2018年12月15日

第50回勉強会

11月26日に開催された第50回勉強会の内容です。



1人目は、ななちゃんファームの伊藤ななこさんです。

農ライフを卒業後

田んぼを購入して農家となりました。



今年はサトイモが大きく育ってくれました。

サトイモ品種は愛知早生です。

種採りを続けているあずきの種をほしい方がいればと

それも持ってきてくださいました。

農産物はやまのぶ若林店の産直コーナーに出荷しています。

みかんも皆に配ってくれて

どうもありがとうございました。



2人目はスイカと白菜農家さんところで働きながら

自分でレタスやジャガイモなどを減農薬でやっている林てるおさんです。

豊田でレタスを暑い時期に発芽させ、

育苗することができたとのことだったので

プレゼンしていただきました。



8月のお盆前にレタスをまいてもちゃんと発芽してました。



この紙でできたナウエルポットを使うと暑くてもうまくいきました。



サンプルを持ってきてくれました。



鎮圧するための道具です。



鎮圧中

鎮圧しすぎてもよくないです。



ひっくり返して、

下だと思ってた方が上になります。



種をここにまいて



全体に土をかけて






シートをかけて発芽を待ちます。

育苗時は朝と昼に水をかければ大丈夫です。

水をやりすぎるとカビます。



根がまかないことので老化しにくいことや

紙ポットなのでそのまま紙ポットごと植えれること。

小さい苗でも植えれるので

植え付け期間を長くとれることがメリットです。

暑い時期でも育苗できることもメリットです。



こういった資材情報は栽培方法はあまり関係ないので

どんどん出していただけると皆が助かりますね。



3人目はぽかぽかワークスの工藤勉さんです。

昨年から自然栽培稲作を始めました。

昨年は周りがあいちのかおりで晩生品種の中で

ミルキープリンセスという早生品種をやったら

出穂が周りとずれて早く出てしまうため

全部スズメに食われました。

残りはイセヒカリをやっていたのですが、

収穫を手刈りでやったため

2反に2.5か月もかかってしまい

だいぶロスがありました。

それを反省して今年はイセヒカリのみで自然栽培稲作に挑戦しました。



5/2播種

育苗土はみどりの里の育苗土を使っています。



勉強会で教えてもらった竹ぼうき除草を取り入れて

1回のところと2回入ったところとあります。



手除草は1回です。



代かきを2回やったら

昨年草で困った田んぼが草に困らなくなりました。



今年はコンバインを購入して稲刈りを進めました。



障害者さんたちも乗って収穫体験しました。

穂を見ると黒っぽい籾が昨年より多かったです。

これは暑さで皆そうなっているので仕方ないです。

6反で38.5俵とれました。

次は更に面積を増やして挑戦します。

今のところ発表者の中で工藤さんだけが今年の暑さの中で

自然栽培稲作で収量を上げれていますね。



4人目は遠藤翼さんです。



11月20日に収穫しました。

今年は自然栽培ジャガイモがすごくよかったです。



自然栽培2年目の畑です。

それ以前は耕作放棄地でした。

畝は上部が60cmの幅で

2条で株間30cmで植えしています。



品種は出島、シャドークイーン、グランドペチカですが、

これは出島です。

昨年から自分で採っているジャガイモを種イモ用に保存してます。

40~60gのジャガイモを切らないでそのまま植えます。

切ったり乾かしたりの手間を省くためです。

マルチを切ってそこに押し込むようにジャガイモを入れていくので

だいぶ浅目に植えています。

1cm覆土くらいです。



3本仕立てにしました。

そしたら今年は1個300gのジャガイモがたくさんとれました。

昨年は耕作放棄地の後で養分も多そうだったので

4本に仕立ててちょうどいいサイズがたくさんとれました。



11/20に収穫開始です。





スコップ作業なしで

収量は深く植えているときと差がないです。



5人目は無門福祉会の磯部竜太さんです。

福岡で自然栽培パーティーの全国フォーラムがあったので

少しその様子を話していただきました。

私も参加していたので

そのときにやったプレゼンの一部を皆に紹介しました。

みどりの里の農福連携の様子です。

11月21日の作業内容です。



みどりの里班は生活介護レベルの障害者さんも多くいます。

でもずっと鍛え続けてきたので

このチームはどんどん新しい仕事を覚えて

複数の仕事をそれなりの量をこなせるようになってます。



ストレートアライブの軽度な障害の人たちは

