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2017年01月20日

第3回農福連携実施研修

1月18日水曜日に

3回目の愛知県内の障害者福祉スタッフ対象の

農福連携実施研修がみどりの里で行われました。

第3回農福連携実施研修

圃場を回っていたら

やまのぶの山中会長が畑を見に来てたので

急きょ畑で会長の食の安心安全についての話しをいただきました。

食の安心安全に自然栽培や有機栽培などの無農薬栽培で

貢献していきたくなるような話しでしたね。

みどりの里の畑で皆に見せたかったのは

水はけの悪い畑をどんなふうに溝を切って活用すればいいかという事例や

前回皆で定植した山東菜が

第3回農福連携実施研修

無肥料無農薬の自然栽培でこんなに成長したんだよ

ということをまず見せたかったです。

自分で苗を定植したからこそ

育っていることを実感できたと思います。

第3回農福連携実施研修

そして無門福祉会からのみどりの里班が

昨年は足が悪いということでイチゴの管理などできなかった人たちが

今年は皆イチゴハウスに入って仕事ができるようになってます。

写真は平川さんがラディッシュの種まきに挑戦しているところです。

初めてのラディッシュ種まきです。

第3回農福連携実施研修

棒に5cm間隔で印をつけて

それに合わせて種をまいていきます。

この班で、ラディッシュ収穫出荷準備はできるようになってます。

そして種まきまでできてしまうと

みどりの里班が自然栽培でラディッシュを最初から最後までやれたことになります。

このラディッシュを収穫するときは

自分たちが種をまいて作ったんだという

自信や喜びに繋がるラディッシュになります。

第3回農福連携実施研修

もう皆何かしらイチゴ管理ができてます。

第3回農福連携実施研修

9月10月にえらい目にあったイチゴたちも

その後の皆の管理で

よみがえってきてます。

今回の実施研修でも

自然栽培によってイチゴが病気から回復できる姿を目の当たりにして

無肥料のイメージが覆っていったと思います。

ちゃんと無肥料無農薬のメリットデメリットも

なぜ病害虫が減るのかという理由も

しっかり話しました。

コツは無肥料にした代わりに

温度と水をしっかりその作物の望む量を毎日与えてあげることです。

これが肥料の代わりになります。

というか植物は肥料よりこれを望んでいます。

第3回農福連携実施研修

午後からは

重度の障害者さんとの農作業を見たい人は

磯部さんに連れられてわら焼き班と合流し、

第3回農福連携実施研修

農作業レベルを上げたい人は

レタス種まき班に分かれて実施研修をしました。

私は種まきの方を担当しましたので

皆に失敗しないコツを教えました。

だいたい失敗する人が必ずやるのが、

種をまいて土をかぶせてからその上に水をかけまくります。

これで種は窒息しますので

発芽しない環境が出来上がります。

種は発芽に必ず酸素を必要としますので

種をまく前に、水をかけて土を十分湿らせて

そこへ種をまいて覆土して終わりです。

覆土した後に水をやってはいけません。

発芽率が下がります。

あとは乾かないようにして

今の時期は寒いので暖かくしてやります。

これは初めての種まきで必ずひっかかるポイントです。

私もやらかしたことあるので

いつも種まきを教えるときはこれを必ず伝えます。

そして終わりに

今月23日の勉強会テーマは「農福連携」だから

絶対来てねと付け加えて

無事終了しました。

参加者の皆さん楽しい時間をありがとうございました。




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