農業生産法人みどりの里ブログ
秋田で米作りを勉強してきました。今は豊田で米作りをしています。
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2025年03月03日
山地酪農ミルクアイスとコラボ

山地酪農のペアツリーファームさんの牛乳で作ったアイスと
うちの自然栽培ブルーベリーとイチゴがコラボして
アイスになってます。
ここのアイスのピュアミルクが本当においしくて
かなり濃厚なミルクになってます。
やまのぶで販売中です。

最近うちのイチゴが入ったアイスが誕生しました。
これもピュアミルクの濃厚なミルクの香りと
うちの自然栽培イチゴの香りが
香料なしでこの香りが出るのかと
驚きの一品です。
これはネットで販売しているようなので
ペアツリーファームオンラインストア
で購入してみてください。
Posted by みどりの里 at 17:05
│お知らせ
2024年08月29日
根羽村のパン屋さんがブルーベリーマフィン作ってくれました

ペアツリーファームカフェの林さん繋がりで
根羽村の uneclef というパン屋さんがうちの自然栽培ブルーベリーで
ブルーベリーマフィンを作って持って来てくれました。
美味しくて思わず記事に載せました。

自然栽培ブルーベリーを欲しいということで
林さんと一緒に採りに来てて
これで2回来てくれました。

僕らが採った分は全てやまのぶで完売するので
それ以上に欲しい人は採りに来てます。
カフェをやってる人やパン屋さんのような方々が採りに来てくれて
新しい商品が生まれて
その商品が愛されていくのを見ると
自然栽培やっててよかったなと思います。

今日も雨の中採りに来てくれる人たちがいます。
カッパ持参で子どもも連れて雨の中ブルーベリー採って
「楽しかった」とか
「美味しかった」と
喜んでくれました。
すごいな自然栽培ブルーベリーは雨でも喜ばれるのかと驚きです。
ここんとこ雨が多いんだけど
味が落ちずにすんでます。
これ自然栽培の強みの1つで
雨や曇りが続いても
糖度が下がりづらく
晴れてたときの炭水化物の貯金が減りにくい傾向があります。
イチゴなら3日日がなくても大丈夫です。
9月になってもブルーベリーは出荷できるので
皆さん楽しみにしていてください。
Posted by みどりの里 at 15:22
│ブルーベリー
2024年08月16日
山地酪農の林さんとコラボ

酪農の自然栽培みたいな山地酪農という放牧された牛からとれた牛乳で作ったアイスクリームと
うちの自然栽培プルーベリーがコラボしました。
最高のミルクと自然栽培ブルーベリーはよく合います。
どちらも香りが高いので
めちゃくちゃ美味しかったです。

ペアツリーファームカフェの林さんです。

最近平谷村でカフェをオープンさせて
牛を山地酪農で飼いながらソフトクリームや牛乳をカフェで提供できるようになりました。
この牛乳は本当に美味しくて
広い面積で自由に草を食べて育った牛たちは
こんな美味しい牛乳を提供してくれるのかと驚きます。
それで作ったアイスクリームとうちの自然栽培ブルーベリーがコラボできるのは
うれしすきますね。

場所は平谷村の道の駅のひまわりの湯の道向かいにあります。

始めるのは大変でまだ看板がないので
旗を目印に行ってみてください。

ついでに平谷で頑張ってる小林くんと吉田くんにも会ってきました。
みどりの里の元社員で今は独立して農家になってます。
現在やまのぶで絶賛販売中のトウモロコシを作ってます。
こちらは減農薬での栽培ですが、
標高900mの寒暖の差で信じられないくらい美味しいトウモロコシです。
あまりに美味しいので
やまのぶがその日採れたトウモロコシをトラックで運んで
その日にお店に並べるくらいです。
鮮度も抜群です。

小林くんも吉田くんもトマトも作ってます。

これは無農薬栽培です。

寒暖の差で非常に美味しいトマトになってます。
畑を見てみどりの里にいるときより圧倒的に栽培がうまくなってます。
ぱっと見て気が入っているのがわかります。
今年は暑さがあっても大成功してます。

