2016年09月07日

床土作りスタート

来年のための苗用の土作りを始めます。



米ぬかと



わらと!?



山土と今年の余り苗を混ぜて!?

ちなみに写っている人は私ではないのでご注意ください。

アフリカのベナンから助っ人が来てくれてます。

アキムさんとナタさんです。

日本語も話せるので大丈夫です。



水を足して水分50%くらいにして

発酵開始です。

春には出来上がりです。

積み込みもアキムさんとナタさんのおかげで早く終わらせることができました。



イチゴの植穴を掘ったりもしました。



彼らから刈払機をやってみたいと要望があったので

道沿いの草で練習して



田んぼの草刈りもやりました。

オイスカで研修生たちと農作業をやってたころを思い出します。

アフリカには行ったことないから

いろいろ聞かせてもらって楽しいです。

農業も興味があるようだったので床土作りを一緒にやりました。

せっかくだから何か持ち帰ってもらえたらいいなと思いまして。



無門のみどりの里班のメンバーとも交流です。

無門の皆はいきなり握手を求めて

すぐ仲良しになってしまいます。

いきなりハイタッチを求めにいくようこさんはしっかり手を繋いでます。



相手が例え外国人でも

いきなり仲良くなれる皆が

うらやましく思えました。

皆も私もいい刺激をいただけた楽しい日となりました。

  


Posted by みどりの里 at 21:56 │お米

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2016年08月28日

自然栽培塾の田んぼの様子



自然栽培塾として始めた田んぼは

草取り以降集まる機会もないままでしたが、

10日前くらいから穂が出始めて

現在全体的に穂が出てます。



皆で5月21日に手植えしたときはこんな状態でした。

株間条間30cmの

しかも1本植えなのでずいぶん寂しい感じでした。



6月18日の自然栽培塾で手除草頑張ってたころの様子です。

適当な手植えでヒエが見つけづらいなと思ってとってたころです。

1本植えでまだ寂しく見えます。



7月4日の様子です。

茎の数が順調に増えてきてます。

もう皆自分田んぼが忙しくて、

この田んぼはただただ水がかけ流しになっている状態です。



7月30日の様子です。

おや?

と生育がまだまだ進んでいって

普通の分茎を超え始めてる感じです。



8月24日の出穂している状態です。

1本から始まったとは思えないくらいに育ちました。

1本植えだと稲の分茎期間がずっと順調に増え続けて

分茎期間をまっとうしました。

生育が良くないとか

根がつまったりすると

稲は予定より早く穂を出してしまい、

分茎期間が短くなってしまうのだろうと思います。

無肥料無農薬の中での30cm株間の1本植えは

稲の潜在能力がこれくらいあるんだと教えてくれるいい学びの場になりました。

このまま順調に収穫まで持っていきたいです。

そのときはまた皆で稲刈りを楽しみましょうね。

  


Posted by みどりの里 at 09:00 │お米

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2016年08月19日

ママたちの自然栽培田んぼ



なかなか収量の上がりにくい田んぼのはずなのですが、

ママさんたちが頑張っている田んぼは今年そんなことに左右されず

順調です。



このエリアはきれいな場所なんだけど

砂地で保肥力が非常に低い場所です。

今までも草取りを頑張ってみたこともあるのですが、

あまりいい結果に繋がらなかったのですが、

今年はママさんたちに渡した田んぼだけすごくいいです。



今までママさんたちとやってたとこは今まで通り順調です。



茎数も多いです。

今年は参加人数も増えていますので

昨年と同じ面積では1人あたりの収量が減ってしまうので

とりあえず近くの2.5反やっとけば

人数が増えた分はちゃんとカバーできるよと

今までの1.4反より面積広いじゃんと言う面積の草取りを頑張りました。

ここ2.5反の田んぼは昨年までの1.4反の田んぼより収量が落ちてしまうとこだったので

あまりおすすめではなかったのですが、

結果は予想を覆しました。

小さい草たちの除草を終えてからも



クサネム



アメリカミズキンバエ

が8月に入って稲より大きくなって顔を出し始めていたため



皆で来れる日に来てとろう作戦で



それぞれの都合のいい時間に来て



大きい草たちをドンドンとっていきました。

除草能力は昨年の3倍くらいになっているでしょう。



除草のおかげで無事、

8月19日には出穂が始まりました。

このエリアは除草してもなかなかいい状態にできなかったのに

ママさんたちの除草は気合いが入っているらしく

非常にいい結果へとつながっていきます。

子を育てるような気持ちでやっているそうです。

そりゃ敵わないね。

この砂地を自然栽培で克服するためには

ママさんの力が必要になりそうです。

このエリアの田んぼはまだあります。

いずれ人数が増えてきたらどんどん田んぼを渡して

現在の「部活のような田んぼ」から更に発展して

「自然栽培兼業農家」になれるのではと夢は膨らみます。





  


