2009年04月26日

発芽

あれから米は・・・

浴そうで浸種して積算温度が100度に近づくころ

5日くらいで芽が籾を割り始めてるのを見つけたから

発芽

こりゃやばいと催芽(芽を一斉に出させる)をしました。

浴そうに湯を張って、

湯が直接つかないようにすのこに足をつけて高さをあげて、

そこに籾袋を置きました。

浴そうにフタをして、湯気で穀温を32℃にしようとがんばりました。

催芽のときは酸素が必要で、

酸素がないと根が出てこず、芽だけが出てきてしまいます。

だから水から出して、でも乾かないようにこんな催芽をしてみました。

ほんとは32度の湯の中でブクブク空気を当ててやれればいいんだけどね。

一晩して、

発芽

根と芽が出てきました。

酸素あてないと芽だけがシュッと尖って出るからこんな感じにならないです。

発芽は何でも根が先です。

発芽

そんで種まきしました。

床土は思ったより少なくてぎりぎりの枚数になってしまいました。

作ってる中で、発酵により思ったよりかさが減ってしまったことや、

ふるいにかけたときに予想以上に減ってしまったのが原因です。

覆土には肥鉄培土の肥料無しを使ってます。

発芽

作っておいた苗床に苗箱を並べて発芽するまでシートを被せておきます。

シートはシート内を乾燥させず、温度も一定保ってくれる優れものです。

発芽

発芽して5mmほどになったらシートをはがしてしばらく水やりです。

そして1.5葉になったらプール育苗開始です。

発芽

とドキドキしながらやりました。

うまくいったかのように見えますが、

実は、

発芽

立ち枯れ病が1割ほどちらほら出てしまいました。

穴あき状態の苗がそうです。

ぎりぎりの枚数しかなかったので100%うまくいかないと足りなくなります。

うー、これはやばい。

ということでもう一度播種します。

こんなこともあろうかと種籾は余分に用意してあります。

でも土がないので肥料の入ってる購入した土で足りない分は補います。

まだまだ計画通り作業を進められないことが多いです。

思わぬ事態がよく起きます。

それでもそういう事態を一つ一つしっかり乗り越えていけば

必ず自分の計画通りできるはずと思ってます。

今回の床土は

発酵に使った米糠の量が多かったことや、

田んぼの取ってきた土が表土だったことが

病気を招いてしまったかなと思ってます。

床土の量が多ければこれくらいの病気の発生は問題にしなくてもよかったのになあ。

それでもこれらの問題点を次回はしっかり改善してますます発展させていきます。





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Posted by みどりの里 at 00:21 │コメントをする・見る(0)お米
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