おみやげに買って帰りました。

こちらは吉田くんの名倉ナスです。
大きいナスですが、美味しくて
昔うちでも作ってテレビに取り上げられたこともあります。
種採りしながら育ててます。
ヘアリーベッチなども試しながら試行錯誤しているのが見れて
頑張ってます。
愛知県だと暑い時期は良品作るの難しいですが、
ここは涼しいのでいいナスができます。

やまのぶで販売中です。

山上げしたイチゴ苗です。
今年は暑いせいか緑化が遅れています。
小林くんと吉田くんが水やりしてくれてます。

自然栽培稲も暑さで苦しんでいるようですが、
なんとか育ってくれてます。
まだまだ暑いけどブルーベリー収穫も頑張ります。
これもやまのぶで絶賛販売中です。
Posted by みどりの里 at 07:52
│ブルーベリー
2024年07月30日
自然栽培ブルーベリー採れてます

今いい感じです。
ブルーベリーがたくさんなってるし、
最近暑いけど晴れが続いているので
糖度が上がってます。

草刈りや草取りを農福連携で進めていて
だいぶきれいになりました。

今年は株元に籾殻くん炭をまいておいて
株元の草よけにしたら
けっこう草を抑えています。
草が生えても取りやすいです。
農福師たちも楽に草とりできます。
くん炭は酸性を望むブルーベリーと相性は悪いと言われていますが、
今のところ何も問題ないです。
くん炭の火を消すときに大量の水を使うからかな。

木もずいぶん大きくなってくれました。
採りに来る人もたくさんいます。

同時に自然栽培稲もすくすく育っています。
機械除草だけやって手除草はしないので
草が残っていますが、
まあ稲がやられきってしまうほどの草ではないので
ブルーベリー収穫のほうを頑張ってます。

窒素固定できる浮き草のアゾラです。
今年はこれが多い気がします。
この田んぼはそれで覆われました。

イチゴは苗を標高900mの涼しい平谷村の高原に移動させてます。

まだ葉色がやっと緑が出始めたとこです。
ポットから地面に根がしっかり出ると
どんどん緑の新葉が出てきて
きれいな苗になります。
あと1ヶ月平谷で苗たちは暮らします。
僕も夏は平谷にいたいです。
Posted by みどりの里 at 22:28
│ブルーベリー
2023年12月30日
自然栽培イチゴ販売中

今年はヨトウムシの大襲撃や
暑くて花が遅れたことで
クリスマスとか出せなかったらやばいなと思ってたんですが、
思ってたより出荷できてほっとしてます。

現在はこんな感じで
ちょっとずつ増えてきてます。
いつもだったらもっとばーっとイチゴなってるのに。

でもヨトウムシの大襲撃で葉っぱがかなりなくなったのに
復活してきてくれました。
冬が暖かいおかげでいい感じでイチゴの生長を促してくれてます。

収穫時期も少し遅れましたが、
遅れた分大きいイチゴがけっこう採れて
ありがたいです。

無門福祉会から来てくれてる農福師たちと忘年会を「ほがらか」で開催しました。
皆今年もよく頑張ってくれました。
実際米、イチゴ、ブルーベリー、レモンを自然栽培で作りきるには
彼らの活躍なしではできません。
ヨトウムシの大襲撃も
彼らが虫取り上手になってきてたので
やられきらずにすみました。
今年も皆ありがとうございました。
来年もまたよろしくね。
Posted by みどりの里 at 19:22
│いちご
2023年12月07日
自然栽培レモンが採れました

やっと自然栽培レモンが採れました。
6年かかりました。

去年2個採れて
今年はちゃんと増えるだろうかと見てたら
38個採れました。

肌とか汚くなっちゃうかなと思ったら
めちゃきれいやないか。
惚れそうです。

ここまでくるのに寒さをくらって枯れかけたこともありました。
それもあって採れるまでの年数がかかってしまったなと思います。

でも採れると信じて育てたレモンは
400gにもなりました。
でかっ!!
無肥料無農薬の自然栽培でもこんな大きいのできるんだね。
とりあえずまだ量が少ないので
名古屋のわくわく広場でとものわさんが販売してくれます。
レモンは皮まで使うから
無農薬の自然栽培だと安心だよね。
この先も作れるはずと思って採れる前からさらに植えてあります。
場所によっては枯れてしまったり、
うまく育たないところもあるので
課題と一つ一つ向き合いながら
量産できるようにしていきます。
量が少なくて皆さんに届かないかもしれないので
まだ幻シリーズです。
Posted by みどりの里 at 11:26
│レモン
2023年11月17日
自然栽培稲刈り2023