Posted by みどりの里 at 08:37 │お米イベント

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2016年06月24日

除草withグリーンママン



最初、田んぼを増やすかどうか迷っていたママたちでした。

手除草は大変だからできるだけでいいよと言って気楽に始めました。

少ししか進まないだろうと思っていたのですが、



ここ1週間くらいで4分の3は終わってしまいました。

毎回日を決めて皆で除草していたのですが、

皆終わらせるため

それぞれ来れるときに来るスタイルに変わっていました。



8時から10時くらいで終える人もいれば

10時から12時くらいでやっていく人もいるし、

もっと長くやっていく人もいます。

数日続けて来る人もいます。

「あと30列です」

とかメールで皆で報告しあってどんどん進んでいきます。

来るときも事前に連絡し合って来ています。

除草時期は田んぼが集会所になったかのようです。

とても理想的な形に進化しました。



皆が来てないときに

カモたちが除草を手伝ってくれていました。

カモも味方につけてしまうママたちでした。



  


Posted by みどりの里 at 18:42 │お米イベント

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2016年06月19日

自然栽培塾4と5



自然栽培塾除草編がありました。

2回の除草ではとても間に合わないので

河上さんたちがチェーン除草を塾の間にがんばってくれてました。

6月4日に自然栽培塾4があり、



手除草開始です。

このスタイルで除草を進めたいという磯部さんからの強い要望がありましたが・・・



農民一揆が起きかけたため

あえなく田んぼへ入ることになりました。

初めてのコナギ除草でもちゃんとコナギが浮いてきました。



そして6月18日自然栽培塾5です。

またまた手除草です。

手除草する前にとり方や雑草のことを話すのですが、

ヒエと稲が似すぎていることに驚愕していました。



全国から来てくれた自然栽培パーティーメンバーと手植えだったため

明確な条が作れず、わーとやってしまったため

ヒエが見つけにくいことや

条をうまく活かした除草機を使用できないこと、

歩きにくいことなど

やっぱり作業効率が落ちます。

皆が来て手植えしても

まっすぐ条を作れる方法を考えて来年挑みます。



磯部さんがこれだけ除草したと見せていますが、

左の小谷野さんの指がブルーシートからとったことを指しています。



たくさん草が浮いています。

自然栽培塾は実践で作業を体得する塾です。

そうやって体に覚えさせた作業は身につきます。

身につけば



除草を作業委託しているストレートアライブの今枝さんたちのチームのように



こうなってしまった場所を



短時間でこれくらいのきれいな状態に戻せます。

今年うちは準備が間に合った田んぼではこういうことは起きませんが、

春から借りた田んぼは

準備ができていないので

このようにヒエが多い箇所のある田んぼができてしまいました。

ずいぶん除草能力が高くなった今枝さんのチームは

非常にありがたい存在です。

自然栽培だと除草剤を使用しないので

こういった作業が必要になってくるケースもあります。

塾で体得した除草作業を駆使して

いい自然栽培米を作ってください。


  


