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2016年07月09日

自然栽培イチゴ苗の葉かき

豊田の暑さから逃れるために涼しい山へ運んだイチゴ苗たちが

いったいどうなっているのか心配で

自然栽培イチゴ苗の葉かき

無門福祉会のみどりの里班の皆が

平谷村へ見に来てくれました。

親株からのランナーを切って

栄養分が親から届かなくなった苗たちが

ちゃんと生きているのか心配だったようです。

ランナーの先をポットにピンで刺しただけだし、

最後のほうで刺していった苗たちはちゃんと根を出せてたのかとか

豊田で毎日見れてた苗が

突然長野県の山へ持っていかれてしまって見れなくなってしまったので

とにかく自分たちがやった作業が

ちゃんと次に繋がっているのかが知りたかったようです。

自然栽培イチゴ苗の葉かき

ポットの中の根を見ると

苗たちがちゃんと自立できていることがわかり

よかったよかったと感動していました。

苗たちがもう自分の子どもたちのように思えているようでした。

自然栽培イチゴ苗の葉かき

持っていった苗たちは葉が茂りすぎていて苗の中が暗くなっています。

自然栽培イチゴ苗の葉かき

放っておくと光が足りなくて徒長してしまったり、

このように病気が出てしまいます。

自然栽培イチゴ苗の葉かき

1株の葉を2~3枚くらいにしてあげると

中まで光が入るようになるので安心です。

今回ポットの土にくん炭を混ぜてあるので

保水力は格段に上がって

例年と同じ水やりでは水の量が多すぎて発病がありました。

現在焦って、水の適量が今年はどれくらいになるのかとか

遮光シートの使い方などを見定めています。

見定めているときに病気とか出るとかなり焦ります。

でも病気が出ないと、

これはどうだろうという様子を見る期間が長くなってくるけど

病気が出ると、

これはダメとすぐ判断ができるので

作業は何をすべきかがすぐはっきりしてきます。

雨の日や晴れの日、気温の高い日などの環境が変わっても

いつもイチゴ苗がベストコンディションでいられるようにしてあげないと

自然栽培でも容赦なく

イチゴ苗は病気にかかってしまうでしょう。

それくらいイチゴ苗を無農薬で作るということは難しいです。

昨年は作れたけど

たまたま運がよかっただけだと思ってたほうがいいくらいです。

最近は毎日平谷で古葉とりをしてます。

病気予防に酢もまいてます。

苗たちは9月までここで過ごさねばならず

苗の老化も進むし・・・

まだまだ平谷村へ通う(片道1時間半)日は続きます。

大変そうに聞こえるけど

夏の平谷村は涼しくて最高です。




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Posted by みどりの里 at 09:19 │コメントをする・見る(0)いちご
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