今年も無事自然栽培稲作が終わりました。
稲刈りもいつもより順調に進んでくれました。

今年はやまのぶ新入社員研修を塩水選や播種に入ってもらったら
すごくスムーズに作業が進んで
障がい者さんたちとの農福連携の負担を減らすことができました。

温湯殺菌など簡単な仕事を農福連携に任せました。

自分で作った育苗土に種籾を播種していきます。
これもやまのぶ新入社員たちと交代しながらやったので
農福連携の負担を減らせました。
あまり緊張感の高い仕事は耐えられない農福師たちが出るので
とにかく楽に楽しくできるようにしていける手をどんどん打っていきたいです。

今年は播種後の雨量が予想より多かったため
発芽をそろえることに失敗しました。
でも、このパターンは経験済みなんでうまく対処して田植えに間に合わせました。
病気じゃないので待ってればなんとかなります。

田植えも農福連携でスムーズに進んでいきます。

田んぼに苗を前もって運んでおいてくれる農福連携の班を作ってありまして、
次の田んぼに行けばもう苗が並んでいます。
そして、苗を補給してくれる農福師がいて
私は田植機でどんどん植えていけば完了です。

除草機を入れます。
これらは農福連携ではうまくいかないので
田植え前の代掻きで雑草の種を浮かせてそれを取り除くという仕事に変えてます。
それなら農福師たちは除草に参加できます。
除草作業がすごく楽になりました。

でもそのやり方に最近雑草が適応してきていて
完璧に防げる手ではなくなってきています。
やらないよりはやったほうが雑草によるダメージは確実に少ないのです。
でも雑草が遅く発芽してくるようになってきていて
自然の緑化しようとする力はすごいなと感心してしまいます。
更に上回る手を考え中です。

順調に大きくなり、この頃に出てきていたはずの強雑草ヒエが自然に枯れていきました。
たぶん暑さに負けたんじゃないかなと思います。
稲にとっても苦しい暑さなんですが、
稲よりも稲科の性格の強いヒエは
稲がダメージくらうくらいの環境だと
ヒエは耐えられないです。
暑さがいい方に出た数少ない事例です。

8月27日くらいにポツポツ穂が出たのですが、
予定より早く出てて、
9月に出したいのにって感じです。
暑いから稲の生長は早まります。
これだと高温障害をくらう時期にかすってます。
魔の8月です。
特に8月下旬は日長時間と気温のせいで
何もうまくいかなくなる時期です。

無事穂が垂れてくれました。

穂が短いので収量が落ちそうですが、
暑さに負けると穂が垂れなかったりすることもあり、
それよりマシです。

そして稲刈りです。
今年は春にちゃんと耕起できたので
収穫時に邪魔してくる雑草はかなり少ない状態で稲刈りできました。
それでも生えてる草をとるくらいなので
農福連携の負担はかなり軽減しました。
楽しく稲刈りです。

無門福祉会さんの稲刈りイベントにもコンバイン持って参加しました。
無門さんのコンバインが壊れてイベントに間に合わないということだったので助け合いです。
ここで子どもたちがコンバイン乗りたいと言うので
いつものコンバイン試乗会をしました。
今回は前進バックのレバーは子どもたちに操作してもらったら
操作して動かしてる感が増して
大ウケしました。
最後まで子どもたちを交代させながら稲刈りしたら
子どもたちはコンバイン操作が上達していきました。
農業志す子出るといいな。

カメムシの害はほとんどないきれいな籾でした。

雑草も抑えきった場所もあったようです。

でもそういう場所が減ってきているので新しい手を打っていく必要ありです。

強雑草コナギが生えたところです。

よく見ると種の入ってそうな袋を見つけました。

中を見てみたら、種が未熟な感じです。
これって遅い田植えに適応してきた遅く発芽するコナギは
種を完成させるまでの期間が足りなくなりつつあるということかな?
もしそうなら、もっと遅くまで代掻きしてたら
コナギが種を作れなくなったりしないかな。
なんて新たな手になりそうな手がかりを探します。
小さなきっかけから生まれる発想なんですが
こういうの生まれてくるとやってみたくて仕方なくなる病にかかります。
来年の楽しみが増えます。