Posted by みどりの里 at 15:56 │お米イベント

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2016年06月19日

自然栽培田んぼの田植えと除草



今年も田植え順調に終えました。



今年は根を張らせすぎないように

育苗期間は20日としました。

例年より5日短くしました。

ここで立派な根張りを見せれるまで待ってしまうと

苗が老化してしまいます。



これくらいでスタートしたほうが、

田植え機でかきとりやすいし、

根が切れるのも少なくてすみます。



今年は毎年収量が上げられない田んぼにサブソイラを入れてあります。

機械で踏み固めてしまった、田んぼの耕盤層を壊します。

やりすぎると機械がはまるようになったり、

水がたまらなくなってしまうので

今年は明らかに、田んぼが固くて収量が上がらないのだろう5枚に

サブソイラを入れてあります。

機械で土を鎮圧してしまう回数を減らすためトラクターを入れる回数も減らして

例年4回耕起していたのを1~2回に減らしてもあります。

どんな変化があるのかないのか

結果が楽しみです。



植えたら5日後にすぐ除草です。

除草機で田んぼを回ります。

今年は機械トラブルが多かったりで

作業がギリギリでした。

スロープで一回ひっくり返ってます。



吉田くんも歩行型とチェーンで、乗用の除草機が入れないところを頑張ってくれました。



昨年から始めた水の入れ替えもやってます。

全入れ替えをすることで

田んぼの隅々まで新鮮な水を与えることができます。

水は溜めて淀んできてしまうと

酸素が少なくなったりといろいろな要因で

稲が好まない水に変わってしまいます。



3回の除草を終えた田んぼです。

冬にわらを集めて焼いてあるので

稲株元のコナギは今のところ生育不良を起こしてくれてます。



今年は秋の草対策で水はまた深めの管理に変えてます。

昨年より少しでもいいから

平均反収を上げられるような手段や、

昨年と同じ時間を使っても

作付面積を増やせるような手段を

毎年毎年探し続けています。

こういった追求がずっと続いていくのだろうと思います。

今年は1ha田んぼを増やしてあります。

結果が楽しみでなりません。




  


Posted by みどりの里 at 13:53 │お米

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2016年06月17日

自然栽培稲作withグリーンママン3年目

3年目となったママたちとの自然栽培稲作。

毎年、必ず進化した内容にしようとして

今年は塩水選から体験です。



ちょうどうちの分も無門さん、ストレートアライブさんの分もまとめてやる日だったので



農福ママ連携という

過去になっかたであろう連携が偶然行われました。



しかも、流れ作業という作業体系を組んでありますので

昨年より量は倍になっているにも関わらず

昨年1日かかった仕事を半日で片づけました。

しかも、ママも障害者さんたちも互いにすごく楽しかったようです。

ママさんたちと障害者さんたちの相性もかなりいいようです。



そして播種です。



子どもたちの休みと重なっていたため前回より子ども主体で進みました。



子どもたちがかなり真剣になって

職人化し始めていて

ママさんたちは子どもたちに

「この箱はまだ土が平じゃない」とか

ダメ出しをいただきながら作業をするはめになりました。



そして



田植えです。

7名ほど参加者も増えてますので

1列になったらけっこうぎりぎりでした。



子どもたちも参加できたため

後ろの妖精2人が皆に苗を運んでくれてかわいかったです。



田植えが終わったら5日後に除草です。



機械植えで欠株のあるところは

補植もしました。

ママさんたちが燃える作業です。



参加者も増えていて

14aの田んぼでは物足りないので

みどりの里の25aの田んぼへの侵攻を決断しました。

広いです。

常に進化していくママたちとのプロジェクトですので

当然の結果です。



3回手押し除草をしますが、

2回目の雨の日の除草でも果敢にカッパ着て除草しに来ます。



ひっそりと静まり返った田んぼが当たり前の時代に

雨なのにここだけやけに騒がしいです。



車がとまりきれないです。



草たちもママさんたちの前では一気に壊滅しました。



皆が歩いた後は田んぼの中にたまったガスが出てくれるので

そのガスがたまった水を抜いて

また新しい水を入れてあげます。

このママさんたちの勢いなら

このエリアの田んぼを賑やかにするのは夢ではなさそうです。

自然栽培稲作を誰でも楽しめる場を皆で広げていきたいですね。





  


Posted by みどりの里 at 10:28 │お米イベント

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2016年05月22日

フォーラム後の田植え(自然栽培塾3)



50人以上いたでしょう。

20日のフォーラムの流れで

全国の福祉施設の方たちと自然栽培田植えです。

なんと場所はみどりの里の希望のイチゴハウスの隣です。



ヤマト福祉財団の瀬戸さんも初めて田植えをするのが

楽しみだとかなりやる気な服での参加です。



木村さんも曲がらないように植えるコツを教えてくれました。



昨年自然栽培田んぼを頑張った利用者さんが皆に説明してくれました。



苗は自然栽培塾で作ったあの苗です。



根もつまりすぎないところで田植えに持ってこれてますのでちょうどいいところです。

豊田市で進めていた豊かな田んぼプロジェクトから自然栽培塾が生まれ、

それを今回自然栽培パーティーに合流させた形になってます。



あの出なかった2枚はただの水が少なかっただけなので



あれからちゃんと芽が出てくれて



ちゃんと育ってくれてました。



田んぼも無事耕起をして水を入れて



2日前に代かきをしておきました。



田植えの始まり始まりー!



