほうの田んぼは大丈夫だったけど

北側で穂が立ってしまう症状が出てしまいます。

昨年よりひどいです。



昨年不稔になった田んぼの地域は

今年は慣行栽培の田んぼも穂が立ってしまっていて

やはり昨年よりもひどい状態です。

9月の暑さがしんどかったようです。





右は穂が垂れているけど

左は完全に穂が立ってしまっているよその田んぼ。

こういった症状を愛知県で育種をやっていた専門家に聞いてみました。



自分の考えも足してありますが、

暑さで稲が炭水化物不足に陥り、

そこをカメムシに狙われてしまったということです。





また新しい納得できる情報が入ったら

皆に紹介しますね。


次回は10月28日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催いたします。

皆様のご参加お待ちしております。
  


Posted by みどりの里 at 22:48 │イベント

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2019年10月08日

ごんべいの里保育園と自然栽培サツマイモ掘り



ごんべいの里保育園の子どもたちとそのご家族と

待ちに待ったサツマイモ掘りを開催しました。



家族で参加なので

保育園行事の前もって掘っておいてあげるとかなく

リアルサツマイモ掘りということで

お父さんお母さんが頑張らないと子どもは楽しめない堀りイベントとなりました。



家族の期待の目差しでクワをふるお父さんです。

お父さんはいいところを見せる絶好のチャンスとなりました。



皆夢中です。

土の中からサツマイモがゴロゴロ出てくるので

これは本当に大人も子どもも夢中になれるいいイベントです。



普段来ないうちの子も



子どもたちが大勢来るなら僕も行くと言って

参加して大満足です。

皆がいると畑仕事は盛り上がっていきます。

普段やらない人も楽しみながらできます。

子どもにとっても大人にとってもいいイベントとなりました。

次回は自然栽培冬野菜で収穫体験できるといいな。






  