色がだいぶ抜けてますが、
自然栽培はこれくらい待っても米の質が高いので悪くならないです。
むしろ待ったほうが未熟米が減って良品が増えます。
しかも、はざがけしたかのように籾の乾燥も進むので
乾燥機の燃料も少なくすむし、
はざがけの労力なしで、はざがけ効果が出るのでおすすめです。
そんな美味しい自然栽培の新米
やまのぶで絶賛販売中です。
Posted by みどりの里 at 10:45
│お米
2023年09月06日
自然栽培イチゴ定植中

今年はちょっと早めですが、
イチゴ苗の定植を開始しました。

苗は標高900mの長野県平谷村で作ってます。

夏休みの間子どもたちを連れて
古葉を取り除く作業や
花芽を取り除いたり
雑草を取ったりと
管理を手伝ってもらってました。

実際にはその前農福連携で豊田でもイチゴ苗管理してますから
苗だけで昨年の10月からスタートしているので
なんと定植までに10ヶ月もかかってます。
イチゴの苗作りが難しいと言われる理由の一つです。

イチゴの苗を軽トラに棚を積んで運び出すのですが、
選別して大きくなれず残されていく苗も目立ちます。
今年は夏が暑すぎて
平谷村も雨は少ないし、
いつもより暑い日が続いて
水が足りなくなったくらいです。
その影響が出ました。

こんな年は苗が足りなくなるのですが、
私はびびりなので
毎年必要量の倍作ってます。
それくらいやらないと無肥料無農薬の自然栽培でイチゴ苗を必要量作りきることはできないです。
これを3割増しくらいの量ですむようになりたいなと改善を毎年やっているのですが、
未だ到達できないです。

今年もたくさん作っておいたので乾きでやられた苗もありましたが、
必要量以上のイチゴ苗を作れました。

畝の上にのせたポットから根を出させてあるので
ポットが乾いてもいい苗が採れたのはこのおかげです。
無肥料で作るコツにもなります。
無肥料で作ると病気にも強くなります。
イチゴ苗で恐いのは炭疽病ですが、

なんか葉に黒い斑点が墨汁をこぼしたみたいに
ぱあっと広がってる感じで
炭疽病っぽいよなと思うのですが、

少しまわりを見ると広がってないんです。
自然栽培イチゴ苗たちは途中で病気の広がりを止めれるんです。
だいたい1ケース内以上に広がることはないです。
やばそうな病気の苗は他にもちらほらあるのですが、
広がらないです。
なんなら植えても助かる可能性あります。
私はわざとこれ病気にかかってるかもなーって苗を植えたりします。
それは自然栽培が病気になっても助かったり
広がらない場面を何度も見てるからです。
それを確信に変えたくて
毎年少しそういう危ないことします。
今までそれでダメになったことがありません。
だから選別基準も年々甘くなってきてます。
ダメだと思ってた苗がダメではないことに気づいたからです。
自然栽培のこの病害虫に強いという利点でイチゴ苗作りはかなり助かってます。

私がひたすらイチゴ苗を運んでいるうちに
無門さんやストレートアライブさんとの農福連携でどんどん定植していきます。
この連携で2反のハウスに苗を4日くらいで植えきります。
1日に定植している時間も障害者さんたちが働く4時間くらいなので
そんなに大変な作業ではなくなりました。
それでもこれは大事な仕事だと思って皆気を入れて頑張ってくれてます。
今年も自然栽培イチゴのいいスタートが切れました。
Posted by みどりの里 at 17:26
│いちご
2023年02月26日
みどりの里15周年おめでとう!

今日は飯田君(やまのぶ元社員)が自然栽培農家になるということで
応援しようの会が行われました。
そしてついでにみどりの里15周年も祝っちゃおうと
一番支えてくれていたやまのぶの山中会長と山中相談役に
感謝の気持ちで花束を贈らせていただきました。
こんなことするの初めてかも。
だけど15年の間には
イチゴが不作のときもあったし、
米が減収して大変なときもあったし、
今振り返ると失敗しまくっとるなと思うのですが、
山中会長と相談役は特に顔色一つ変えることなく
当たり前のように支え続けてくれました。
ダメだったときに
私が「次はこうやったらうまくいく」
と会長と相談役に熱弁して
それをあっさり信じてくれて
「やったらいいじゃん」
と背中押し続けてくれました。
そんなことの繰り返しの14年間だったと思います。
一度もストップかけられたことがないです。