最初印をつけたヒモで植えるところを決めてやっていたのですが、

これでは1.6反終わらないのと

人数が多すぎて入れない人も出てしまうので



わーっという感じになりました。



30cm株間の30cm条間の1本植えという超疎植になってます。

せめて3本だろうと思ったけど

見てみたい気もしてやることにしました。

さすがに曲がって条間が空きすぎているところは

補植してもらいました。

私も疎植を取り入れて失敗したことがあってからは

疎植にはなかなか踏み切れなくなってます。

私が失敗したときは

田んぼ作りに失敗したときでもあったので

今回ちゃんとやるべきことをやった田んぼなら

いい結果が出せるかもしれません。

自分だけじゃ恐くて超えられない線も

皆でやると1歩進んでみれるもんですね。

どんな形になるか楽しみです。

この結果次第では

今後うちでも苗箱の枚数を減らせるので

貴重な田んぼですね。

また自然栽培塾で除草など管理していきますので、

遠くから参加してくださった皆様

安心しててくださいね。











  


Posted by みどりの里 at 17:11 │お米イベント

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2016年05月09日

自然栽培塾2

4月23日に塩水選、温湯消毒、浸種した

フォーラム後の田植え用の種籾が

30日にちゃんと発芽しまして



前回集まってくれた福祉の皆や生産者を呼んで

播種しました。

まずはうちで作っている床土を

苗箱に入れます。



3mmの厚さのアクリル板で作ったすりきり板を使って

床土を2cmほど入った状態にします。



種をまく前に

しっかり水をやります。

1回水が浮いてきたら、

それがしみ込んでからもう一度水をやります。

ここでしっかりやらないと播種後水をやらないので

発芽までに水が足りなくなってしまいます。



芽が出てきた種籾を110g/枚でまきます。

性格が出ますよー。



そして床土に燻炭を半分足したもので

覆土します。



プールに並べて



太陽シートをかけて



ビニールトンネルをしておきます。

まだ朝晩が稲にとっては寒いのでね。



そして5月6日にある程度伸びてきたので

シートをはがしてみると

出てないところがあります。



原因は見てすぐわかると思います。

播種前の床土に水をたっぷりかけずに種をまいてしまったようです。

この2枚だけ乾いているからわかります。

乾いた箱をよく見ると

なぜか中本さんの顔が浮かんできてしまいました。

そしてもう一枚の乾いた箱を見てみると

磯部さんの顔が・・・



鳥よけネットを張って

プールの板にビニールをかけてプールとしました。



5月9日現在

プールに水を低めに張って

順調に育ってます。



5月21日の農福連携田植えイベントに間に合いますように。




  


Posted by みどりの里 at 20:56 │お米イベント

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2016年04月23日

床土完成

11月からのスタートになって

出遅れた稲の育苗用の土ですが、



わら、米ぬか、土を混ぜて発酵開始して



なんとかこの状態にまでなりました。



軽度な障害のある方たちの就労支援をやっている

ストレートアライブさんに砕土と袋詰めをお願いしました。



昨年もやった作業なので皆もすぐ取り掛かってくれて



どんどん袋を作ってくれます。



今枝さんに機械操作を教えたので

これで全作業を任せられるようになりました。

この間に農業と福祉の会議が途中から入っていたのですが、

いつもなら行けないところが

なんと託して行くことができました。



帰ってきてみると

最後機械トラブルがあって少し残っていましたが、

ほとんどの量の袋詰めが終わった状態でした。

4tダンプ2杯分のの土です。

繰り返し作業をしていくことで

年々作業のスピードや精度が上がっています。

この土は稲だけじゃなく

野菜の苗用の土を作るときに

野菜に合わせてうまく配合すると

今年の苗くらいのものにはなってくれるので

大事な土です。

大事な部分を託せるようになってくれたので

すごくありがたい存在です。


  


Posted by みどりの里 at 22:06 │お米

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