Posted by みどりの里 at 08:01 │イベント

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2019年09月23日

第59回勉強会

8月26日に開催された勉強会の内容です。

1人目は



シンシア豊川の田村さんです。

障害者さんたちと農作業をするコツを教えてくれました。







お手本を示せば道具を使って仕事できます。





刺す場所を先に印をつけておく



数が数えられない人に印の上に並べてもらって

数を合わせる。



このバケツ1杯の規格で計らなくてもすむようにしておく。







草を集めて小山を作っておくことで

小山が無くなれば終わりと認識できる。







運ぶ仕事は皆かなり助かる存在になります。



褒めることで相手によく伝わります。

今回シンシアさんは障害者さんたちの活かし方を紹介してくれました。

農家は栽培方法も知りたいところですが、

それと同じくらいの課題で

人手が欲しいという課題も持っています。

福祉側からもこんなふうに作業できますよと発信していただけると

何度も聞いた農家が一緒にやってみようかなと興味を持ってくれるでしょう。

これは互いが助かる話しになるので

障害者さんを活かす工夫の事例などもぜひネタとして持ってきてくださいね。

次は

みどりの里です。

この流れでうちも自然栽培スイカ収穫の事例を話しました。



奥のスイカ運ぶのが大変です。





農福自然栽培アワードが終わった後にこのブログを書いていますので

ここからは「自然栽培師」の資格を取った障害者さんは「自然栽培師」と呼びます。







今までは支柱などを運んでもらっていましたが、

サツマイモ収穫で大活躍できることを知っているので

それを収穫物であるスイカに活かしたら工賃アップにも繋がりやすいだろうと思ってやりました。

読み通り大活躍です。



自然栽培スイカは熱中症対策になります。

暑くてもきつくても

スイカを食べるとたちまち回復します。

塩分チャージとかより速効性も効果も圧倒的に高いです。

そして皆夏はスイカが好きなので

すでに畑で食べるスイカが彼らの喜びになります。



今年は7月の天候が悪く

糖度が下がってしまうこともありましたが、

8月の晴れでだんだん糖度は上がっていきました。





スイカジュースを作ることでスイカスムージーなどが作れます。

「ほがらか」で作って出してもらいました。

これは糖度がのっているスイカなら砂糖なしでも美味しいものができます。

福祉と加工面も協力できるとB品を捨てずにすみます。

続いてみどりの里から自然栽培稲作のプレゼンです。





自然栽培1年目は1本植えでも今までの残肥で茎数を増やせます。



3年自然栽培稲作を続けると残肥の影響はゼロになります。

この段階で茎数を増やすのはけっこう難しいです。

最近の暑さも生育の邪魔をします。



なので1年目の出来事はビギナーズラックだと思って忘れましょう。





何度か苗の量を増やしたり減らしたりしながら茎数を見てきましたが、



田植え機のかきとり量を増やして

面積あたりの苗箱の枚数を増やした方が

植え付け本数を増やして茎数を簡単に増やせます。



がらりと見栄えが変わります。



播種量は110gがちょうどいいです。

これを超えると早い段階で老化しやすく

余裕のない苗になります。





植え方は普通です。

このときから見栄えがはっきりと変わります。



無肥料でも茎数を25本以上のものを全部じゃないけどいたるところで出現させることができます。









田んぼに早く稲の根で張り巡らせてしまえば

雑草につけいる隙を与えないでいられます。

稲はイネ科ということもあり

窒素が多いところを好みます。

野菜よりも稲のほうが窒素の代謝が早いことが証拠になると思います。

それで窒素が多いほど茎数を簡単に増やせますが、

少ないところでは茎数を増やしづらくなります。

自然栽培で土中の窒素を格段に跳ね上げるのはかなり難しいです。

簡単にできないことは取り組みづらいです。

植え付け本数を増やすだけなら超簡単です。

誰でもこれで収量があげれますよ。

次は以前紹介した稲→スナップエンドウの続きです。











稲からそのままオクラにしたところは生育が悪いです。





稲からスナップエンドウをはさんだオクラ畑は



まだ1事例にすぎないので

スナップエンドウ効果で決定ではないけど

事実なので紹介します。

もし他の違いを挙げるなら

できのいいオクラの畝は私がたてて

生育の悪いオクラ畝は中本さんがたてたということくらいです。

いやそれは原因じゃないだろ。

えっでもそれ以外ないよ。

まだ原因は神のみぞ知るところです。

スナップエンドウ効果を皆さん試して事例紹介して中本さんを救ってあげてください。


次回は9月30日第5月曜日(今月は23日が祝日なのでずらしてあります。)
18時半~20時
場所は豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
で開催いたします。

事例紹介をお待ちしておりますので
ぜひネタを持ってきてくださいませ。

皆さんのご参加お待ちしております。

  


Posted by みどりの里 at 15:16 │イベント

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2019年09月13日

木村秋則さんと農福自然栽培アワード

9月8日日曜日に木村秋則さんを迎えて

農福連携をやっている障害者さんたちの表彰式を

障害者さんのご家族も呼んで開催しました。



障害者さん一人一人の頑張りを写真や動画でプレゼンしてから

週3日以上自然栽培に関わり、

それを1年以上続けた方に

「自然栽培師」という資格を与えるという企画をしました。



これがただの無力な資格にならないように

木村秋則さんにお願いして

皆一人一人に賞を渡していただきました。



いつも自然栽培を一生懸命やってくれている障害者さんたちが

1年に1回くらいはスポットライトを浴びてステージの主役を張ってもいいじゃないかと

思って企画しましたが、

資格とか賞とか彼らはわかるかなとか

喜んでくれるだろうかと私はドキドキしていました。



めちゃくちゃ伝わりました。

資格賞をかかげて皆に見せて大喜びです。



職員もそばについてあげて

彼らが誇らしげになっているのをうれしそうに見ていました。



みどりの里班皆で並んで写真も撮ってもらいました。

このときの彼らの喜びようや誇らしげな顔は

私たちが今まで見たことない顔でした。

新しい発見でした。



ぽかぽかわーくすさんのメンバーにも自然栽培師が授与されました。



シンシア豊川さんのメンバーにも授与されました。



無門福祉会さんのメンバーにも授与されました。



無門さんのプレゼンは空心菜の袋詰めをやってくれました。

皆のできるところを実際に見せるという粋な演出でしたね。

この表彰式によって農福自然栽培をやっている「障害者さん」は

「自然栽培師」と呼ばれることになります。

「障害者」という言葉はときには必要ですが、

それだけしか表現ができないと

一般社会や会社から厚い壁を作られてしまいます。

でも職業に結びつく「自然栽培師」なら

農家が「自然栽培師3名派遣お願いできますか」などの

場面が容易にイメージできるので

彼らが社会に溶け込みやすくなるはずです。

そんな狙いもあるので

これからは積極的に「自然栽培師」を使ってくださいね。

大感動な表彰式のあとは

「ほがらか」で皆の作った自然栽培野菜の料理で懇親会を開きました。



さきほどの自然栽培空心菜



切り干し大根やグリーンピースご飯



みどりの里で現在収穫しまくっているブルーベリーを入れた自然栽培サラダ



みどりの里班が一番力を入れている自然栽培オクラ



パスタには自然栽培の野菜が入っています。

これらを作り手の「自然栽培師」とそのご家族と職員や興味のある一般の方々と一緒に囲みました。

皆に感想も聞きました。

「ほがらか」はこの瞬間

障害者さんと一緒に暮らしていく社会はこんな感じだよと見せてくれた場となりました。



木村さんも大感動してくれて

話しにも力が入っていました。

この会は私が今まで関わったイベントの中で1番でした。

ずっと感動しっぱなしだったし、

幸せの形を見たような不思議な気持ちにもなりました。

これが全国に広まったらいいなと思っていたら

自然栽培パーティーでどんどんやってくれそうです。

今回関わってくださった皆様、

準備にあたってくれた磯部さんや無門の皆さん

本当にありがとうございました。

来年また更に磨きをかけてやりましょうね。

  