現在自然栽培イチゴも順調に収穫し続けることができていて
今年は食味が例年よりいいくらいです。
毎年積み重ねさせてくれたおかげで
そんなイチゴにたどり着けたんです。
私の嘘みたいな話しを信じてくれてありがとうございます。

今日は小林君と吉田君も平谷村から来てまして、
彼らはみどりの里の一番きつかった頃に社員として5年くらい頑張ってくれた仲間です。
今は平谷村で立派な農家になってまして、
私が夏にイチゴの苗を2ヶ月ほど涼しい平谷村に置いておくのですが、
その水やりをこの二人がやってくれているので
今出荷している自然栽培イチゴがあるのです。
そして、やまのぶで最も農家よりの頼れる男生田さんも来てくれました。
販売面では非常にお世話になっています。
そして、新たに自然栽培農家になる飯田君が加わります。
彼はやまのぶこだわりコーナーのごんべいの里を担当していたので
販売面の経験をしっかり持っているので
他の農家さんたちとの調整にも期待がかかっています。
農家としてスタートを切るのはすごく大変なことです。
私の考えでは、彼を半分みどりの里の社員だと思っているので
彼が一人で困り果てることはあり得ません。
こんないい関係がやまのぶのごんべいの里を盛り上げ続けるので
皆さん期待していてください。
お知らせ
3月6日月曜日18時半~20時
ほがらか若草店にて
勉強会を再開します。
コロナでしばらくやれてなかった
自然栽培の勉強会です。
前のように毎月はできないと思いますが
できるときに開催しようと思ってます。
皆さんのご参加お待ちしてます。
Posted by みどりの里 at 00:34
│みどりの里について
2023年01月24日
今年の自然栽培イチゴも絶好調!!

今年は自分でも信じられないくらい
うまくいってます。

とにかく作りやすくなりました。
まずは天気がいい日が続いていることが一因です。
これには本当に助かってます。

毎年栽培方法はどんどん変えていて、
それが今年はピタリとはまった感じです。
自然の仕組みに合わせれば
こんなに栽培って楽になるのかと驚きです。
アブラムシが全然増えてこないです。
古葉を取ることをやめたんですが、
全く問題ないです。

そして一番大きいのは
例年ならば根を弱らせる水やりをして
味をのせていたのが、
今年は根を作って丈夫なイチゴ株を作り続けていても
味が落ちなくなりました。
植物は体を作るか子孫を残すかどちらに養分を送るかをやっているので
根を作りすぎると
体は大きくなるけど
実が小さくなったり、味が落ちたりするんです。
なのに今年は体と実の両方取りができています。
これは自分のイチゴ栽培にとって全く新しい世界です。
ブルーベリーはそれができていたけど
まあ旬に作っているからできるんだけど
イチゴは旬を半年外して作っているので
できないと思っていました。
できない理由も理にかなっていたし、
今まで両方取りができるよう何度も試みてみたけどダメだったんです。
まだ前半戦なので最後までそれができるかはわかりませんが、
今のところ問題なく体作りを促す朝の水やりを続けていて
例年より1ヶ月くらい得してます。
そのおかげで病害虫が増えにくい状態ができています。
いつもよりハウス内の温度も高めにしても
味が落ちないです。
うどんこ病もほとんど出ないです。

そして、例年より実が一回り大きいです。
小さい実が本当に少ないんですよ。

パッキングも楽です。
何かボタンの掛け違いが直って
これがうまくいくから、これもうまくいくみたいな
都合のいい連鎖が始まって
一気に不都合な部分が小さくなりました。
これが自然栽培の到達した場所なのかなと
大げさに浸っています。
ただそんな甘くないですよ。
それが後半戦の春も続けられるのか
来年も安定した状態でできるのか
天候も味方してくれるのか
まだまだ不確定な環境の中で
安定してこれを出せる自信はないです。
ただ、自然栽培を追求した先に
こんな場所があるんだということが知れてよかったです。
まだ先がありそうで
自然栽培は面白いです。
Posted by みどりの里 at 11:29
│いちご
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みどりの里
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