作業班と収穫出荷班があり、

作業班には時給で仕事を頼んで

収穫班は出荷販売の手数料を払うこで工賃としています。



普段は無門福祉会の畑をやっている自然農班です。

重度なメンバーが多いですが、

彼らは作業がたくさんあるときにみどりの里に呼んで働いてもらってます。

わら集めの作業もこちらが機械化したことで

障害者さんの小さな力でも大きな仕事ができるように工夫しています。



みどりの里の社員たちは

機械仕事や繊細な管理作業に入っていました。

1日にこれだけの仕事が進められるのが農福連携です。

障害者さんも職員も私たちも皆が役割を持って

一つのチームとなって仕事を進めていきます。

こういった事例をフォーラムでは紹介してきました。

どんどん皆で盛り上げていきましょうね。



6人目は安田喜治さんです。



4/19に播種



今年は保温シートなしでワリフのみべた掛けして発芽を待ちました。



9日で発芽しました。



5/4にワリフを外して



防鳥ネットして育苗です。



5/26田植え

20cmほどの丈が作れます。

これで深水に最初から耐えられます。



竹ぼうき除草です。



代かきを複数回やることと

深水を維持することで

草を抑えていましたが、

うっかり水位が2~3cmになってしまっていたところに

草がはえてきてしまいました。



深い水で管理できていたところは雑草を抑えれています。





ぬかるみがひどい田んぼは

出穂ごろから間断潅水をして地を固めていくことで

今まで機械が入れなかった田も機械が入りやすくなりました。

一見収穫がきちんとできたように見えますが

早生であるコシヒカリは暑さで大打撃を受け

1反で1俵半となってしまいました。

これも穂の中に実が入っていなかったです。

でも晩生品種のハツシモは

9月上旬出穂で10月25日から収穫しましたが、

反収5~6俵とれました。


今年は私たちのエリアでの自然栽培稲作は暑さで勝負になりませんでした。

自分の栽培方法が間違っているというよりは

温度があまりにも高すぎた影響を受けたんだなと

他の自然栽培稲作をやっているメンバーの話しで分かりました。

こうして情報交換をすることで

広い視野で今年の稲作を見直すことができ、

正確に原因も突き止められます。

更に来年へのヒントもいただけるので

今後の勉強会でも稲刈りが終わったら

その年の稲作情報を出し合っていきたいですね。

情報を出していただきありがとうございました。


次回は12月17日の第三月曜日となります。

18時半~20時
豊田市若草町2-6-8 「ほがらか」
にて開催します。

ネタはいつでも募集中です。

皆さんのご参加お待ちしております。


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この記事へのコメント
ジャガイモの種芋の件
今回の内容の中でジャガイモを自家採種をしているかの様な事がありましたが、ジャガイモにおいては種子検定を通ったもので検票がついた物のみを種子として販売をしています。営利農家においても一世代のみ許されていると認識をしています。理由は連作による病害虫予防です。法律を認識しているのなら構いませんが、自分達の主張や生産方法に置いて勝手にやっているのなら要注意かと思い投稿しました。参考になれば幸いです。
Posted by 鳥居和弘 at 2018年12月16日 07:56
昨日の投稿内容を見て、青果物として販売のジャガイモに関しては、病気やセンチュウ等の発生の危険性は別にして法律には触れません。ただ、種子用のジャガイモの販売においての内容なので誤解をまねく書き方をしました。生産者自身が栽培には問題がありませんが転売をした場合は問題があると理解してください。申し訳ありませんでした。
Posted by 鳥居和弘 at 2018年12月17日 16:01
鳥居様

いつもいろいろご指摘ありがとうございます。
至らぬ点は勉強させていただきます。
種子法などの件で種を採ることが企業によって制限されるんじゃないかと仲間たちは不安になってます。ジャガイモは大丈夫だよと分かれば、皆も安心して種イモ残せますね。ありがたい情報です。私もお米は種を採ってます。種を採る行為に今後制限がかからないといいなと思ってます。あらゆる種の可能性はいろんな農家や人が持ち、多様性を残しておいたほうが、安心して暮らせる社会に繋がるだろうなと私は考えています。
Posted by みどりの里みどりの里 at 2018年12月19日 08:25
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