Posted by みどりの里 at 23:25 │イベント

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2019年08月23日

第58回勉強会

7月22日に開催しました勉強会の内容です。

名城大学の礒井先生から

ブータンで共生微生物を調査したときのことを紹介していただきました。



ブータンは九州くらいの広さの国です。



間に合うかどうかはわからないですが、

国策で2020年までに有機栽培100%の国を目指しています。

ガイドブックの中に

生物肥料としての窒素固定菌のことや

リン溶解微生物、菌根菌のことが書かれています。



ブータンで大豆を農家に播いてもらった畑です。

この畑は今まで大豆を作付けしたことはないです。

色の濃いところと薄いところが出ました。



生育のいい濃いところに根粒菌として根に丸いのがついていて

生育の弱い薄いほうにはまだ根粒菌がついていません。

根粒菌がついていれば空気中の窒素をうまく利用できていることになります。

根粒菌が働いているかどうかを見極める方法は

根粒を割るとわかります。

根粒を割って赤いと活きている根粒で

根粒を割って緑なら疲れている状態です。

よく働く根粒菌を選抜した資材が販売されたこともありますが、

単品エリートの根粒菌は弱く

結局土着の根粒菌が先についてしまうので

効果は?でした。

大豆を作り続ければ

土壌の根粒菌濃度は上げられます。



菌根菌は根に寄生して根が捕まえることのできないリンを取りに菌糸を伸ばしていってくれます。





根に寄生している菌根菌

細胞膜で丸い状態になってリンと炭水化物を交換しています。



目で見える大きさの胞子です。



四角マスが2mmで

胞子は数百ミクロの大きさです。





これもまた菌根菌資材として販売しようとしても

菌根菌は純粋培養できず

植物に感染させて増やすしかないので

非常にコストが高くなり

1kgで1万円くらいになってしまい

効果?です。

苗ポットに感染させる資材です。



ブータン農家に大豆をまいてもらいました。



有機物を入れてある畑だったので勢はいいです。



根の様子です。

土壌の養分が多いせいか

菌根菌の感染が少ないです。

菌根菌の感染は赤い丸いものがどれくらいあるかでわかります。









ここはものすこく感染していて

全ての細胞に感染しているくらいの状態です。

化学肥料などはない状態です。



感染するかしないかは細胞内にリンの濃度がどれくらいあるかにかかっています。

植物が炭水化物と交換するほどの必要はないと判断して濃度が濃いと感染しなくなっていきます









この農家は管理全くしていないくらい雑草だらけです。

化学肥料は入れていない状態です。

こんな畑でも菌根菌の感染はけっこうしています。

共生微生物の利用には購入するよりも

肥料をいれていない状態で作物を育てて

共生微生物を土壌に増やしていったほうがよさそうですね。

2人目はみどりの里です。

自然栽培稲作で水の流れを変えて生育を促します。



今までは排水溝の位置を変えたことはありますが、

給水位置を変えるということはちょっと大変だったのでやってこなかったです。

しかし、採れるところと採れないところにははっきりと水のよどみが影響していました。

よって今回は水のよどみがおきずらくなるように

給水位置と排水口の位置が田んぼの対角線に位置するように変えました。



毎年採れない箇所は新しい水が届きずらいところでした。



こうすることで田んぼの水の流れが全体的になり

よどみ部分が少なくなります。



赤い丸が写真を撮った位置です。

水温で稲が小さいですが、

全然大きくなれる余地を残しています。



色も濃くてまだ茎数は増やせます。



だんだん水のよどみの影響を受けるだろう部分に近づくと



色が薄くなってきて苦しそうになってきます。

例年は半分が採れない状態になってましたが、

今年は採れない場所もまだましな状態です。

昨年の写真が用意できなかったのですが、

もっと株が細かったです。



反対側もよどむのですが、

風上にあたるので悪い水が風下へ運ばれるので

一部苦しんでいますが、

全体的には順調に育っています。



四角くない田んぼはよどみやすいです。



こうなってしまいがちな田んぼを



こうしていきます。



水口側は水温で生育が遅れているので小さいですが、

これも色は濃いのでここから一気にどこよりも生育がよくなる

予兆が出ています。



全然ダメだったところが予想通りいい生育に変わりました。



やはり水の流れが届かずよどんでしまうところは

生育が悪いです。

こういう部分がだいぶ小さくできたので

水はあなどれないです。



採れない箇所をもう少し小さくできるとは思いますが

四角じゃない田んぼはよどまないようにするにも

どうしてもそういう箇所が出やすくなります。



パイプを長くするだけでも給水位置は変えることができます。



できるだけ対角線になるようにすることで

無肥料でも生育を落とさずにすみます。

自然栽培を追求していくと肥料以外に生育をよくする手段が増え

自然のルールにうまくそえれるようになります。

自然栽培で見つけた生育をよくする手段は

肥料を使っていても関係なくよくなります。

今回は他にも秀明自然農法の自家採取の映像も用意していただき

具体的な各野菜の種採りの仕方も学べました。

このDVDをここでは載せられませんでしたが

見たい人は大倉さんに頼んでみてください。


次回は8月26日月曜日
18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 ほがらか
にて開催いたします。

皆さんのご参加お待ちしております。  


Posted by みどりの里 at 11:46 │イベント

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